n0701さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

2.7

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15年前に起こった殺人事件、そして3年前に失踪し、火災現場から骨が見つかった殺人事件。2件の事件が一人の完黙した容疑者を起点にして絡み合う物語だ。

3年前に失踪したのは、歌手デビュー目前の19歳の女
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

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三上は妻を殺そうとした男の腹部を11回刺し、相手が死ぬだろうとわかっていながら止めなかった。それは未必の故意として、殺人罪が立証され、前科10犯だったこともあり懲役13年の刑が確定した。

彼は4歳で
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.4

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山から採れる石炭を求めて多くの人が集まり、やがて採れなくなり仕事がなくなり、人々は仕事を求めて去っていく。街から仕事がなくなれば人が消え、やがて街には番地さえもなくなってしまう。

そんな町を離れられ
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AVP2 エイリアンズVS. プレデター(2007年製作の映画)

1.0

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駄作中駄作。
1はまだ見れたが、いざ地球にやってきた2はゴミカスだった。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

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太陽から射す光が木々を覆う新緑から零れる。
その木漏れ日は、1つとして同じではない。

男は掃き掃除をする音で目を覚まし、布団を畳み、植物に水を与え、歯を磨いて、缶コーヒーを買う。早朝、仕事着に着替え
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.2

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SONYの映画だなぁという感じ。

きれいにまとめてはいるが、鼻に付く洒落っ気とセンスの押しつけが気に入らない。

物語は、法皇直下のエクソシストが、管轄外の外国で過去に因縁のある悪魔を退治するという
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.6

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思ったとおり、「玉田・雪折」物語になってしまっていた。結果的にその物語は良かったと思うし、玉田物語は秀逸だとは思う。

しかし、肝心の大が果たしてあれが正解なのだろうか。シリーズを通して語られるのは、
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オブリビオン(2013年製作の映画)

2.8

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お金がなかったのか、全然登場人物はいない。
トム・クルーズとモーガン・フリーマンの映画だ。

物語は、NASAの宇宙飛行士の地球外生命体との接触から始まる。トム・クルーズと女性の飛行士は宇宙人に囚われ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.2

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レボリューションでネオとトリニティ、モーフィアス等、戦争に貢献したほとんどの者の死と引き換えに、人類は機械に勝利した。

しかしその後、アーキテクトの交代と共に機械の世界でも変革を迎える。巨大なエネル
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.2

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記憶をなくした総理大臣が過去の自分と決別して改心する。そこに渦巻く諸案件もなんやかんや解決する。

ううむ。痛快ではない。喜劇だ。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.1

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司令なきミッションとして、イーサン・ハントがお国のために働くという無理のある設定だ。

さらに、手助けなしと言いつつ、旧組織の隠れ家には大量の銃火器が置いてあったり、優秀な人材がフォローに入ってくれた
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ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

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結婚してなおミッションをこなすイーサン・ハントは、悪の親玉を確保し尋問した際に敵方に氏名を知られる。

敵はその氏名から妻を誘拐し、いわゆる「ラビットフット」との交換を迫る。この「ラビットフット」が何
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.0

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何年ぶりか視聴。
イーサン・ハントが組織のリーダーではなく、一歯車として動いているときの話。
物語の根幹にあるのは諜報部員の裏切りと内部分裂だ。これはその後、ゴースト・プロトコル、ローグ・ネイション、
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RRR(2022年製作の映画)

3.0

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イギリスに占領されたインドの苦悩と祖国、民族の開放が物語の主軸だ。

だが、あまりにもインド賛辞に傾倒しており、寒い。
ダンスが寒いとかそういうことではなく、イギリスをインドの次元までレベルを下げさせ
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.3

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摩訶不思議な話だ。
あるトウモロコシ畑の主の男は謎の声を聞く。
「それを作れ、彼がやってくる。」

結論から言うと、このトウモロコシ畑の主は父親との間に確執があり、解消しないまま亡くなってしまったこと
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

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何がおもろいねんこれ。

まず、敵の目的が不鮮明。
あとやっている事が小規模かつ狭い世界!
人類と言いつつ、数十人程度の規模でしか争いは起こらない。格闘シーンは正直練られていない。

仮面ライダー1号
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

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難解だ。

昭和よりさらに前、隕石が落ちてくる。
ある田舎の金持ちの庭に隕石は落ちる。そこには歪な形状の石が残り、その家の主は隕石を覆うように家屋を建てる。
家の主はやがて、その隕石の持つ不思議な力に
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.3

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いわゆるゾンビが世界を征服し、たまたま生き残った人間がどのようにして生き残るかという「バイオハザード」の亜種だ。だが、特にゾンビから世界を救おうとしていない。

ある男は生き残るルールを作っていた。
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

3.1

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読者が物語に介入するというえらく文学的な物語になっているが、ストーリーは単純だ。

いじめられっ子の少年は母親を亡くし、本ばかり読んでいた。学校では提出物を出さず、クラブにも参加しない。人生の下り坂を
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ハンニバル(2001年製作の映画)

3.9

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グロテスクな表現と語られなかったハンニバルの暴力性が描かれている。

ヴァージャーは医師であるハンニバルの前で顔の皮膚を自ら剥ぎ、犬に食わせる。
顔の傷に喜びを得たヴァージャーはハンニバルに頸椎を折ら
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

まず長い。
そしてカムバックというオチだが、どう考えても助からない。

舞台は日本。化学兵器から人類を救うというストーリーだ。長い割に内容が薄い。

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これはハンニバルレクターがクラリススターリングに出会う直前の物語であり、なぜ逮捕され収監されていたのかという問題の答えとなる物語となっている。

あるフルートの音楽家が殺され、彼はその体の一部を他の音
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

5.0

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映画史上、最も完璧な映画だと思う。

物語は遡ることクラリス・スターリング捜査官が10歳のとき。幼くして母を亡くしたスターリングは急に警察官である父を失う。その出来事は深刻なトラウマとして彼女の根底に
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まず、階段からズッコケたり、そのせいで自分の居場所がバレて殺されかけたり、予定調和な感じが死ぬほど嫌いだ。

それから、このクソほど狭い世界の中で起こった惨劇において、被害者の金持ち家族はただただ一方
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

マーティンは変わった不動産屋だ。
彼は執拗にカップルをとある新興住宅地に連れていこうとする。

結果から言うと、このマーティンはただのマーティンという役職であり、彼は自分自身の代替を人間に育ててもらう
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

言うまでもなく難解だ。

物語の根幹にあるのは「アルゴリズム」と呼ばれる、時間を逆行させる装置である。
しかしそれは手段に過ぎない。
また、この手段を用いて何を目的としているのかを見失うと意味がわから
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

クソ映画。

これまでの作戦はなかったことになり、変なターミネーターと年をとった高齢ターミネーターと年を取りすぎたサラコナーがクソみたいな戦いをする。

ひどいなぁ〜

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

寒い。

ただひたすらに寒い。
SONYは映画を作らないほうがいい。

新聞記者(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

クソ映画だと思う。
いわゆる反政府プロパガンダ以外の何者でもない。それに悲しいかな「ガス兵器は言い過ぎだけど、政治的圧力や政府の陰謀は少なからずあるよね。」という落とし所を用意することで、意識的にガス
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ミッション:60ミニッツ(2017年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

いわゆる見なくていい映画だ。

何千万煎じか?という内容だが、一応書いておくと、工事現場の作業員の男は、いつも通り職場の仲間と1杯飲んで家でテレビを見ていると、アンテナの障害でテレビが映らなくなる。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

人生とは近くで見ると悲劇だが、遠くで見ると喜劇であるとはチャップリンの有名な言葉だ。

その喜劇をジョーカーの名前を借りて表現したのがこの映画だ。

果たして何がおかしいのか分かるかい?と言わんばかり
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.0

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あれ、君クロエちゃんだったの?

という感想だ。
元軍隊所属のワケありなオッサンがロシアン・マフィアを叩き、組織をひとつ壊滅させるというお話をオサレに描いている。

ショッピングモールとかホームセンタ
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少林寺(1982年製作の映画)

3.0

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ジェット・リーが見たくて見たら、クリリンだった。

少林寺は寺だ。それは日本の寺と基本的には変わらない。だが、少林寺は鍛錬のひとつとして、拳法を取り入れ、この映画では様々な拳法を見ることが出来る。
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.4

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夢も希望もない話ではある。

あまりにも資金を提供しない国に対するアンチテーゼとも言える。
つまるところ、脱法薬物を売りさばいて金にしていた大学教員は他にもいて、彼らは、自分の恋人がお粗末な設備のせい
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いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

超胸くそ悪い結末だ。

前作で脱法薬物を作りまくったメンバーは今回は警察の協力として、違法薬物の取り締まりに尽力する。

メンバー全員はこれまでの犯罪歴をチャラにし、なおかつ、釈放されるために30種類
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ソウスリャナンデモ
キープイットグリージー

唐突に出てくる日本語。別に親近感はない。

物語はクソみたいな理由で長期契約を断られた大学教員と、同じように大学での研究生活を追われた元天才たちが純度の高
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