nさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

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珍遊記(2016年製作の映画)

2.0

最後まで一応観たおれも褒められるべき。

コメディ映画の基本の基本として「ツッコまない」っていうのは大事だよな。「〜とかだよ!」みたいなツッコんだ瞬間、一瞬で冷めてしまう。

世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

3.0

WACKドキュメンタリーをバーっとみてきて最後、これ観てもうけっこうどうでもよくなった感じある。


このあたりでジュンジュンが表に出るのはやめて、裏でぐいぐい操る方にいっては。BiSHがあるんだし。

ALL YOU NEED is PUNK and LOVE(2017年製作の映画)

3.3

告白されたときのアイナジエンドの反応が白眉。
なんつうか、持って生まれたスター性みたいなのは、あるよな...。

それ以外はまぁ。

WHO KiLLED IDOL? SiS消滅の詩(2017年製作の映画)

3.4

これが一番面白かった。アイドルというより、男の残酷出世物語的な見方で。
できるやつができないやつリンチする構図。
これをできる側のやつが作ってるから、なんとも手放しでは褒められないのだが。

とはいえ
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The Documentary of WACK オーディション~オーケストラ物語~(2017年製作の映画)

3.0

女性の存在を虐げ、坊主にすれば許される、そしてそれを一つの文化として疑問視するどころか楽しんでしまう我々。
ここ日本という国の文化の象徴、それがジュンジュンという存在なのかもしれない。
(飛躍して聞こ
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劇場版 アイドルキャノンボール2017(2017年製作の映画)

3.2

一つのオーディションから3本?(1本は一応テレビ番組)映画作っちゃう、ガメツさよね。よく考えるな、って思っちゃう。

バクシ氏の肩叩きは笑っちゃう。

劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

3.2

ファーストサマーウイカがいかに真面目な人なのかっていう。

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.0

ちょっとこれは...。
なんつうか、画面が狭い。寄りが多めの印象で、詰まって見える。

まぁクリステン・スチュワートを拝みに行ったと思えば。

プリテンダーズ ふたりの映画ができるまで(2018年製作の映画)

3.3

ジェームズ・フランコってわかりやすくて、ちょっとミソジニー入った男描きがち。嫌いじゃないけどね。

幻想っぽい展開になるは面白いっちゃ面白いけど、まぁ、うん...。

良くも悪くもない作品である。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.3

やばい、だいぶ良かった...。宣伝でワンカットワンカットうるせぇなって、あんま期待してなかった分もあるし。

ワンカット以上に、ショットのカッコよさにやられた。映画はやっぱりショットが"すべて"なのか
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.2

この人、基本的に人間を信用してないのと、人の命をなんとも思ってなくていいよな。肌に合う。

イメージで繋いでいく楽しさなど。
論理を超えて、イメージを繋ぐことで飛躍が生まれる。
"炎と花"のショットな
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.0

「ための」映画みたいな。「AIが暴走する」っていうデカすぎるテーマから考えられることから、すべてが超えてこない。
すべてが世界観の説明。記事を読んでるみたいなね。それなら別に映画でやる必要ないやんてい
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月影の下で(2019年製作の映画)

3.6

コールド・バレットが好きで観たんだが、ニートな画面構成がやはりいい。ブルーな画面が美しいね。

「スローで飛ぶブタ」のイメージも良かった。




設定はまぁ...某超有名SFアクション映画の縮小再生
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.2

見た目からゲテモノというか、そっちのパッと見の見た目から拒否反応を示す人も多いのかもしれないが、この人、間違いなく才能ある。わかる人にはわかる。

一つ間違いないのは、ちゃんと引きの画が撮れるところ。
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.1

真相わかったとての映画。説明されればされるほど、さめていくような。尻すぼみ。
中盤まではわりとバイオレントで面白いんだけどな。

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

なんかずっと家で観れなくて(途中で辞めてしまう)今回シネマート新宿のポン・ジュノ特集で映画館でってことで、やっと最後まで観れた。

最後まで観て思ったけどやっぱり家では最後まで観れなかったと思うw 地
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

4.2

おお、これはすげぇ。

「好きな女のベッド下に潜む変態紳士」っていう企画だけが立ってる系のチープな感じかと思ったらいい感じで裏切られた。

ガツンとえげつないもん見せられる。「そこまでする?」っていう
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全員死刑(2017年製作の映画)

3.0

こういう感じか...。

「ありのまま」を描いたら、その実際に起こったことが超現実akaシュール(この言葉使うのあんま好きじゃないが)すぎて逆に笑えてしまう、という原作(事件)なのに、こうやって自分か
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セプテンバー(1987年製作の映画)

3.7

アレンの中でも最も「売れなかった」一本である本作。
すべて一軒家の中で物語は進む。外のシーンは一切なし。演劇的なやつである。

作り手の観点から見れば、部屋の中での人物の動かし方、限られた人数でいかに
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エディ・コイルの友人たち(1973年製作の映画)

4.0

ああ、これは好きなやつだ。
これといったデカイ事件が起きることなく、淡々と疲れたおっさんたちが会話し、人生を詰まらせていくみたいな。
そしてその疲れたおっさんを演じるロバート・ミッチャムの渋みよ。
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

4.3

これは最高。ずっと観てしまう。
こういう、とにかくアカン人が主人公の映画って、ほんとにいいもんですね。

サスペンス演出めっちゃうまいし、アダム・サンドラーは役をやってて気持ち良さそうだし、音楽もいい
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

3.3

なんつうか、すべてが偶然に起こるというか、会いたい人が全部向こうからやってくるっていう。
それが多すぎてもうええわってなるとこはある。いわゆるご都合というやつやね。
あと、他人と会話するシーンで自分の
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

4.0

10年ぶりくらいに見直した。

この映画に関しては、家族がユニバのTシャツ着て見舞いに来るっていう「最悪」のシーンが好きだった印象があったのだが、見直してもやっぱりグッとくる。こういうディティールはほ
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マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

3.8

決して嫌いではないないのだけど、一方で「めっちゃ好き」ともならない難しい作品。
チック症の持ち主が主人公っていう、エドワード・ノートンっていう真の実力の持ち主だからこそできる設定は新しくて、そこは注目
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.6

個人的にあんまりハマらず。「普通にいい話」で終わってしまった印象。作り手もそれを狙ってると思うので別にそれでいいのだけれど。
イマジナリーフレンドがヒトラーというアイディアがイマイチ飛躍していかなかっ
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mellow(2020年製作の映画)

3.2

この「まとまった」話を、どう取るかだな。
残念な方向に"オトナ"になってしまったととるか、洗練されたととるか...。

力哉はさ、ほんとうにそんなラーメン屋の人情話やりたいと思ってるの?っていう...
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.2

この物語に関しては「明らかに主人公が最後に勝つ」ということがわかっているため(重大なアリバイもわりと早めに示される)、サスペンス性があまり出せないという決定的な欠点を持っているのだが、それを圧倒的に凌>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.1

残念ながら副題の通り、途中からあり得なさすぎて全く興味を失ってしまった。
吊り橋効果のつもりかなんか知らんけどさ。

ジョナサン・レヴィンはちょっと個人的ブラックリスト入りだな。『ナイト・ビフォア』も
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

ま、「普通に面白い」(褒めています)ってやつだな。

「上と下」をあらわすモチーフを一つ一つ抑えていく地道さなど。そういうとこなんだよな。

エロシーンはめちゃオッキした。。。
片乳をさ、こう...あ
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よこがお(2019年製作の映画)

3.9

市川実日子、めちゃくちゃいいな...急に好きになってしまった。

物語のほうは、今回に関してはちょっと悪意の面が強すぎて、ちょっと「作為」を感じてしまうというか。

でもある事柄に対して、最初はそうい
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.2

これはいいなぁ〜。
ずーっと観な観な思ってたけど、どうも向かなかったんだよなこれ。初ズラウスキー。

バキバキにトガった撮影。特に建物の入り口に走ってくる人物とは逆にカメラを走らせるやつとか。
序盤の
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

4.0

キングの小説読んでるときって、ああ、こんな感じだよなって思い出すような、実際小説を読んでるような感じっていうか。リスペクトがある。
じっくりと物語っていく感じが嫌いじゃなかった。
ま、原作読んでないけ
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真っ赤な星(2017年製作の映画)

3.2

めっちゃ演出力あるのと、色彩への感覚は優れている。
のだけれど、なにせ映画の中で起こることが古くさい印象。

タバコを吸う歳上のお姉さん、なんて血が出るほどこすられてきたイメージをいまだに使ってしまう
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.0

映画は一人の熱狂で作られないとどうしようもない、みたいなことを思わされるよ。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.7

福田雄一の友達、みたいな感じだな、
と思ってみたら脚本が渡辺雄介で、まぁ、うん納得...

笑って人殺すな、または殺した後に笑うな。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

うわぁ〜これはめちゃくちゃ傑作だな。
2時間超えだし、まぁ最初の45分くらいで一回休憩しよ...ぐらいの気持ちで見始めたらそのまま一気見よ。

超一流の俳優の演技と、それを動かす一流のディレクションが
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