TKKさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

評判悪かったのでビクビクしながら見たものの、めちゃくちゃ良い!
あの完璧な終わり方をした3があっての4を作る意味として、これなら納得。
成熟し自我を持ち過ぎてしまったおもちゃ、ウッディの救済と解放。
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

2017年ぶり再鑑賞
以前:いるわーこういう女(グサリ)、わかるこの言動〜(グサリ)
現在:いるわーこういう女(笑)、わかるこの言動〜(笑)
に変化。大人になってしまったな...。

なので半分バカに
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.9

後半から実にまどマギらしい展開。イヌカレー空間が炸裂炸裂。
救済されて大団円と思いきや、されない、、!?
ちょっと疲れておいてかれた感ある。
延期されてる新作はどうなることやら全く想像がつかない。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

信仰と争い、故郷への固執、家族と社会、などなど価値観について考えさせられる。
少年の繊細さ・豊かさが主演の表情や画面作りで丁寧に表現されてる感じがした。
対立・紛争が題材で最初こそショッキングなものの
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レックスはお風呂の王様(2012年製作の映画)

-

おもちゃ達も当時空前のブームだったEDMの影響下に。
お風呂のおもちゃ達はみんなパリピ。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

CG技術の進化を見せつける超ワクワクのイントロで現実の時間の経過を、アンディのホームムービーOPで作中の時間の経過を感じさせる最高の始まり方、そして完璧なアンサーを提示したエンディングで終わる。傑作オ>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

5.0

これぞ、テープが擦り切れるほど見た作品。
幼少期1番見てたと思う。

この2こそが真骨頂な感じする。
全体的にポップ。アルもプロスペクターもどこか憎めないキャラ。
緊張と緩和が何回も繰り返されるハラド
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デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル(2000年製作の映画)

3.7

デジモン25周年記念「僕らのウォーゲーム」とのセットで鑑賞。

大筋のストーリーと哀愁漂うムードが記憶に残っていた。
終始テンション低めで、スタンドバイミーよろしくのアメリカンロードムービーと夏のホラ
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バウンディン(2003年製作の映画)

-

このキモカワ具合が、なかなか強烈なインパクトが残ったのか、だいぶはっきり覚えてた。

ゲーリーじいさんのチェス(1997年製作の映画)

4.3

一人二役の設定、構成、ゲーリーじいさんの造形・表情・挙動、めっちゃ好き!

ティン・トイ(1988年製作の映画)

3.9

トイストーリーの原点。
グラフィック面は技術の未熟さをまだ感じるけど、赤ちゃんのモーションは複雑な人間の動きになっててスゲェ。ぎこちないCGと相まって気味が悪く、プチホラー的な見せ方にハマってる。
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.6

これぞマスターピース。
大人になっても1秒も退屈しない。ずっと面白い。
世代のつもりだったけど、公開は生まれるより前で、そうするとCGのクオリティの高さに驚いた。
おもちゃ達の動かし方、アイデアの宝庫
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.0

とにかくマジで画面がカッコいい。
なんかセクシーというか、艶やか?
撮り方も、カットの繋ぎ方も、衣装も美術もすべて計算され尽くされているかの様な、でも緻密という訳ではなくて、センス!って感じの。
まだ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うわ〜残念だったぁ。
めちゃめちゃ期待してたのにぃぃ。

門出とおんたんが事件に関わっていかないというのは、物語として新しいアプローチだとしても、出番と会話劇もめっきり減少して、大葉がメイン+色々な人
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

特に非のつけどころはなくて普通に良かったし、アニメーションとして新しい表現なのかなというのもわからなくはなかったけど、
ここまで持ち上げられてるのは分からなかった。原作が既に持ち上げられまくってて、そ
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.3

観客に委ねる、行間を読ませようとする、系の作品は苦手な方なのですが、これは喰らった。
この不意打ちの仕方、好き。

そして本当にこの監督の、間の作り方だったり会話の機微の表現だったり、秀逸だなぁ。
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

他人と違っている感じを演出したいクセに、好きな人との違いは受け入れられないという未熟さ。最初は何もかもわかり合えて、あなたと巡り会うために生まれてきたのだと思うくらい感性も感情も共有できてる気がしてた>>続きを読む

白鳥(2023年製作の映画)

3.6

ウェスのポップな画面を通しても薄められないエグい悲しい話。

画面の作り方がめっちゃテクい。
舞台っぽい、紙芝居っぽい感じで、大人の学芸会的なノリに感じて好きでした。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.2

冒頭の侵略開始シーン、めちゃハマれそうなSF観とアニメーションのクオリティの高さで一気に掴まれた!

独創的なデザインのキャラクターが繰り出す会話劇のリアルさ、毒々しさがクセになる。
いくらちゃんとあ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

現代版フランケン・シュタイン。
体は大人、頭脳は子供の逆コナン(物理)。

ビジュアルと設定の尖り方に初手から心掴まれる。
なんと気色悪い。もっともっとやってくれと思った。

派手に暴れ回るような画面
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

3.3

やりたいこと詰めまくりのスタンスとサイケな感じはかなり好きなはずなのに
マジでノリが合わなかった、、
絵も好きな方ではないし、ギャグも面白くなく、、
湯浅作品苦手なのかもしれない。

セックスの表現だ
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.4

地獄みたいな残酷な現実なのに、美しく神々しくも見える撮り方と、市原隼人の美少年具合で、どこか救いのあるような穏やかな感じにさせられる不思議な感覚。
物語的には悲壮感とか不快感とかが前面に来るはずなのに
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

3.9

戦国故にしんちゃんらしからぬシビアな描写が目立ち、おふざけ少なめの珍しい作風。
賛否が分かれるようにミスマッチとも受けられる側面はあるけど、これを敢えてしんちゃん映画で描く事で際立つものが確かにあった
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.4

この邦画ならではのセンス、最高。
ゼロ年代感溢れる演出が超イカしてる。
菅野よう子のサントラも他作品より更に自由にやってる感じがしてすごく良いです。

ストーリーとビジュアルの両面において、ゴスロリ×
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紅の豚(1992年製作の映画)

4.1

まるで赤ワインのような映画、とか言っちゃいたくなるくらいカッコよくて渋かった。
宮崎駿流ハードボイルド。

トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.8

タランティーノ色濃厚のままに、なんか爽やかというか溌剌としている感じがする不思議なバランス感オモロ。
やっぱゲイリーオールドマンとブラピの2人が結構脇でもバツグンにカッコいいんだけど、
デニスホッパー
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ニューヨーク・ストーリー(1989年製作の映画)

2.5

3人らしさもニューヨークらしさも特に感じられず。。ウディアレンはちょい良かった。
とりあえず見ましたよーって感じです。

KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

4.0

手持ちカメラのワークとフレーミングがとにかく良くて、ストリートキッズの生態をありのまま(風)に伝える表現として大正解の手段になっていてカッコいい。
夜のプールのシークエンスが謎に王道青春感が出ており、
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

3.7

世間の評価の高さほどの良さは感じられなかった。

初めての北野映画鑑賞で、クドカンっぽいという感想になってしまった。もちろん逆なのはわかってるので、クドカンだけじゃなくあらゆる日本の映像作品に大きい影
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