『隣の女』より好き。
ずっと「分からんこともないが、、もうどうでもいい、仕方がねえ」と「死ねばいい!!」が頭の中で戦っていて相当なダメージをくらったけど、重くなくわかりやすい展開で、最後まで楽しめたこ>>続きを読む
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メルヘンチックな世界観の中に彩られたピンクや紫の毒毒しさ、なかなかパンチのある作品だった。
(特に紫の男の子のシーンはきつい)
異質な人をみて感じる おもしろい という感情の中にも多少の「悪」は含まれ>>続きを読む
流れるような手のショットが印象的だった。それだけでなく、他のどこにもない表現がちりばめられてる。冷淡で理屈ぽいセリフが好き
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ぶっきらぼうにみえて、喫煙できる場所を探してうろうろしたり、変な歩き方が得意だったり、こんなチャーミングなおじさまだったなんて!若い頃の写真も独特な色気があってドキドキしたけど、歳を重ねても変わらない>>続きを読む
人生の中で、かぐや姫が野原を駆けまわっていた時間のような、心から今、生きている!と実感できる瞬間はほんの少ししかないんだろうな。
まさに「芸術は爆発だ!!」った。
白黒の記録された古い映像なんだけど、ライブを見ているような高揚感、スクリーンが叫んでいるような映画ははじめてだった。このパワーはなんだろう?
はじめから何が何だかさ>>続きを読む
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監督の口から音楽やリズムという言葉が出ていたけど、私はまさにミニマルミュージックのような作りだなと思った。繰り返される日常の行為。それらを少しずつずらしたりして、同じパターンを繰り返し見ている中にも少>>続きを読む
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理屈では言い表せないものが洪水みたいに心からどばどば溢れてくる。1日動けなくなりました
人を好きな気持ちが無意識に条件付きなのはなんで?どうして男の子と付き合うんだろう?なんで男と女なんだろう
「自>>続きを読む
止まった時間の中で動く人形のような人たち。近未来という設定で、その時間感覚が妙にリアルだった。ハルとミチはほんとに時々喋るだけで、突飛な行動から何を考えているのか分からない。動物的な臭いもしない。けど>>続きを読む
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当たり前のようにそこにあるものを見ていると思っていた。目に見えるもの(スクリーンに映るもの)を信じていたけど、それが思い込みだとしたら、田中絹代と同じように気づかないまま、決してハッピーエンドではない>>続きを読む
フランシスに共通、共感する点はたくさんあって、映画自体すごく面白かったんだけど、何か自分の中で価値観が変わったり、感情や思考が揺さぶられるような衝撃はなかった。
冴えない2人のやりとり、なんともいえない表情が冷えた田舎の情景にぴったり。(はじめは2人の顔が画面に写るだけで笑えた)ずっと質素な画なのにどのシーンをとっても好き。昔の懐かしいアルバムを引っ張り出すよ>>続きを読む
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なんだったんだこれは、、、?
奇妙すぎる。が素直な気持ち。
スコアの付けようがない。
あらゆる点に疑問しかない。
もうこの作品の感想を全力で人に言ってしまって、ここにまとめる余力ないです。
この作品が>>続きを読む
おもしろい。
このソーラ・バーチ、ゴーストワールドの時より色気があって好き。すごく好き。恋。
「奇跡」の連続は実写だと冷めてしまいそうなストーリーだけど、この作品唯一の世界観、登場人物のキャラクターが面白くて最後まで楽しかった!ほっこり!ワイワイみたい〜
が、今の感想だけど、もっと細部まで注意>>続きを読む
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陽気なアカペラで力が抜けるはじまり。
純粋で自由な心でつくられているように感たのと、いい映画とはなんだ??となってる。
娯楽でも芸術でもない野蛮な映画!
意味もなくただそこにあるもののように生きている、歌ったり踊ったり愛したり、その揺るぎない瞬間は人間の男女ではなく、まるで動物を見ているようでほっとした。
「あなたも世界もこんなに美しいよ、がんばろう」>>続きを読む
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まとまった感想を書くことは無理そうです。
・劇中で流れる曲ほとんどが私得。
・ラストのプロコとバルトーク、曲が良いし、鳴る音全部と共鳴しているような、体の中まで震えた。フルで聞きたかった。
・4人それ>>続きを読む
飛びすぎ、光りすぎ!
完全に好奇心が恐怖に勝ってたけど、
斬新でいい。好き。
あと、スピルバーグ臭むんむん
終始、狂気で残酷なんだけど、それほど陰鬱ではなく何を見せられているのか分からなくなる。一見極端に思えても、自由を求めること、抑圧されること、どちらにおいても生き苦しい今の世界は、これとなんら変わらない>>続きを読む
明け方に見たのでほとんど寝ていたけど、脳内にやたら「クソ」という子供の声が残っていた。あと、池松壮亮の(役の名すらわからない)MACに貼られたシールのセンスが素晴らしいな、と。機会があればもう一度みま>>続きを読む
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少年の探究心や情熱と今の自分を比べて、情けなくて泣きそうだったけど、たまには「 世界の果てに何があるのか 」的なことを考えてみます。
謎の儀式的なショットのおもしろさはあるんだけど、物語の落としどころとしてそれでよかったのか感がある。