4Kリマスターブルーレイ(2019年版)で鑑賞。
新田次郎の「八甲田山 死の彷徨」を橋本忍が脚色、森谷司郎が監督。撮影監督は木村大作。当時の日本映画としては破格の予算と撮影期間、オールスターキャ>>続きを読む
1989年に亡くなった俳優・殿山泰司の破天荒な生涯を竹中直人が演じる。殿山の盟友とも言える新藤兼人が書いた原作を新藤自身が脚色・監督した。殿山が出演した新藤映画のフッテージも随所に登場する。殿山は生>>続きを読む
1968年シカゴ・民主党全国大会でのベトナム反戦デモに於ける暴動(シカゴ(バンド)「流血の日」やグレアム・ナッシュ「シカゴ」でテーマにした事件)を扇動した罪で起訴された、アビー・ホフマン、ジェリー・>>続きを読む
本当に久々に見た。東京オリンピック前年の映画公開から60年近くたっているが、今でも圧倒的に面白い掛け値なしの大傑作。唯一の瑕疵は犯人の動機と人物像の掘り下げが浅いぐらいで、緻密に錬られた脚本は見事。>>続きを読む
半年ぶりぐらいのリアル試写会は、ちょっと前に話題になっていたWEBマンガの実写化。原作は私も好きだったけど、絵柄もお話も簡素化されたマンガらしいマンガで、そういう原作に肉付けして実写化するのはそう簡>>続きを読む
T・ジョイPRINCE品川でiMAX版を鑑賞。
あえて予備知識を全く入れず見たんですが、評判通り、話はよくわからない。でも全然退屈せず最後まで見られた。
「時間」の概念を巡る最新の物理学の知>>続きを読む
アマゾン・プライムにて鑑賞。高橋幸宏さんがこの作品を紹介していなかったら、見ることはなかったと思う。
見てよかった。最初から最後まで泣きっぱなしだった。犬好きなら号泣必至。(2020/9/26記>>続きを読む
三島由紀夫をテーマにした劇映画。日本未公開。長年見たいと思っていたがようやく初見。大変に面白かった。
三島役は緒形拳、プロダクション・デザイナーは石岡瑛子、音楽はフィリップ・グラス。製作総指揮に>>続きを読む
昭和31年の大阪・安治川の河口近くの橋のたもとに住むうどん屋の息子の少年と、その対岸に付けた船の中に住む一家の子供たち(姉弟)たちの交流を描くモノクロ作品。昔はこういう貧しい庶民の話は苦手だったので>>続きを読む
同年のキネ旬ベスト10で6位に入った作品。 ブルーレイを購入したので久々に見た。
落ちぶれた中年ロッカー(内田裕也)と、彼を巡る女たちの話。ユーヤさんのマネージャー役が安岡力也だったりして、ユ>>続きを読む
全然知らない作品だったが、Netflixオススメに上がっていたので見た。シンガポールの監督が日本の漫画家・辰巳ヨシヒロの半生を、彼の代表的な短編作品を折り込みながらアニメーションで描く。辰巳はそれま>>続きを読む
カーペンター版はかなり好きで、確かVHDも持ってた気がするが、もう長いこと見ていなかった。
リメイク版があるという話は聞いていたが、詳しいことは全く知らず、netflixでたまたま見つけたので鑑>>続きを読む
カーペンター版はかなり好きで、確かVHDも持ってた気がするが、もう長いこと見ていなかった。
リメイク版があるという話は聞いていたが、詳しいことは全く知らず、netflixでたまたま2011年マテ>>続きを読む
東京新聞記者、望月衣楚子の密着ドキュメンタリー。彼女の過去の経歴とか人生とか生活とか人となりとか、そういうことは一切描かれず、ひたすら、記者としての現在進行形の姿を追う。
これを今見る最大の意義>>続きを読む
日韓合作による力道山の伝記映画。最近では「1987、ある闘いの真実」に出ていたソル・ギョングが力道山役。妻役は中谷美紀。
素晴らしい名作でした。涙なしには見られない。どこまで史実に忠実なのかわか>>続きを読む
韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイクで、オリジナルの1980年代韓国を1990年代半ばの日本(東京)に置き換えたものらしいが、オリジナルは見ていない。ちりぢりになってしまった女子高時代の仲良>>続きを読む
久々に再見。配信では出てないのでDVDレンタルで。おととい書いた通り、エンニオ・モリコーネの作品で一番印象深いのは、この映画の主題歌であるジョーン・バエズ歌唱の「勝利への賛歌」。
1920年>>続きを読む
旧版のDVDは持っているけど、あまりの画質の悪さに見る気がしなかったところ、アマゾンプライムビデオで見つけて、久々(ン十年ぶり)に鑑賞。
うん、これはやはり傑作です。それもオールタイムベスト級の>>続きを読む
ブルーレイ・レンタルで鑑賞。朝鮮戦争の停戦寸前、南北の境界線近くのエロック高地を巡る南北朝鮮の戦いを描いた作品で、これは大傑作だった。「プラトーン」や「ディアハンター」と並ぶ戦争映画の名作という触れ>>続きを読む
シリア内戦のさなかに4年間カメラを回し続けた家族のドキュメンタリー。圧倒的な現実の重みに打ちのめされる衝撃的な作品。好き嫌いは別にして1度は見るべき。(2020/10/28記)
久々に再見。労働者の街・埼玉県川口市を舞台にした青春映画。当時の労働者階級の日常や在日朝鮮人の生活をモノクロームの映像で虚飾なく描いた佳作だが、これが出世作となった当時17才の吉永小百合の圧倒的な魅>>続きを読む
加山雄三主演のハードボイルド・ガン・アクション。共演は田宮二郎と加賀まりこ。設定やストーリーはかなり荒唐無稽だが、映像、演出、佐藤允彦の音楽まで徹底してクールでスタイリッシュで、1970年当時として>>続きを読む
UHD blu-rayにて鑑賞
ウイル・スミスが自分の息子のような年のクローンと戦うというSFアクション。海外では「子供だましのストーリーが酷すぎる」と悪評だが、そう酷いものでもないし、まあまあ>>続きを読む
バンドを続ける喜びも面白さも葛藤も醍醐味も、ハレとケが入り混じった日常のドラマも、すべてここに詰まっている。バンドとは即ち社会の縮図であり生活の断面であり人間存在そのものなのだ。「the 原爆オナニ>>続きを読む
70年代英国のRAR(Rock Against Racism)運動のドキュメンタリー映画「白い暴動」の推薦コメント書きました。
1979年の英国が、今の日本の状況とあまりに酷似していることに気付>>続きを読む
アマプラで見た。好きな深作欣二監督ながら、駄作の予感がして(この人はわりと出来不出来が激しい)、これまで敬遠していたんですが、案じていたほどダメじゃなかった。でもあのラストはいくらなんでもご都合主義>>続きを読む
スパイク・ジョーンズが監督したビースティ・ボーイズのドキュメンタリー。マイクDとアドロックが、客を入れたコンサートホールで、昔の映像を見ながら、ライヴで自分たちのストーリーを語っていくという、ちょっ>>続きを読む
トム・ハンクスが脚本主演して今年(2020年)3月に公開する予定だったもののコロナの影響で公開中止となり、Apple TV+独占で配信することになった戦争映画。
しかしこれは公開されなくて良かっ>>続きを読む
マ・ドンソク主演のヤクザ映画。うっかり日本語吹き替え版でレンタルしちゃったので、それでの評価。
マ・ドンソク演じる武闘派ヤクザの組長が、彼と敵対するはみ出し刑事と組んで、自分を殺そうとしたシリア>>続きを読む
久々に再見。篠原とおるの漫画を「不良番長」シリーズの野田幸男が映画化したもの。主演は杉本美樹。アニメもあるが見てない。原作は読んだ気がするが覚えてない。90年代に入って「Zero WOMAN 警視庁>>続きを読む
学生時代に見て以来の再見。セックスの快楽のために女性を殺していたカップルが、やがて男のほうが殺人そのものの快楽に目覚めてしまう……という日活ロマンポルノ作品。主演は元ビレッジ・シンガーズの林ゆたかで>>続きを読む
全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞した戯曲を映画化したもの。兵庫県の県立高校の演劇部の顧問教諭が、4人しかいなかった部員のために書いた作品で、4人しか登場人物のいない戯曲を映画用にアレンジしている>>続きを読む
城定監督の「アルプススタンドのはしの方」が非常に良かったので、続けて見た。R18+指定の成人映画(ピンク映画)『世界で一番美しいメス豚ちゃん』を一般向けのR15+作品に再編集したもの。オリジナル版は>>続きを読む
ジャスティン・ティンバーレイク主演、Apple TV+オリジナルで、このおかげでApple TV+の視聴者数は30%以上増加したそう。
高校時代にアメフトのスター選手だった主人公が12年の刑期を>>続きを読む
香川県選出の衆議院議員(民主党→民進党→希望の党→無所属→立憲民主党)・小川淳也の初当選(2003年)から2020年までを追ったドキュメンタリーで、監督は大島渚の息子。キネマ旬報ベストテン文化映画部>>続きを読む
売れない脚本家(濱田岳)とその妻(水川あさみ)とその幼い娘が主人公のホームドラマ。原作・脚本も手がけた足立監督の自伝的な作品で、主人公の夫婦のモデルは監督ご夫妻らしい。「百円の恋」の脚本はこの人です>>続きを読む