このレビューはネタバレを含みます
ソウスリャナンデモ
キープイットグリージー
唐突に出てくる日本語。別に親近感はない。
物語はクソみたいな理由で長期契約を断られた大学教員と、同じように大学での研究生活を追われた元天才たちが純度の高い脱法薬物を売りさばく話だ。
メインはラストの人質と薬物の交換だ。
人質はクビにされた教授の彼女で、彼女には子どもができていた。交換する薬物は教授が秘密裡に作っていた脱法薬物10キロ。人質にしたのは、元研究者でヤクの売人に転身した先輩売人だ。
だが、薬物を生成できる男は警察に捕まっていた。
要するにこの状況をどのように打破するのか、ということがこの物語の根幹だ。
さて、薬物を生成するために薬局に強盗に入り、いくつかの薬物を盗もうとしたが、身元がバレてしまい、テンパって持っていた銃を誤射して店員を傷つけてしまう。
彼らは青年をトランクに連れ込み、短期記憶を消す薬物を生成し、飲ませる。
そして財布に唯一残っていた薬物だけを頼りに作戦を立てる。
つまり、薬物が本物かどうか確かめるその1つだけ本物の薬物に使用し、後は佐藤を固めたものだった。
そして、売人のトランクに薬局の店員を入れておき、その情報を警察に売り、逮捕後の情状酌量の余地を得て、なおかつ、仲間たちの逮捕に目をつぶってもらうというものだ。
うーん。
どうやら三部作らしい。