TKKさんの映画レビュー・感想・評価

TKK

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怪獣ヤロウ!(2024年製作の映画)

3.5

もっと狙ったB級感を期待していたものの、シンプルにチープな感じに見えてしまってやや残念。。
特にセリフの内容も間も不自然な感じなので、笑いも中途半端でウケ切らず終わった印象。
春とヒコーキ、バキ童ch
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.5

ギャング×ヒップホップ×武士道×ジャームッシュ
新感覚で最高。
RZAのサントラで首振りながら、空を飛び舞う鳩を長尺見つめる時間。
渋さとポップ感のバランスが絶妙で、実は割と大衆向けいけそうな感じがめ
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ズーランダー(2001年製作の映画)

3.6

全員頭おかしい。カリスマ地下芸人のコント的な、常人には理解できない展開で意味わからんけど、テンポがすこぶる良くて見れてしまった。

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

クドカン節と、躍動感ある卓球の打ち合いシーン、打球音とサントラがクセになる。
あー10年ぶりくらいにドライブ打ちたくなった。

【推しの子】-The Final Act-(2024年製作の映画)

4.2

色んな制約がある中、よくぞここまでまとめきった、あっぱれ!の印象。
半分が1話の内容なのは残念だけど映画から初見でも成立するように組み立てていながら、モキュメンタリー映画制作とクロスさせてシームレスに
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.7

道産子なのでアイヌ文化に接する機会は比較的多い方だったし、興味もあって博物館に行ったりもしていたので基礎知識はあるような状態。
それでもイオマンテには色々思ってしまうところもあったし、アイヌの歴史と現
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裏ゾッキ(2021年製作の映画)

3.9

有名俳優3人による監督作品の映画制作と町おこしのドキュメンタリー。
しかもコロナ直撃時期の。
なので見応え充分だった。

映画を見てなくても楽しめるし、捻りのない構成も見やすくて、誰でも見れると思う。
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ゾッキ(2021年製作の映画)

4.4

やべーめっちゃおもろい。
オムニバスのショートショート見てる感覚と、一本の映画見てる感覚が共存。
クセの強そうな監督3人だけど、原作の下に統一感ありながらで色が出てる。めちゃいいバランス。
そして役者
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.2

2025年はヤク中映画で幕開け!

徐々に加速していくテンポ、緻密な音ハメのジャンプカット、緩急のある展開などが物凄く音楽的なセンスの編集だと感じた。めちゃカッコいい。

メインキャスト4人とも破茶滅
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ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.1

デニーロの描く人間観。興味深く拝見。
良いことも悪いことも因果応報。
なかなか波瀾万丈なジュブナイル。
ギャングモノとヒューマンモノのどちらにも寄りすぎない絶妙なバランスの素敵な脚本で、演出と演技も妙
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MIRRORLIAR FILMS Season6(2024年製作の映画)

3.7

「サン・アンド・ムーン」、「FAAAWWW」が好みでした

SUPER HAPPY FOREVER(2024年製作の映画)

4.2

映像のリズム感、熱海の景色と空気感が非常に心地良い。

あざとさのない、飾らない脚本も新鮮で良かったし、
何より馴れ初め部分のウキウキ感が堪らんかった。

文学的な、余白のある映画は体に合わないことが
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アット・ザ・ベンチ(2024年製作の映画)

4.0

蓮見の脚本ヤバ過ぎた。会話オモロ。
豪華キャスト陣を奥山さんのフィルムの質感で大きめのスクリーンで見る贅沢。

流星課長(2002年製作の映画)

3.7

あれは...流星か!?
いや、中間管理職だっ!!

ONE PIECE FAN LETTER(2024年製作の映画)

4.0

一般市民/海兵から見たワンピースの世界、頂上戦争~3D2Y再集結編。
特に海兵からの視点、めちゃくちゃいい。
スピンオフの切り口として斬新だし、正解すぎる。
別の時間軸でももっと作ってほしい。

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

4.0

仲野太賀の勇姿、マジ惚れる。
歴代の時代劇名作や、「日本のいちばん長い日」にも通ずる、武士道の気迫が演じられていて凄かった。

全然好きになれないけど、生にしがみつく姿が段々心を打ってくる山田孝之が主
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

家を持たずキャンプカーで生活する、と聞くと完全に人間社会から切り離れて自給自足の生活、のようなものを想像してしまうけど、
Amazonという巨大資本での季節バイトが稼ぎであり、ちょくちょく家族親戚のと
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.8

このダルい感じ、心地良いなぁ。
この時点で、ジャームッシュ以後作にも通ずる会話と映像の間が完成されてる。
今作は、徹底してワンシーンワンショットなのとモノクロなのが特徴なのかな。
その分、作り込まれた
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

こんだけ大大的に宣伝している大衆向け作品だが結構切り込んだ社会派なテーマと内容になっていて、これは邦画のターニングポイントになり得るかも。

まさに脚本の映画、というかドラマ上がりの映画という仕上がり
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aespa: MY First page(2024年製作の映画)

-

・大画面で4人の美貌が見れて、大音量でライブ映像が見られる
・ソロ曲4人分、フルで見れる
以外は、大ファンじゃなければちょっとしんどい
ドキュメンタリーの内容が薄すぎる、、
肝心のライブ映像も全部、3
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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

4.3

この尺で攻殻SACを存分に楽しめる。
トグサリーダー、少佐もバトーも単独行動してるのバランス良くてアツ。

最終の3作目としても相応しい内容でござい。
より身近に感じられる題材で社会派で興奮した。
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

アイナ一人二役だったの情報入ってなかった!演じ分けつつ、演出・脚本上も演技上でも2人が重なって見えさせるのすげぇ。
そして3分の1以上はアイナの歌で持っているので、堂々たる"主演"。感服でござる。
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

評判悪かったのでビクビクしながら見たものの、めちゃくちゃ良い!
あの完璧な終わり方をした3があっての4を作る意味として、これなら納得。
成熟し自我を持ち過ぎてしまったおもちゃ、ウッディの救済と解放。
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

2017年ぶり再鑑賞
以前:いるわーこういう女(グサリ)、わかるこの言動〜(グサリ)
現在:いるわーこういう女(笑)、わかるこの言動〜(笑)
に変化。大人になってしまったな...。

なので半分バカに
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

3.9

後半から実にまどマギらしい展開。イヌカレー空間が炸裂炸裂。
救済されて大団円と思いきや、されない、、!?
ちょっと疲れておいてかれた感ある。
延期されてる新作はどうなることやら全く想像がつかない。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.6

信仰と争い、故郷への固執、家族と社会、などなど価値観について考えさせられる。
少年の繊細さ・豊かさが主演の表情や画面作りで丁寧に表現されてる感じがした。
対立・紛争が題材で最初こそショッキングなものの
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レックスはお風呂の王様(2012年製作の映画)

-

おもちゃ達も当時空前のブームだったEDMの影響下に。
お風呂のおもちゃ達はみんなパリピ。

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

5.0

10年の進化を遂げたCG技術を見せつける超ワクワクのイントロ、アンディのホームムービーで作中の時間の経過を感じさせるオープニングで始まって、完璧なアンサーを提示したエンディングで終わる。傑作オブ傑作。>>続きを読む

トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

5.0

これぞ、テープが擦り切れるほど見た作品。
幼少期1番見てたと思う。

この2こそが真骨頂な感じする。
全体的にポップ。アルもプロスペクターもどこか憎めないキャラ。
緊張と緩和が何回も繰り返されるハラド
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デジモンアドベンチャー02 前編 デジモンハリケーン上陸!!/後編 超絶進化!!黄金のデジメンタル(2000年製作の映画)

3.7

デジモン25周年記念「僕らのウォーゲーム」とのセットで鑑賞。

大筋のストーリーと哀愁漂うムードが記憶に残っていた。
終始テンション低めで、スタンドバイミーよろしくのアメリカンロードムービーと夏のホラ
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