みぞさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

  • List view
  • Grid view

ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

大好きだった前作のリフオフのシステムバージョンアップで代わるものとして謎の金持ちによるデスゲームが催されるのトンチキで良かった。
前ほど歌唱でボルテージ上がらないなと思っていたが、通底テーマの「一生」
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.5

たぶん3回目くらい。健康に良い。
手元に「ブレックファスト・クラブ」を用意してから観よう。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

2.8

いじめっ子達の演技が酷すぎて死に様さえキマらないのに憤っていたけど彼らが去った終盤から俄然面白くなった。
事件の詳細と個々の心象が重なりながら徐々に明らかになるにあわせ狂気のボルテージも上がっていく構
>>続きを読む

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

大抵のモノローグは俳優と視聴者に対する不信だと思っているので例に漏れずこれも嫌いだな〜と思っていたのだが最後のが良くて全部良に転じた。
その場にある音しかない中でありながら、歌い出す直前の静寂のなんと
>>続きを読む

屋根裏の散歩者(2016年製作の映画)

2.0

原作を分かりきった上で、どう料理されているかを楽しむタイプのものとして鑑賞。
人物が名探偵含め誰一人魅力的でも醜悪でもなくモブと変わらない存在感しかない。
やたらバストトップばかり大写しにしてセクシー
>>続きを読む

ザ・ターニング(2020年製作の映画)

3.0

ラスト5分を観るまでは☆4超だった。
お屋敷赴任ホラーらしく湿っていて不気味で美しくて。
こういう生家としてのお屋敷ゴシックホラーが可能な最後の年代ってどこだろう、と考えるなどしていた。
百歩譲って結
>>続きを読む

バスタブとブロードウェイ: もうひとつのミュージカル世界/ブロードウェイとバスタブ(2018年製作の映画)

5.0

ドキュメンタリーオールタイムベスト。
トンチキワールド探検記かと思っていたら本人も想定外のところまで話が広がって人生讃歌に着地するダイナミクス。これだからドキュメンタリーは!
OPで既に大好きだったけ
>>続きを読む

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

2.9

続編のほうが面白くなるタイプ……?
ゴアもサスペンスもB級的軽快さ滑稽さも中途半端で、EDになってやっと目指していたトーンが見えた印象。

闇堕ちスーパーマンコンセプトは好きです。

プラタナスの樹の下で(2011年製作の映画)

3.4

総合的に美しい映画だという感慨は残るのですが"気付き"の瞬間があまりにも単純かつ唐突すぎて萎え申した

サニー・レオーネ ポルノスターの光と影(2016年製作の映画)

3.4

「19世紀の英国の価値観をインド伝統のものと考えた」
冒頭だけどこのへんの話ジャパンかと思っちゃった。歪さでは負けてないからな。
Mrinalini Sharmaの語る言葉がすべて、と思わせた後に枕の
>>続きを読む

愉快な人生(2009年製作の映画)

2.0

よくある踏んだり蹴ったり自業自得愚かオッサンの自己肯定物語で、その大筋はまぁ(どうでも)いいのだが、文化の違いで済まされないほど人物の行動が理解し難い。
お話の流れのために行動させられている感じ。
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

さして真剣に観てたでもないのに終盤で突然あほほど泣いてしまった悔しい。
強い光で霞がかった夢みたいな映像と本物の如くまで作り込めていないCGが美しい。
ジェシカ・ラングがとってもキュート。

本当のこ
>>続きを読む

悪魔のいけにえ レザーフェイス・リターンズ(2022年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルは一度軽くしか観てないのでちょこちょこあるだろうオマージュはよく分かってない。
理由とかいいからサクサク殺すぜ!という期待通りの展開に活きはいいが軽めのゴア、と、良くも悪くも想定通りでさした
>>続きを読む

勘弁してよ、お姉ちゃん!(2016年製作の映画)

3.4


お姉ちゃんのお洋服みてるだけでも楽しいし、だんだん可愛くみえてくるし、ぼくはおんなのこの呪いをとく話が好き

デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

3.9

類を見ない胸糞。
二度と観たくないが、何もかも術中にはめられたのみと思うと評価せざるを得ない。

カギ職人の借金(2016年製作の映画)

3.1

序盤ごちゃごちゃした印象は否めないし話の割に長いのだが物語の重なり方とテンポ感は好き系。

ゲームの時間(2015年製作の映画)

1.0

なんもわからんかったわ
意味の通る映画をつくる、というのはすごいことなんだなと痛感する。
EDで突然スイッチ入れられてもな………

俺たちインドのゴッドファーザー!(2016年製作の映画)

2.8

トルコなんか〜い
ヒロインより牛の曲に力入ってるの良すぎ。リフレインもあるし。ドンタチマッカー
ブラックユーモアで済ませてよいのか微妙な不敬度だが牛曲での力の入り様で許されてしまう……リスペクトを表
>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.2

だいぶ前に読んだ原作は、数少ない手元に残している小説。
淡々と肝を冷やされる展開と陰鬱な雰囲気があまりにイメージ通りで感動。役者も全員最高。
加えて、食・調理で人間を繋いだのもとても好み。モチーフ遣い
>>続きを読む

ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.3

定番事故の匂わせオンパレードでヒヤヒヤタイムは長めながらも、その助走に見合わない跳躍……という印象なのが残念。
シリーズとしていえば(4を観れてないが)人間関係とシステムの新たなパターンが良いアクセン
>>続きを読む

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

2.9

前作でシリーズ通底テーマを仕込んできたと思ったのにガン無視で悲しい。
ピタゴラも一歩外してくるのはいいがそれだけで、さして華もなければ山もない。
序盤が頂点。

教訓:ものを丁寧に扱えば少しだけ死を避
>>続きを読む

デッドコースター/ファイナル・デスティネーション2(2003年製作の映画)

3.4

前作の愛しき芋くささは残しつつも更に予想外のピタゴラスイッチとパワーアップした死体処理で魅せてくれる。
そして謎の男と死のシステムにやや厚みを加えたことでシリーズとしての軸構成も成功?

ノエル・フィ
>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

3.2

恐怖のピタゴラスイッチ♪
Xファイル感が最後まで満ち満ちてるように思われるのは先入観だろうか………
音楽、カメラ、モノの動き。
グロは控えめ、ハラハラさせながら一歩先で豪快に〆るグルーヴ感に"らしさ"
>>続きを読む

ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.3

下手にストーリーに厚みを出そうとせず不条理ワンシチュエーションに徹したのが良かった。
全くとまでは言えないが、場所の変化がほぼ無い中で飽きさせないのは描写は少なくとも説得力ある人物設計と死体バリエーシ
>>続きを読む

ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

2.6

ママ、暴れかけては冷静になるし、ハイジャック犯達も印象に残らずいつのまにか散っているので盛り上がりに欠ける。
要素は良いのに集合したら潰しあっちゃったかんじ。
エリアス、行動は苛立たしいが役者は良い。

TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.6

考えることがたくさんあるはずなんだけどまだ何を観ていたのか分かっておらず観る前に抱いていたゼッタイスキジャンの気持ちが強すぎるため冷静になるまではなんもわからん
わかるのは音楽に限らず全ての音と画が最
>>続きを読む

アナトミー(2000年製作の映画)

3.6

あまりに仰々しい音楽のおかげで実際より古く感じるが00年独はこんなかんじなのだろうか。
グロ的な怖さは冒頭が頂点で、あとはサイコスリラー的に追い詰められていく怖さ。
舞台となる国および土地がもつ"現実
>>続きを読む

ザ・トリップ(2021年製作の映画)

3.1

中盤でガチシリアススリラーに寄りすぎたことでコメディとしてのテンポが崩れてしまい取り戻すまで時間がかかったように感じたが、トイレのあとからはサクサクビチャビチャで良い。
明るいと色んなものがよく見える
>>続きを読む

誰も眠らない森 Part 2(2021年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

前作もそうだったようにスプラッタホラーの皮の中で曖昧な善悪と軽率な殺戮への皮肉が蠢いているのがみてとれる。
とれるが、壊滅的に面白くない。
イボイボピープル種の設定が、とても視点の違いってだけでは説明
>>続きを読む

ザ・ベビーシッター ~キラークイーン~(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「数少ないオリジナルを超えた続編」と言ってもいいのでは!?
前作もそれほどではないにしろ若干はあったB級ホラーお決まりの無駄なエロを完全に捨ててトンチキに振り切った妙作。
セックス描写も意味あるトンチ
>>続きを読む

ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

3.9

ぼくもセクシーデンジャラスなおねえさんとお留守番キッズになりたかった
コメディが途切れないのでグロはもっと過激だともっと好きだったかな
とはいえグロ突然くるから笑っちゃう

バイオハザード ヴェンデッタ(2017年製作の映画)

3.1

導入長すぎんかと思ったけど、通してみると人間ドラマの面が強かったので、かえってそれらしくてよかったのかもなと。
肌の質感が毎度進歩していてスゴイネ

バイオハザード ダムネーション(2012年製作の映画)

3.0

流し見気味。
レオンはかっこいいしJDはかわいいしCGは前作から格段に良くなっているが、ほか特に感ずるところがなかった。
バイオ向いてないのかもしれん。

バイオハザード ディジェネレーション(2008年製作の映画)

3.0

抑揚に欠ける気はするがキャラはみな魅力的
CGアニメ元々好きじゃないのに加えて人物造形はCGにおける一番の課題という思いを一層強くさせる出来だったけど光の描写は美しいなと思った

バイオハザード(2002年製作の映画)

3.6

ただしい00年代!
ちゃんと観たのは初めて、ゲームも未プレイのため相違点とかは知らない。
なので先入観かもしれないがところどころで濃いゲーム味がするものの、前後のドラマとの切り替えとバランスがよくて気
>>続きを読む

DOOM ドゥーム(2005年製作の映画)

2.6

パニックSFとしてもゾンビとしてもアクションとしても微妙
細めのロック様も素敵