prmlscrmynさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

営業1∞万回(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

予想していたよりも内容しっかりしてて楽しめました。
旅館のみんなが猟銃で皆殺しになるのは割とショッキングな映像かも。その後の主人公の行動はまんま「恋はデジャブ」。

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

4.0

暴力の時代から法の時代への転換点を描いた興味深い作品。
準州から州に格上げするために一堂に会してワーワー言ってる様は見ていて、ほとんどただ騒いでいるだけなのに熱くなります。こうやって権利を勝ち取ってい
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

ジェットコースターのようなアトラクション感覚で見られて楽しい!スーパーマリオブラザーズだけでなく、マリオカートもフォローしていて、CGのクオリティもとても高く、本当に存在してそう。ピーチ姫はちょっと違>>続きを読む

生きたい(1999年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

三國連太郎演じる、よく「しくじる」老人と、大竹しのぶ演じる躁鬱病の娘。老人ホームを現代の姨捨山だと称して行きたがらない父に、何かと面倒をかけられる娘はさっさと入れと迫る。
深刻なテーマでありながら、ど
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.3

確かな演技力で絶大な人気を誇る俳優、鈴木亮平の初主演作ということで鑑賞。
体の仕上がり具合が素晴らしく、ポーズの決まり方も尋常ではない。
安田顕の仕上がっていない、ムダ毛処理もしていない体もまた、禍々
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タージオ(ビョルン・アンドレセン)の美しさに圧倒される。主演のグスタフを演じるダーク・ボガードの演技も見事。話しかけたいのに話しかけられない、妄想の中ですら緊張しまくっている。
友人と芸術論をぶつけ合
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セッション(2014年製作の映画)

4.3

J.K.シモンズ、本気出したらこんなの怖いのか…。
ネジの外れた指導教官と、それについていこうとする、向上心あふれる若いドラマー。だんだんドラマーの方もネジが外れていく様がリアルで恐ろしい。
最後のス
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.6

撮りためていたものを鑑賞。息子が「怖いのはイヤ、感動するのもイヤ(!?)」とのことだったので、ジャームッシュなら要件に当てはまるだろうということで、家族で鑑賞。
登場人物の異なる3つのセクションからな
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キャスパー(1995年製作の映画)

3.6

キャスパーとクリスティーナ・リッチがかわいい!それだけで見る価値あり。
ゴーストバスターもお手上げの幽霊屋敷に、幽霊研究家とその娘が泊まり込みで駆除を前提の研究を開始、それをキャスパーとおじさんゴース
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

一般公開された「幕前〜第一幕」を見て、あまりのゴア表現に「誰に見せるねん(子ども切り捨てすぎ)」と思いつつ、NHKのドキュメンタリーも見たらやっぱり気になります。
劇場ではたくさん特典をもらえましたが
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.3

なんで撮りためてたのか分からないまま鑑賞。
結果、めちゃくちゃいい映画でした!
ドイツ人夫婦?がアメリカを縦断中、喧嘩したのかしてないのか分からないが、女性の方(ヤスミン)が車を降り、ひとり砂漠を歩き
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

舞台の照明係の照生と、タクシー運転手の葉の恋物語。すでに別々の道を歩んでおり、たまたま葉が照生を見かけたことで、「ちょっと思い出しただけ」。
照生の誕生日を軸に、一年ずつ戻っていくことで、ぎくしゃくす
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ラテン系移民の人たちの夢と苦悩が描かれていて、やはり人種差別は根深いのだなと思い知らされる。路上やプールでの大人数ダンスは圧巻だし、心情を歌い上げる歌唱もとてもよかったです。
美容院のガチャガチャした
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

息子が突然ワンピースにドはまりし、その息子のチョイスで鑑賞。
唐突にウタ(Ado)のコンサートからスタート、そのまま前半は歌づくし。噂には聞いていましたが、観客側はあまりに唐突すぎてついていけないので
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

評判がよかったのである程度期待して観ましたが、期待以上の面白さでした。
前半は吉岡里帆演じる新人監督の鬱屈した日々がしっかりと描かれたため、後半の行城(榎本佑)の言葉が効いてくる。
競いあうアニメ監督
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私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ホイチョイ三部作の一作目。ホイチョイって響きがいいですね。
ダンディズムが溢れ出る以前の三上博史が、不器用な青年、矢野を好演。お相手は原田知世で、時をかける少女の4年後。初々しい感じがとてもよいです。
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スタッツ:人生を好転させるツール(2022年製作の映画)

3.5

最初はジョナが自己開示を恐れてうまく踏み込めないが、徐々に自分のことを語り始めてうまく転がり始める。このあたりの流れは実際のセラピーを思わせる。
基本はモノクロだが、訳あって一度カラーになり、ウィッグ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.3

真夜中の同じ時間、タクシー運転手とその乗客達との他愛のないようなそうでもないような夜を切り取った5つの物語。
①ロサンゼルス
タバコを咥えながら、雑だけど嫌じゃない接客をする運転手にウィノナ・ライダー
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.5

戦争映画として名高い本作、録画からかなり寝かせての鑑賞でしたが、観てよかったです。
冒頭のひまわりが広がる光景が映画への期待を煽ります。
ジョバンナとアントニオのおバカなカップルは男性の出征を遅らせる
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ブロンコ・ビリー(1980年製作の映画)

3.9

イーストウッドが監督・主演でカウボーイに扮し、失われつつあるアメリカを描く。
…などと言えば格好いいし、確かにそういう狙いもあるが、ただこれやりたかったんだろうな、みたいな台詞やシーンのオンパレードで
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今回も気持ちよく騙されました!
いつもの三人が競い合う中、それぞれにいっちょ噛みしている五十嵐(小手伸也)の曲者感がよい感じです。
ジェシー(三浦春馬)とスター(竹内結子)が裏で活躍している体で進むの
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

冒頭のネームタグにまつわるいくつかのシーンによって、若者たちが単なる駒でしかないことを描き切る。映画的に極めてうまい状況説明で、最初から引き込まれます。
意気揚々と戦地に赴く若者たちが見たものは、事前
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利休(1989年製作の映画)

3.3

BS松竹東急の三國連太郎特集の中の一作。
利休役が三國連太郎さんなのですが、これが完全に三國連太郎。自分の利休像と乖離が大きいのもあり、入り込めませんでした…。
もっと傲慢で大胆で、この映画のような思
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

登山シーンの山の美しさと緊張感。高所恐怖症の私には怖すぎました。手のひらに汗握りっぱなし。
世界初のエベレスト登頂とされる記録に先んじて登頂したかもしれない登山家。その証拠を追ううちに、羽生という登山
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淵に立つ(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

夫婦で経営する町工場で、夫の知人が急に働き始め、さらに住み込みまで。最初は戸惑う妻だったが、プロテスタントの美徳で彼を受け入れるが…。
最初は温厚に思えた知人(浅野忠信)が、静かに本性を表し始めるが、
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.3

ビー・ジーズのあの曲をバックに、トニー(ジョン・トラボルタ)が街を闊歩するシーンがもうすでにカッコいい!
塗料店で安い賃金で働き、土曜の夜はイカした服で着飾ってディスコでキレキレのダンスを披露する。ト
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裏窓(1954年製作の映画)

4.2

過去鑑賞。
冒頭の主人公の窓から見える向かいのマンションの様子が、あまりに生活が見えすぎて面白い。
主人公は足を怪我して歩けず、窓からの眺めを楽しむが、その過程で不審な夫婦を目撃。
最初は「覗きなんて
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

2.9

ハリーポッターシリーズは公開当時からなんとなく敬遠してたのだが、やはり自分にはちょっと合わないのか、全然ワクワクしなかった…。後から理由を考えてみると、登場人物全員がなんの意外性も持たず、ストーリーも>>続きを読む

ガントレット(1977年製作の映画)

3.7

警察庁長官から、地方のだらしない刑事に直接とある人物の護送の任務が下る。
刑事は、「俺が信頼できるからだ」と張り切るが…。
警察から追われるハメになった刑事が手段を選ばず重要な情報を知る娼婦を無事に送
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ウエスタン(1968年製作の映画)

3.5

冒頭のアップや、蝿を追い払う描写がやたら長い。ちゃんと始まるのか心配になる。
一家皆殺しのシーンなどは、開拓時代の無情さを感じさせる。
私にとって、初ブロンソンでした。カッコいいのかどうかよく分からな
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大砂塵(1954年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

原題がJohnny Guitarってなんかかっこいいし、Filmarksの採点モード高いのでワクワクしながら鑑賞。
結果、個人的にはダメなやつでした…。
肝心のジョニー・ギターがあんまりかっこよくない
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マダガスカル(2005年製作の映画)

3.3

動物アニメ大好きの息子によるセレクト。
さすがにドリームワークスの有名作だけあり、無名の動物CGアニメとは一味違う。
一つは音楽の使い方。90年代のヒット曲が主要キャラのいい味付けになっており、何度も
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

続編がNetflixに上がったので、気になりこちらを。
早々に犯人を明かし、探偵がいかに真相にたどり着くのかを楽しむコロンボ方式…と思いきや、ちょっと捻った内容でした。
移民に対する白人による差別の構
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

最後のお婆ちゃんの台詞がほとんど言いたいことの全てだったのかな。
個人的には、承認欲求こじらせた過激派の勧誘に対して、この家族のように毅然とした態度を取れるだろうか?と自分の立場で考えた。
暴力の連鎖
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

松坂桃李目当てで鑑賞。イケてないオタクの役が様になる。
仲野太賀のネット弁慶ぶりも楽しく、他の仲間たちもリアリティのあるオタクぶり。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

漫画から抜け出したようなキャラクター達がコートを駆ける!それだけでグッとくるのはドハマリ世代だからでしょうか。
主人公が花道からりょーちんに変更、原作では語られていない(というか後付けされた)兄貴との
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