Smokyさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.5

『根は良い奴だけど基本はクソジジイ役』をやらせたら、ビル・マーレーは、ジャック・ニコルソンやアル・パチーノ級の俳優になったね。ありがちで王道だけな話だけど、満足度高い一本。

キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

映画(偏)愛の詰まった作品。基本骨子は『SW』+『007』+『リビングデッド系』。ここに『シャイニング』など様々なフレイバーが散りばめられてる。BGMのチョイスも秀逸で、レイナード・スキャナードの「F>>続きを読む

60セカンズ(2000年製作の映画)

3.0

1)バブリーな名車の数々とカーチェイス、2)ニコラス・ケイジのヘン顔、3)皆の期待通りのビッチ役を演じるアンジー様…この3つが揃った、ひたすらに米国的な「Low IQ , High Energy」映画>>続きを読む

ブリット(1968年製作の映画)

4.0

人によっていろいろだろうけど、個人的に「マックイーンの一本」を挙げるとしたらコレ。BGMどころか台詞も少なめ、もはや「米国人男性の心」とも言うべき名車マスタングによるガチのカーチェイス、何よりもマック>>続きを読む

華麗なる賭け(1968年製作の映画)

3.5

兎に角「キュート」な映画。フェイ・ダナウェイは言わずもがな。アクション映画でのシャープ印象が強いマックイーンだけど、この映画で元来持っていた茶目っ気が見事に引き出されてる。オサレなデートムービーの秀作>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

4.0

「自分で知り、自分で考え、自分で決め、自分で責任をとる」ことの大切さ。説教臭くなることなく、演じ手と作り手の愛情によって成り立った素敵な映画。好きな役者だったけど「ラブコメのイケメン役」と「全裸でラリ>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

原作が大好きだけど、映画も秀逸。全てはクリスチャン・ベール様のおかげでしょう!ハマり役。レオ様も狙っていたが『タイタニック』と重なり泣く泣く諦めたとか…。それで良かったのだ(笑)

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

歴史に残るブラック・コメディの名作。ピット、ノートン、フィンチャーという稀有の才能による科学反応は、それこそ日用品から爆弾が作られるレベルの凄さ。あの時代だからこそ成し得た奇跡。暗く、滑稽で、クールだ>>続きを読む

テッド 2(2015年製作の映画)

2.9

う〜ん、前作よりアクの抜けた印象。開始30分の「白濁」までは良かったんだが…。その意味で『モンスター上司2』と同じ。あの『ted』故に期待値が高いから、評価も厳し目になる。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.5

誰かの物語であり、自分の物語。作り手からも、演じ手からも「愛」を感じる。何かを期待するのではなく、ただ心を落ち着けて身を任せるように観たい映画。最初は実験的な感じで撮り始めたんだろうか?日記のようにコ>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.5

今や「米国の良心」と言うべき映画監督となった御大の作品。「米軍最強のスナイパー」と言われた男は、南部出身で貧しくていろんな意味でイノセント過ぎる米国軍人。自分の住む近所にはこんな軍人達が沢山闊歩してい>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.0

今のハリウッドで働く人達の「魂の叫び」(少しはボヤかせよw)と「古き良き映画へのオマージュ」たっぷりの好作。長回しはデパル監督だし、ライヴ感たっぷりのドラムBGMは『死刑台のエレベーター』。時折挿入さ>>続きを読む

ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.0

「ダメ映画」の臭いを感じつつも、スカヨハとジュリアン・ムーア出演という「リスクヘッジ」があったので観てみたが意外にイケた。恋人やパートナーと上手くいってない男性は観るべき。示唆に富むメッセージをくれる>>続きを読む

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.5

ベネット・ミラー監督独特のトーン。淡々と進みながらも随所に登場人物の輪郭を想像出来るフックが散りばめられ、観ていて飽きない。俳優陣の演技と役作りの緻密さに感動。

トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

4.5

素晴らしい俳優達が、持てる実力の全てを注いで、このアホ映画を創ってるのが素晴らしい。特に、トム様。『マグノリア』とかそうだけど主役やプロデュースなど自分が仕切る必要の無い映画でのキレっぷりが好き。

アウト・オブ・サイト(1998年製作の映画)

4.5

J.Loもクルーニー兄貴もキュートでオサレにセクシー。映像もBGMのセンスも抜群。デートムービーとして最高の一本。

ヤギと男と男と壁と(2009年製作の映画)

4.0

クルーニー兄貴の「顔芸」を観るだけでもイケる脱力系。いろいろと突っ込み所満載だけど、クルーニーがユアン・マクレガーに「ジェダイを信じないのかっ!」と言うシーンで腹筋崩壊。ラストのヤギのシーンは村上春樹>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

1.0

称賛の嵐吹き荒れる巷の評価とは真逆に全く楽しめなかった。そもそも、あーいう「数々の理不尽に盲目的に従属する人の心理」というのが個人的に理解不能だし、教える奴も教わる奴もクズ野郎なので共感出来ない。映画>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.5

ベタな物語だけど、これが案外イケた。キャストは豪華だし(ココにもダウニーJr.がっ!)、アンソニー・ボーディンの番組で興味を持った「フード・トラック」の世界を垣間見れたのも良かった。…スカーレット・ヨ>>続きを読む

ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

4.0

いろんな視点を入れつつも、基本は米国人の好きな「父親と息子もの」。シンプルな物語ながら観てて飽きないのは、ダウニーJr.とデュヴァルという「2大ロバート」のおかげ。両者共にオスカー受賞の名優だし、楽し>>続きを読む

恋のためらい/フランキーとジョニー(1991年製作の映画)

4.5

映画史に残る素敵なキスシーンが観られる恋愛映画。すっぴんのミッシェル・ファイファーも、珍しく叫ばない役柄のアル・パチーノも素敵だ。

花様年華(2000年製作の映画)

4.8

映像と行間と余韻を楽しむ恋愛映画の名作。1/10でいいから、トニー・レオンのような色気が欲しい。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.7

セリフ若干!ストーリー皆無!アクション沢山!シャーリーズ・セロン様の美しさに酔うもよし、劇中に挿入された青臭いまでに真っ直ぐなメッセージを感じるもよし、ポエトリックな台詞の言い回しを味わうもよし、第1>>続きを読む

モンスター上司2(2014年製作の映画)

2.5

前作が好き過ぎて期待し過ぎた故に、この続編は残念…。たった数分の出演ながら、クソ人間っぷり全開のケビン・スペイシーだけは流石の存在感。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.0

グルーヴィーでスモーキーでハードボイルドでラリパッパな『探偵物語』。映像や質感は「さすがPTA!」って感じで好きだけど、「物語の語り部」としての彼の良さが影を潜めたのは、作り手としてトマス・ピンチョン>>続きを読む

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