にしてもさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

悪い子バビー/アブノーマル(1994年製作の映画)

4.5

全然予想してなかった着地だった。なぜか、ガープの世界の鑑賞後感と似たものを感じた。
ライブシーンが1番よかった。バビーが受けてきた言葉がロックに昇華される。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

事前情報を全く入れないでみたら、さすがに物語的なことはほとんど分からなかった。やばい集団から逃げたのか?くらい。映像がやばいのは物語抜きでもわかる。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.5

カメラワークとか不思議で面白い。
主人公は情けない男なんだけど、だからこそ共感できる部分もある。
レイラは男の理想を具現化したような存在。

正欲(2023年製作の映画)

4.0

純粋な混じりっけのないラブシーン。
男性恐怖症の東野さんの演技すごい。本物のように感じられた。
稲垣吾郎もなぜか嫌いになれない。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

あっさりな物語。最後は一捻りあってなんとか。
銀座戦が1番よかった。せっかくのゴジラなので地上戦がもっと見たい。
黒い雨とか原爆メタファー出す割にはって感じ。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

じっくり、たっぷりな映画。時間分の質量がしっかりある。
ディカプリオの情けなさと妻の凜とした感じがよかった。看取るシーンもめっちゃよかった。現実と地続きで、虚無感と安らかさ。
「純血資産」「無能力者」
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

好きな世界観だし音楽とかも良かった。
王道というかどこか既視感のあるストーリー。
爆弾ロボットかわいかった。

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.0

期待してたものが見れて満足。楽しい映画。
ゴア描写あるけどそんなにグロくない。アスファルトですり下ろされるのは嫌だった。
いいキャラがどんどん死んじゃうのがさみしい。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.0

映像かっこいい。スパイダーバース以上にコミックよりな印象。
マジョリティに迎合するってよりは、人助けをする・コミュニティの一員になるってことだと思った。

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

怖くて、尾を引く映画。
集団ヒステリーって言葉だけでは、むしろ矮小化されてしまうようで、そんな簡単にまとめてはいけないと感じる。
あの立場だったら庇うことができるか、加害しないでいられるか。全く自信が
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.5

アトラクション的な面白さ。音が良かった。
デヴィッドハーバーがはまり役。

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

緊張感と脱力感が相まって、感情がよく分からなくなる。
鏡の自分に言い聞かせる感じとかめっちゃかっこいい。

PATHAAN/パターン(2023年製作の映画)

4.0

RRRと同じバイブスで楽しかった。
そうはならんやろと思いながらも、勢いと爆音でまぁいいかと納得してしまう。氷上のシーンとかめっちゃ笑った。
IMAXは爆音なのでおすすめ。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

まさしく、目覚めたければ眠れって感じの映画だった。一見ナンセンスだけど深い意味ある系と思いきや、ほんとに意味がないように思えてくる。
写真だとすごく映えるシーンばっかり。
スカーレットヨハンソンやっぱ
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さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.0

壮大でロマン溢れる映画。まさしく時代に翻弄される。中国の時代背景に詳しかったらより楽しめたと思う。
登場人物の感情の動きが急で、理解が追いつかない部分もあった。

バービー(2023年製作の映画)

3.5

想像以上にトリッキーな映画。女性だけにフォーカスした話ではない。
バービーランドと現実が逆転構造になっていたりセリフが多かったりで、途中置いていかれそうになってしまった。
マンスプレイニング揶揄は、自
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.5

シンプルストーリーにシンプルメッセージ。
各物語がすこしぶつ切り感あった。
スラム街形成に関する理屈づけも一応ある。
長靴が小さくて可愛かった。

遠いところ(2022年製作の映画)

3.5

地元の話なんだけど、自分の知らない世界の話だった。
1章のタイトル?が「子供」ではなく「子供たち」なんだよなと思う。
教育の大切さ。
変にカタルシスを感じさせないのがよかった。

AKAI(2022年製作の映画)

3.5

髭を生やし始めたころの赤井英和がかっこよすぎ。色気がすごい。

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

「機関銃を載せなければなんとななるんだけどね」の表情。
エゴイズムでは?と問われる主人公は否定しないことから、本人も自覚していると思われる。
地震の表現がすごい。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.0

後半にかけてとても面白かった。理屈とかよくわからんけど、勢いがすごくて楽しい。
天井に張り付く姉とか爆散する娼婦とかでめっちゃ笑った。
イタリアからスペインまで、スクーターで移動したんかね?
ホラーと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

けっこう難しい。本の内容は把握してた方がいい。
徐々にファンタジーに連れ込まれる感じが良かった。
ジブリにわかの自分でも、所々にセルフオマージュあるのが分かったので、本当はいっぱいあるんだろうと思う。
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.5

終盤の炎と大量の水のシーンが映像的にすごかった。
炎も全部本物だとすると、どうやって撮ったんだろうと思うシーンが多い。
尺はちょっと長く感じる。

Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

長ゼリフ・長回しのシーンがすごすぎ。謎ダンスも見れて満足。
ホラーとしては一作目の方が怖い。ホラー苦手でも割と見られる。
Xファクターの有無で、一作目主人公との差が明確に出てるのもよかった。

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

世界観もいいし、色々示唆的で面白かった。老人が露悪的に描かれているのも気味悪くて良かった。
ドア開けたらババアいるの怖すぎ。
ババアにもちょっとだけ同情できる。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.0

味があるもっさり戦闘アクション
殺人に躊躇がない考古学者おもしろい
登場人物の背景描写少ない

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.5

すっきりまとまっていて面白かった。
雪降る川沿いでふたり映画みるシーンが印象的。
世界線が少し変化しているという苦しまぎれの説明は、SF設定の温度感・ゆるさが分かるので、オチにがっかりしないで済んでむ
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.5

最初のシークエンスが、アクション・テンポもいいし、ギャグの温度感もちょうどいいし、ルール説明にもなっていて、すごくよかった。
終盤のスーパーでの会話もよき。気付いてたのかな?

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.5

相変わらず映像かっこいい
序盤のグウェンのパートが良かった
世界線が違うと絶対に会えないという寂しさ、だからこその会えたときの嬉しさ
最後の対峙は、さかなのこのギョギョおじさん的にも感じる

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

いろいろとカッコよすぎる
自分の現実と地続きのように感じる主人公の世界に、カートゥーンキャラとか白黒のキャラが共存するのが、ゾクゾクする感じがしていい。