仕切り越しに祖父と孫を映すシーンが美しかった。語り手を見せずに元のシーンに戻るのもいい。
最初のショットとかすごくカッコよく、映像作品としては素晴らしいけど、映画ではないなと思いました。
マジックリアリズム映画で、もの凄い悲劇が起きているのに力強い。フドイナザーロフは素敵だ。
最初から想像しえないところにストーリーが転がっていく。
演奏のところで、素晴らしいなぁと思いつつ、列車のシーンから始まった映画だよなと思いました笑
最後の船出のシーンは素晴らしいとは思うものの、想像できるのでばっさりきって、二人の後部座席で終わっても良かったんじゃないかなと思いました。
偏愛されるべき独特の魅力がありました。
行く手を一つ一つ丁寧に潰していく、ラースフォントリアー