みぞさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ガール/その女(2020年製作の映画)

3.9

6歳の自分を捨てたクソ親父を殴りに廃れた田舎町へ行ったらそこは……
抑えたトーンの映像が町心身の廃れっぷりと相まって美しく、見せ場らしい派手な立ち回りも無く淡々としかし緊張感をもって展開する物語もそれ
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アリババと七人のこびと(2015年製作の映画)

2.8

ネトフリで観るトルコ映画に何故かありがちなポンコツおじさんのトラブル巻き込まれコメディ。
中盤からの唐突なジャンル追加にうっかり脳が喜んでしまったが、そちらに振り切るほどではなく、当初のテンション感の
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

何か政治的寓意がありそうにも感じるんだけど何も知らない私には何も分からない。
タイトルありきで見ているのでそれが明確に展開するのを待つのだが、まずそこまでに1時間かかる。途切れ途切れに観たせいもあるが
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刺青 背負う女(2009年製作の映画)

2.9

谷崎の刺青は何もかもどっかいった。
それを置いてすれば、ゆるふわヤクザものではあるがこれまでに観た刺青映画化の中では比較的まっとうに「刺青」に向き合っており、入れる絵も良く、体も綺麗で映えている。ただ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.2

流し見。SFにおけるブレードランナーのようなもので、高機能サメパニックに慣れた頭では幾分"普通すぎ"に感じるかも。
強そうな顔ぶれ、誰が残るのか分からない展開、豪快な喰いっぷりにはニッコリ。

ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち(2021年製作の映画)

3.2

配信終わりそうというので。
前日譚と知らず、語り部が出てくるのを待ってたら終わった。
人物関係も(そもそも苦手なのだが)把握しづらいまま、さしたる波も無く、単独映画としては特段観るに値しない。
はじめ
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

Halle Baileyがかわいくてアリエルの歌声であることに全く異論は無いがとにかく演技が物足りない。PoyWはじめ、陸に上がってからもやることが異常=おもしれー女なだけで、惹かれる要素として本人の>>続きを読む

刺青 匂ひ月のごとく(2009年製作の映画)

1.8

開幕2分で噴飯ものと分かっていながら観るのをやめたら負けな気がして………
密かに焦がれる官能の象徴がソシアルのラテンとクリムトなのも短絡的でクソダサい。
絵でアップになるのが胸と股間なのにも幻滅。刺青
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デトロイト・メタル・シティ(2008年製作の映画)

3.0

特定ジャンルへの偏見を妄想拡張して笑いにもっていくのが向いていないとよく分かった。
しかし渋谷のキャフェや農業指導、東京マラソンの図は多少寒かろうがどうしたって面白いし、なんかいい話風に落ち着いて概ね
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デイ・シフト(2022年製作の映画)

3.2

実力はあるが問題児の〇〇、別居中の娘と引き離されるのを阻止するために大奮闘!
相棒は優しくて頼れる先輩…じゃなくてカタブツのお目付け役!?最近越してきた隣の美人はなんだかワケありげで……
今度の敵はな
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ラブクラフト・ガール(2013年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

倫也が良いぶんの☆。変な台詞ありえん動きなのに概ね自然になるのなんで?
10年前とはいえアウト行為怖すぎではあるが………
ふわふわしてる人と安定の社長もよかった。
脚本では唯一、ボスのご都合展開もよか
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SUSHI GIRL(2012年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

旭日旗を前に結い髪の女が全裸で銃を構える、その一瞬の美しさのためだけに存在している。
あるいは千葉真一のヤクザに憧れた人が自分の畑でそれっぽいものを作りたがってやたら豪華キャストを集めてしまった、か。
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

また(BPWF参照)かよ

てめーはアリを怒らせた
奴は我々nカーンの中でも最弱……
はちょっとおもしろかったが、通しては笑いどころのないコメディというかんじ。
アントマンにおける大小の醍醐味は周囲が
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

評価云々できないのは置いて気になるのは、最近のMCUこどもが前線に出されがち、いちいちマスク外すオコエ、スローモーション多め、あたり。戦争はつらいね。
ドーラの物語がかなりカットされてたのはかなしい。
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

豪華キャストの割に元の印象が薄くて期待してなかったけどアイデンティティものとしては好き系。クライシスは少なめだけど…
ラストバトルも美しいのだが鑑賞後の印象がパッとしない。
一気に仲間集めるとごちゃつ
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

シェイクスピアで生を得たベン・キングスレー!!!!!!
前半のアクションはかっこいいには違いないのだが、どっかのアジア系主演映画でみたような展開で、天下のディズニー様がかっこいいアジア系メイン映画作っ
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エデン、その後(1970年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

私がこれを理解できないのは教養がなく心がなく流し見していたからですが、オッサンのオナニーを強烈に感じるので理解できないままでいいかなと思っている。マクベスのとこだけおもしろかった。
動く絵画としては大
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ラスト・ドア(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ウォーキングデッドが存在する世界。
ゾンビ知識は防衛に生かせ。
日本キービジュがクソダサいが本編はおしゃれイタリアンで、画は美しいし音も良い。ポップ暴力あり。
ドアを開けて一人飲み込まれていったらうわ
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ゾンビの怒り(1973年製作の映画)

2.7

軽快な音楽にのせた殺戮、そこそこのゴア、突然のセクシー、つまり現代の王道。
妙にお洒落な音楽が冷静な判断を妨げる。
OPでかなり期待が高まったが、期待通りだったのは音楽のある部分のみ。
とはいえ、中盤
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私はゴースト(2012年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

("彼"の目元を除いて)ビジュアルがとても良い。メインビジュアル大好きだし、インテリアが大変美しい。撮影は正しいか判断しかねるが画質は正しい。
地縛霊の謎解きを霊目線でやるのも新鮮。しかし肝心な部分が
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オー・マイ・ゼット!(2016年製作の映画)

4.1

日本製ゾンビ映画としてはアイアムアヒーローに次ぐ傑作。
天気の良い日曜日のお昼にぴったりですね。土曜には感染家族。

ハーフゾンビ DEAD or ALIVE(2014年製作の映画)

2.0

話は期待してなかった通りにつまらないのだが、半分過ぎたあたり(体感2時間)からその緩さも愛しくなってくる。ただ全員演技は下手なのがキツい。またセクシーで推すにはセクシー不足。
「お金持ちの家」が小さめ
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エンド・オブ・ザ・アース(2013年製作の映画)

2.8

逆張りクソ不謹慎ネタ満載でそれは全然いいんだけど普通に面白くない。嫌うほどでもなくただ普通に面白くないだけ。
黙示録ネタに何も説明がないあたり特定文化圏向けなんだけど、ならもっと畳み掛けてもよくないか
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.1

なんだこのクソみたいな副題は
終盤の種明かしまでが盛り上がりに欠け、前置き以上の意味を見出せないように感じた。
アイディアと造形は最高。
子供が割を喰う、という話において子役の心身の健康が損なわれてい
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華魁(1983年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

谷崎ならそうと言っておいてくれればもっと早くに観たのに!!!!!!!!!
目玉としては本番×谷崎『刺青』×『人面疽』(の劇中劇)+浮世絵春画なので、いずれかに執着があればそれなりに楽しく観られる。
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怪談昇り竜(1970年製作の映画)

3.7

ポップでキッチュな女任侠!
怪談もアングラも意味が無かったけど絵面がよかったのでヨシ。

藤田五郎の姐御(1969年製作の映画)

2.8

死んだ夫を想いながら入れた墨がダッセェの最悪だろうが
でも目の据わったひろ子さんと小林旭はかっこいいですね

バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.4

行きて帰りし「アリスの物語」なのは良いが旅の仲間への敬意がなさすぎる

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.4

二作目以降いちばんよかった前作より良かったけど3.5ってほどの気分ではないかな!同窓会たのし〜!
でもジルぴは圧倒的に黒髪がよかったな〜

バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

シブヤマルキューシュリケンカタナ!吹替みたいな日本語!は最初だけ。東京編必要あった?
思ってた以上にプリズンブレイクだしマトリックスで笑っちゃうが、二作目以降の中では緩急と各キャラ扱いにおいていちばん
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.1

またストーリーが薄くなった。
前作からの飛躍が説明されるまでが長くて、なんか見逃したかと焦っちゃった。
ゾンビものの醍醐味のひとつにゾンビ化確定した仲間をどう扱うか、本人はどうするか、というのがあると
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バイオハザード II アポカリプス(2004年製作の映画)

3.3

Sienna GuilloryがCGみたいな美しさ。CGでは?
映画としては繋ぎぽさが否めず、アクションのスローモーションなどはキメキメで笑ってしまうが、大作ってこうだったよなぁなどと思う。

スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

単なるテレパシー(およびそれに付随してエグゼビアがやってそうなこと)に留まらず同化か融合か何やら云々できるなどチートすぎるスキャンなる能力。
クローネンバーグのXFC。(?)
受話器持つだけのハッキン
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.8

-0.1:演出意図の感じられない使い回し
-0.1:モーキャプのきもちわるさ
でも映像の不十分さがこの映画においては却って「音楽を信じている」ことの強化になってしまい
布マスクが変色した

グレンとグレンダ(1953年製作の映画)

4.9

映画としてそんなにおもしろくはないはずなんだけどそんなん全部どうでもいい