nyakoさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

新しき世界(2013年製作の映画)

4.3

韓国ノワール
アイデンティティに葛藤する男

黒社会への潜入捜査を題材にした映画では『インファナルアフェア』を思い出すけど、これはさらに味方からも信用されずなお辛い

パク・フンジョン監督の作品群の中
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ハンティング・パーク(2016年製作の映画)

4.0

ジャケからはダイレクトにマンハンティングものなものを想像させるし、いつもなら早く本題入れ〜となるとこだけど、この導入部嫌いじゃない。
人質を連れた強盗犯。この序盤の灼熱砂漠、太陽に照らされてからからの
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屋根裏の殺人鬼フリッツ・ホンカ(2019年製作の映画)

3.8

実在の殺人鬼フリッツホンカの物語。
前半は耳にしていた通り、観たのを後悔するくらいの絵面の醜悪さ

フリッツホンカの犯罪は雑で抜けててどこか滑稽。とても完璧とはいえない。
途中ホンカに寄生しようとする
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

3.8

もっとコメディ路線なのかと思ったら、アニメ業界に生きる人たちのお仕事ムービー。
全容を観たわけでもないのに劇中アニメサウンドバックの熱いシーンに涙。
みんな過労死しちゃうよ〜と心配になる仕事量。
美し
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東京の闇(1982年製作の映画)

3.0

My French Film Festival2023より

オリヴィエ・アサイヤスの短編。
東京からパリへ戻ってきた女。
東京での出来事を回想してる?
東京での場面はレトロでオリエンタルな雰囲気が漂
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ハープーン 船上のレクイエム(2019年製作の映画)

3.8

よくある三角関係のグダグダによるスリラーかと思ったら展開に意外性ありで面白いので楽しめる。
ちょろっとグロもあり。
隙間見で途中中断しながら観てしまったので、最初からちゃんと観ればよかった

ザ・フィクション(2019年製作の映画)

3.0

ロッテントマト高評価⁉︎
とにかくやり過ぎたばっかりに取りかえしのつかない事に。
真面目な人をからかいすぎは要注意!ってこと?

グロは指切断などあり。
妄想か現実か?
観てる側もどちらかわからない演
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ヒッチハイカーKAI:手斧のヒーロー、その光と影(2023年製作の映画)

3.3

メディアによって弱者を助ける英雄として祭り上げられたホームレスの青年。
殺害現場に居合わせた彼は被疑者の脳天に持っていた手斧を降ろして助け、そのインタビュー動画が拡散してムーブメントへ

最初から斧、
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懲罰大陸★USA(1971年製作の映画)

3.0

スティーヴン・キングの『死のロングウォーク』を思い出す

反戦活動家たちが裁かれ、懲罰として懲罰公園という砂漠をえんえん歩かされる。
コースから外れると銃で制裁されるが、炎天下に水も与えられず、しかも
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デッド・マンズ・シューズ(原題)(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ー 神は彼らを許すだろう
奴らを許して天国にも入れてやるだろう
俺には納得できない

その兄弟の復讐の足跡と明かされる悲しみの過去。
静かに胸震える終焉。
ロードムービーじゃないのにロードムービーのよ
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誰も眠らない森 Part 2(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パート1直後の物語。
今回は惨劇の起きた森のそばの警察署の若い警官が主人公。
いまいち頼りなく周りから雑に扱われる日々の様子。
そんな彼がいつも通り警察署に出勤。
しかし、田舎の警察署の留置所に二組の
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誰も眠らない森(2020年製作の映画)

3.5

珍しいポーランド発のホラー映画。
内臓もりもり、グロはなかなか。
いぼいぼ殺人鬼もなかなかの気持ち悪さ。
森で殺人鬼に次々襲われるSFみが加味された13金型スラッシャー。
よくあるパターンでちょっと飽
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.5

復讐ものとは言い難い、心に傷のあるものたちが集まってコミュニティを作り、再生してゆくドラマ。
ヒゲモジャ、短髪
いつものフェロモンマッツは封印。でも銃持たせたらとにかく無敵なのが痛快

悲劇が起こった
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牛首村(2022年製作の映画)

3.5

せっかくの穴ぼこ設定、そこでの地獄生活をもっとねっとり描いてくれたらもっと気持ち悪くなれたような気もする。
もうここまで来るとこの村シリーズを観るの楽しみにしてる自分がいたりして

決して怖くは無いん
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.5

続編としては良かったと思う。
オリジナルメンバー二人組コンビの出し方、バランス良し。
デヴィッドアークエットも良し。
主役の子と妹オルテガちゃんも良し。
殺しのシーンでは滅多刺しのとこ良し。

ウェス
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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

3.0

デヴィッド・R・エリスの遺作ということで鑑賞。
『セルラー』や『スネーク・フライト』など好きな作品多々あって

ジャンプして食いついてくるサメなんかは想定内。でも、だるまざめ巣窟池が楽しかったかも。こ
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劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明(2020年製作の映画)

4.0

ボンドルドというその存在、思考が理解を超えているのが恐ろしい!

愛への跳躍(2016年製作の映画)

3.3

ブリリアショートショートシアターより

愛にまつわる不思議なあまりにもスパンの短すぎるタイムリープ。
次から次へと僕⁉︎
どうなってるか?
でももう嫉妬しないって約束は、この人の場合守れないような気が
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

異世界エレベーターって話 面白かった。
2チャン掲示板のきさらぎ駅の話をふくらました話。
ホラーゲームをプレイしてるみたいな映像。
サトエリの振り返りパートはまさにバッドエンドを迎えた気分
(だってゲ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

解釈付きの映画に少し食傷気味な私。
それゆえ敬遠してた映画なんだけど、今年の話題作だし。。と観てみたら、
意外とストレートでingなお話しに拍手。
あちらこちらに。。の劇中の言葉には夜も眠れなくなる?

オーメンIII 最後の闘争(1981年製作の映画)

3.0

サム・ニール見たさに再見。
序盤の英大使の死にざま見事。
肉なのか味噌なのかとにかく部屋全体へ肉片がふっとぶ様子が見られる。
ここのシーンだけ際立ってグロい

物語自体は割と淡々。
ダミアンを倒そうと
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LOUD(2022年製作の映画)

3.3

9月配信にて。
発狂爆音上映なんてあったみたい

屋敷女と違って、これは赤ちゃんを異物、外的脅威と見做して狂気に陥っているよう。
それはボットン産み落としのシーンやノイズでしかない赤ちゃんの鳴き声から
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男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

4.0

1観終わった後、出演俳優の名前を見て、続編のストーリーをどんな風にするのか謎だったんだけど、そういう流れなのか〜。
これなら延々話続けられるかも

主人公は服役中。
警察から提案された旧友への潜入捜査
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新 死霊のしたたり(1990年製作の映画)

3.0

スクリーミングマッドジョージの名前も納得
見どころはやっぱり特殊効果。
手がミミズみたいにうにゃうにゃ。
でっかい節足動物やゴキブリみたいな虫たち。
リキ入ってます

スポンティニアスコンバッション期
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.3

あの謎の図書館、ほんとに図書館だと思って迷いこむ人いないんだろうか?
レナ・ヘディは数々のホラー作品でお世話になった女優さんなので、彼女がママでバディっていうのはとっても嬉しい

サイコパス-連続殺人犯たちの夜-(2017年製作の映画)

3.0

マスク男と車が燃え盛るアバンタイトルとても良い。
絞殺魔vs殺人鬼も良かった

前作『ハンティング・パーク』はとても好き。
今回は絵面や雰囲気好きなとこはあるけど、惜しく感じた

フライ・トゥ・ザ・スカイ(2015年製作の映画)

4.0

イ・オクソプ監督短編

革職人の夢を断念しイタリアから帰国した先輩は、映画の仕事をするという夢を持つ後輩と空港で再会。
久々に親交を温める。
夢を断念した二人は重機の操縦の資格を手に入れ、現実を見よう
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

ロジャーの罪は私のせいじゃない(ロジャーはセクハラ、パワハラ加害者)。
まさにそれ。
訴えるにあたって、なぜ加害者よりも被害者の方がより苦しまなければならないのか?
女性として同じ立場のようでいて、そ
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悪魔の毒々パーティ(2008年製作の映画)

3.0

こらーそこー!プロムのスローダンス楽しんでる場合じゃない!

墓場と動き出す手首。
背景にはもくもくと白煙の出ている発電所。
不穏な空気をかきけすように鳴り出すロック

絡みありそうでないあの達観して
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

ラスト10分でこの映画への感情が変わった!
頭に出てくる映像がここで意味を持つとは…。
仕掛けられた犯罪ゲームの謎解きものなんて軽く考えて見ていて…真犯人やトリックを明かすことに本筋があるのかと思いき
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ロザライン(2022年製作の映画)

3.3

ロミオにプロポーズされたロザライン。返事を迷っている間にロミオはジュリエットと出会い、運命的な恋に落ちてしまう。
ロミオを取り戻そうと悪戦苦闘するロザライン。
なんてことないラブコメだけど休憩にちょう
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オーメン/オーメン666(2006年製作の映画)

3.0

オリジナルしばらく観てないから比較間違ってるかもしれないけど、オーメンをオーソドックスにリメイクされた印象

脚本家はオリジナルの方と同じ方。
オリジナルもそうだったと思うけど、お父さん抜かりありすぎ
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ゴーストマスター(2018年製作の映画)

3.8

壁ドン(いまや懐かしい響き)恋愛映画の撮影現場。
パワハラ監督にこきつかわれる監督助手が主人公

主演俳優が壁ドンをするというストーリー展開に難色を示し、撮影がストップしてしまった現場。
そしてその影
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

ちょっと浅いとか言われてるようだけど、沈んだ気持ちの時に観たら,ほっこり明るい気持ちになれた。
二度目に二人で洞窟で光に包まれて…のシーン良かったね。
好きなシーンは過去を聞かれた男は何度も繰り返しす
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

エンドロール見逃すと結末になんだよそれー!ってなるやつ。
とにかく振り返りが長い。
アニメシリーズの決着ついてとりあえずひと安心