とどのまつりさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

とどのまつり

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悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.0

本当に「優れた」映画ってこういうことなのでは?

彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

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二時間かけた着地は本来スタートラインな気もするが、とにもかくにも誠実な映画だったと思う。

愛のまなざしを(2020年製作の映画)

4.0

圧倒的に面白いし、今どき珍しいほど愚直なまでにアクションと視線の連鎖のみで繋がっていく画面は楽しさしかない。

悶絶!!どんでん返し(1977年製作の映画)

4.5

何度見ても元気になれる。あまりの自由度の高さ、ひいてはロマンポルノの懐の深さ。矢野顕子の使い方とかアヴァンギャルドが過ぎる。

乾いた花(1964年製作の映画)

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加賀まりこの黒目がすべてを支配しているように思えてならない。

やさしい女(1969年製作の映画)

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フレームに映さない(切れてしまう)ものの選択が個人的には何より面白く、途中から次はどこに寄るか、これは映さないだろうと予想して楽しんでいたら、トークで五十嵐さんが言及してくれて嬉しかった。

SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

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「フィルハーモニー」人気の高さにびっくり。
"Capitalism" "Sorry !"のくだりとか、何と言うか、お互いに知性があるよね。

アメリカの友人(1977年製作の映画)

4.5

こんな風に映画を撮れたら楽しいだろうなという意味で現状ヴェンダースのベスト。

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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序盤寝たのは初見時と同じ。テレクラはもちろん凄いけど、銀行から母の車を探す一連のシークエンスが一番好きだったりする。

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

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貴重。ラストは安上がりしないでほしかった気持ちもあるが。

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

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そもそも題材自体に疑問はあるけど、状況設定や人物造形など細かいところを雑にやっちゃうのが一番ダメだと思う。ファンタジーだからこそ。

ひらいて(2021年製作の映画)

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痺れた。『月光の囁き』『害虫』の頃の塩田明彦が甦ったかと思った。

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

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確かに時系列を追っていてはいわゆる「闘病もの」になっていたと思う。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

「羅生門」の方式を取りながら、語られる内容ではなく演出と編集で差異が強調され、サスペンスが持続していることに心底感動した。そのぶんカット単位の繋ぎがダサいところがあったとしても。

草の響き(2021年製作の映画)

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何とも中途半端な印象。個人的には原作同様、純粋な「走ること」についての映画が見たかった。撮影は好き。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

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すべてが上滑りで、およそ物語世界で生身の人間が起こしていることとは思えず、おそろしさすらある。切実さが感じられたのは陸くんが発する声(セリフではなく)だけだった。『子供はわかってあげない』との違いを考>>続きを読む

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.5

フィクションとかドキュメンタリーとかそういう次元ではなく、もっと根源的な、それこそ初期映画を見たときのような楽しさがずっとある。

暴走パニック 大激突(1976年製作の映画)

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笑える。これと『狂った野獣』が同じ年とか渡瀬も東映もどうかしてたんだと思う。(映画としては断然あっちを推す)

捜索者(1956年製作の映画)

4.5

冒頭数カットでここまで感動できる映画ってそうそう無い。デビーが崖を駆け下りてくるところとか神懸ってるよね。