TKKさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ANIMA(2019年製作の映画)

3.8

は?トムヨーク、コンテンポラリーうまっ

千年女優(2001年製作の映画)

3.0

入れ子過ぎて難しいのと
日本映画の歴史に明るくないのでハマれず。

カットの遊びはパプリカの方が満足感あった。

アニマトリックス(2003年製作の映画)

4.1

音楽でいうトリビュートとかリミックスアルバムみたいな、
こういう濃ゆいクリエーター達の遊び場みたいな作品大好き。もっと見たい。
今今の日本アニメ界で是非やってもらいたい。

やっぱナベシンさんの2作。
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Love Letter(1995年製作の映画)

3.8

マーク漏れに気づき、薄く再鑑賞も。

学生時代回想シーンの尊さ、ハンパない。
なんだこの全てのロマンチックが閉じ込められたような息が出来ないくらいの空気感は。

現代パートはちょいクドイし、大人がこの
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映画:フィッシュマンズ(2021年製作の映画)

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孤高のバンド、フィッシュマンズ。その中でとびきり孤高で孤独な存在、佐藤伸治。
これは、曲の聴こえ方だいぶ変わるなぁ。

今になってから世界的に評価され、自分みたいな若者にもしっかり届いてきてるのが切な
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

同じ事の繰り返しで生活が単調になるのは人間らしくないなと感じて、ルーティーンは毛嫌いしているタイプだけど、
ここにルーティーンの美しさを見た。
一つ一つの動作・仕草のフェチ的な撮り方、何より役所広司の
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.3

SFの傑作で、12モンキーズのプロットとしても有名なので鑑賞。思っていたよりもガッツリプロットだった。
全編写真での構成によって生まれるリズム感と行間、奥行き。表情のみで伝わってくる演技。構図や美術の
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ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-(2023年製作の映画)

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何とも贅沢な映像。
どうもー全世界の夢です!って感じ。
やっぱ、ピーターパンとアラジンに見る、"飛行"のアニメーションがとびきり素晴らしいと感じた。
これだけキャラがいる中で、やっぱり初期メンというか
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赤い風船(1956年製作の映画)

4.2

Millennium parade - OnibiのMVより。
一つの要素に終始して展開する感じ、短編のお手本中のお手本的作品。
耽美的な画がたまらんです。
風船の挙動もイイね。どうやって撮ってるのか
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.1

劇場サイズ予算での作画、ご馳走様です。
アクションが最高です。お馴染みの宇宙船カーチェイスもあれば、モノレールに鉄塔での近接戦と。
サントラも新作ばかりで。
あと4人揃っての会話が久々に聞けて嬉しい。
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

ウィリーウォンカがただただ好青年で闇堕ちする話でもなし、ウンパルンパは一体しか出てこず、、あれ?
チャリチョコで皆がワクワクした、ダークファンタジー感、すなわちティムバートンのアクと毒の部分が一切ない
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.5

シン・ゴジラと対照的に陽の堂々真っ直ぐな大衆向けゴジラ映画に。
神木隆之介、浜辺美波、安藤サクラ、吉岡秀隆、のキャスティング並びで邦画代表ポジ取りに来てる感スゴい。
山崎監督っぽくストーリーには緻密さ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.7

悩み苦しんでいたであろう若かりし時期のメインキャスト達による感情剥き出しの演技で描かれる生と死。特に、ナイフのようなギラついた視線とオーラをこちらに向けてくる満島ひかりの鮮烈。

迫真の演技が続く重さ
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.8

過酷な内戦&ファシズムパパのエグ現実と、ダークだけど救いのありそうなファンタジー世界との対比。残酷にして鮮烈。
ファンタジー感は子供に見せたいけど、現実パートがPG12では収まってないグロさとエグ味が
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.1

色味がバツグン。目に見える世界がこの色彩だったら良いのに、というくらい。

でも構造複雑でムジィ〜。
フレンチディスパッチもだったけど、冒頭の説明セリフ情報量凄いから字幕では追い切れないのよ。人多くて
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.0

いつ見ても楽しい。これぞクラシック。
ルパン×ハヤオの化学反応。
無駄のない脚本と展開。
銭形とのタッグ熱い。
敵役に魅力があれば尚良かったなぁ。

トロン(1982年製作の映画)

3.8

パキパキ色彩とザラザラ画面。
クセになる世界観!サイケ!
目は満足満足なんだけど、
あまりにも説明する気なさすぎるw
当時のゲームオタクによるゲームオタクのための、なのか、最新技術でやりたいこと全部や
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

3.9

相変わらず退屈しない不朽の出来。
列車アクションの祖?的な、現代の定番とは違った動きで面白い。
かなり大掛かりな撮影で、異例の大作ってくらいお金かかってそうだし、脚本でもしっかり見せていく感じなので映
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.4

最高。楽しい。インド可愛い。
全体感かなりスキ。

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.9

「ホドロフスキーのDUNE」で生き様に喰らったホドロフスキー氏の作品を初鑑賞。
晩年だからか、思ってたよりは大人しめでちゃんとしている。アク強強のウェスアンダーソン的な味わい。

なんといっても軸はオ
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.3

麻衣すわぁぁぁん!!
翔子すわぁぁぁん!!
(CV. サンジ)

今年の劇場版を残して、もう青ブタの供給が止まってしまうのツラい。
アニメ見返しつつ、原作ラノベにも飛び込みたい心持ち。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.4

アルパチーノの演技と完璧な脚本であっという間の2時間半。

タンゴのシーンはじめ、独立しても優勝してるシーンの数々。
終始引き込まれるアルパチーノの挙動、キャラクター。

久々に、良い映画みたぁって感
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

マリオカートのとこアガった。

ストーリー展開、王道で無駄がなくこれで良しって感じ。
メインキャラの性格にハマれずで、感情移入の高揚感がなかった。
何より吹き替え、肝心のマリオとドンキーの声がどうして
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羅生門(1950年製作の映画)

3.5

遅ればせながら、黒澤明作品デビュー。
モノクロの光の撮り方美しいのは分かって、雨の画がすこぶる良かった。

話は羅生門ではないのねぇというのと、流石に古くてやや退屈してしまったのは事実。
ただ、画のイ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

面白くはなかった。
意味のわからないところも多いし、それでも楽しめる/圧倒されるみたいなところも特段ない。
ジブリの世界観も元々苦手な方で、絵も好かなかった。
メタ的に見ると、という解説で理解はできた
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怪物(2023年製作の映画)

4.4

怪物という題から、ミスリードに次ぐミスリードの連続。章:主観の転換でガラッと変わって見える人物と出来事。
あざといまでも良く出来た構成の脚本とそれを可能にするキャスト陣の演技。
是枝の画に溶け込みつつ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.8

うーん、うーん?
それなりにリテラシーある現代人でもムズイので、当時はチンプンカンプンだったろうことが窺える。
解説見て理解すると、中々シブい終わり方するなぁってなったけど。絶対もっと良い描き方あった
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スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃(2002年製作の映画)

4.0

パドメとアナキンを中心に華はあるんだけど、全体的に大味でダサめかも、、。
これぞスターウォーズってことなんでしょうか。

青年アナキン、闇堕ち確定してるとはいえ、あまりにもフラグ立てすぎで冷める。
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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

4.4

CGの進化エグい。見応え充分過ぎる、贅沢、良い年代感も感じられて最高。

【良】
・少年アナキンにキュン
・ポッドレースは個人的に史上最高レベルのシークエンス
・アミダラ、ダースモール、ジャージャーと
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.2

誰もが、博士が主軸でマッドサイエンティストっぷりを発揮しまくる内容を想像すると思うんだけど、タイトル、ポスター詐欺!
博士の出番全然少なくて暴れないし、SF感も全然なくて残念。
でもキャラクターの完成
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.7

宇多田ヒカルやKANDYTOWNなど好きな曲のリリックに頻出なので、
満を持して見てみたBonnie & Clyde。

ハチャメチャ過ぎて段々ついていけなくなったものの、
冒頭のフェイ・ダナウェイの
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浅田家!(2020年製作の映画)

3.9

見事な構成。ハートウォーミング。
キャストの演技良過ぎて、リアル家族にしか見えない。
やっぱニノの演技好きだなぁ。