nさんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

映画は一人の熱狂で作られないとどうしようもない、みたいなことを思わされるよ。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.7

福田雄一の友達、みたいな感じだな、
と思ってみたら脚本が渡辺雄介で、まぁ、うん納得...

笑って人殺すな、または殺した後に笑うな。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

うわぁ〜これはめちゃくちゃ傑作だな。
2時間超えだし、まぁ最初の45分くらいで一回休憩しよ...ぐらいの気持ちで見始めたらそのまま一気見よ。

超一流の俳優の演技と、それを動かす一流のディレクションが
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監督・出演陣が語るアイリッシュマン(2019年製作の映画)

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スコセッシの「ナレーションの方法がわからなかった」っていう話が面白かったな。毎回学び直すんだと。

独裁者、古賀。(2014年製作の映画)

2.7

シナリオのコンペのグランプリって、まぁこういうのだよね、っていう。

もう高校生が走るやついいわ。

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

オリジナル観ると、アニメの意味不明さすごいな。なんでああなっちゃったんだ?

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.3

これはやっべぇっすね。半端ねぇ。
正直濱口竜介の映画初めて観たけど、これかみんなが言ってたのは。

「キタっ!ここ!そうだよね!」っていう例の瞬間の演出も最高。
恋愛映画を超えて、「人としてどう生きる
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BOYS(1996年製作の映画)

3.8

これはいい青春ドラマ。
男子校の学生寮で鬱屈した生活を送る青年が、道ばたで倒れていたお姉さんと出会い、時間を過ごすうちに恋に落ちる。だけどそのお姉さんにはある隠したい過去があって...みたいな話。
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みちていく(2014年製作の映画)

3.0

意地悪で卑屈な言い方をすれば、「褒められる」タイプの映画。ショットとか割り方とか。20そこらでここまで俳優動かせるのはすごいよ。それはわかるんだよ。

ただ個人の感想言うと、ちょっと毒が少ないというか
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MANRIKI(2019年製作の映画)

3.6

手放しで大絶賛っていうわけにはいかないのだが、こういうのがあってもいいし、作り手たちの考えてることには共感するし、むしろ観てないとダサい、くらいには言ってもいい。

最初の万力のシーンで、彼氏に勃起さ
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.7

これはいい。泣いてしまった。

原作ファンなのだが、映画も原作と同じ人が書いているってことで、かなり忠実。

ただ、監督がドラマやりたい人で、アクションに全く興味がないのがかなりわかってしまうのがちょ
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キュクロプス(2018年製作の映画)

3.0

「自主映画にしては」っていう形容をつけられてしまう所以は、その突き抜けなさにある。

自主映画だからこそ、もっとぶっ飛ばしてもいいのではないか、と、いつも「よくできた」自主映画を観て思うのだ。

メイ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

うーん、なんだかなぁ。大事な何か、核にあるものを触れないように、触れないように話を進めてるかんじがする。
2人にセックスさせろ、というわけじゃないけどさ。
そういう関係性、あるいは設定を使う以上、人は
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

いやいや、これは非常にいいっすねぇー。
王道も王道のスポ根映画。もう涙腺うるみっぱなし。
脚本もウェルメイドというにふさわしい。

役者でいうと、あの弟はなかなかいい味出してる。なんだかこれから来そう
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クラッシュ(1996年製作の映画)

4.2

バカっぽいの承知で言うと、シンプルに「エロくてカッコいい映画」なんだよな

青で統一された画面がセクシーこの上ない。
青=死=性っていう。

隠された記憶(2005年製作の映画)

3.9

ハネケにしてはわかりやすい映画って感じたけど。

要は、謎のビデオは「仕掛け」でしかなくて。そのビデオが主人公とその周囲に問題(ドラマ)を起こさせればいいわけで。
で、実際夫婦の間にヒリヒリしたもんが
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トパーズ(1991年製作の映画)

4.0

え、めちゃくちゃいい映画やん。

ミドルショットでじっくり動きを撮るような、(とはいえ自主映画に多い無駄なソレではなく)ヨーロッパ映画風の演出に好感である。

世代的に、ギリギリこの日本はおれの中の記
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オーディション(2000年製作の映画)

4.3

海外の「ホラー映画ランキング」の常連、観よう観ようと思ってやっとみたやつなんだが、これはいいっすね!

とにかく画が好み。
いちいちカットがかっこいい。不穏かつ不安かつな構図の連続なんだが、それが逆に
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.1

案の定、観ても観なくてもどっちでもいいタイプの映画だった。

溶鉱炉のアイデアがある限り、何ものも勝てないって。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.2

「物理的に戦って最後に殺す」は作品を殺す。
戦いのシーンって、ほんとダレるのよね。勝つに決まってるのだから、スリリングもクソもないっていう。
それこそ、やってることトランスフォーマーとかとあんま変わん
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パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.9

これはまた興味深い映画。

ぶっちゃけ「つまんない」って一言で言えてしまう映画ではある。
でも一方で簡単にそう言いたくはない何かを持っているのも確か。
なんというか「可能性」の映画というか。
プッシュ
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

2.8

これはガッカリ。

もう50年前の映画になる『サイコ』を退化させたような。


なぜ、いまこれなのか...??




以外ネタバレ









「ドンデン、いつ来るの?」と首を長くして待ってた
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

3.8

ぶっちゃけ、みんなが難解難解いうからなんとなく観ないままきちゃったんだけど、観てみるとなんてことない、彼自身の人生への不安という観点からみれば、まぁわかることはわかるっていう。ドキュメンタリー観たあと>>続きを読む

ラビッド(2019年製作の映画)

3.6

LAのScreamFestで監督姉妹、キャストの登壇付きで鑑賞。

クローネンバーグのリメイク。

主人公の設定は「冴えないファッションデザイナーの女の子」で、ファッションショーが血みどろになったりす
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ラビッド(1977年製作の映画)

3.9

しかしすげぇラストだなw
 
最後までは「ああ、なんだけっこう普通のゾンビ映画なんだな」って思って観てたんだけど、最後の最後で好きになってしまった。
身も蓋もないというか、血も涙もないというか。

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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.8

これは映画監督、またはアーティストの卵なら観て損はないんではないだろうか。

あの"奇才"リンチでさえ、自らの将来に不安を抱え、親からは「そんな道を諦めろ」と言われて(しかもこれは10代のときとかでは
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ダウンレンジ(2017年製作の映画)

3.9

こんなに冴えたアイディアでしかも描写もしっかりしてる映画で、どうして平気で2とか2.5とか1とか付けられるのか!
そりゃ警察(保安官)の行動がムケーカクすぎるとか、ラストの好き嫌いがあるにせよ。

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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.4

ま、つまんなくはない、って感じ?
しっかり笑えるとかは笑える。ま、1作目からあんまり興味ないな〜って感じの作品だったのでこういう感想になってしまうが...。

ダニエル(2019年製作の映画)

3.5

Brooklyn Horror Film Festで。

暴走するイマジナリーフレンドの話。イマジナリーフレンドが主人公の体を乗っ取ろうとするみたいな。

期待するほどの驚き、爆発が足らんだなぁという
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.7

ワニワニパニック映画。
とりあえず90分、飽きずに楽しめるくらいには。
秀作と言って良いのではないでしょうか!

ハリウッド監督学入門(2008年製作の映画)

2.9

なんつうかなぁ、自分が上手くいかなかったことへの愚痴にどうしても聞こえてしまうんだよなぁ。

だってハリウッドでやってたのたったの5年弱、撮ったの1本の時点でしょ?
まだ「旨味」のとこは知れてないだけ
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愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景vol.1(2019年製作の映画)

3.1

なんというか、もう映画における「濃厚なセックスシーン」ってダメだね。100%スベるね。この時代。

あとはボイスオーバーa.k.a副音声がやっぱりイケてないと感じちゃうなぁ。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.8

序盤は、セリフまわしとかから「え...なにこのトレンディ...ちょっとダメかも...」と思って観てたんだが、進むにつれ、これはわざと、狙ってやってんな〜っていうのがわかってくるとけっこう入りこめるって>>続きを読む

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.2

正直、中学生のときに観て???だったので、なんとなく「わかんない作品」として避けてたんだが(しゃーない)、10数年を経て観直すとわかるわかる。

もともとあった暴力性が一度抑えられるが、周囲からの暴力
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

4.0

自由に語っているように見せて、生の感情みたいな部分はきちんと抑えるみたいな。

観ているこちらもなんでこの話を観ていられるのかを説明しろと言われてもできないんだけど、まぁでもずっと観ている、みたいな.
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