わたもちさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.0

見応えしか無い…

2時間半の長丁場、主人公由宇子の“天秤”が揺れまくる。

誰かにとっての“正義”も“真実”も簡単に変わったり崩壊したりするものなんだと痛感させられる。

緊張感漂う雰囲気と演出で、
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

4.5

本当は昨年映画館で観たかったけど間に合わず配信を待っていた作品。
またまたありがとう、WOWOW。


この1年間でもはや誰もが知るところとなった最悪の国家ロシア。
極悪帝国の首領プーチンに対峙するア
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

明けましておめでとうございます🎍
年末年始は野木亜紀子祭りでアンナチュラルとMIUにのめり込んでました。
2023年は年明け早々に『新感染』(再鑑賞)を観て一番泣けるゾンビ映画の称号は不動だと再確認し
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

レビュー投稿遅くなりましたが、
今年一番の期待作といってもいい本作、IMAX+HFR 3D 字幕版で観てきました。


映像美がすんごいです。
びっくりしました。なんか電器屋さんとかでたまに見かける、
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

漫画何回も読んで毎回ボロ泣きして展開も全部わかってるのに涙腺決壊する。

めちゃくちゃ良いです。
やっぱり最高に熱いです。
観る前は正直、「花道が主人公じゃないスラムダンク…?」と思ってたけど、宮城リ
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

平野啓一郎の原作小説が好きでずっと観たかった作品。

お気に入りの小説の映画化は基本的に期待値大幅に下げて見るのが常ですが、本作は小説とはまた違う味わいのある、非常に余韻の残る良作でした。

個人的に
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

stay home for COVID-19から解放された劇場鑑賞復帰1作目。

韓ドラ鑑賞過多に伴う寝不足で序盤割とガッツリ転寝したものの、あまり支障ないところだったようで特に不明点無く観終えた。
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

今まで観てきた映画は軒並み全部苦手でマッチング率-100%の鬼門 黒沢清監督作品に挑戦。

海外で賞取ってた作品なので大丈夫だろうと思ってましたがその通りでした。逆に言うといつもの黒沢清っぽいシュール
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

前評判通り面白かったです。
流石『ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライト監督作品だけあって、お洒落な映像美と60年代ロンドンが相性抜群で映像だけでも楽しめる作品。

思ってたよりホラーとサスペンスの
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.0

悪夢のような映画。
映画館で観なくて良かった…というのが率直な感想。

ロバート・パティンソン&ウィレム・デフォーの熱すぎるタッグと不穏な予告編を初めて観たときは絶対映画館で観よう!と思ってたが公開直
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.5

Why Japanese people keep making a クソリメイク映画!!(憤怒)


はい。
誰もが予告編の時点でクソリメイクを察して見事その期待(?)を裏切らなかった正真正銘のクソリ
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

公開当時から気になりつつも期待外れの声が多く見送っていた作品。

予想以上に面白かった!
なんやそれな設定でツッコミどころは多いけどそもそもこの設定の時点でもう細部にツッコミ入れても仕方なしモードで鑑
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

2.5

最終回の1話前までめちゃくちゃ面白かったあのドラマ『あなたの番です』の劇場版。

もしもああなってなかったら…というドラマ版のパラレルワールドストーリー。


予想通り面白くなかったです、はい。でも期
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浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

3.0

いい話。
見やすくて分かりやすくて綺麗にまとまった、過半数には好かれるだろうな作品。

が、★4.0点台の高評価をつけるほどには心は動かされなかったのが正直なところ。人物の背景やテーマに対する作り込み
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

2.5

単刀直入に
合わなかったです、完全に。
この映画の良さをわかってあげられなかったです…

高評価ばかりの中、肩身狭いですが★2.5寄りの★3.0です(小声)
→後日自分の心に素直に★2.5に変更しまし
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殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.5

コロナに罹ってしまいました。
下手に外出れないのでひとまず今日明日は映画と読書に励みます。頭痛い。


ずっと気になってた作品。
ストーリーはタイトルそのまんまなので割愛。補足するなら、逃げる側(主人
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

我らが『ジョジョラビット』のローマン・グリフィン・デイビスくん出演2作目。

地球滅亡最後の日に最後の晩餐的なパーティーに集まった友人夫婦4組計12人の人間模様。

大人たちの“選択”にひとりだけ疑問
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

これも昨日有休取って鑑賞。
久しぶりに映画はしごしたらしんどかった…年か…


妹さん頑張ってた(幼稚園児並の感想)


脳筋キャラ好きなんよね〜
でも意外と脳筋ってわけでもなく思いやりもあるし読書も
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.5

有休とって映画館。

今までの新海誠作品で一番心躍らないというかシンプルに惹かれない予告編だったけど、観たら観たでやっぱり新海誠の世界観に浸れて、十分楽しめた。

松村北斗、全然好きじゃなかったけどこ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.0

やることないし映画でも観ようかな〜と何の気なしに上映スケジュールを眺めていたらなぜかイオンシネマで上映していたので鑑賞。

悲しきことに動員は自分含めて4人(たぶん)でした。


アメリカン・ニューシ
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貞子DX(2022年製作の映画)

1.0

IQ2くらいの映画。

まじでこの映画嫌い。大嫌い。
ここまでフラストレーションの溜まる映画は初めてかも。

駄作ばかりの貞子シリーズの中でもダントツで一番嫌い。
ホラー映画なのに全然怖くない。単純に
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

バットマン×ハーレイクイン×『テネット』の名もなき男。
そしてバチバチにキマったポスター。

こりゃ観ないわけにはいかん!と心して臨むも…スコアでお察しの感じです、はい。

正直主役3人の絵面だけで低
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.5

横浜流星と清原果耶が滋賀県に来ていた…だと…

生で拝みたかった、、、一生の不覚

まさかロケ地滋賀だったとは…
途中エロ洋介が乗ってる車のナンバープレートが一瞬映って、え?滋賀?と思って、その後、横
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

これまた予告編とポスターの出来が完璧すぎて上がりに上がった高いハードルを本編が超えられなかったパターン…

おどろおどろしい、“何か”が起きるんだろうな…と予感させる不穏な雰囲気と主人公の女性(結局は
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君の名は。(2016年製作の映画)

5.0

コロナ初年度のリバイバル上映以来。
映画館では通算5回目くらいの鑑賞。

何回観てもやっぱり映像と音楽の美しさが異次元。最高のMV映画。

それにしても神木くんの声優スキルの高さたるや…。入れ替わっ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

4.5

新海誠IMAX映画祭にて。

新海誠の映画の中で、原点にして頂点ともいうべき作品。

映像、音楽があまりに美しい。
それにしても切り取る場面のセンスが凄い。特に鹿児島の高校時代のパートはセンチメンタル
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アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

5.0

実に13年ぶりに劇場で鑑賞。
人生初体験の3D映画であり、高校時代の初映画館デート作品でもあるメモリアルな作品。

流石ジェームズ・キャメロンと唸らざるをえない大傑作。
初見では一瞬ちょっと引きかける
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

Netflixドラマで『退行催眠療法士 窪司朗』製作求ム。本編より面白そう。



題材がキャッチーかつゾクゾクくるのと、玉木宏の怪演(笑顔がヤバい)と、南沙良抜群にかわいいのと、桜井ユキなんか色気す
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

寝不足+昼ご飯食べたてのコンディションで臨み、案の定転た寝を繰り返してしまった(反省)
てっきり序盤からドキドキゾワゾワさせられるかと思ってたから正直かなり冗長に感じたのも事実。導火線長くない?みたい
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

4.0

いやあ…
構成というかストーリーが好きすぎる。

誰しもが子供時代の夏とか昔の友達とか何かしら思い出して、ほんのり心温まる映画やと思います。

将来家庭を持ったら奥さんと子供と一緒に観たい映画リストに
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

2.5

公開当時酷評の嵐だった記憶があり相当ハードルを下げていたからか、思ってた程酷くはなかったけど、特別新鮮さや面白さも無く実際の時間よりもかなり長く感じた。

SNSによる過度なプライバシーの共有&超監視
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MEGALODON ザ・メガロドン(2018年製作の映画)

1.5

久しぶりのアサイラム。
敢えて地雷を踏みに行く感覚。

ジェイソン・ステイサム主演の『MEG ザ・モンスター』に対抗(正しくは便乗)して同年に製作された(フットワークの軽さは★5)サメ映画。

ジェイ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.5

知らない方がいいこともある大賞。

この言葉がここまで適切な使い方されるシチュエーション初めて見たかも。

低評価が多いというか、「結構好き」っていう★3.5〜4.0集団と「は?おもんねナニコレ」の★
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

みんなだいすきブラムハウスによる痛快バイオレンスアクション 〜ちょっぴり社会風刺添え〜


始まり方はめちゃくちゃ面白い。
主人公と思しきエマ・ロバーツが秒で射殺されて口あんぐり。そして次に主人公(仮
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

大好きなヘイリー・ベネット主演のずっと気になってた📎作品。


ヘイリー・ベネットが玉の輿に乗るもクズ旦那&義両親のせいで精神を病み異食症発症。🔮📌🔩…色々なものを飲み込んでは排出して回収してコレクト
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

嘘でしょ…
そこで終わるん…
いやこれきっついもん観たな…

個人的には『ミスト』とか『SKIN(短編)』以上にダメージを受ける映画だった。。。

希望を…ください…
なにか1良いことがあったかと思っ
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