kuritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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フロスト×ニクソン(2008年製作の映画)

2.5

昔観た記録
完全に観た、という記憶はあるのだが肝心の中身をまるで覚えていない。

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.5

昔観た記録
そりゃ観るよな。何度となく観た、午後ローで。

ナショナル・ギャラリー 英国の至宝(2014年製作の映画)

4.0

コロナで美術館へ行くにも躊躇う今だからこそ観ておく作品かも知れない。
しかし、こんな風に密集して絵を見る事なんてもしかしたらこの先ないのかな?と思えてきたら悲しくなってきてしまうのが不思議だ。あんなに
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ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年製作の映画)

3.0

ギレルモ・デル・トロ、『パシフィック・リム』はこれ参考にしてるだろ…あの人だったら絶対観てる…と思ってしまった。

それはさておき、一般市民たちの惨劇をちょいちょいリアルに挟み込んでおり、子供が見たら
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

3.0

オープニング面白すぎないか?アヴァンギャルド…ゴジラも陽気でポップ、というかカジュアルなスタイル。スッと現れるのな。動きもコミカルで軽快。
そして謎のクラブだかバーもすんごいデザイン。コンセプトがわか
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クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代(2018年製作の映画)

2.5

クリムトやエゴン・シーレについてそこまで興味を持っていた訳ではないが、勉強になった。
特に面白いなと思ったのは、美術史家のジェーン・カリアさんが話されたエゴン・シーレのサインの位置の話。シーレは女性の
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.5

4Kデジタル修復版
ガメラシリーズ初見ですが、怪獣映画って劇場で観るとそこはかとなく面白いものですね。
劇中のニュース速報や町内放送という日常のリアリティが妙に生々しく映った。
あとガメラの目のデザイ
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おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.0

もう15年前の作品という事もあり2021年現在とはまた状況も違うだろうけど、酷すぎて実情をきちんと知らなかったことを恥じる。
珈琲だけの話でない事も分かっているし、そうなんだろうなぁと何となくは知って
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A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

4.0

コーヒー好きとはいえ、やはり生産について無知すぎるのは良くないな…フェアトレードの豆を買うくらいだ。しかし「生産者の生活の向上を」とは言ったものの、本作ではどれほど良くなっているのか、なんだか有耶無耶>>続きを読む

ケルベロス 紅の狼(2018年製作の映画)

2.5

コミック原作とのことで、味わいが確かにそれっぽい。その中で宙ぶらりんなエピソードもあって消化不良。
全体的には王道な運びとビジュアルで良いのではないかと。欲を言えばアクションをもう少し見せてくれると良
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

2.5

どんどん話が展開していく様子は飽きない。「まだ遡るんか!」という気にもなるが、ホラーというよりミステリーとしての面白さがある。
通常、恐怖の根源や対照は1箇所や1個体に集中しているが、本作はその根源が
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

ジェイミー・リー・カーティス最高すぎないか…ショットガン構える女の人が好きということもある。
それにしてもクライマックスあたり、「何でそんなにクローゼットばっかりあるんだ!!!」とドキドキし疲れた。
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

5.0

無茶苦茶好きな類の作品で最高だった。
中盤まで何処へ行き着くのか分からないミステアスなストーリーも良いが、後半からの方向性が定まってからの展開にはワクワクが止まらない。
音楽の使い方やセレクトも素晴ら
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燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020年製作の映画)

4.0

舐めてたデブがドニー・イェンだった、という映画。
作品自体も最初から舐めてましたけど、やっぱアクションスゲーな!!!!!
岩永ジョーイさん、初見でしたが無茶苦茶動きが良い、が、それも谷垣さんのコレオグ
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ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!(2020年製作の映画)

2.5

馬鹿馬鹿しくて心底下らないと思いつつも、その馬鹿馬鹿しさに救われたりもするものなのだ。
「お互いにexcellentであれ」は本当にそうだなぁ。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

5.0

とてつもなく良かった…
何が良いって、まず映像の圧倒的な表現の豊かさで、それは思わず落涙してしまうほどだった。アニメーションならではの表現を遺憾なく発揮している。
目が醒めるような狼の感覚の視覚化に驚
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宇宙戦争(1953年製作の映画)

2.5

宇宙人と対話しようとする叔父さん、本来はあれが正しい姿なのだと思うし、現代的だと感じた。あれの進化した形がヴィルヌーヴの『メッセージ』なんだよな。
この時代の人たちの不寛容さが出ているようにも思う。そ
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ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.0

クリステン・ウィグ…かわいい…前作でも思ったが、女性の敵キャラが愛おしい。悲哀に満ちている。
ロビン・ライトもコニー・ニールセンも出て来たしなんだか得した気分。
しかし、結末の付け方あれでいいのか?と
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ラスト・デイズ(2013年製作の映画)

2.5

これもまた…世界滅亡ものかと思いきや、とても救いのあるラスト。
今の現状を鑑みても、次世代の子供たちがより良い世界を作っていけるのではないか、という淡い希望を持たせてくれる。
絵空事かも知れないが、そ
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妖星ゴラス(1962年製作の映画)

3.0

すごい凝ってて面白いな…特撮の凄さもあるが、テンポ良い。サクサク進むのが気持ち良いのと、『オデッセイ』のときに感じた科学者たちで最善を尽くす感じが良きです。

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

2.5

事前情報を何も入れずに見ると「思てたんも違う…」ってなるね…
いかにも都合のいい気持ち悪い映画だな〜エル・ファニングに夢見すぎだろ〜とか思って見てたけれど、良いところもある。
後半からが面白かったし、
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ばるぼら(2019年製作の映画)

2.0

全体的にちょっとダサかったな…演出とかセットの感じとか台詞とか衣装とか小物使いまでもダサかった。10年前くらいの中途半端に昔の映画を見ているかのようできつかった。
二階堂ふみが頑張ってたが、それ以外に
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

3.0

想像していたよりずっと良かった。
配役が良い、みんなハマってた印象。吉岡里帆はさすがに可愛すぎでは?と思ったが、違和感なく観られた。
主演の仲野太賀さんがオードリー若林に観えて仕方ないタイミングもあっ
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

4.0

好きな映画。ロイ・アンダーソン、やはり好きだな。
この作品に限らず、いつも登場人物たちの表情どころか顔つきさえよく分からない、身体全体が見えるひき絵。抑揚のない台詞回し。何もない部屋や通り道。全てが不
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人情紙風船(1937年製作の映画)

3.0

救いがなさすぎる…面白いと思うものの、男性の役柄がどいつもこいつもクズすぎる、怖い。面白いけど…どうも好きになれない。奥さん…可哀想すぎる………つら…

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

2.5

サイケデリックな世界観。この時代にこれか…いや、この時代だからこそコレができたのか?話が進んでいるようないないような、と思っていたら終わっていた。不思議。

HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

2.5

謎々しい…サイケすぎる演出に目眩がする、すごい…序盤から何が虚構で何が現実でなのかが分からない。
演出も分からなければ世界観もわからぬ、何もわからぬ。何やこれ。でもつまらないかと聞かれたら、思わず「面
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さびしんぼう(1985年製作の映画)

3.0

みんなストーカーのハナシ?という導入。こわい。
かと思いきや何この悲しみ、切なさ、この感動…何故なんだ…わけが分からない…
この緩やかで捻れた円環構造、デヴィッド・リンチを思い出した。和製爽やかリンチ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

3.0

話には聞いていたが、演出が特殊すぎる…言葉にならない。特殊なんだけど、これが当時大ヒットというのもなかなか…このアヴァンギャルドさ、当時の人たちリテラシー高すぎでは?
にしても気が利いた作品ですごいな
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奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)

2.5

実話なんだなぁ…最後の実際の写真が感動的。
作品的にはよく言えばゆったりとした映画だった。危機的な状況もどこかのんびりした雰囲気、というか人ごと的にも感じられた。時間の進み具合も途中で入る「何日目」と
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アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.5

とても自然でドキュメンタリーを観ているような感覚で観れた。アイヌについては全くの無知だったがそれでも、というか、無知だからこそ興味深く観れたところもあるかも知れない。ひとつひとつのエピソードが目新しく>>続きを読む

ストレイ・ドッグ(2018年製作の映画)

3.5

良かった。ニコール・キッドマンの顔が違いすぎて不思議な気分だったけど真正面からのショットを多用していたのでまじまじと見てしまった。
男性が演じたらそれこそ古臭い、使い古した設定にも関わらず、女性に変換
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.0

シュワ氏の笑顔が絶妙にアホそうでそれだけで面白い。最初から最後まで変顔し放題…
しかし人種の多様性というものがこの時点でかなり自然にな形で取り入れられているのを観るとさすがバーホーベンといわざるを得な
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