モモイさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.9

『隣の女』より好き。
ずっと「分からんこともないが、、もうどうでもいい、仕方がねえ」と「死ねばいい!!」が頭の中で戦っていて相当なダメージをくらったけど、重くなくわかりやすい展開で、最後まで楽しめたこ
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スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.5

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メルヘンチックな世界観の中に彩られたピンクや紫の毒毒しさ、なかなかパンチのある作品だった。
(特に紫の男の子のシーンはきつい)
異質な人をみて感じる おもしろい という感情の中にも多少の「悪」は含まれ
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

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小松菜奈が好きな人は見る価値アリかな、と。わざわざ映画にしなくてもいい内容

息を殺して(2014年製作の映画)

4.0

なんだこれは、、
世界がこうなったらとても怖い

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

4.0

流れるような手のショットが印象的だった。それだけでなく、他のどこにもない表現がちりばめられてる。冷淡で理屈ぽいセリフが好き

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.8

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今の混沌とした世の中に差し込まれた一枚のカード。

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

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顔の幼さと体から醸し出される色気の
なんともいえないアンバランスさ、
もじもじしてしまう

ドッペルゲンガー(2002年製作の映画)

4.1

これくらいまだまだふざけていてほしい〜!黒沢監督の遊び心が大好き。

NO SMOKING(2019年製作の映画)

4.0

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ぶっきらぼうにみえて、喫煙できる場所を探してうろうろしたり、変な歩き方が得意だったり、こんなチャーミングなおじさまだったなんて!若い頃の写真も独特な色気があってドキドキしたけど、歳を重ねても変わらない>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.9


人生の中で、かぐや姫が野原を駆けまわっていた時間のような、心から今、生きている!と実感できる瞬間はほんの少ししかないんだろうな。

8 1/2(1963年製作の映画)

4.0

まさに「芸術は爆発だ!!」った。

白黒の記録された古い映像なんだけど、ライブを見ているような高揚感、スクリーンが叫んでいるような映画ははじめてだった。このパワーはなんだろう?
はじめから何が何だかさ
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セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)

3.5

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監督の口から音楽やリズムという言葉が出ていたけど、私はまさにミニマルミュージックのような作りだなと思った。繰り返される日常の行為。それらを少しずつずらしたりして、同じパターンを繰り返し見ている中にも少>>続きを読む

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)

5.0

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理屈では言い表せないものが洪水みたいに心からどばどば溢れてくる。1日動けなくなりました

人を好きな気持ちが無意識に条件付きなのはなんで?どうして男の子と付き合うんだろう?なんで男と女なんだろう
「自
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東京画(1985年製作の映画)

4.5

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ヴェンダースの語る言葉だけでも1つの「作品」といえるほど。貪るように何度も聞いてメモった。

大いなる幻影 Barren Illusion(1999年製作の映画)

5.0

止まった時間の中で動く人形のような人たち。近未来という設定で、その時間感覚が妙にリアルだった。ハルとミチはほんとに時々喋るだけで、突飛な行動から何を考えているのか分からない。動物的な臭いもしない。けど>>続きを読む

風の中の牝鷄(1948年製作の映画)

4.4

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当たり前のようにそこにあるものを見ていると思っていた。目に見えるもの(スクリーンに映るもの)を信じていたけど、それが思い込みだとしたら、田中絹代と同じように気づかないまま、決してハッピーエンドではない>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.5

フランシスに共通、共感する点はたくさんあって、映画自体すごく面白かったんだけど、何か自分の中で価値観が変わったり、感情や思考が揺さぶられるような衝撃はなかった。

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

4.5

冴えない2人のやりとり、なんともいえない表情が冷えた田舎の情景にぴったり。(はじめは2人の顔が画面に写るだけで笑えた)ずっと質素な画なのにどのシーンをとっても好き。昔の懐かしいアルバムを引っ張り出すよ>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.5

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私が望んでいるものは
幸福になることなのに
どうしてそれがそんなに難しいの

ほんとに、それ。

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

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なんだったんだこれは、、、?
奇妙すぎる。が素直な気持ち。
スコアの付けようがない。
あらゆる点に疑問しかない。
もうこの作品の感想を全力で人に言ってしまって、ここにまとめる余力ないです。
この作品が
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

おもしろい。

このソーラ・バーチ、ゴーストワールドの時より色気があって好き。すごく好き。恋。

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.0

「奇跡」の連続は実写だと冷めてしまいそうなストーリーだけど、この作品唯一の世界観、登場人物のキャラクターが面白くて最後まで楽しかった!ほっこり!ワイワイみたい〜
が、今の感想だけど、もっと細部まで注意
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ピーター・フォークの ビッグ・トラブル(1986年製作の映画)

4.2

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陽気なアカペラで力が抜けるはじまり。
純粋で自由な心でつくられているように感たのと、いい映画とはなんだ??となってる。
娯楽でも芸術でもない野蛮な映画!

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

意味もなくただそこにあるもののように生きている、歌ったり踊ったり愛したり、その揺るぎない瞬間は人間の男女ではなく、まるで動物を見ているようでほっとした。
「あなたも世界もこんなに美しいよ、がんばろう」
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

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まとまった感想を書くことは無理そうです。
・劇中で流れる曲ほとんどが私得。
・ラストのプロコとバルトーク、曲が良いし、鳴る音全部と共鳴しているような、体の中まで震えた。フルで聞きたかった。
・4人それ
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

4.0

飛びすぎ、光りすぎ!
完全に好奇心が恐怖に勝ってたけど、
斬新でいい。好き。
あと、スピルバーグ臭むんむん

隣の女(1981年製作の映画)

3.5

私は最後までベルナールには共感できなかった。(普通に好みの問題かもしれない)

ルナシー(2005年製作の映画)

3.6

終始、狂気で残酷なんだけど、それほど陰鬱ではなく何を見せられているのか分からなくなる。一見極端に思えても、自由を求めること、抑圧されること、どちらにおいても生き苦しい今の世界は、これとなんら変わらない>>続きを読む

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

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明け方に見たのでほとんど寝ていたけど、脳内にやたら「クソ」という子供の声が残っていた。あと、池松壮亮の(役の名すらわからない)MACに貼られたシールのセンスが素晴らしいな、と。機会があればもう一度みま>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

少年の探究心や情熱と今の自分を比べて、情けなくて泣きそうだったけど、たまには「 世界の果てに何があるのか 」的なことを考えてみます。

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

謎の儀式的なショットのおもしろさはあるんだけど、物語の落としどころとしてそれでよかったのか感がある。