土屋ノリオさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

土屋ノリオ

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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

2014年公開のハリウッド版ゴジラ『GODZILLA ゴジラ』でもメガホンを撮り『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の出来栄えも非常に良かったギャレス・エドワーズ監督からマイケル・ドハティに>>続きを読む

白い巨塔(1966年製作の映画)

3.7

今回テレビ朝日で放送された岡田版を観て、久しぶりに鑑賞。個人的には唐沢版のリメイクが音楽を含めて大好きなのだが、田宮版も素晴らしい。

「現代では難しい手術シーン」
「原作正編の映画化」
「少し変な大
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ユー★ガッタ★チャンス(1985年製作の映画)

3.2

いまだDVD化されることのない吉川晃司のアイドル時代の作品。いまだDVD化されることのない本作が、7月にWOWOWで放送するらしいので少し楽しみ。

吉川晃司はこの頃では考えられない程、今では役者でも
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空母いぶき(2019年製作の映画)

3.6

世間で話題になっていた本作を鑑賞。原作も読んでいたのだが設定は少し・・・
しかしながら

「戦争に対する目」
「心の変化と動き」
「戦闘シーンの配分」

など

映画としては上手く纏めた感のある一本!
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

午前十時の映画祭にておそらく最後のスクリーン鑑賞になると思い劇場まで足を運んだのだが、やはり3時間の大作であるが飽きることのない作品。

「完成度の高い脚本」
「家族を守る父親の行動」
「孤独を描くエ
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居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.5

佐伯泰英の人気時代劇小説シリーズを松坂桃李の時代劇初主演で映画化、『超高速!参勤交代』『空飛ぶタイヤ』の本木克英がメガホンを撮った本作。

「松坂桃李の落ち着いた演技」
「周りの脇役」

でなんとかの
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.8

大学生4人が大学図書館に展示された、時価12億円の巨大なヴィンテージ本の画集を無謀な強盗計画でを企てる物語。

「個性的な映像演出」
「実際の犯人4人のナレーション」

など、作品としての出来は良いの
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マネー・ピット(1986年製作の映画)

3.6

Netflixで見つけた本作を劇場公開以来に鑑賞。スピルバーグの製作総指揮、デビュー間もないトム・ハンクス主演の中古物件の恐ろしさを過剰な演出で描いたコメディ。

「フレッシュでキレキレの演技をするト
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12か月の未来図(2017年製作の映画)

4.0

本作の原題は『Les grands esprits』から邦題『12か月の未来図』

フランスの自由・平等・友愛といった意味で、期待しないで鑑賞したのだが、

実に面白い。

「エピソードの積み重ねが抜
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オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.8

J・J・エイブラムス製作×ゾンビ×ナチス
のサバイバルアクションの本作を全く期待せずに鑑賞。
1944年6月、ノルマンディー上陸作戦開始直後に第101空挺師団はドイツ占領下の村に降り、連合軍の通信を妨
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.0

【平成を振り返る・・・20】
2010年の邦画には『悪人』『告白』『川の底からこんにちは』などの良作があるが、やはり自分としては本作が一番。
1963年工藤栄一監督がメガホンを撮った娯楽時代劇のリメイ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

【平成を振り返る・・・20】
2010年の洋画には『ハート・ロッカー』『息もできない』『クレイジー・ハート』などの良作があるが、やはり自分としては本作が一番。
クリストファー・ノーラン監督の中でも個人
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

原作は直木賞作家である、角田光代の同名小説が原作の本作を鑑賞。メガホンを取るのは『サッドティー』『知らない、ふたり』『パンとバスと2度目のハツコイ』などの今泉監督。NHK連続テレビ小説『まんぷく』で主>>続きを読む

多十郎殉愛記(2019年製作の映画)

3.3

日本映画の伝統である、ちゃんばら作品を数多くの時代劇を手掛けてきた中島監督が20年振りにメガホンを撮った本作。

高良健吾、多部未華子は悪くはないのだが、

「脚本が弱く」
「キャストの生きず」
「殺
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キングダム(2019年製作の映画)

3.9

原作を全く知らず、期待もせず鑑賞したのだが以外に面白く楽しめた。

「アクションの仕上がり」
「大沢たかおを含む、脇役の存在感」

あとは主演の山崎賢人に厚みがあれば、日本映画としては十分に作品に仕上
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.4

【平成を振り返る・・・19】
2008年の洋画には『ダークナイト』『イントゥ・ザ・ワイルド』などの良作があるが、自分としては第80回アカデミー賞4部門に輝いたコーエン兄弟の本作が好きな作品。

「猟奇
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.5

【平成を振り返る・・・18】
2008年の邦画には『トウキョウソナタ』『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』などの良作があるが、自分としては当時、映画賞を総なめにした本作が好きな作品。
二時間四十
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

4.5

【平成を振り返る・・・17】
2007年の洋画には『バベル』『パンズ・ラビリンス』『やわらかい手』などの良作があるが、自分としては断トツで本作が好きな作品。

ベルリンの壁が崩壊する前の監視国家東ドイ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.2

【平成を振り返る・・・16】
2005年の邦画には『ALWAYS 三丁目の夕日』『パッチギ!』『 リンダ リンダ リンダ』などの良作があるが、自分としては『アフタースクール』『鍵泥棒のメソ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0


【平成を振り返る・・・15】
2004年の洋画には『オアシス』『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』『隠モーターサイクル・ダイアリーズ』などの良作があるが、自分としては本年、久しぶりに元気な姿をスク
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父と暮せば(2004年製作の映画)

4.2

【平成を振り返る・・・14】
2004年の邦画には『下妻物語』『誰も知らない』『隠し剣 鬼の爪』などの良作があるが、自分としては昨年、久しぶりに劇場で鑑賞した本作が一番。

「ストレートな反戦」
「宮
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

4.5

【平成を振り返る・・・13】
2003年の洋画には『戦場のピアニスト』『インファナル・アフェア』『キル・ビル』などの良作があるが、自分としては断トツで本作が一番。

スポーツ大国ブラジルに実在する、ス
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.1

【平成を振り返る・・・12】
2003年の邦画には『ヴァイブレータ』『美しい夏キリシマ』などの良作があるが、自分としては本作が一番。

基本は恋愛映画のようだが、

「ダメダメな妻夫木聡と上野樹里」
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.3

待ちに待ったMCUフェーズ3の集大成となった本作は、これまでのMCU作品を見てきた人であれば涙なしには観られない一本となった。

前作ではサノス率いるヴィラン軍団が中心
アントマンの軽さの中盤
過去へ
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.3

【平成を振り返る・・・9】
2000年の洋画には『初恋のきた道』『グラディエーター』『ダンサー・イン・ザ・ダーク』などの良作があるが、映画好きな自分としては本作。

娘の親友に欲情する父親
敵視する同
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

平成を振り返る・・・8】
1999年の洋画には『運動靴と赤い金魚』『黒猫・白猫』『恋におちたシェイクスピア』などの良作があるが、映画好きな自分としては本作。

AIにより人類が支配される側になった未来
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.7

原作はもちろんあのH・G・ウェルズの原作を1953年に製作したSF映画の古典的名作をスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクした本作。

トム・クルーズ、ダコタ・ファニングも素晴らしく

「地面から表
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E.T.(1982年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭で上映の本作を劇場では30年振りに鑑賞。『未知との遭遇』程のインパクトはないものの、

「子役たち」
「シンプルな脚本」
「有名な自転車が飛ぶシーン」

など

難しいメッセージ等もな
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オブリビオン(2013年製作の映画)

3.8

最近では『オンリー・ザ・ブレイブ』次作では続編である『トップガン: マーヴェリック』でメガホンを撮るジョセフ・コシンスキー監督作品。
トム・クルーズ・オルガ・キュリレンコ・アンドレア・ライズボロー・
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

-

日本の桜坂洋による原作『All You Need Is Kill』を映像化した本作。
「繰り返されるタイムループ」
「少しずつ前進していきクライマックス」
「適度なラブシーン」

トム・クルーズ×エミ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

胸糞作品で有名な本作を久しぶりに鑑賞。韓国映画の

「重厚」
「緻密」

が十分に感じられる面白さで、

前半部分の雑さが、後半になれば生きてくる。

未解決事件であるので、ラストは予測できるのだが、
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

DCコミックスのクロスオーバー作品『DCエクステンデッド・ユニバース』の7作目として製作された本作を鑑賞。

「シャザム」

の掛け声でヒーローになる力を与えられる。

しかし、

子供なので、やるこ
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.7

潜水艦映画にハズレなし-

誰が言い出したのかわからないのだが、確かに良作は多い。本作も開始5分くらいで
米露開戦前夜状態となり、

「ジェラルド・バトラーとゲイリー・オールドマンがロシアと戦争」
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走れ! T校バスケット部(2018年製作の映画)

3.3

バスケットボールが大好きなので題材となった本作を鑑賞。『今日、恋をはじめます』『クローバー』『ReLIFE』等、数々の青春恋愛映画を手掛けている古澤健監督作品。

主題歌はGReeeeNによる書き下ろ
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春待つ僕ら(2018年製作の映画)

3.3

バスケットボールが大好きなので題材となった本作を鑑賞。TVドラマでは『JIN-仁』『義母と娘のブルース』が有名な平川雄一朗がメガホンをとった本作は今をひたむきに生きる若者たちの青春ラブストーリー。>>続きを読む

未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.1

午前十時の映画祭10にて久しぶりの鑑賞。子供の頃の印象より更にスピルバーグの才能を感じてしまう。

「構図」
「音楽」
「演出」

オリジナル劇場版、特別編、よりも
この
「ファイナル・カット版」
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