prmlscrmynさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

大砂塵(1954年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

原題がJohnny Guitarってなんかかっこいいし、Filmarksの採点モード高いのでワクワクしながら鑑賞。
結果、個人的にはダメなやつでした…。
肝心のジョニー・ギターがあんまりかっこよくない
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マダガスカル(2005年製作の映画)

3.3

動物アニメ大好きの息子によるセレクト。
さすがにドリームワークスの有名作だけあり、無名の動物CGアニメとは一味違う。
一つは音楽の使い方。90年代のヒット曲が主要キャラのいい味付けになっており、何度も
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

続編がNetflixに上がったので、気になりこちらを。
早々に犯人を明かし、探偵がいかに真相にたどり着くのかを楽しむコロンボ方式…と思いきや、ちょっと捻った内容でした。
移民に対する白人による差別の構
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

最後のお婆ちゃんの台詞がほとんど言いたいことの全てだったのかな。
個人的には、承認欲求こじらせた過激派の勧誘に対して、この家族のように毅然とした態度を取れるだろうか?と自分の立場で考えた。
暴力の連鎖
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.5

松坂桃李目当てで鑑賞。イケてないオタクの役が様になる。
仲野太賀のネット弁慶ぶりも楽しく、他の仲間たちもリアリティのあるオタクぶり。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.2

漫画から抜け出したようなキャラクター達がコートを駆ける!それだけでグッとくるのはドハマリ世代だからでしょうか。
主人公が花道からりょーちんに変更、原作では語られていない(というか後付けされた)兄貴との
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.7

再起を図るロックスターとそのマネージャー、妻を亡くした夫とその息子、首相と秘書など、様々な人々の様々な形の愛を、クリスマスまでの数週間を追いながら描く。
クリスマスの定番として人気あるのも納得の面白さ
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ビル・マーレイ・クリスマス(2015年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大雪の影響でゲストが誰も来ない中、一人でクリスマス特番の生放送をしなければならなくなったビル・マーレイ。もちろんやる気が出るわけもなく、いつものビル・マーレイらしい役柄に。
なんとなく始まるクリスマス
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フランメルズの大冒険(2021年製作の映画)

1.5

お腹に穴が開いてる生き物の中で、溶け込めてない二人のお話。
お腹の穴が強烈なインパクトなんだけど、そこに必然性がないし、導入部分が雑すぎてハブられてる理由が判然としないままどんどん話が進んでいった印象
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息子(1991年製作の映画)

4.0

三國連太郎さん演じる岩手の不器用なお父さんと、永瀬正敏演じる現代人の末っ子。
仕事で一緒になる怒れる中年役の田中邦衛が最高に面白い。もうちょい尺あっても楽しめた。
きちんと東京の企業に就職して所帯持ち
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CHICAS DAY/2人の秘密(2013年製作の映画)

3.5

楽しげにしてるお母さんと娘?…と思ったら違った。
ショートフィルムらしい、さらりとした騙し方で楽しめました。

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

短編から続けて鑑賞。
子連れの女性と知り合ったのをきっかけに、ネオナチ家族から抜け出そうとする男の話。
幼少期から息子同然に育てられ、抜けるということが想定されていない家族的な社会。
有色人種はすべて
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.8

短いながら、息をするように人種差別をする人々の実態がよくわかる。家族思いな反面、人種的には排外的。どこかの国のあの辺の方々と精神的には同じ構造。
復讐の仕方が周到で、そんなんできる?という気はするが、
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.0

個人的にジャームッシュ作品は当たり外れが大きいのですが、これは当たり。フォレスト・ウィテカーの存在感がずっしりくる。葉隠を愛読し、日本刀を振り回す図体の大きい殺し屋で、仕事のやり取りには伝書鳩を使う。>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.8

10年以上前に見たきりで、久しぶりの鑑賞。
奇抜な存在であるエドワードの感情をリアルに感じさせるジョニー・デップの演技が素晴らしい(メイクと役柄の賜物という気もするが)。
ペグにメイク塗りたくられたり
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.3

同僚からジョーダン・ピール監督作品は面白いと教えてもらい、NOPEは見にいけなかったのでこちらで我慢。
確かに、これはめちゃくちゃ面白い!
伏線が最初から張られていて、不気味な一族に取り囲まれて過ごす
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.9

世界観はサマーウォーズと酷似しているが、映像の迫力やクオリティはこちらが格段に上。冒頭のUの世界にズームインするシーンからしてすごい。
中村佳穂さんの歌の力も凄まじく、人気になるのも説得力がある。とは
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アテナ(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から長回し風(?)カットでグッと惹きつけられる。けど、バードマンや1916を見た後なので、インパクトとしては少し弱くなる。
弟が警察に殺され、仲間を引き連れて犯人の引き渡しを迫る次男と、警察として
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

主人公トムと、自由奔放な女の子サマーの出会ってからの500日を描いたラブストーリー…?
ウキウキで二人で出かけた日の次に、ズタボロになった日のシーンが来るのが面白い。トムくんの振り回される様がおかしい
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ホワイト・ファング ~アラスカの白い牙~(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

動物映画好きの息子のチョイスにより鑑賞。息子チョイスは当たり外れが大きいが、これは良作!
まずCGが綺麗。油彩画のようで、力強くも繊細なタッチで犬が表現され、アメリカの雄大な風景も美しい。
悪いやつは
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.8

志願兵のクリス(チャーリー・シーン)が現地に降り立つと、たくさんの死体袋がお出迎え。
アカアリに噛まれて倒れたり、恋人ではなくお婆ちゃんに手紙を書いたりするのがかわいい。
最初のハイライトは、ベトコン
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

配信期間終了と知り、慌てて視聴。
パンク少年を中心としたボーイミーツガールの物語に、なぜか宇宙人設定が紛れ込む訳の分からない設定。しかし、エル・ファニングが可愛いから許される。
これは前情報なしに見た
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

前後半でジャユンの印象が変わる、重要なギミックがあるのが特徴か。ジャユン役のキム・ダミの前後半の演じ分けも振り切れてて、なかなかの迫力。アメリカから来た集団の恐ろしい感じもよく出てた。

メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.3

うーん、楽しかったと言えば楽しかったが、全体にテンポがよくないような。
エージェントM候補のくだりは楽しかった。

アニー(1982年製作の映画)

4.2

2014年版に続き、映画化一作目のこちらを。
ストーリーラインは同じだけど、80年代特有のオプティミズムが貫かれていて、ハッピー感の強度はこちらが高い。
意外と登場人物の人種の多様性がしっかりしてた。
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メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.7

BOSSのCMでは長年宇宙人役のトミー・リー・ジョーンズが、地球に住む宇宙人を管理するベテランエージェント。ウィル・スミスが血気盛んな若手エージェントを好演。
とりあえず宇宙人倒したらベトベトになった
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.6

ジェイミー・フォックスの演技が上手く、アニーとの交流シーンはわずかながらも感情移入しやすかった。
キャメロン・ディアスの嫌われ役が振り切れててよかった。昨日『マスク』をチラ見しただけに、役どころの差が
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教えて? ネコのココロ(2022年製作の映画)

3.5

最新のネコ研究が楽しめる。ネコにも国民性(国猫性?)があるというのは驚き。

エリザベスタウン(2005年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

少し前にテレビ放送があったものを撮りためていて、ようやく鑑賞。
会社の失敗が全部デザイナーである主人公の責任になったり、あんな大掛かりなドライブガイドいつ作るねん、といったツッコミはさておき、キルステ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.7

ウィレム・デフォーの恐ろしげな表情が、白黒によってより不気味に映る。アスベスト比がほぼ1:1で、横幅の狭さが灯台守の生活の息苦しさを鑑賞者にも伝える絶妙な効果を上げていて、こちらもおかしくなりそう。>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

怖そうだけど見てみたかった、昨年の話題作。Netflixに上がったことを知り、覚悟を決めて鑑賞。
ミステリアスながら、これまでのサイコスリラーっぽくもあり、しかし一味違うというバランス感覚が凄い。
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

9/4に配信終了するとの表示に、慌てて視聴。
ワンカット風撮影で、主人公が倒れてブラックアウトしたところくらいしか切れ目が見つからない。この没入感は凄いです。
第一次世界大戦の特徴である塹壕戦の描写が
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.5

イタリアのシチリア島を舞台に、神父の経営する映画館の映写室に出入りする少年と映写技師の交流を描く。
皆が同じ映像で喜怒哀楽をともにする様子がとても楽しそう。技術の進化とともに、人々も変わっていく。そん
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台は大阪の新今宮駅あたり、生活感がよく出てる。
父子で貧しい生活を送る中、父が「懸賞金300万円の指名手配犯を見た」と言い出し、翌日に忽然と姿を消す。
時間軸が進んでは遡り、また進んでは遡ることで少
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フェイク(1997年製作の映画)

3.9

アル・パチーノのマフィア映画シリーズ。
マフィアのボスではなく、中堅の冴えない役どころ。これがまた不器用で憎めない、いい味を出している。虚勢を張るようなダミ声と、時々老獪ぶりを見せるバランス感もいい。
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ワチャワチャした映画をみんなで見たくてチョイス。
想像以上に戦闘描写が激しく、仕事終わりに見るのはなかなかハードでした…。
ホワイトハウスまで敵機が単独で飛んできたり、ケルベロス認証のセキュリティが甘
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