にしてもさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.5

いろいろとカッコよすぎる
自分の現実と地続きのように感じる主人公の世界に、カートゥーンキャラとか白黒のキャラが共存するのが、ゾクゾクする感じがしていい。

リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

歌がすごかった。カモメ?による突然のラップも意外にスキルフル。
人魚達のデザインは、単なる水着じゃなく、うまくウロコ模様として表現されててよかった。地肌っぽいとこもちょっとウロコ感あったし、ウロコなん
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大脱走(1963年製作の映画)

3.5

思ったよりゆるい収容所だった。
タバコで買収するシーンが一番すき。ドイツ兵の表情がいい。
序盤で、役割が与えられて、組織化されていくところ気持ちいい。仕事を任されるって一種の喜びがある気がする。
「独
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

グロさ・怖さ控えめで、分かりやすい伏線のキャッチーで楽しいホラー映画。
高圧洗浄機のバカっぽさが1番面白かった。いじめっ子のゴム耳も好き。
謎ダンスはもっと長々見せて欲しかった。
「it’s insa
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.0

オカジ役の人がよかった。小学生もよき。
ちひろさんがどんな人物か最後まで掴みきれなかった。掴みきれない人物なのかもだが。
原作読んだら印象変わるのかも。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.0

終始どこか不穏な空気が漂っているんだけど、ノスタルジックな記憶の断片の中を漂っているような心地よい感じもして、不思議な映画だった。
自分の幼少期が自然と思い出される。
寝息のリズム。パラグライダー。最
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

つい怪物を決めたがっている自分に気づいて嫌になる。
ホルンとトロンボーンのシーンが一番ぐっときた。
「気色悪いなんて言わないよ、親だから」

カンヌ受賞がネタバレというかノイズになってる感は否めない。

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

飛行機で観てしまって、ちゃんと追いきれなかった。
ラストの流れはよかった。ちゃんと観てたら楽しめた気がする。面白そうだったのにもったいないことをした。

帰りの便で見直した。
やっぱりラストには希望を
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

ブラックコメディなんだろうけど、すごく不思議な映画だった。
コロナ禍、陰謀論、資本主義、夫婦関係、死の恐怖、ドラッグ中毒、宗教観、色んな要素がてんこ盛りで追いかけるのが大変。
ガソリンスタンド見つける
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.5

二回目の方が各組織がやろうとしてることが理解できてより面白かった
終盤の決闘シーンも重要だったことに気づいた。アトレイデス家の跡取りか、それともフレーメンの救世主として生きるのか。
明るいところで砂虫
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.5

シンプルいい話だった。夢を追うことを止めた大人達のストーリー。
序盤の展開の早さに少し驚く。
見える見えないに仕掛け・意味があると思ってたらそうでもなく、理屈もよくわからなかった。

(1963年製作の映画)

3.0

鳥が何かの隠喩なのかと思ってみてたけど、はっきりとわからず。母親の独占欲か?
暖炉からスズメが1匹でてきて、一拍おいてから大量にでてくる感じとかよい。
校庭の鳥が想像以上に多くて思わず笑ってしまう。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.5

とても面白い。特にアクションシーンがはまっていて気持ちよかった。
マンティスがドラックスを庇うシーンが1番ぐっとくる。知性や能力だけではない。
ギャグの感じもちょうどよかった。

アクト・オブ・キリング オリジナル全長版(2012年製作の映画)

4.0

何もかもが歪すぎる。
嬉々として殺人を語る主人公。終盤で絞殺されるのを演じるシーンでの滝汗。
継父を殺された人の唇を噛む仕草が印象的。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.5

ただ楽しいだけの映画。それが魅力でもある。
序盤のピーチ姫のアクションシーンが爽快感あってよかった
ピーチ姫の役回りも現代版にアップデートされてた

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.0

意図が読み取れないシーンが多くて、不思議な感覚になる。
華奢なティモシーシャラメとガサツなアメリカ人。半熟卵の食べ方。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.5

ネット、SNSあるあるが楽しい。バスの画像認証とかSiriが反応しちゃうのとか。
少しだけあるホラー要素も、めっちゃ怖くてよかった。

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

お仕事ムービーとして、とても良かった。
誰よりも現場に立ってる主人公は、自分の判断・ビジョンに自信を持てるし、だからこそ周囲の人を巻き込むことができる。
自分の仕事に対する姿勢を少し省みてしまった。
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.0

ほぼ初コナン映画だったけど、ちゃんと楽しめた。子供も見られるようにからか、ちゃんと状況説明してくれるの助かる。
蘭ねえちゃん強すぎて、思わず笑ってしまうレベル。
コナン君は相当イケメン。灰原哀はキャラ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

母ちゃん怖い。
スパイスの効いた終わり方よかった。
単純にエンタメとして面白い。

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0

初めてちゃんと見たけど、面白かった。
脅威のバリエーションが多くて、見ていて飽きない。横だけでなく縦の動き、大と小、恐竜と機械(車、電気)。
最初のティラノサウルスのシーンも、たっぷり見せてくれてサー
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

食べるシーンが全部見ていて辛い。
ラストのシーケンスがとても良かった。神ではなく、後光が差す娘(もしくは娘を思う自分自身の気持ち)に救われる父。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.5

祖父母がどちらもよい。祖父の言葉はいろいろ示唆に富んでいる。祖母のラストカットもしびれる。
宗教対立への批判など、表面的なメッセージはわかるけど、もっと深い意図は読み取れなかった。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.5

目には目をって感じで面白かった!
前作であまりなかった、エスターの人間味を感じられる場面もあって新鮮。
終盤で立場の逆転がテンポ良く連続するのも楽しい。
こんな修羅場くぐってたら、前作の家庭は余裕だっ
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.5

父親から引き継いだ、精神的、物理的な捨てられずにいる嫌いなものが、息子を追い詰めてしまい、ついには決定打となってしまう皮肉。
自分でも何がしたいかわからないのに、それを説明しろと何度も言われるのは相当
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

すごく映画的な話だと思ってたら、実話ベースで驚く。
序盤の衣装選びシーンがテンポ良くてすき。
「眠りの中で見る夢は、リリーが見る夢」序盤で描かれる寝顔の肖像画にもリリーが表れている。

わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

3.5

目黒蓮かわいい、男でもキュンとしてしまった。
VFXも予想以上によかった。
虫を倒せるロジックはあまり理解できなかった。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.5

2人のライダーの演技がいい。
サソリオーグの扱い好き。
また人類補完計画やろうとしてた。
もっと、敵も含めて登場人物の背景を描いてもらえると、より感情移入しやすいと思った。
IMAXで見る必要はない。

少年の君(2019年製作の映画)

4.0

最初の教師になってるシーンがなかったら、救いがなさすぎて見続けられないレベル。
主人公に全く非がないことが、いじめの残酷さを際立たせている。

終盤の面会での、表情だけの演技すごい。
しかも、この時の
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Winny(2023年製作の映画)

3.0

東出昌大がよかった。法廷シーン面白い。
事件としては重要だと思うけど、映画としてはそこまで入り込めなかった。
ナイフの例えは、矮小化しすぎてないか?
愛媛県警のサイドストーリーは、Winny事件との関
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

祖母を看取るときに、心電図を見る父と、首元の脈を直接みる息子。二人の違いがよく現れていてよき。
フェイブルマンズという複数系のタイトル。主人公だけではない家族全体の物語。
ほんとに5分だけ友達になる彼
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イントゥ・ザ・ワイルド(2007年製作の映画)

4.0

色んな示唆に富んでいるようだけど、明確には分からなかった。でも、印象としてはとてもよい。
各アイテムのストーリーが分かっていく過程が楽しい。
「許せる時が来たら愛せる。愛せた時に神の光が差す」

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

結局は自分の世界線で頑張るしかない。
映像がとてもいい。オーバーラップするミシェル・ヨー。序盤のカンフーアクションも気持ち良かった。
話的には、家族愛と世界の行方みたいな感じで、似てないけどインタース
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

「今も同じ」のセリフ。現代にも通ずる。
虚実は分からないけど、肝が据わっていることは確か。
聖母マリアの木像の扱いにはちょっと笑った。日本人の感覚でも相当罰当たり。

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.5

ドラムソロが一番あつい。
無料だった仙台編までしか原作読んでないけど、めっちゃ楽しめた。むしろ、後半の展開は予想外だったので、逆によかったかも。
絵でも音楽の広がりが表現されててすごい。3DCGになる
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