Takeruさんの映画レビュー・感想・評価

Takeru

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.7

めちゃめちゃ歌う。ある意味Dolbyで正解だったかも、期待していただけにちょっと残念...

関心領域(2023年製作の映画)

4.0

当時のドイツ人サイドからだけで見たホロコーストという感じ。一見すると裕福で幸せな家族に見えるけど美しい庭の端には高く聳え立つ収容所の壁があって、焼却炉の煙や列車の蒸気の描写から確かに虐殺が行われている>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.6

大阪→シンガポール虚無映画

ウェスアンダーソン監督の世界観全力、ピンクと水色ベースの舞台で凄まじく可愛い一方でストーリーはあんまりピンと来なかった。
カオスで可愛くて難しい作品

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

ようやく観れた!!!
3つのエピソードが1つになっているかつ、時系列がぐちゃぐちゃだからちょっと分かりにくかったけど、段々物語が繋がっていって全容が明らかになる感じ。
登場する女性キャラ可愛すぎてやば
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市子(2023年製作の映画)

4.0

ずっと気になってはいたものの、怠惰が故に中々観れずにいましたが、ようやく観れました!

想像以上に重かった...
嘘を嘘で塗り固めた人生、市子の境遇に同情半分、同情できない半分。
正体探る系の映画はど
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

4.0

ミュンヘンオリンピックでのイスラエル選手拉致・殺害の話かと思いきや、その後のイスラエルによる報復劇がメイン。
昨今でもイスラエルとパレスチナ間で武力衝突が起きているように、中東情勢は長年にわたって拗れ
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.8

あらすじ読んでからずっと気になってた作品!ネトフリで配信され始めてようやく見れました!
「冴えない肉屋夫婦が"うっかり"ヴィーガンを殺害してしまって、証拠隠滅のためにハムにしてみたらめちゃウマで店が大
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.9

子供特有の無邪気な残虐性を煮詰めたような映画。幼いが故に善悪の境目が曖昧で「やらないだろう」という鑑賞者の予想を平気で裏切ってくるし、どこまでやってしまうのか分からない恐怖感。
作品としては子供達の設
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アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.1

図書館でDVDを借りて観てから4年。
リマスター版を念願の劇場で観ることができました。
どのシーンを切り取ってもお洒落!
ストーリーも軽快でずっと面白かったです。
やっぱりラストの展開がめっちゃ好き。
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

4.1

「殺す」とは言わず、あくまで国家のために「特別処理」する。民族を絶滅させるための会議なのに全員が淡々としていて、如何に低コストで効率的にユダヤ人を「特別処理」できるかを話し合っている様子に恐怖を覚えた>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

3.5

ブラックジョークコメディだと思ってたら意外にも史実通りで驚き。
これがつい数十年前にあったとは..ソ連恐るべし。
スターリン周りの人名や史実を知ってると面白さが倍増します。