kuritaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ママはレスリング・クイーン(2013年製作の映画)

4.0

昔観た記録
めちゃくちゃ好きな映画だったのになぜ記録していなかったのか…

マイル22(2018年製作の映画)

1.5

悪くはないが、イコ・ウワイスのアクションを上手く活かせてない感。カメラが寄り過ぎていて動きの全体が見えないのはもったいないし、ひとつのアクションに対してカット割が多すぎて勢いだけになっている。あとカメ>>続きを読む

けんかえれじい(1966年製作の映画)

2.0

高橋英樹、中学生役?こんなデカくて歳とった中学生やだな…
時代的な部分が大きいと思うが絵に描いたような有害な男性性が強調されていて観ていて少し疲れる。
にも関わらず、ロケーション、映像、演出が美麗で世
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ふたつの部屋、ふたりの暮らし(2019年製作の映画)

2.5

面白いなと思ったのは撮り方がサスペンス風というか、かなり緊張感を強調する撮影方法だった点。テーマからしてもっとエモーショナルでウェットな作品かと想像していたからこそ、明後日の方向に向かされて良い意味で>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

1.5

サメを殺すなんて…という気持ちになってしまう。そしてジェイソン・ステイサムはサメ相手にも強気、さすがです。
でもステイサムはステイサム、いつも通りな感じでしたね。内容についてはあまり記憶に残るものでも
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.5

まずはサム・ライミがサム・ライミしてるなーという感想。大掛かりなホラー(演出)て感じで、作ってて楽しかったろうな…
にしてもワンダが可哀想すぎてちょっと見てられなかった。そりゃ面白かったけども。
また
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.0

鳥ちゃんこわい、と思ったけどカワイイ。かと思ったらやっぱこわい。という具合に、鳥ちゃんトランスフォームが目白押し。クチバシ大丈夫か。もうちょっと全体像見せてくれても良かったな。
グロさはないが、吐瀉物
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

不思議なくらいポロポロと涙が溢れる瞬間があった。子供は誰にとっても宝物みたいな存在だ。それは誰の子供であっても。
彼らには、かつての自分達がして欲しかったことをしてあげて、言って欲しかった言葉を言って
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

1.5

出てくるキャラがあまり好きになれないのが観ていて辛かった。アニメーションでキャラ好きになれないのはなかなか…好みの問題かとは思うが。
ラスト良かったけどね、なんかね、平和とは尊い犠牲の上に成り立つもの
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

2.0

前作(?)もなかなかの鬱展開だったが、これもなかなか…しかしほぼ水中でマスク被ってるので誰が誰だか。誰が誰でも話には関係ないのでイイのか。遺跡も古代マヤだかなんだか。話に関係ないのでイイのか。海底47>>続きを読む

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

2.0

この手の映画は好きな筈なのだが、これはイマイチ乗れなかったなー。何故だろうね。中盤のネタバラしが好きじゃないのかも知れない。ウェットなニュアンス要らない。でもラストバトルは笑ったけどもね。クロエちゃん>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

2.5

オーディアール作品の中では割合ふつうに感じた。前2作がクセ強だったからかな。しかし、本作も人物像にクセあるのは面白い、面白すぎた。不意な台詞が唐突に突き刺さる感覚はやはり、オーディアール観てるな、とい>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

2.5

割とオシャレな印象だった。オープニングやエンディングのデザインとか、あとジャレッド・レトの顔面がオシャレ。
エフェクトのデザインなども気が利いていた。飛行シーンなどは何となくX-MENのナイトクローラ
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アネット(2021年製作の映画)

3.0

相変わらず分からん…ちょいちょいふざけてそうなニュアンスが見えるので、基本ミュージカルをバカにしているのかなという気さえしてくる。やってくれましたわ…(カラックス!!!)
特に序盤のベッドシーンとか…
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

4.0

ファンタジーな世界観でちょっと馬鹿馬鹿しいと思えたりもするけれど、大好きだったなぁ。
後半の、それぞれの一騎打ちシーンは燃えたぎるものがあった。
明らかな体格差を持ってしても、「コイツをゼッタイに仕留
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

自分的にはトンデモブチ上げ映画だった。日々どんなこと考えてたらこんな展開を思いつくんだ…頭おかしいだろ…前作のRawがとても好きだったので期待値高めだったけれども、更なる変化球で唖然とした。
唖然とす
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.0

ギレルモ・デルトロの本領…耽美な世界観の中でも胸糞悪いってなかなか…なんとなく読めはできれど、受け入れ難い結末。体調が微妙なタイミングだったので尚更メンタルに来た。さすがすぎる。
冗長な印象を受けたけ
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ポゼッサー(2020年製作の映画)

3.0

とんでもねぇ出血量。初っ端からメッタ刺しでダバダバ出る。
近年こんな描写を丁寧に撮る人も珍しい、というか、それも血(父親)ゆえなのか…?あまりに執拗なバイオレンス描写は変質的だった。バイオレンスという
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.5

まずはずっと観てみたいと思っていたので念願かなって安心した。
そして笑える話なのにびっくりしたなぁ。
会話劇も苦手なのにサスペンスフル、かつファニーで楽しめた。カメラもずっと固定、からのぐぃーんとした
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

3.0

アピチャッポン2作目のアピチャッポン素人なのだが、やっぱ疲れるな〜。というか訳わからんな〜。しかし、分からない映画の面白さはあるよな…何だったんだあれは、と思った所を調べながらもう一度記憶を辿る楽しみ>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.0

思っていたより変な映画で良かった。
ヨルゴス・ランディモスみあるなーと思ったら助監督をされていた方が監督とのことで、そりゃ変な映画撮るわ…と妙な納得感があった。そもそもギリシャ映画っておかしなニュアン
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さがす(2022年製作の映画)

2.5

とてつもなく評判が良かったため、ハードルが上がりきっていた。その為あまり驚きなどはなかったし、新鮮さを感じられなかった。
「後半からの展開に驚かされる」というような感想に身構えすぎた。
もちろんあの展
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

過去のどのバットマンより若い感じが心配でもあったが、逆に若さゆえの荒々しさがとても良かった。
直近のベン・アフレック版は割とマトモに見えていたから、尚さら精神を病んでいるが故にこうならざるを得なかった
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名付けようのない踊り(2022年製作の映画)

4.0

あまりに好きな作品なのでなかなか感想がまとまらない。
作品の演出自体が少々かったるいと思うくらい、もっと田中泯本人だけに削ぎ落として欲しかった。
しかしながら、中村達也のドラムで舞い、木幡和枝の追悼の
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355(2022年製作の映画)

2.5

これはシスターフッドモノの系譜と取って良いのだろうか。ここ最近のシスターフッド映画はどれもこれも珠玉だったが本作に限って言えば、悪くはないが諸々大味過ぎて手放しでは褒められない。
アクションも見せ方が
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

三浦透子さん、めちゃくちゃよかったな…訥々とした語り口が心地よい。そして無感情な話し方だからそこ、込み上げてくる瞬間がある。たまらなかった。悲しかった。サチとの別れも、母親との別れも、何もかもがぐちゃ>>続きを読む

ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

4.0

どいつもこいつも屑ばっかダナーという映画だった。サタンタンゴの世界線と地続きな作品。なぜこんなにも嫌なものを見せつけてくるのか…おもしれぇ〜〜〜、人間屑〜〜〜!一緒に観てくれた人が、「人間は所詮犬って>>続きを読む

アウトサイダー(1981年製作の映画)

2.5

タル・ベーラ作品がカラー、という自体に慣れない…妙な感覚だった。モノクロの時は映像がバキバキな印象だけれど本作は淡いイメージを持った。初期作品だからだろうか?少し緩い感じにも見えたが、でも癖つえ〜〜〜>>続きを読む

忘れられた人々(1950年製作の映画)

3.0

容赦なさすぎてしんどい…あまりにも冷徹な目線、徹底したリアリズム、これに圧倒されずにはおれない。
どいつもこいつも屑、屑しかいない。貧困、貧者を美しく描かない、人間丸出しという趣き…つらい。

エル(1952年製作の映画)

4.0

キモすぎてやべえ〜〜〜
童貞の拗らせ男ほどキモくて恐ろしくて救いのないものはない…しかも有害…ホラーだよ。こういう男どの世界線にもいるよなと。しかし女も女でなんなんだ。
だがしかし、ブニュエルは気が狂
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昼顔(1967年製作の映画)

4.5

主人公であるセブリーヌは幼少期に起きたある事件をきっかけに自分自身を汚い存在だと感じている。それゆえに、完璧な夫からの無償の愛に罪悪感を覚えているように見えた。だからこそ夢や妄想で自分自身を罰しており>>続きを読む

ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

あまりにも良くて感想がすぐに出てこなかった。
日常にこのような人々はどれだけ居るのだろうか、と思いを馳せずにいられなかった。家族によって傷つけられた2人が、新しい家族によって癒され、前を向こうとする姿
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