ノリック007さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ノリック007

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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス(2016年製作の映画)

5.0

米国と日本の違い

「図書館」の運営を通して、民主主義、資本主義、イノベーションも
理解できる良い映画です。

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」は、映画を表した
良いタイトルです。

「ニ
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

5.0

日本にはいない人です。

権力にも、同調圧力にも屈せず、多数派意見に対して、反対意見を
述べて、支持され、米国に9人しかいない最高裁判所判事を務め、
法律さえも変えてしまう人の物語です。
この超人的な
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

5.0

瞬時の判断力、行動力とその結果

邦題の「ハンターキラー 潜航せよ」は映画の内容を表した良いタイトルです。
「ハンターキラー」に任務が与えられ「潜航せよ」となる映画です。

魚雷やデコイを使用した潜水
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サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

5.0

聖地復活の物語です。

この映画は「荒野の用心棒」と「夕陽のガンマン」に続く、
「続・夕陽のガンマン/地獄の決斗」の聖地復活の映画です。
この3部作を鑑賞したことのある人やファンにはお勧めできる
映画
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バイス(2018年製作の映画)

5.0

歴史は繰り返しました。

ディック・チェイニーの生涯を通して、1960年から現在までの
60年間もの米国を描いた映画です。
大きな事件も要点だけしか描けないので、新しい発見はあり
ませんが、歴史を見直
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

今も続く狂気

日本人は、人種差別が背景にあるので、理解するのが大変な映画です。
私も細かいところまでは、理解できていないですが、雰囲気を感じること
ができました。
日本人は、理解しなくても良い昔話で
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

5.0

報道の現状

原題は「Shock and Awe(衝撃と畏怖)」で、イラク戦争を開始した
空爆の作戦名です。
邦題は「記者たち~衝撃と畏怖の真実~」です。
邦題の方が映画をイメージしやすいです。

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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

5.0

未来を勝ち取る

原題は「ON THE BASED of SEX(性により由来する上での)」で、
裁判の争点を表していますが、邦題の「ビリーブ 未来への
大逆転」の方が映画の内容を伝えていると感じまし
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

5.0

爆発音、そして銃声音

2011年7月22日、ノルウェーの首都オスロとオスロから40km離れたウトヤ島
での連続テロ事件の事実を基にしている、フィクション映画です。
ノルウェーの首都のオスロ政府庁舎を
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運び屋(2018年製作の映画)

5.0

ある退役軍人の生き方

原題の「THE MULE」は、「麻薬を密輸するために, 外国からの運び屋
として雇われる素人の旅行者」で、主人公のアール・ストーンの
ことです。
邦題の「運び屋」も良いです。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

塊より始めよ

ロードムービーとして期待すると、主人公の2人は大人すぎる
ので、変化はしますが成長するというイメージでなないので、
期待外れになります。
主人公の2人は、南部での演奏旅行へ旅立ち、成し
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ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

5.0

制服は、役職です。

学歴や資格を得るためには、能力より親の資金力
が重要視されます。
組織に入るときは、能力より学歴、資格が重要視
されます。
組織の中では、能力より、無能な「役職者」に従うか、
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

5.0

一足お先に、月旅行!

臨場感たっぷりのIMAXで鑑賞しました。

有名すぎる実話なので、もちろん結果はわかっています。
その結果に至る過程を描いた映画です。
原作は「ファースト・マン 初めて月に降り
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フロントランナー(2018年製作の映画)

5.0

国民が国の最高権力者を慎重に選ぶべき

主人公は、1984年と1988年の米国大統領選挙の民主党の
予備選挙で負けた人です。
物語は、1988年の米国大統領選挙の民主党の予備選挙で
最有力候補「フロン
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

5.0

J.D.サリンジャーの映画です。

原題は「REBEL IN THE RYE」です。
原題も邦題も映画の内容を表していないので、題名を気にする必要は
ありません。
ジェローム・デイヴィッド・サリンジャ
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

5.0

「ナンバーワン」は、「オンリーワン」

ホイットニー・ヒューストンの過去の映像とホイットニー・ヒューストン
に関わった人々へのインタビューで構成されています。
ドラマ性もエンターテインメント性もない、
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

5.0

日本人記者は、知っていたはず。

日本にいるドイツ人記者が韓国の戒厳令について、
日本で知り、韓国の光州へ取材に向かいました。

この映画を鑑賞してドイツ人記者よりも、日本人記者の
ほうが、この光州事
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スパイネーション/自白(2016年製作の映画)

5.0

言論と報道の自由を守るために

タイトルは、国の機関が自白を強要し、脱北者を
北朝鮮のスパイとすることで国家体制維持を行うのは、
スパイ国家、警察国家、監視国家だという意味です。

スパイ国家、警察国
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共犯者たち(2017年製作の映画)

5.0

発表報道の危険性と調査報道の重要性

世界報道自由度ランキング2018年、韓国は第43位、日本は第67位で、日本は韓国より下です。
この映画で描かれている韓国より、日本のほうが報道自由度がないというの
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

聴いてから観るか、観てから聴くか!
IMAXでも、Doby-ATMOSでも鑑賞しました。
Queenについては、英国の人気ロックバンド、
フレディ・マーキュリーがエイズで亡くなったということ
しか知り
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バグダッド・スキャンダル(2018年製作の映画)

5.0

現地でしか分からないことはあります。

日本国内にいて、国連がすべて、国連中心主義の人々にこそ観て
欲しい映画です。

米国政府のイラクに大量破壊兵器があるという嘘の主張に世界でいち
早く支持したのは
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華氏 119(2018年製作の映画)

5.0

複雑で、簡単で、やっぱり複雑です。

米国の話題が満載で、ストーリーは飛びまくるので、理解も、
共感もできないと思います。
知らない単語は、気になることは後で調べるという覚悟で鑑賞
する必要があります
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ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

5.0

大人になるためのロードムービー

この映画を鑑賞するきっかけは、白水社が出版している野崎孝訳
「ライ麦畑でつかまえて」を読んだからです。
「ライ麦畑でつかまえて」を読んでも何も分かりませんでした。
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ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

5.0

男だというのなら、ぜひ。

原題は、「Den of Thieves(強盗の巣窟)」で映画の内容を
表している良いタイトルです。
邦題は、「ザ・アウトロー」で曖昧な感じがします。

神経を集中して観る映
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

5.0

平和ボケした頭に1発、ガッンとどうぞ!

映画のレイティングシステムは「R15+」なので、
15歳未満の人は鑑賞できません。

暴力描写が強いので、暴力シーンが苦手な人にも
向いていません。

「デス
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

5.0

人生はバブル

アリシア・ヴィキャンデルのヌードに期待する男性には、
日本未公開ですが「フィフス・エステート/世界から狙われた男」
もお勧めします。
2011年9月2日、米国外交公電ウィキリークス流出
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LBJ ケネディの意志を継いだ男(2016年製作の映画)

5.0

政治家の言葉

原題「LBJ」より、邦題の「LBJ ケネディの意志を継いだ男」
の方が映画の内容を良く表しています。

難しい映画です。
登場人物は多く、政治用語が多く、説明はなく、日本とは全く
異な
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

5.0

命を懸けた頭脳戦

原題は「Solace(慰め)」ですが、邦題「ブレイン・ゲーム」の
方が映画をイメージしやすいです。

分かるはずのない未来や過去を映像としてイメージできる
超人的な才能を持つ2人が
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

直接選挙で国家に民意を反映させた!

有名な実話だけに、多数の登場人物に、複数のストーリーがあり、
理解するのに苦労します。

分かりにくかったのは刑務所の制服姿の看守が、私服姿で民主化運動
に加わっ
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

5.0

差別の現実

原題は「Sobibor(ソビボル)」で、ソビボルのユダヤ人収容所を
示している良いタイトルです。
邦題の「ヒトラーと戦った22日間」に釣られて鑑賞すると、
ヒトラーは出てこないので、期待
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

5.0

日本もレバノンも同じ

「THE INSULT(侮辱)」で法廷で争点となる侮辱を示しています。
鑑賞後には、邦題「判決、ふたつの希望」の方が良い感じがします。

国も、時代背景も、宗教も、人種も、差別
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

5.0

戦争が始まり、2つの核保有国が誕生する。

「歴史は勝者によって記される」という言葉で始まるこの映画は難解です。

歴史は、1つのインド植民地をインドとパキスタンに分離して独立させる
ということです。
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ヒトラーを欺いた黄色い星(2017年製作の映画)

5.0

諦めずに、生き残ること

原題は「Die Unsichtbaren」で「目に見えない」ですが分かりにくいです。
邦題の「ヒトラーを欺いた黄色い星」もヒトラーは出てこないので、
邦題に釣られて鑑賞すると
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

5.0

事件は解決するが、問題は残る。

映画なのでお見事なストーリーですが、現実はこんなものではないでしょう。

日本にもパワハラ、セクハラ、いじめを受けたデータは存在しない。
実際のパワハラ、セクハラ、い
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ゲッベルスと私(2016年製作の映画)

5.0

原題は「A German Life(あるドイツ人の人生)」で、
ブルンヒルデ・ポムゼルの想いを良く表していますが、
邦題「ゲッベルスと私」のほうが映画をイメージし易いです。

ジョセフ・ゲッベルスは、
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

5.0

ギャンブルは、人生を破壊する!

有名な脚本家だから、有名な女優だから、話題作だから、
アカデミー賞にノミネートされたから、実話映画だから
と宣伝に乗せられて鑑賞すると期待外れになると思います。

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