TKKさんの映画レビュー・感想・評価

TKK

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ファーストキス 1ST KISS(2025年製作の映画)

4.5

坂本裕二版「バタフライエフェクト」。
離婚間近の夫を電車事故で亡くした妻が、夫と出会った日を何度もやり直し、夫の死亡を防ぐため奮闘する。
テーマはハードだけど、タッチはコミカルに描かれる。
ブラッシュ
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.0

連戦連戦で終始緊張大興奮。
これまで以上の大スケール宇宙戦争が繰り広げられ、哲学的・政治的な描写も強まるので、不朽の名作でバイブルな所以が理解できる。40年前でこのクオリティめっちゃすげぇ。

三部作
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

4.0

ランバ・ラルとハモン、ラブい

カイ・シデン×ミハルパートも中々哀愁あって好きだぜ

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

3.8

記念の400本目。
ついにガンダムの扉を本格的に開けてしまうの巻。

アムロはかなりライトめのシンジくん。
シャアのセリフはつい復唱したくなってしまうものだな。

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

3.3

ガンダムは、ファーストの数話とORIGINの1だけ見たことあるほぼ未見で鑑賞。
前半パート、ストーリー面の二次創作的な面白さはわからないものの、BGMやテロップはじめ昭和の演出がそのままリメイクされて
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.1

演出的でなく過剰じゃない、繊細さ・生きづらさの描写のバランスがすごく良いと思った。
菅田将暉の演技もものすごく自然で、他では見ないような2人のかけ合いと空気感が独特でリアル。自然さを緻密で繊細に演出し
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.2

刺さらず。ただただ若干ダウナーにさせられて終わった。

イーニドの人生に興味が湧かな過ぎてキツかった。
スカヨハただの脇役で残念。熱い友情的な描写も弱く。

シニカルなギャグのキレは良かった。

カジノ(1995年製作の映画)

4.0

スコセッシ×デニーロの黄金コンビも視聴4本目。間違いなさ過ぎ。
今作はジョー・ペシもダブル主演といえる役で、この前ホームアローンを見返したばかりなのでギャップえぐい。
そしてシャロン・ストーン演じるク
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時の支配者(1982年製作の映画)

3.9

少年によるキモカワモンスター達がはびこる惑星での迷子冒険。それを救助したい大人達の宇宙紀行。
視覚・聴覚の独特センスはもちろん、風刺の効いたセリフが多くて面白い。
ファンタスティック・プラネットほどア
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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

3.5

もっと狙ったB級感を期待していたものの、シンプルにチープな感じに見えてしまってやや残念。。
特にセリフの内容も間も不自然な感じなので、笑いも中途半端でウケ切らず終わった印象。
春とヒコーキ、バキ童ch
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.5

ギャング×ヒップホップ×武士道×ジャームッシュ
新感覚で最高。
RZAのサントラで首振りながら、空を飛び舞う鳩を長尺見つめる時間。
渋さとポップさのバランスが絶妙で、実は割と大衆向けいけそうな感じがめ
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.6

全員頭おかしい。カリスマ地下芸人のコント的な、常人には理解できない展開で意味わからんけど、テンポがすこぶる良くて見れてしまった。

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

クドカン節と、躍動感ある卓球の打ち合いシーン、打球音とサントラがクセになる。
あー10年ぶりくらいにドライブ打ちたくなった。

【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

4.2

色んな制約がある中、よくぞここまでまとめきった、あっぱれ!
半分が1話の内容なのは残念だけど映画から初見でも観れるように組み立てていながら、モキュメンタリー映画制作編に回想をクロスさせてシームレスに一
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.7

道産子なのでアイヌ文化に接する機会は比較的多い方だったし、興味もあって博物館に行ったりもしていたので基礎知識はあるような状態。
それでもイオマンテには色々思ってしまうところもあったし、アイヌの歴史と現
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裏ゾッキ(2021年製作の映画)

3.9

有名俳優3人による監督作品の映画制作と町おこしのドキュメンタリー。
しかもコロナ直撃時期の。
なので見応え充分だった。

映画を見てなくても楽しめるし、捻りのない構成も見やすくて、誰でも見れると思う。
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ゾッキ(2021年製作の映画)

4.4

やべーめっちゃおもろい。
オムニバスのショートショート見てる感覚と、一本の映画見てる感覚が共存。
クセの強そうな監督3人だけど、原作の下に統一感ありながらで色が出てる。めちゃいいバランス。
そして役者
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.2

2025年はヤク中映画で幕開け!

徐々に加速していくテンポ、緻密な音ハメのジャンプカット、展開の緩急のつけ方などが物凄く音楽的なセンスの編集だと感じた。めちゃカッコいい。

メインキャスト4人とも破
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.1

デニーロの描く人間観。興味深く拝見。
良いことも悪いことも因果応報。
なかなか波瀾万丈なジュブナイル。
ギャングモノとヒューマンモノのどちらにも寄りすぎない絶妙なバランスの素敵な脚本で、演出と演技も妙
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MIRRORLIAR FILMS Season6(2024年製作の映画)

3.7

「サン・アンド・ムーン」、「FAAAWWW」が好みでした

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.4

映像のリズム感、熱海の景色と空気感が非常に心地良い。

あざとさのない、飾らない脚本も新鮮で良かったし、
何より馴れ初め部分のウキウキ感が堪らんかった。

文学的な余白のある映画は体に合わないことが多
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.0

蓮見の脚本ヤバ過ぎた。会話オモロ。
豪華キャスト陣を奥山さんのフィルムの質感で大きめのスクリーンで見る贅沢。

流星課長(2002年製作の映画)

3.7

あれは...流星か!?
いや、中間管理職だっ!!

ONE PIECE FAN LETTER(2024年製作の映画)

4.0

一般市民/海兵から見たワンピースの世界、頂上戦争~3D2Y再集結編。
特に海兵からの視点、めちゃくちゃいい。
スピンオフの切り口として斬新だし、正解すぎる。
別の時間軸でももっと作ってほしい。

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.0

仲野太賀の勇姿、マジ惚れる。
歴代の時代劇名作や、「日本のいちばん長い日」にも通ずる、武士道の気迫が演じられていて凄かった。

全然好きになれないけど、生にしがみつく姿が段々心を打ってくる山田孝之が主
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

家を持たずキャンプカーで生活する、と聞くと完全に人間社会から切り離れて自給自足の生活、のようなものを想像してしまうけど、
Amazonという巨大資本での季節バイトが稼ぎであり、ちょくちょく家族親戚のと
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

このダルい感じ、心地良いなぁ。
この時点で、ジャームッシュ以後作にも通ずる会話と映像の間が完成されてる。
今作は、徹底してワンシーンワンショットなのとモノクロなのが特徴なのかな。
その分、作り込まれた
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

こんだけ大大的に宣伝している大衆向け作品だが結構切り込んだ社会派なテーマと内容になっていて、これは邦画のターニングポイントになり得るかも。

まさに脚本の映画、というかドラマ上がりの映画という仕上がり
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aespa: MY First page(2024年製作の映画)

-

・大画面で4人の美貌が見れて、大音量でライブ映像が見られる
・ソロ曲4人分、フルで見れる
以外は、大ファンじゃなければちょっとしんどい
ドキュメンタリーの内容が薄すぎる、、
肝心のライブ映像も全部、3
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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

4.3

この尺で攻殻SACを存分に楽しめる。
トグサリーダー、少佐もバトーも単独行動してるのバランス良くてアツ。

最終の3作目としても相応しい内容でござい。
より身近に感じられる題材で社会派で興奮した。
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.2

アイナ一人二役だったの情報入ってなかった!演じ分けつつ、演出・脚本上も演技上でも2人が重なって見えさせるのすげぇ。
そして3分の1以上はアイナの歌で持っているので、堂々たる"主演"。感服でござる。
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