オレンヂさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

3.0

シリーズだし、やってることは1と変わらず。深みは1の方があったか。

96時間(2008年製作の映画)

3.2

わかりやすい爽快なアクション。
邦題の96時間はあまり意味を成してないんじゃないかな。

ダークシティ(1998年製作の映画)

2.5

がっつりSFモノかと思ったら、舞台はゴッサム・シティ調のレトロな街のクラシックなサスペンスだった。
ちょっとイメージと違ったので昼過ぎに横になりながら観ていたらうとうとしてしまった。

かと思っている
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リアリティのダンス(2013年製作の映画)

3.6

軍事政権下にあったチリの田舎町、子供の目線で描かれるちょっとおかしな世界。
ストーリーというよりは家族を取り巻くエピソードを追ったような創り。

独特の世界観の映画は色々とあって、大抵はビビットにポッ
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グローリー/明日への行進(2014年製作の映画)

3.0

キング牧師のお話。
人種差別問題の話なんだけど、単純にただ差別をされて、それに立ち向かうという単純な話でもなく、差別を正当化しようとする思惑なんかも描かれている。

差別をする権力者側は「人種隔離こそ
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

2.8

ペドロ・アルモドバル製作のブラックコメディという事で期待しちゃったけど、う〜む、オチも弱いし2話目なんてよもや笑いどころすら分からない状態。

1話目 おかえし
ちょっと星新一のよう。
3話目 エンス
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百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.0

何も考えずボーッと観ていられる、1日の終わりにピッタリな心地よい映画でした。

奇跡のひと マリーとマルグリット(2014年製作の映画)

3.1

暴れ回るしいう事も聞かないけれど、そりゃ生まれつき目も見えない、音も聞こえなければ、防衛本能からそうもなる。
そんな警戒心むき出しで教育の概念もない相手に、こちらの感情を伝える手段もままならない中教育
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JUKAI 樹海(2016年製作の映画)

2.2

雰囲気は良かったと思う。
ストーリーも演出もキャラクターもどれもパッとしない。
観てから日を空けてしまって特に何も印象に残っていない感じ。

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

2.5

脅かされるシーンが何回かあったのみで、ホラーにも関わらず、何度か眠気に襲われてしまった。

やはりホラーは明るい部屋でのんびり観るより、映画館の暗闇と
大音量で観た方が楽しめる。

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.6

ただの人間とロボットの交流って訳ではなく、ベイマックスは兄が残した想いって事だね。タダシはここにいる。

ディズニーとマーベルも上手く噛み合ってた。

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)

3.3

一作目からのクオリティそのまま維持たまま、長い原作を違和感なく上手くまとめた感じ。
原作ファンも、初見の人も双方楽しめる創りになってるんじゃないかな。

寄生獣(2014年製作の映画)

3.2

原作は割としっかりした話だけども、山崎貴監督&白組がそれを割と高いクオリティで再現している。
完結編にそのまま入っていける。

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.0

一作目とは創りが随分変わった。
謎解きがありそうで無かった一作目とは異なり、SFサバイバル脱出劇にゾンビとあまり難しくせずシンプルな中身にしたのが功を奏したのか、ベタな内容で安定した一定のクオリティを
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.2

想像を超える鬱映画だった。

巣鴨子供置き去り事件をモチーフに作られた作品。
自分が生きる時代の日本に起きた事件というのがあまりにも身近で恐ろしい。

不幸な境遇だったりとか、差別だったりとか、そうい
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

3.2

過去二部作の話をすっかり忘れて観たけど、一応一作としても観ることができるようには創られてた。
安定したX-MENクオリティ。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

話がごちゃごちゃしてる割に分かりにくい。というより、分かりやすくしようとしてない。そういう映画じゃない。
なのでPTAの創り出す雰囲気に入り込めないとちょっと辛い。

はまらなかったし、恥ずかしながら
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.7

浮き彫りになる問題も、頑張る姿もみんな等身大。自分のできることを精一杯頑張る。
相手の気持ちを変えるのは言葉ではなく、そんな頑張ってる姿。

登場時、一番ダメそうに見えた次男の池松壮亮に随分救われる。
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KAMIKAZE TAXI(1995年製作の映画)

4.5

この設定でつまらない訳がないといった内容。
やっぱり好きな映画の上位に来るのはロードムービー。
破滅的のはずなのに絶望感を感じさせない儚さ。
惜しむらくば、逃避行までがちょっと長かった。

ハンディカ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

想像以上に実写版エヴァだった。
演出と音楽と台詞はまさにそれ。

前半は会議に次ぐ会議、マニュアル不足による対策の遅れ等から、無駄に細かい戦闘機やら武器の名称が飛び交ったりと、パニック映画というよりま
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あの日の声を探して(2014年製作の映画)

3.5

やっぱり戦争映画には敵も英雄もいらないね。

本作品もそんな大局的な事は描かず、現場の内情を描いてる。

声を失った少年、戦地の状況を伝えながらも、何も変えられないことに苦悩する女性、戦場で翻弄される
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ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.0

勝手な予想だけど、やっすい3Dゲームみたいなジャケットのデザインで損してるんじゃないかな。
CGは非常に綺麗だしクオリティは高いと思うんだけど。

ただキャラクターのデザインがパッとしないのと、やたら
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ロンゲスト・ライド(2015年製作の映画)

3.0

ステキでした〜♡
とか観終わった後に言うタイプのやつ。
イケメンと美女がハッピーエンドを迎えるのが好きな人向け。

若者の恋愛の出汁に使われる、おじいちゃんの大恋愛のお話。

試練も悲劇もさしてなく、
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD(2015年製作の映画)

1.8

なんだこれ。
日曜朝の特撮みたいなやつに、これまたお子向けアニメみたいなレベルの展開。
前編を観て尚想像を超える酷さだった。
やるね。

タイトルのフォントイジって2回とか出すのなんか意図でもあったの
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.4

興味本位で観てみた。

最初の巨人が出てくるまでは再現度もクオリティもなかなか良かったんじゃないかな。

その後は長期連載モノを短い時間に収めるのにどうするのかと思ってたけど、薄っすら原作をなぞるだけ
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.0

主人公の人柄を1エピソード毎にじっくりゆっくり時間をかけて描いている。

ただうまくハマらないと、えっそんな展開⁉︎えっそんなラスト⁉︎と唐突な展開についていけず、ラストはちょっとシュールにも感じる。
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ウォーリアー(2011年製作の映画)

3.5

親子の蟠り、兄弟の蟠り、私生活の困難を抱えて世界最強トーナメントで兄弟対決へとか、大人のドラマとして観ると少々強引なご都合主義の展開が気になるけど、少年マンガとして観ると王道パターンで胸熱な展開。

3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

3.5

潔いまでの王道西部劇。

父親としての尊厳を取り戻すために信念を貫く男と、筋を通すカリスマ悪の男のドラマ。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.5

ドラマや映画の脚本でのきっちりまとまったクドカン作品と比べ、舞台でのハチャメチャなクドカンが劇場で戻ってきたような、そんな感じ。

参加アーティストはTHE MAD CAPSULE MARKETS、Z
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.5

毎度の事ながらアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥの描く熱量にあてられて観るのにエネルギーがいる。

何もかも上手くいかず、誰にも愛されず、ドン詰まりで後が無くても、それでも前に進むしかない。
そん
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リベリオン(2002年製作の映画)

2.5

アクションがスタイリッシュであとは退屈。

そもそも設定が感情を無くした人だからね、微妙な表現なんかで感情を表す事も許されず、どうせ感情ないんでしょという目線でしか見ることが許されない。

そして感情
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

サブカル的なものを想像してたら、がっつり古典SFだった。
安心して十分に楽しめる創り。

AIになっても女性は恐ろしい。

映画.comより抜粋
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全米では4館から公開がスタートし2000館規模に
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グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.8

どストレートに優しい映画だった。

過酷で辛い環境でも義理堅く助け合ってる姿が胸を打つ。

ちょい役だったけどメガネで杖のジェームスがまたいいやつで、先にアメリカに受け入れてもらった仲間を妬むことなく
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

2.8

のっけからアスペクト比に驚かされ、母親のバイタリティに驚かされ、そしてその明るさがなんとも痛々しくて辛かった。

完全に傍観者として観られる立場でもなくて、気持ちに余裕がないとこれはちょっとしんどいわ
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

3.4

『フクロウは死ぬときに毛玉を吐き出す』

ウスバルが死に際に毛玉の吐き先を必至に探してなんとか作ろうと抗う話。

マランブラにも弟にも中国人に対しても何もかも空回りし続ける。
それでも足掻き続けた彼の
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