ロムさんの映画レビュー・感想・評価

ロム

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

昨年、映画館で予告を見たときからずっと行きたいと思いつつ、スケジュールが合わなくて延び延びになっていたのが、アカデミー受賞のおかげで上映スケジュールが増え、やっと鑑賞。

ゴジラを含めて怪獣映画、パニ
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罪の声(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

野木さん脚本で小栗旬、星野源のW主演に舞台は関西ときたら、自分にとっては『観るしかないでしょ』ってことで、コロナ禍が始まってから初めての劇場での映画、シネコンの他のスクリーンは『鬼滅の刃』ばかりが上映>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.7

人は成長する。幼い頃の自分がいかに未熟で残酷であったか、時間とともに様々な経験を積み、気付かされる。しかしその罪は消せないし、この作品のように謝罪することもそう簡単には出来ない。
過去の自分の罪と向き
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

昨年の『LA・LA・LAND』で少し期待が外れて、やはりミュージカルって好みが別れるなぁと思ってはや一年。今度こそ、これぞザ・ミュージカル。音楽って素晴らしい、と素直に言える作品だった。
とりわけダン
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.1

ファーストデーにプレミアシートで贅沢に鑑賞。
内容もキャストも素晴らしく、贅沢な時間を過ごせた。
東野圭吾らしい作品
ここにもまた、容疑者Xの献身があった😢

加賀と松宮が従兄弟ってことを忘れてて、
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マンハント(2018年製作の映画)

1.0

東宝シネマズなんば、舞台挨拶参加。

あくまで個人の感想です。
舞台挨拶付きで、しかも4列目という近さでましゃに会えたので、それで良しとしよう。
2,000円という値段も、映画代プラス200円でましゃ
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聖の青春(2016年製作の映画)

3.2

将棋のことはよく分からない。だから春に観た「3月のライオン」はエンターテイメント性があり、比較的分かりやすかった。
しかし今作は実在の人物を主人公にして実話に沿って作られた作品であるがゆえに、作り物の
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.8

たくさんのキャスト、たくさんのセリフ、どの場面もリアリティがあって引き込まれた。早口で難解な台詞について行くのはなかなかの仕事だったけど。
ゴジラが暴れまくるのはど迫力。邦画でここまでの映像が撮れるの
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.6

原作が、実話を元にした作品であるということで気になっていた映画。(ただし実話の女性が犯す犯罪は誘拐ではない)
いろいろとやりきれない、かなり重い気持ちになる。
登場する女性たちの大半は身勝手な男性の被
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.0

息子の大学受験直後に観たので、文句なしに感情移入。
伊藤淳史扮する塾の先生が素晴らしい。
受かるって分かってても、合格発表の時は胸が締め付けられる気分だった。
諦めなければ、努力は何らかの形で報われる
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

観ているあいだ、いろんな思い出が過ぎった。

中学から大学の途中まで、バンドを組んでロックを演っていた。
高校3年のとき、音楽雑誌の企画かなんかで気軽な感じでデモテープを送ったら、レコード会社からスカ
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

「湯を沸かすほどの熱い愛」

タイトルのこの一語に尽きる。
宮沢りえ演じる双葉を中心として、厳しい境遇の女性(女の子)たちが運命を受け入れ、力強く再生していく姿が頼もしく、清々しい。脇を固める男優陣も
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.9

★1回目:7月31日 完成披露試写会にて。
(於・TOHOシネマズ六本木ヒルズ)

正直、一度観ただけでは咀嚼しきれないほどの重量のある作品だった。
是枝作品は実はあんまり得意じゃなかったけど、これ
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想いのこし(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2時間ドラマでも良かったかな、とも思う。
岡田将生のチャラ男、なかなか板についていた。が、やはり根っこでいい人キャラが染み付いているから、観ていても「きっと望みを叶えてあげるんだろうな」と予測がつき、
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.1

非正規雇用ながらも一応会社勤めだし、配偶者は転職組だ。かつ数年後には息子が就活を迎える予定であり、昨今のニュース報道のこともあって、なかなか身につまされる映画だった。

パワハラ上司(吉田鋼太郎さんに
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.3

やや難解ではあったが、よく練られたストーリー展開で途中さほど間延びもなく引き込まれた。
藤原竜也は、テレビドラマも含めていつも滅茶苦茶ひどい目に遭っているか、滅茶苦茶ひどい目に遭わせてる役柄ばかりの印
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追憶(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

若手〜中堅実力派が揃った良作。
岡田准一と安藤サクラが上手い。
90分ちょっとと、やや短めで少し物足りなさを感じるが、仮にあと20分長くしてもたぶん説明が増えるだけかなと思われ、ならば多少の不親切さも
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超高速!参勤交代 リターンズ(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前作に続いて、分かりやすい勧善懲悪の娯楽時代劇。陣内孝則の悪役ぶりに拍車がかかって、一点の曇りなく憎めるところが観ていて楽だった。
富んでいようが貧しかろうが、偉かろうが取るに足らない身分だろうが、大
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暗殺教室 卒業編(2016年製作の映画)

3.0

原作は未読なのでそことの比較は出来ないが、第一作に引き続き面白かった。ニノの安定の演技力はもはや特に言うことなしとして、山田涼介はなかなかの役者さんではないかと思わせる。
山田、菅田将暉、そして成宮寛
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3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

3.3

きっちりしっかりと描かれている後編だけでも見応えはある。しかし、自分が原作に対しても将棋に対しても超ビギナーであるせいか、前編の方が素直に新鮮さを感じられ、楽しめたような気がする。ストーリー展開もほぼ>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

昨今の若者は、褒めて育てることが当たり前らしい。企業の管理職を対象に「部下を褒める講座」が開かれ、怒らずにひたすら褒める自動車教習所が売り上げを伸ばしているそうだ。確かに、及第点の人間を作るにはそれが>>続きを読む

暗殺教室(2015年製作の映画)

3.2

録画してたものをようやく鑑賞。
荒唐無稽なストーリーだが、単純に楽しめた。落ちこぼれ生徒たちが卑屈にならず、カラッと明るいのがいい。
ころせんせーの声がニノだと分かって見たので、彼が少し前に教師役をし
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

やっと観た。
とてもうまく出来てる話だなぁ、と言うのが一番の感想。素直に爽やかな気持ちになった。
時が経つと記憶が薄れる、というのがミソだったんだね。
アニメ作品はあまりたくさん観ていないので上手く言
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3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.4

原作は読んでいないが、主人公を始め過酷な勝負の世界に身を置く棋士たちの世界が実に丁寧に描かれていて、身につまされそうにすらなった。
あまりに孤独な人生を歩んできた主人公を取り巻く人たちの温かさは、主人
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりにミュージカル映画をみた。
冒頭のシーンでワクワクして、ミュージカルならではの唐突な場面展開も楽しく、ストーリーもすんなり楽しめたが、欲を言えば少し物足りない部分もある。
冒頭のシーン以外は、
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ラブ&ピース(2015年製作の映画)

3.1

園子温作品は2作目。
その2作が今作と「地獄でなぜ悪い」だったのは、ちょっとした幸運な偶然かも。
おかげで最後のシーンは何気にお得感。
長谷川博己×巨大生物の特撮というと、どうしても先日日本アカデミー
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