X-MENみが切なかった。
悪人の残虐さと幼稚性を表現させたら右に出るものはいない俺たちのウィル・ポールターにもう一段踏み込んだGOG最高でした。
さらにファミリー感の増した彼らの今後が楽しみです。>>続きを読む
今のTVでは絶対に放送不可能であろうこの作品を作り公開してくれた内山監督と故河村光庸さん、古舘寛治さん他スタッフの方々、スターサンズと映画館に感謝。
『選挙に勝てば正義。それを許しているのは野党とマ>>続きを読む
『死体の人』
空回りする人生の中で死体専門に落ち着いた役者吉田広志。
偶然出会った女性をきっかけに命の尊さを知り、またある出来事を起点にして彼の歯車は再び動き出す。
演じるというよりも憑依に近いとい>>続きを読む
古本屋の爺さんと移民の少年とのやり取りを描くんだけど、リベロ爺さんを演じるレモ・ジローネの表情と演技の奥行きが物語を支えていて、隣のカフェで働く歳の離れた相棒ニコラとの友情がまた良いエッセンスとなって>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トム・ハンクスとマリアナ・トレビーニョ、二人の心が通じ合うまでの演技はとにかく素晴らしかった。
予告で予め彼の心情を察する事が出来る映画と違い、現実の隣人があんなだったらとてもマリソルのようには振る>>続きを読む
マルチバースに引き込まれたクリーニング屋のお母ちゃんと全宇宙の敵との戦いが税務署で突然勃発。
高速で入れ替わる次元と深層意識に置いていかれながら何とか最後まで食らいつきました。
多元宇宙の積み木崩しは>>続きを読む
『ちひろさん』
心のままに生きる。その孤独を手放さずに。
孤独で辛い人生を生きてきた彼女の寄り添いに気が付けば誰もが癒され、人を信じる事の大切さに改めて気付く。
観る側の我々もまた乗り越えないとい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『フェイブルマンズ』
フェィブルマン=嘘をつく人電話夢を作る人
彼の能力ゆえ感じてしまう辛さや映像制作に呑み込まれる過程とその環境はとても興味深く納得のいくものでした。
誰も悪く無いからこその辛さ>>続きを読む
『日の丸についてどう思うか?』
過去と現在。同じ沈黙や答えであってもこの問いに答える人々の言葉とはあまりにもかけ離れた時代背景があるなと。彼の名を借りた前作の焼き直しでは無く、やはりそこには今という>>続きを読む
修道院の仕組みに一石を投じつつ、17世紀の史実を現代に甦らせた奇跡の物語。
当時の禁忌と人間の欲望、宗教を生々しく徹底的に抉り出し我々に提示して見せる御大、流石でございました。
鉄板のランプリング師>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
911テロの補償で実際に行われた交渉をベースに、命の価値や犯罪被害者の遺族の気持ちの有り様とそこに寄り添う法律家達の心の変化を描く。
名優マイケル・キートンに期待し過ぎなのもあったが、物語の緊張ある展>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こんなマーク・ライランスは嫌だ❗️ぶっち切りのNo. 1、でもやっぱりこれも好き❤️みたいなw
決して許されぬ禁断のボニー&クライド。ここまで振り切った感覚は流石に共感出来ないが、個の尊重と究極の愛の>>続きを読む
1980年、イギリスの古びた映画館に関わる人々の心模様、社会の有り様を表現したその映像、光と音楽の素晴らしさに忘我。
こういう映画館を失ってはならないとも改めて思いました。関西ならシネリーブル神戸かな>>続きを読む
『アカンて!アホなんかもうアカンて!』
心の中で何度叫んだ事か。てかもう少し声に出ちゃってたかもw
正直な話、直視しきれずに何度か
『これいつまで観ていないとあかんねん:(;゙゚'ω゚'):』
とあま>>続きを読む
複雑な家族関係にやや混乱し、特に母親については殆ど語られないままであったもののシャーロット・ランプリングの圧倒的な演技力がその部分を補っていたように思う。
誰にでも訪れるその瞬間を私達はどう乗り越え>>続きを読む
『仕掛人・藤枝梅安』
原作未読。『仕掛人』という闇の稼業ゆえの黒と赤、激しい動きと彼らなりの死生観を漂わせる静の演出は良かったと思う。
ただ、仕掛人や元締め共にその動機と衝動的な行動の危うさは畦倉十四>>続きを読む
『エンドロールのつづき』
根深いカーストと時代の変化に翻弄される家族のジレンマと両親の愛。
映画の中では何者にだってなれると夢と希望に目を輝かせる少年の成長の軌跡が眩しく胸を打つ。
香りまで伝わって>>続きを読む
やはりお決まりの展開は観ていて面白い。割と薄味なミステリーをカリオストロ風味に味つけした印象。
映像は綺麗なんだけど、ツルンとしていてキャラクターの生々しい動きや表情、迫力は減衰したように思う。
ウ>>続きを読む
人の世のなんと滑稽で残酷な事か。
対岸の争いを対比に、退屈で平和な日々もきっかけ一つで破滅へと向かう様を絵画のように表現していた。静穏は不穏に、陽気な音楽は狂気へと。
ただ、俺たちのバリコーの扱いは>>続きを読む
生き神Bjork様、やはりシビれました。
神と人間の距離が今よりも近かった時代の光と闇。
素晴らしい衣装やキャストはとにかく眼福だったんだけど、だからこそ各々をもう少し深く掘り下げて欲しかったように思>>続きを読む
135分という尺の中に、小柳ルミ子似のジェンマと草刈正雄似のパオロを取り巻くイタリア食いしんぼ団の悲喜交々が激動のイタリア現代史と併走する。
長尺で複雑なストーリーを見事に織り上げた脚本が素晴らしい>>続きを読む
それを宿命というにはあまりにも酷だなと2019年の同名作品も含めて思うが、彼女にしか出来なかった事、彼女にしか歌えない歌だったのだと改めて思う。
カセットからCDへ、時の流れの否応無さも感じた。
劇>>続きを読む
自分らしく生きることさえままならぬこの世の煩わしさとマジョリティ側の絶望的な気付けなさに改めて力が抜ける。
扉を何度開けても何も変わらない現状と、いつかは光が差すはずと自ら力強く歩を前に進める瞬間の輝>>続きを読む
シリーズのファンを味方に付けた無敵の彼らが、我々にこれほどまでに敬意を払った作品を観せてくれたことに感謝感激雨霰。
この尺取りでまとまるのかと心配しながら観ていましたが、ファン感涙のキャスティングで>>続きを読む
原作ファンにはそのキャラクター演出に不満があるとか少し漏れ聞きましたが、ま〜面白かった^ ^。息をつかせぬ展開とハイスピードアクションの連続、これはやはり映画館でしょう。
続編にも期待。
最強ローンウ>>続きを読む
殆どセリフを発しないままその情景や表情、音だけで彼らの状況、起こった出来事を伝えてくる手法は現実的で時に雄弁。また恐ろしくもあった。
現代に蘇るクトゥルフ神話のこの先がどうなっているのか、これ続編やっ>>続きを読む