ダメハムさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

60セカンズ(2000年製作の映画)

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普通に面白かったかな。まあ、盗みを正当化してるのはあれかもしれないけど、いまさら映画に倫理観を求めてもね。正直に言うと、あのベタなラストは嫌いじゃない。

汚れなき悪戯(1955年製作の映画)

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いやあ、これは泣いちゃうよ。キリスト教に信仰心がなくても純粋に感動してしまう。マルセリーノもかわいいけど12人の僧侶もいいね、特におかゆさん。前半はちょっと退屈だけど、ラストの修道院と大空のカットが素>>続きを読む

肉弾鬼中隊(1934年製作の映画)

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見えない敵に次々と殺されてしまう兵士たち。演出や人間描写は本当に申し分ないね、さすがジョン・フォード、心理ドラマとしてもなかなか。でも、あまりひねりのないラストには少し拍子抜け。

それにしても原題の
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裸の島(1960年製作の映画)

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ひたすら水をくんで畑にまく描写の繰り返し。一種の寓話だろうか。白黒の映像にせりふを一切排除した作りだけど、家族のつながりを描くのにせりふが必要ないのがよく分かるね。これこそ「生きねば」という思いがひし>>続きを読む

第五福竜丸(1959年製作の映画)

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ビキニ環礁の水爆実験に巻き込まれ被曝した漁師達を描く。ギリギリのところで人間賛歌をうたってるね。冷静に見据えた撮影は見とれるし、電車の中で乗客たちが遺族に礼をするシーンに感動。ラスト、米大使代理の無意>>続きを読む

午後の遺言状(1995年製作の映画)

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何かとんでもない映画を見た気がする。演出とせりふ回しが、まるで舞台を見ているような感じ。ずっと映像にくぎ付けにされたけど、これはどう評価すればいいのか。でも、杉村春子と乙羽信子の演技だけでも見る価値が>>続きを読む

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.3

悪党版アベンジャーズ。どんなクライムアクションを見せてくれるのかと期待していたら、ぶっ飛んでるハーレイ・クイン1人を除いて、ほとんどは正常な思考を持った、ただの元犯罪者だった。
後半は、なぜか急にファ
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硫黄島の砂(1949年製作の映画)

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本当に1949年の映画? 戦場シーンの迫力はかなりすごい。時折、実写映像を混ぜるから余計生々しい。火炎放射器って本当えげつないね・・・。そして、「JAP」と「NIP」の蔑称の嵐に閉口。でも、ジョン・ウ>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

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なるほど、宮崎アニメ要素のオンパレードって感じだね。話も特に真新しいものはなく古典的。内容もアメリカお得意の傲慢さ、自分たちは異文化にも対等に接することができるんだ、みたいな上から目線を感じてしまって>>続きを読む

ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

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十数年ぶりの鑑賞。子どもの頃から何十回となく見てきたけど、英語で見たのは初めて。なんか新鮮。作画のクオリティは言わずもがな。ころころと変わる表情豊かなアリスがかわいいね。魅力的なキャラクターといい、と>>続きを読む

豚と軍艦(1961年製作の映画)

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この生々しさはすごい! 豚が一気に解放されるシーンは最高だね。その豚のなだれに押しつぶされるヤクザの滑稽さ。そして機関銃で破壊されるネオン、その象徴のアメリカに70年以上も飼い慣らされてる日本人・・・>>続きを読む

ジャッカル(1997年製作の映画)

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これはなかなかひどい映画だね。ぬる過ぎる。最強の殺し屋がへぼ過ぎて目も当てられない。そして話のつまらなさをアクションでカバーしようとする気もない。リチャード・ギアとブルース・ウィリスの無駄遣い。よかっ>>続きを読む

カサブランカ(1942年製作の映画)

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魅力的な人物に印象的なせりふ、演出と見どころ満載。そして友情も。しかし、どうもイルザが好きになれない。男を手玉に取ってるようにしか見えなかった。ラストもちょっと都合良過ぎる気がするけど、よくできた素晴>>続きを読む

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

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終始ぽかーんでした。この映画の感想はこれで十分かと。陳腐なアクションに完全決着とはいかない落ちにも疑問。何も問題解決してないような。そして相変わらず無駄に長い。完全にミフネ隊長が主人公だったね、かっこ>>続きを読む

アビス/完全版(1993年製作の映画)

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いやあ、たまげた。これはジェームズ・キャメロンの最高傑作なのでは? 映像は本当に素晴らしいし、俳優の演技も見どころ。ラスト近くまでは、ほぼ完璧。その後が少し説教くさいのはご愛嬌ということで。あの白ネズ>>続きを読む

フライトプラン(2005年製作の映画)

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結構期待して見たんだけど、これほどがっかりした映画はないよ。犯人が分かってから話が急に面白くなくなり、後半は完全に失速。トリックや伏線なんてあってないようなもの、脚本もずさんだし、なめ過ぎ。母の愛を描>>続きを読む

麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

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何だかいろいろともやもやが残る。どうも演出がTVドラマの延長にしか見えない。もう少し犯人の掘り下げをして欲しかったな。まあ、内面と人間模様を描くんだから全てをすっきりさせることなんて無理な話なんだろう>>続きを読む

荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

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これまた邦題に突っ込みを入れたくなる。サム・ペキンパーの監督デビュー作だけど、それほど引かれるものは感じなかった。正直ご都合主義とも取れる展開がどうも・・・。ハッピーエンドのラストに文句はないけど、そ>>続きを読む

二世部隊(1951年製作の映画)

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1951年公開の日系二世部隊が奮闘する映画。戦後6年でこういう映画を作れるんだから、やっぱりアメリカはすごい。実際は差別で暗いはずなんだけど、結構コミカルに描かれていて面白い。最初「ジャップ」と罵って>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

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よくまあ、あれだけ下品な言葉を思いつくわ。前半は大いに笑い、もとい感動させてくれたけど、まさかあんなことになるとは。ラストシークエンスに憎い演出があるのもグッド。この狂気こそキューブリックの真骨頂!

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)

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よくあれだけの内容をコンパクトに収められたなと感心。後半のアクションもなかなかの見物で楽しめたけど、見終わってみると中身が全くなく、カタルシスもないこと気付く。海外ドラマでよくある構図だし、娯楽作品を>>続きを読む

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

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邦題が安直だが、まあ理解はできる。キリスト教的映画だけど、それほど説教くさくはなかった。でも、メッセージがありきたりで、こんな映画を作らなければいけないほどアメリカは見失い始めているのだろうか。荒廃し>>続きを読む

ザスーラ(2005年製作の映画)

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安っぽい。あの名作『ジュマンジ』には到底及ばない。物分かりの悪い弟に終始いらいらさせられた。それにテンポが悪く無駄も多い。『ジュマンジ』のような感動に浸れる余韻も全く感じなかった。CGも10年前の方が>>続きを読む

キャットウーマン(2004年製作の映画)

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なかなかのおばか映画。『ダークナイト ライジング』のキャットウーマンとは全然別物で驚いた。ラジー賞受賞も納得。見どころと言えばセクシーなハル・ベリーぐらいか。

アドレナリン(2006年製作の映画)

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何というおばか映画。設定がぶっ飛んでてよかったけど、もっとテンポに力を入れてほしかった。あんな終わり方をしといて続編があるっていうんだから正気の沙汰じゃない。

オーメン(1976年製作の映画)

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演出や雰囲気は好きだけど特に来るものがなかった。ピークは家政婦が首吊るシーンだったかも。でも、音楽は素晴らしかった。

聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実-(2011年製作の映画)

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ちょっと小ぎれいに作られ過ぎてる感はあるけど、おおむね冷静に戦争を描けていたのには好感。でも、映画というよりTVドラマ的構図なのが気になった。それと個人的には国葬シーンも描いてほしかったかな。

そし
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

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やられた。ラストまで全然面白くなくて、くじけそうだったけど、そういうことだったのか。某映画を思い出すけど、泣いてしまったんだからしょうがない。このぼんやりした感動は何なんだろう。しかし、あまりにも話が>>続きを読む