このレビューはネタバレを含みます
なんか本当にずっと合わなかった。原作が戯曲で、その舞台の演出をしてる人が監督ということで思い入れのある作品だというのは分かるけど、舞台のフォーマットから抜けられずに映画になってしまったような印象。映画>>続きを読む
DVDパッケージも公開当時の邦題も、もうちょっと何とかならなかったのか、、
ここ最近観た映画の中でいちばん印象的なラストショット。ノスタルジーなんて優しいものを期待すれば心をズタズタにされるぐらい、断絶されてしまった時間への後悔と悲しみに満ちた物語だった。
25歳になった時、>>続きを読む
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同じくらいの時期に公開されていた別れる決心を観て、恋に落ちるふたりのパワーバランス、格差についてずっとぐるぐる考えていた中で観たこちらもテイストは違えど格差の話であった。ふたりの間には格差の壁があり、>>続きを読む
恋に落ちるふたりを描くと説明するにはあまりにもこぼれ落ちてしまうニュアンスがたくさんあるけど、その説明の困難さこそ、恋に落ちることのその正体をよく表しているなと思った。わたしの人生を壊して行った人、わ>>続きを読む
ヴァルダの人間(と動物たち)への愛情のこもった視線と、それと同時に世の中の厳しさを誤魔化さない語り口、作家としてとても信頼しているのはこういうところだったな
それからの人生ががらっと変わってしまうようなひと夏の出来事が子どもの頃なんかにはあったりして、そんな出来事をずいぶん経ってから思い出した時のようなキラキラした感情がこの映画にはやさしく満ちているのよ