初めてデヴィッド・ボウイに触れたのは中学生の時。既にスーパースターの彼から入り、後に過去の作品にのめり込んでいった。本作における全ての音声はボウイ自身のもの。極めて純度が高いドキュメンタリー。1人ダイ>>続きを読む
WWⅡ末期、ソ連軍の偵察隊は友軍の救援要請を受けある町の教会に赴く。しかしそこはあのフランケンシュタイン博士の孫が自分なりの平和理念を持ち、人間を様々な形態に改造する武器人間工場だった…。昭和を思わせ>>続きを読む
舞台は1968年五月革命期の南仏。長男ミルと共に暮らす当主の老いた母親が心臓発作で亡くなる。親戚一同が屋敷に集まるも、ご遺体そっちのけで屋敷の売却など相続の話に終始。そんな中、同地にも革命の波が押し寄>>続きを読む
凶暴なロシア人低身長症女性は、まんまとアメリカ人少女エスターになりすます。しかしその家庭で凡人は人のいい父親だけ。母親と息子はエスター顔負けのサイコだった…。13年前の前作で最も重要なエスターの正体に>>続きを読む
2人目の子供を授かり家族4人で幸せに暮らす女性。しかし雇った乳母はかつて夫の産婦人科医が主人公に訴えられて自殺。自身も流産および子宮摘出、更に全財産を没収され主人公を強く恨む女だった…。邪魔者を排除し>>続きを読む
児童福祉士に内定しているネガティヴで処女の大学4年生女子が主人公。サークルやバイト先の仲間、とある3年生女子との交流を持って自身の殻を破ってゆく物語。自分を客観的に見すぎる主人公に親近感が感じられた。>>続きを読む
ホテルの高層階にあるに入った男は、程なく窓から外に出て飛び降り自殺を図る。野次馬や放送局が集まる中、NY市警のネゴシエイターがやってくる。彼が望むのはただ一つ、自身の名誉回復だった…。早々に目的がはっ>>続きを読む
デロリアン遭遇の報告を受けて10年以上ぶりに鑑賞。約40年前の映画という事に驚き。改めて感じたのは空想SF映画にしては、コメディ要素を含めとてもオシャレな作品だという事。そして科学、音楽、友情そしてク>>続きを読む
2人の子供と暮らす夫婦が孤児院からとして迎え入れた里子エスター。しかし彼女はすぐにその邪悪な本性を里父以外の家族に向けはじめる。そう、欲情する女エスターの狙いは男盛りの里父だったのだ…。ジャウム・コレ>>続きを読む
公私に落ち目の俳優ニック・ケイジ。引退を決意し借金清算のために最後の仕事として招待されたスペインのマヨルカ島へ行く。同地でホストのケイジファン大富豪と映画談義で盛り上がり情熱を取り戻すのだが、CIAも>>続きを読む
1979年の夏、男女6人は自主制作ポルノ映画撮影のため田舎の農家に赴く。しかしそこは悪意に溢れた心臓の悪い夫、悪意と性欲に溢れた腰の悪い妻の老夫婦が住む忌わしい家だった…。トビー・フーパー初期作品群を>>続きを読む
主人公はアルコール中毒によるうつ状態で精神病院に入院中の男。外出をして友人や昔の知り合いに会いに行き、彼らと話をする。しかし主人公の欲する「愛」は誰からも得られず、そして誰も「愛」することが出来ない…>>続きを読む
主人公と姉の姉妹は幼い頃、父母が見ていた脳実験映像を見て以来不思議な光を遭遇するようになる。それは大脳のシルビウス裂を刺激すると幻覚が起き、人間の霊的進化の秘密を解き明かす可能性があるというものだった>>続きを読む
遂に鑑賞。希望しないファッション誌に配属された女性が、エキセントリックな女性編集長らに揉まれて成長する話。なるほど面白かった。興味深い世界のドラマで、コメディ要素や恋愛要素があり人生訓にもなる。メリル>>続きを読む
アントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン主演のシリーズ第2作。主人公は良き市民として生きる元凄腕エージェント。そこに協力者殺害を捜査していた元同僚女性が殺されたとの知らせがブリュッセルから届く>>続きを読む
大学1年生男子が先輩の女子学生、そして謎の男・黒服と出会った事により彼の日常が意味を持ち始める。だが黒服が計画する真夜中乙女戦争、それはイブの夜に東京を爆破するというものだった…。爆破シーンなど二宮健>>続きを読む
舞台は1980年代、チャウセスク独裁政権時代のルーマニア。主人公はルームメイトが受ける違法中絶を付き添う。しかし高度に依存され闇医者との接触を含め深く関わることになる…。いかにもパルム・ドール受賞作品>>続きを読む
パリの13区は再開発が進む小洒落た地区らしい。そこで出会う男1人女2人＋女1人の恋愛を描いたジャック・オーディアール監督作品。30歳前後という若者でかつ大人である年代。性的に最も活動的な時期とも言える>>続きを読む
落語の怪談噺「真景累ヶ淵」を原作とした中田秀夫監督によるJホラーシアターの一作。江戸深川の色男新吉が死んだ歳上情婦に祟られ、下総国羽生に移り住むも次々と女性関係で不幸な目にあうという物語。なるほどイケ>>続きを読む
ロシア人詩人はイタリア旅行の最後に温泉地を訪れる。同地で会った終末思想の男にある事を頼まれる。それを成し遂げれば世界は救済されると男は言う…。映像と音が素晴らしいアンドレイ・タルコフスキー監督作品を6>>続きを読む
アリゾナの牧場で家族を持ち幸せな日々を送るジョン・ランボー。だが実の子同様に愛おしむ娘がメキシコの売春組織に拉致されてしまう。単身彼女を救出に向かうランボー…。途中までメキシコの恐ろしさは異常…とか思>>続きを読む
リチャード・ギア演じる主人公はシカゴの法廷弁護士。同地のカトリック大司教惨殺の容疑者としてエドワード・ノートン演じる19歳の青年が逮捕される。主人公は彼の弁護を無償で引き受ける。そして誰もが青年を犯人>>続きを読む
世界中の都市で患者がゾンビ化するウイルス感染症が蔓延。ブラッド・ピット演じる元国連職員は対策を求めて発生地付近の韓国へ、後にインドそしてイスラエルへと向かう…。ウイルス感染ゾンビは既視感有りだが、その>>続きを読む
「感染」と併映されたJホラーシアターの一作。休暇帰りの道中、夫は電話ボックスの娘の死を報じる新聞を見た直後その通りの事故にあう。夫婦は離婚するが元妻は新聞について調べ、鬼形礼という研究者に行き着く。そ>>続きを読む
舞台はテヘラン。レンジローバーに乗った自殺願望を持つ男は、大金を報酬に自殺幇助をしてくれる人を探す。クルド人兵士、アフガン人神学生に断られた後に白血病の子供がいる初老のトルコ人博物館員と出会う…。博物>>続きを読む
庵野秀明監督による仮面ライダー・リブート作品。本郷猛の過去や緑川一家の葛藤など変更要素は主として物語の背景に関わるもの。観客への説明は最小限に延々と続く殺伐とした展開。登場人物の表情を含めて必要以上と>>続きを読む
トム・バーディー演じる主人公はチェチェン人マフィア経営のバーで働くバーテンダー。そこは裏金を集金するドロップ・バーになる事もある店。ある日バーに強盗が入り店の売上が奪われる。しかしそれは大きな事件の序>>続きを読む
軽んじられ無視されてきた28歳女性が主人公。一家3人を惨殺した犯人の表情をテレビで見た彼女は犯人にシンパシーを感じる。資料を集め、裁判を傍聴し、ついには拘置所で面会をする様になる…。脚本が素晴らしい。>>続きを読む
虫みたいな異星人に襲われ、一千万人の死者を出した地球。再来襲に備えゲームが上手い若者を兵士として養成する。そして天才と目される主人公エンダー少年は順調に各段階をクリア、仲間の力を借り遂に最終課題に挑む>>続きを読む
イプセンの戯曲を映画化した作品。舞台は鉱泉の恩恵に沸くノルウェーの小さな街。主人公の医師は鉱泉水の汚染を告発しようとするが、兄である町長、新聞社、そして町人から敵視される…。スティーブ・マックイーンの>>続きを読む
「輪廻」と同じJホラーシアターの一作。舞台は資金繰りに行き詰り、院長が夜逃げした破綻寸前の病院。その状況下で医療過誤が発生した夜、身体全体が壊死させるという未知の病原体に感染した患者が運ばれてくる。そ>>続きを読む
タイ東北部が舞台のモキュメンタリーホラー。女神バヤンの精霊とともに地域のために生きる霊媒女性を記録する目的で訪れた取材班。しかし女性の姪に異変が起こり、予想された女性から姪へのバヤン継承の記録へと目的>>続きを読む
アーネスト・ヘミングウェイの小説をジョン・スタージェス監督が映像化した作品。ほぼ完全に原作を踏襲している。即ち1人の少年に慕われるキューバの老漁師が84日の不漁ののち、巨大カジキマグロを足掛け3日に渡>>続きを読む
押井守が原案/脚本/監督を担当した初期作品。登場人物は旧約聖書・創世記のノアの方舟後らしい世界で生きる少女と青年。少女は何かの卵を抱え、青年は十字架の様な武器を持っている…。ストーリーは非常に難解で説>>続きを読む
若く妖艶な歌手を妻にした主人公が嫉妬心を燃やす相手は成金老人。しかし老人が殺された事から、主人公の幼なじみ女性を含めた3人が事件と関わることになる…。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によるサスペンス>>続きを読む
連れ子持ち同士で再婚した夫婦がお互いの娘を連れてキャンプに出かけるが、車を運転する父親は道に迷い怪しい村に入り込む。そこは生氏神だった娘を拷問してしに至らしめたことにより生じたクネクネの呪いを受けた村>>続きを読む
