natsumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)

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ずっと見たかった作品なんだけどだいぶエグかった。レイプシーンなどが強烈で何度もあり観ているのが苦痛だったけれど、どれも絵的でインパクトがあり映像的表現として斬新なものばかりで、絵を描く者としてはすごく>>続きを読む

ゾンビの反乱(1936年製作の映画)

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元祖ゾンビ映画「恐怖城(ホワイトゾンビ)」の監督ヴィクター・ハルペリンによるゾンビ映画と見せかけた恋愛映画。恐怖城でインパクト大だったベラ・ルゴシが目単体で登場してる。(眉毛はなし) 反乱とかいうから>>続きを読む

ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

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実は前に観たけど流し見してたら意味わからんかったからちゃんと観たら面白かった。写真を繋げてナレーションつけただけの面白い手法。字幕のないドイツ語がASMR。オープニングは何気ない日記っぽい感じだったの>>続きを読む

恐怖の足跡(1962年製作の映画)

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ちょっと謎残るけど面白かった。観賞中いろいろな作品が頭に浮かんできて、だから展開は読めてしまうけれど数多くの作品に影響を与えたんだなぁと再確認。超リンチっぽい。ロメロゾンビなショットに興奮。クライテリ>>続きを読む

サンダーロード(2018年製作の映画)

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めっちゃ日本語のレビュー書いた覚えあるけどFilmarksになかったらしい。登録されてない作品はメモしてるけどそれもどっか行った。あのダンスシーン以外もう何も覚えてないんだけどなんか良い映画だったって>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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横浜生まれ育ち、東京にも何年か住んでいたし今は埼玉在住一年目という微妙な立ち位置の上関東地理皆無な自分には雰囲気でかろうじて察知できるようなネタが多かった。面白かったけど。伊勢谷友介の悪役ハマる顔がか>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

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パディントンは自分にとっていろいろあって思い入れがある作品だから、実写版のキャラデザが可愛くなさすぎてこんなパディントン絶対観たくないと思ってたのに評判良すぎてやっと見た。良かった。デザインは今見ても>>続きを読む

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

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アンチファシストで地元で英雄だった父が殺された謎を解きに息子がイタリアの田舎へ行く。現在と過去の行き来が混乱するけどわかれば演出がかっこいい。洒落た内庭の映像だけで満足。色鮮やかな家に当たる太陽の光と>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

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タルコフスキー〜〜 惑星ソラリスは心地よいくらいの眠さだったけど、いかん、これはほんと眠くて何回にも分けて見てしまったから全然意味わからん。ロシアに見えるイタリア。いつかリベンジする。

正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

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偶然の男女の出会いのif二通りが前半後半で語られる構成が面白い。設定や大体の展開は同じく進むが、二人の行動が少し違うだけで少し展開が変わる。最初は二人のやり取りが気まずすぎて見るに堪えないだけだったの>>続きを読む

アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

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The OAの原石まんまだけど比べるとあんまり登場人物たちに感情移入できないなぁと思っていたら。最後の奇跡が重なった瞬間にクリティカルヒット。リアルにはっと息をのんだあと涙がポロポロ出てきた。このテク>>続きを読む

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

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ナチュラルボーンキラーズっぽいやつだと思って観たら全然カリスマ性なくて人間臭いドタバタコメディであっさり終わってた。わざわざ強盗現場で名前を伝えたりメッセージ残したりするのよくあるけど、他の作品なら絶>>続きを読む

カムガール(2018年製作の映画)

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パーフェクトブルーっぽい。鏡の使い方が上手い。前半観るのかなり苦痛だけど後半スリリングで楽しい。ストーリーに理屈はないけど許容範囲。姉と仲良い弟役のデヴィンドルイド可愛いけど友達最悪で可哀想。

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

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自分も花火は特に好きな訳じゃないから色々起こった後意味が変わってくる最後の花火のシーンはグッとくる。風景が典型的なブルックリンっぽくないのがいい。ハリス・ディキンソン、顔も演技も良い。彼女役のマデリー>>続きを読む

彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

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人に見せる用に撮ったんじゃなくて撮りたかったから撮っただけって感じ、彼のパッションがカメラ越しに伝わってくる。前は響きが苦手だったフランス語、今はめっちゃ好きだからゴダール本人によるナレーションが完全>>続きを読む

スイミング・プール(2003年製作の映画)

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いやー、オゾン面白いなぁ。現実と夢の混乱じゃないオゾン作品も観たけどやっぱりこういうのが上手いから面白い、自分が好きなジャンルなのもあるけど。

ヘザース ベロニカの熱い日(1989年製作の映画)

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割と有名だから内容知ってたと思ってたけどそれでも思ってたのと違った、ブラックユーモアというかぶっ飛んでた。展開がヤバすぎて笑える。JDの音がはっきりした喋り方?(articulate)がロミジュリのレ>>続きを読む

彷徨える河(2015年製作の映画)

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地獄の黙示録っぽいけど異次元っぽさ出てきてオチも面白い。カラフルなアマゾンが舞台のはずなのにそれをモノクロで映すってこと自体斬新な気がするけど、漆黒の川に日光が反射するおどおどしい映像がめっちゃかっこ>>続きを読む

さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

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圧倒的映像美と耐えることのない熱量。舞台と衣装とレスリーチャンが美しい。ラストエンペラー思い出した。10年以上に渡るストーリーには感情移入できたためしがない。

晩春(1949年製作の映画)

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東京物語先に見ちゃったからそっちと登場人物と役者さん演じるキャラが似すぎて混乱した。東京物語より女性の立ち位置の価値観に時代を感じる台詞が多くてイライラしてしまった。

コロンバス(2017年製作の映画)

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まさか今年になって日本公開されるとは思わなかった、ずっとずっと観たかった作品。数年の中でどんどん膨らむ期待を上回りました。久しぶりにこれからも大切にしたいと思える作品に出会えた。

二人の微妙な関係と
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Katalin Varga(原題)(2009年製作の映画)

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In Fabricが楽しみで監督の過去作を予習。内容は普通にホラー映画なのに演出がそう感じさせないのが面白い。ちょっとゴールキーパーの不安を思い出した。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

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永瀬正敏の無感情な表情といい流し目といいタバコ吸う姿といいLETOのテオ・ユーばりにかっこいい。ブシェミがひたすら可愛い。たまに爆笑できるシーンぶっ込んでくる。群像劇ってだいたい登場人物覚えられないけ>>続きを読む

透明人間(1933年製作の映画)

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今アメリカでブラムハウス製作のリメイクがヒットしてるからオリジナルも観ようかと。日本公開も決まったみたいで嬉しい。今見ると包帯剥がす時裏映ってない〜とか思ってしまうけど、100年近く前にここまでの映像>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

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U-NEXT無料お試し再オファーありがとう大好き。The OAとかパプリカとか攻殻機動隊とかインセプションとかウォシャウスキー姉妹作品っぽい自分の大好物な「人の無意識の中にダイブする」ユング的な超次元>>続きを読む

Unrelated(原題)(2007年製作の映画)

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追加ありがとうございます。トムヒが美しすぎてもうずっと頭抱えててキャパオーバー寸前だった。夏だった。静止画だと今の方がかっこいいなースーツの方がいいなーと思ったけれど油断してた、サングラス外した途端瞬>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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良かったんだけど!!こういう「友達にならなさそうな二人の友情」映画いっぱいあるよな〜〜と観た後は感じてしまった。パッと出てこないけどグリーンブックとかオアシスとか。ダウン症の青年ザックを演じるザック・>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

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楽しみにしてたのに日本では公開スルー…!サフディ兄弟またやってくれました、後半の目まぐるしい急加速な展開がすごい。なのにリアル。急に社会問題提示してきてグサッときた。バスケと賭けの知識ゼロだったから途>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

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楽しかった〜!アガサクリスティーっぽさ強いからもっと前の時代設定だと思ってたから急にパソコン出てきてビビった笑 政治的な会話もテーマもあってゴシック調のお屋敷と違って現代的。PG13に抑えるためにfu>>続きを読む

少年と自転車(2011年製作の映画)

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何も言わずに急に孤児にされた少年と幸運と不運をもたらす自転車の物語。なんか他のこういう作品に比べてこの子の事はあんまり可哀想に思えなかったけど、だからこそ気抜いて見てた時の後半の出来事はショックだった>>続きを読む

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

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ホドロフスキーがDUNEのチームメンバーを讃えまくってる感じがもう彼のDUNEへの熱量を感じられて最高だったのにサラッとレイプジョーク言ったところで一気に萎えた🤮🤮🤮よくカットしなかったな。ドゥニヴィ>>続きを読む

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

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去年亡くなったアニエスヴァルダ、作品観たことなかったので。2時間の出来事を90分の映画に収めたほぼリアルタイムのペースだから生活音がたくさん入った凝ってない撮影法が合ってる。何が好きなのか自分でもわか>>続きを読む

フランケンシュタイン(1931年製作の映画)

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フランケンシュタインがモンスターじゃなくて博士の名前だっていうのは知ってたけど、こんなに悲しいストーリーだったなんて知らなかったぞ… 研究所のセットデザイン、ラピュタのパズーの職場を思い出した。これぞ>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

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意味はわかるけどちょっと滑稽な言い回しのGoogle翻訳みたいで噛み合ってない二人の会話がいちいち笑える。相変わらず意味わからん。このままデヴィッドリンチが映画界に復帰して、彼の新作を映画館でリアルタ>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

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登場人物全員の行動が謎で置いてけぼりにされた。人物関係がゴタゴタしてたからちょっと分からなかった所の思いこみが実は衝撃のラストだったとレビュー読んで知ったから自分の理解力が低いせいだけどちょっと萎えた>>続きを読む

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

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ガンが遅くに見つかった主人公は慈悲を向けられることを避けるため、家族や恋人には嘘をついて冷たくして関係を断ち、自分が生きていた証拠を消そうとする。なんか分からなくもない。メルヴィルプポーがイケメンすぎ>>続きを読む