noboruさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

有名な寿司屋に行ったら勝手にパンも出されてどっちも美味しかったんだけど
果たして何だったんだ、あの店?という話をしにその足で二次会に行きたくなるような映画(なんだそれ)

リスペクト(2021年製作の映画)

-

オープニング、子供時代の歌声で既に身震いする程の素晴らしい歌唱

そこからのジェニファー・ハドソン期は想像を軽く越える説得力

そしてエンドロールでみる彼女の存在感と歌声を聞くためだけに劇場に行く価値
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ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

-

仮に自分が脱北者として色々頑張ってなんとか韓国に住む。という所まではきた状態だと想像してみると…

足元を見て接してくる人達
頼れる人の少なさ
金銭的に足りない余裕

来る前にわかっていたはず
それで
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

IMAX × ハンス・ジマー = 課金上等!            以上!!

クライム・ゲーム(2021年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞したのだが
序盤、誰が誰なのか把握しきれず進むも作品の空気感と物語にのめり込んでいき最後に思ったのは劇場で見たかった!!
と思える作品でした

MONOS 猿と呼ばれし者たち(2019年製作の映画)

4.1

事前情報ゼロで見たのが結果良かった
カルチャーギャップがあり過ぎな生活に
衝撃と同時に理解の追いつかなさにはなぜかうっすら興奮すら感じた

ハロウィン KILLS(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

病院でのシーンでは米連邦議会議事堂突入事件がオーバーラップして見え違った種類の恐怖に震えた

異なる思想の持ち主に恐怖を覚え、対話でなく対立を選び力で制圧しようとする方法を選んだ結果、映画でも現実でも
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グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

3.5

圧倒的に賛同できる事を言っている彼女を見て胸がうたれるのは自分がしてこなかった事をしているからなのだろうか?

耳ざわりの良い言葉を信じて、もしくは絶望してきた結果が今なのだとしたら、未来の為に自分の
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

-

減点方式が大きな顔をしている時代では
保身の為にも、攻めずに寄らば大樹の陰と決めた人がどんどん増えた結果、1度でも失敗でもしようものならと亀のポジションをとってしまう人が多いのでは

攻めて攻めて突っ
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.7

チェ・ジフンの変幻自在な表情演技
キム・ユンソクの微細な表情の変化
コントラストが効いていて良かった

あ、映画だ。というルックも良かった

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ようやく劇場音響で聞くことのできた
ビリー・アイリッシュ NO TIME TO DIE

待たされ過ぎてもはや楽しみ感もなくなっていた気分ではあったが、やっぱり
美しいアバンから主題歌の流れは美しい&
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.7

積み重ねて見つけたと思っていた正解が
ひっくり返された時に襲ってくる脱力感
はやっかいだ

裏切られることへの恐怖から逆貼りへと走った時にそれまで築き上げてきた信頼を失いそれが悲劇へ繋がり巡りめぐって
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

4.3

予想の100倍良かった!

こんなに会場のあちこちから鼻をすする音が聞こえるの久しぶり
でも、そりゃそうだよねと大納得

どこかの邦画みたいにクライマックスシーンではスローモーションで、感動させる為の
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メインストリーム(2021年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

何度も何度も打っては消し、打っては消しを繰り返しながらずっと困っている
どうにも引っかかってるポイントがある

それはあの動画ってバズるほど面白い?
ここがどうにも拭いきれなくて

物語としてのポイン
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空白(2021年製作の映画)

4.2

何がこうだ!と簡単には言いきれない。
「ちょっと待とうよ。」と言われた気分
何層にも重なった考えが瞬間瞬間で入れ替わり、果たして誰が悪かったのか
それは誰の視点からみた場合なのか?他の人から見ても全員
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.6

見終わってもモヤモヤがずっと消えない

面白いんだけどそこまでノレてないなと自覚しながら物語は進み、お見事!と思えるラストで見てよかったぁ、と感じては…

…等とグダグダした感想を打ってしまう
理由(
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シュシュシュの娘(2021年製作の映画)

-

入江悠監督がなぜこの映画を作ったのかという心意気への応援も込めて見てきた

無くなってもらっちゃ困るものが未だに次々と無くなっている。そしてその後ろには必ず人の生活が伴っている

数字だけでは想像しが
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EXIT(2019年製作の映画)

3.8

さすがのCJ Entertainmentブランド品
もっと、もっと!と展開させて楽しませてくれる

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アンダーソン・パークの新曲を映画館の音響システムで浴びれるだけで大満足!

オープニングの戦闘ラブシーンが素晴らしく艶かしいしトニー・レオンだし
(2021年のシネコンでだよ!)
気分は一気にアガ
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シッコ(2007年製作の映画)

5.0

ここに写ってることが全てだとは言わないが、確実に事実の一面なのだろう。

あぁ、たくさんの人に見てもらいたい!
これもまたいきすぎた資本主義社会の姿なのでは

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6

わかる、そりゃわかるよ
もちろん楽しかったのは間違いないしね
例のシーンだってアガったし
メッセージも文句無しでしょ

何かがひっかかったとしたらコンディションだったようか気がする

ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

4.3

ブラックパンサー党などの詳細を抜きしても、作品として抜群に面白い事がまずスゴイ

警察(やFBI)の正義を盾にした酷い振る舞い(故にバッジを使った序盤は皮肉が効いている)を見ていて感じるこれって今も同
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

まずはファーストカットの美しさに圧倒された時点でこの作品の虜になった

そして意図的に感情を抑えさせられ、独特なスピードで話すキャラクターに違和感を感じていると、まさにそれを指導するワークショップのシ
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.5

大事なのは音響環境。言ったからね!
それが整っているならばもう大丈夫
あとは全身で浴びて浴びて浴びまくれ

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

序盤は「う~ん、そこまででもないかなぁ」等と一歩引いた目線で見ていたのに中盤以降はどんどん迷宮の中で苦しさと快感を同時に感じながら、ラストまで一秒たりとも見逃すものか!とばかりに集中し「うわ、ヤラれた>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

3.8

中島琴音さん演じるじんこちゃんがいい味出してて可笑しかった

そして何より美波を演じた上白石萌歌さん!ああ、美波ってそういう人なんだなあ(思い立ったら躊躇なく即行動、別れの場面でも一切振り向かない等)
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少年の君(2019年製作の映画)

4.4

高考という装置を使った構成が社会問題を可視化させつつ緊張感を高める効果が効いていてのめり込まされた。

だがやはり主演2人の表現力が素晴らしいという圧倒的事実が本作のキモでありつつ、個人的には各種の音
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

4.5

夢を夢見ることを思い出させてくれる
ただそれは厳しい現実がそこにあることを逆説的に叩きつけてくる

何しろ魅力的なキャラクター達がたくさん出てくる

イン・ザ・ハイツ、なるほどね~

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

4.2

特別な作品だけから感じるスペシャルな"何か"が始めから終わりまでで続けてた
ポップカルチャーとフェミニズムを両手に持ちながらこれがアメリカだと叫ぶ姿には感動を抑えられない。