映画は自由に作っていいのだ、というのを思い出させられる。
個人的にはエロ/グロがまぶされている感じ。こういう知的な皮をかぶりつつ基本的に悪趣味なの、いいよな。
それでいえば、そもそも自分がこの映画を>>続きを読む
ヒューマントラスト渋谷休館前日に滑り込みで。
『ババドック』があるので、ちょっと期待していただけに、これはあまりにも「普通」な内容でちょっとガッカリだった。ただの復讐譚というか。もちろん、女性と黒人>>続きを読む
もぉ〜いい。
ニコラス・レイはほんとに考えが合うというか、その美学に共感する。
都会で刑事として働く主人公。日々仕事をこなすが、その実は孤独と不安に苛まれ、捜査方法も荒々しく、暴力的になっていく。>>続きを読む
もっと夢と現実がごちゃごちゃ交錯する上に、ストーリーもわかんないみたいなエッジィなやつかと思って身構えてた、というかそっちのを期待してたんだが、ちゃんとシンプルな(シンプルすぎるともいえる)一本のスト>>続きを読む
ある情報を絶対に伝えれるはずなのに、物語の展開上、その場では言わない、みたいなのが多用されてて辟易する(MEGUMIの弟が誰か、貫地谷しほりにほのめかすくだりのとこなど)。
その他、リアルではありえな>>続きを読む
主人公が真相を知っていく過程がワクワクしないタイプの"ルール違反"(現在の自制で過去のことを過去の人に教えてもらう)で、うーん...て感じ。
ご都合というか"ための"話法に見えてしまっては...。そこ>>続きを読む
こういうの観るとあらためて「あらゆる話法、テクニックはすでに(この時代に)出尽くしている」みたいなのを思い出させられる。
妄執が実際にテキストになって出てくるとことか、ガリガリ博士の真相のとこの過去>>続きを読む
うーん、なんか「普通に面白い」という印象。普通に面白いならそれでいいじゃないかって感じなんだけど、もうちょっと突き抜けた何かを期待してた自分もいたりして。
アクションとかさ。ザック・スナイダー的な、一>>続きを読む
撮影はもちろんいいのだが、野田高梧リスペクトのわりに話がちょっと当たり障りなさすぎかなという印象。
でもこういうの観ると早く自分も撮りたいとモチベ上がるので良い。
胸糞映画として有名な本作。やっと見た。
噂に違わぬすごさ。すごすぎ。
映像的な美しさと"最悪"ともいえる究極的に残酷なストーリーテリング、人物描写が合わさってしまった至高の作品。
一番は顔よね。人>>続きを読む
絶対にヤリたい男vs絶対にヤらせない女。
自分のものになったと思ったら絶妙なタイミング、巧妙なやり方で離れていく。終盤の支配関係の逆転も鮮やか。
結局は追い続けている方が"幸せ"なのかもしれない。>>続きを読む
ちょっと社会派社会派しすぎて自分には合わない感じ...。
なんというか、映画内における「構造」とか「システム」を強調しすぎっていうかさ。この映画で言いたいことを伝えるためには必要なのかもしれないけど。>>続きを読む
俳優のすごさが堪能できる映画である。
ただ一つ問題は、「セックスのとき殴る」はそういうのが好きなもの同士くっつけばいいのではと思うのだが、そういうことでもないのか...。
青のかっこよさ。
長老?を中心にそれまで言い合っていたおっさんたちがお茶のために黙るとこ、そのワンシーンの中での静と動の対比が素晴らしい。
対比で言えば「おれらやったな!おまえがいなきゃできなかっ>>続きを読む
結局、人を惹きつけるのは「抑えきれない個性」、その人にしか作れないものなのだということを思い起こさせてくれる。
トミー・ウィゾウはその「下手くそさ」こそが個性として際立ってしまったというか。
ちなみに>>続きを読む
最後まで一応観たおれも褒められるべき。
コメディ映画の基本の基本として「ツッコまない」っていうのは大事だよな。「〜とかだよ!」みたいなツッコんだ瞬間、一瞬で冷めてしまう。
WACKドキュメンタリーをバーっとみてきて最後、これ観てもうけっこうどうでもよくなった感じある。
このあたりでジュンジュンが表に出るのはやめて、裏でぐいぐい操る方にいっては。BiSHがあるんだし。
告白されたときのアイナジエンドの反応が白眉。
なんつうか、持って生まれたスター性みたいなのは、あるよな...。
それ以外はまぁ。
これが一番面白かった。アイドルというより、男の残酷出世物語的な見方で。
できるやつができないやつリンチする構図。
これをできる側のやつが作ってるから、なんとも手放しでは褒められないのだが。
とはいえ>>続きを読む
女性の存在を虐げ、坊主にすれば許される、そしてそれを一つの文化として疑問視するどころか楽しんでしまう我々。
ここ日本という国の文化の象徴、それがジュンジュンという存在なのかもしれない。
(飛躍して聞こ>>続きを読む
一つのオーディションから3本?(1本は一応テレビ番組)映画作っちゃう、ガメツさよね。よく考えるな、って思っちゃう。
バクシ氏の肩叩きは笑っちゃう。
ファーストサマーウイカがいかに真面目な人なのかっていう。
ちょっとこれは...。
なんつうか、画面が狭い。寄りが多めの印象で、詰まって見える。
まぁクリステン・スチュワートを拝みに行ったと思えば。
ジェームズ・フランコってわかりやすくて、ちょっとミソジニー入った男描きがち。嫌いじゃないけどね。
幻想っぽい展開になるは面白いっちゃ面白いけど、まぁ、うん...。
良くも悪くもない作品である。
やばい、だいぶ良かった...。宣伝でワンカットワンカットうるせぇなって、あんま期待してなかった分もあるし。
ワンカット以上に、ショットのカッコよさにやられた。映画はやっぱりショットが"すべて"なのか>>続きを読む
この人、基本的に人間を信用してないのと、人の命をなんとも思ってなくていいよな。肌に合う。
イメージで繋いでいく楽しさなど。
論理を超えて、イメージを繋ぐことで飛躍が生まれる。
"炎と花"のショットな>>続きを読む
「ための」映画みたいな。「AIが暴走する」っていうデカすぎるテーマから考えられることから、すべてが超えてこない。
すべてが世界観の説明。記事を読んでるみたいなね。それなら別に映画でやる必要ないやんてい>>続きを読む
コールド・バレットが好きで観たんだが、ニートな画面構成がやはりいい。ブルーな画面が美しいね。
「スローで飛ぶブタ」のイメージも良かった。
設定はまぁ...某超有名SFアクション映画の縮小再生>>続きを読む
見た目からゲテモノというか、そっちのパッと見の見た目から拒否反応を示す人も多いのかもしれないが、この人、間違いなく才能ある。わかる人にはわかる。
一つ間違いないのは、ちゃんと引きの画が撮れるところ。>>続きを読む
真相わかったとての映画。説明されればされるほど、さめていくような。尻すぼみ。
中盤まではわりとバイオレントで面白いんだけどな。
なんかずっと家で観れなくて(途中で辞めてしまう)今回シネマート新宿のポン・ジュノ特集で映画館でってことで、やっと最後まで観れた。
最後まで観て思ったけどやっぱり家では最後まで観れなかったと思うw 地>>続きを読む
おお、これはすげぇ。
「好きな女のベッド下に潜む変態紳士」っていう企画だけが立ってる系のチープな感じかと思ったらいい感じで裏切られた。
ガツンとえげつないもん見せられる。「そこまでする?」っていう>>続きを読む
こういう感じか...。
「ありのまま」を描いたら、その実際に起こったことが超現実akaシュール(この言葉使うのあんま好きじゃないが)すぎて逆に笑えてしまう、という原作(事件)なのに、こうやって自分か>>続きを読む
アレンの中でも最も「売れなかった」一本である本作。
すべて一軒家の中で物語は進む。外のシーンは一切なし。演劇的なやつである。
作り手の観点から見れば、部屋の中での人物の動かし方、限られた人数でいかに>>続きを読む