土屋ノリオさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

土屋ノリオ

土屋ノリオ

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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

公開当時、子供ながらにこんなに面白い作品があるのかと衝撃を受けた本作。

スピルバーグ
ルーカス
ハリソン

若かりし頃の3人が中心で、

ちょっと古い特殊効果も80年代を感じさせてくれる一本❗️

マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.1

前作より続編が面白い珍しいシリーズなのだが、

「モヒカンと砂漠」
「荒廃した近未来」
「咬ませ犬のリーダー」

言わずと知れた『北斗の拳』の元ネタ作品なのだが、本作から

『マッドマックス 怒りのデ
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

今では巨匠となったジョージ・ミラー監督のデビュー作品。当時はアメリカではあまりヒットせ日本で受けた本作。

「広大な地平線」
「バイクと車」
「復讐の理由」

粗削りなB級アクションなのだが、胸の残る
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.0

『ハッピーアワー』の濱口 竜介監督作品であるので鑑賞したのだが、やはり面白い!

「東出昌大の演技力」
「上手い省略」

が不思議と引き立つ一本!

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

4.3

アカデミー賞で作品賞・監督賞・助演男優賞・音響賞・編集賞の5部門を受賞した、マイケル・チミノ監督、ロバート・デ・ニーロ主演の名作が4Kデジタル修復版として公開されたので鑑賞。クリストファー・ウォーケン>>続きを読む

インファナル・アフェア(2002年製作の映画)

4.1

ハリウッド版のリメイクは、レオナルド・ディカプリオが主演の『DEPARTED デパーテッド』なのだが、オリジナルの本作はやはり、抜群の面白さ。

「警察側の調査員が香港マフィアのスパイとして潜入」
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.2

金曜ロードショーで何気なく、久しぶりに本作を鑑賞。やはりこの時代の宮崎駿が好きなことを再確認してしまった。アニメの質は向上し、格調高くなってしまった後期より、

「男性を優しく包んでくれる」

そんな
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恋のしずく(2018年製作の映画)

3.5

広島旅行の合間に、東広島市・西条を舞台に日本酒を題材にした本作を鑑賞。
俳優の故・大杉漣さんの遺作であり

川栄 李奈(元AKB48)
小野塚勇人(劇団EXILE)

の主演

酒づくりを通して出会い
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

広島への旅先で何の期待をせずに観たのだが、難病者を扱う暗い物語だと想像していなのだが、爽やかな仕上がりになっている。筋ジストロフィーで身動きの取れない主人公(大泉洋)、ボランティアに好き勝手なことを言>>続きを読む

機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.0

TVシリーズを3部作に纏めた最終章の本作は、やはりシリーズ最高の出来!
ブルーレイBOX購入後に一度しか鑑賞していなかったのだが、ゆっくりと観直してみると、抜群に作画が綺麗。
「冒頭のムサイの艦隊とホ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.8

何度もリメイクされた作品を稀代のポップ・スターのレディー・ガガが主演し、ブラッドリー・クーパーが主演と監督までした本作を鑑賞。物語はいたってシンプルで、

「才能のある女性」
「名声のある男性」

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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

4.0

最近も目にすることが多いナチスものなのだが、本作はかなりの良作。

「基本的な作り」
「しっかりした役者」
「コミカルからシリアス」

オーソドックスの作りなのだが、良い一本でした!

グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

絶頂期のスピルバーグが製作総指揮、ジョー・ダンテ監督の作品を久しぶりにWOWOWで鑑賞。SFファンタジーの要素もあるのだが、昔の印象と変わらず、やはり

「結構ブラック」

でホラー色が強い。

「グ
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三十路女はロマンチックな夢を見るか?(2017年製作の映画)

3.8

『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』の押井守にもが実写リメイクされた『東京無国籍少女』を制作した山岸謙太郎がメガホンを撮った本作。平凡>>続きを読む

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.5

前作『復活のF』から劇場鑑賞するようになったのだが、本作は2時間のほとんどが、

「バトルシーン」

の印象で、この多い・少ないで個人的評価が分かれそう。

「冒頭から序盤にかけて前日譚」

が個人的
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.9

エル・ファニング主演だったので鑑賞したのだが、期待以上に良い作品。イギリスで1818年に匿名で出版したゴシック小説「フランケンシュタイン」の作者メアリー・シェリーを描く物語。

「キャラクターの心の変
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トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

3.9

若き日の著名漫画家(藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫)、たちが住んでいたことで有名なアパート「トキワ荘」を舞台にした本作。モノクロ写真を並べた昭和のレトロ感が懐かしい。

日本の漫画史にその名を刻
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裸の島(1960年製作の映画)

4.2

午前十時の映画祭で鑑賞。故新藤兼人監督の代表作で世界的に評価の高い作品なのだが、登場人物にせりふがない映像詩が見事。

「自然を写す映像の凄さ」
「水の重み」
「家族の休日」
「生きる厳しさ」

夏が
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.7

公開当時は全く期待しないで鑑賞した傑作ミステリー原作を堤幸彦がメガホンをとゅた本作。必ず二度見るというキャッチフレーズ程の仰天ラストではないのだが、それなりの出来栄え。

「前田敦子のキャラクター」
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来る(2018年製作の映画)

3.3

『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『告白』『渇き。』の中島哲也監督でかなり期待していた作品。しかも俳優陣が、岡田准一・ 黒木華・ 小松菜奈・ 松たか子 ・妻夫木聡と自分の好きな人ばかり!

初日に胸を躍
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.4

『ギルバート・グレイプ』『砂漠でサーモン・フィッシング』のラッセ・ハルストレム監督が共同でメガホンを撮っているので、TOHOフリーパスで鑑賞。

豪華絢爛なCG映像

クラシックの名曲

は夢見るよう
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

4.0

細かいことは考えずにシンプルに楽しんで観るべきエンターテインメント作品。

「カンフーアクション」
「笑い」
「3人の主要キャラクター」

ジャッキーチェーンが一番乗っていたと感じる!

来年で終了す
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恐怖の報酬(1953年製作の映画)

4.3

やはりアンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督版の本作は抜群に素晴らしい!

オープニングからの汗くささを感じる映像
抜群のカメラワーク
ニトロを積んだトラックが走る緊張感
トラックに乗る人の対比
流れる美
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ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

1.2

『DRAGONBALL EVOLUTION』・・・

どのように

「進化」

したのだろう・・・

わが国の誇る名作漫画をこのようになるのは悲しい・・・

劇場に足を運んでは泣き

DVDが100円
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羊の木(2018年製作の映画)

3.4

『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督がメガホンを撮った作品なので期待して鑑賞。主役の錦戸亮は市役所の職員役で普通を上手く演じているのだが、やはり脇役陣の松田龍平・木村文乃・水澤紳吾・田中>>続きを読む

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

3.6

夏に劇場公開されている時から気になっていた本作をレンタルで鑑賞。
砂漠地帯を舞台に、陵辱され捨てられた主人公の男達への復讐劇なのだが、

「痛そうな感じ」
「血の量」

が凄い、普通の人達が殺しあう!
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3


3年ほど前の年間ベスト級の作品なのだが、見直してもやはり面白い。

「テンポの良い展開とリズム」
「現場での演出」
「主人公への共感」

殺伐とした物語なのだが、現代を風刺する監督の意志を感じる一本
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

前作から本シリーズを友人達に教えてもらい鑑賞。ハリー・ポッターからのシリーズが好きになっているのだが・・・

シンプルな物語かと思っていたが、かなり

「複雑」

な印象。

しかしながら

「キャラ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

前作は大好きな作品であったのだが・・・

「緊張感」
「前半のアクション」
「後半の情と裏切り」

悪くはないのだが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督に比べるとフツーの映画感を感じてしまう・・・

若い二人の
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ギャングース(2018年製作の映画)

3.9

2013年から「モーニング」で連載されていた漫画を『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』『ビジランテ』を手がけた入江悠監督が映像化した本作。キャストも高杉真宙・MIYAVI、金子ノブアキ、篠田麻里子と個>>続きを読む

ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌(1986年製作の映画)

3.1

子供の頃は楽しめたのだが、今観直してみると、当時を知らない人には全く良さは分からない可能性大の作品。シリーズの中ではキャスト等も含めて、おそらく最高傑作w

中山美穂・浅野ゆう子・成田三樹夫

の出演
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.1

『フレンチ・コネクション』『エクソシスト』のウィリアム・フリードキン監督がメガホンを撮った本作をデジタルリマスター化した【オリジナル完全版】上映で鑑賞。

「300万ドルつぎ込んだという吊り橋をニトロ
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SPIRIT スピリット(2006年製作の映画)

3.5

ジェット・リー主演としては

「最後のマーシャル・アーツ映画」

と語られていた本作。割と個人的には嫌いでないので、中古300円で購入し久しぶりの鑑賞。やはり

格闘アクションが見たい方にとっては、絶
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.1

本谷有希子の小説を父は水谷豊、母は伊藤蘭の趣里と菅田将暉が主演。脇役に田中哲司、西田尚美、織田梨沙、松重豊、石橋静河といった豪華俳優陣。メガホンを撮るにはAKB48やMr.Childrenのミュージッ>>続きを読む

北京原人 Who are you?(1997年製作の映画)

1.7

誰が名付けたのか日本三大駄目映画の三番手にあげられる本作。公開当時はかなりの番宣で、制作費20億円をかけて作られたのだが、、、

化石より採取されたDNAを元に現代に甦った北京原人

この設定は興味を
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シベリア超特急(1996年製作の映画)

1.9

誰が名付けたのか日本三大駄目映画の二番手にあげられる本作。子供の頃から映画批評を聞いていた映画を愛する水野晴郎先生の監督デビュー作品。監督・製作・主演・原作・脚本、そして主題歌の作詞まで手がけた怪作。>>続きを読む