引っかからないぞ〜という気持ちであれこれ考えてみていたけど、特に引っかけはなく、まあそうだねーという結果。いちばん怖いのは人間、行いが悪いと罰が当たるよ、てこと(?)だけではなんか弱いような。けど、カ>>続きを読む
文句なしの傑作なんですが、映像の重厚感に負けず劣らずの音楽(マーラーのアダージェット)、これが本当に神がかっている。なんだろうこの曲は。神様からの贈り物のような音楽。いつか映画館でこの曲を聞きたい。何>>続きを読む
コテコテの恋愛映画、the ラブロマンスをイメージしていたけど、そんなこともなかった!(物語自体は王道だけど)
サクサク進む展開で、終始安定感があるし、ユーモア溢れる人間ばかりで(主人公とその友人や身>>続きを読む
指を食べたり、フォークで刺す音のサクッと感が気持ちよい。
あと、主人公と恋に落ちる女の人の肉感そそるボディがたまらない。
特に興奮したのがダンスシーン。体のしなりから目が離せなかった。
主人公がインタビューを通して、人気俳優ジョンとの交流を語り、2人それぞれの人生を回想させていく。
そのありきたりのラブロマンスのようなアプローチが古いと感じた。そして、なんだか見ていて窮屈な気分だった>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
繰り返される昼と夜。そのどこを切り取っても絵画的で色っぽい。
特に夜。色彩がとても繊細。
静かな夜の景色がゆっくり流れるだけの場面が何度かあるが、その時間の贅沢さといったら!!
眩いばかりの光を放って>>続きを読む
メイン女優2人の、最後までぶれのない説得力あるキャラクターが良い!見事にハマってる。
はじめはこの年代のギラギラした感じや、活気溢れる役者たちに慣れなかったが、裁判がはじまってからは違和感なく入り込め>>続きを読む
この作品の「旅」は、ある青年が旅を通じて人と出会い成長していく、というよくある感動的な旅物語ではないし、見ているこちらをワクワクさせる旅でもない。ワクワクどころか暗い。まず視覚的に暗い。(だいたい曇り>>続きを読む
ホラー、サスペンスとしての見応えもあったけど、人間ドラマとしても楽しめた。
設定から面白く、オチも納得だがまだ謎は残る。2では背景の部分(なぜループするのかなど)が明かされるのだろうか。
このレビューはネタバレを含みます
30-40分という短い尺にしてここまでのクオリティ、圧巻の一言に尽きる。短い長い関係ないかもしれないが、とにかく素晴らしい。
人、空間ともに退廃的だが、それらの間に流れる空気や時間にさりげない温もりを>>続きを読む
まったく世界の終末を感じさせないメルヘンチックな音楽が不安感、虚無感を高める。この物語とそう遠くはない世界に自分は生きているということに気持ちがどんよりした。この時代SFといわれていたものが今ではもう>>続きを読む
教育ビデオみのある可愛いオープニングから自転車のパンクがきっかけで2人の少女が出会う冒頭ですでにわくわく絶頂期。小さい子が描く絵日記のような、不思議な感触の、見応えある作品。夜明けの静寂に2人が耳を澄>>続きを読む
国も言葉も時代も違う人たちのやりとりが今までにないくらい身近に感じられた。(俳優の即興演技により?)
しかし近しく感じられる分、人物間に流れる空気、時間に自分の体力が追いつかず。再度見直したさはある。>>続きを読む
『海辺のポーリーヌ』とは真逆の、刺すように冷たい空気を纏った冬の日常。ヒリつく真夏より心地がいい温度感。
みんな自分が信じたいように信じるしかなくて、裏切られて傷ついて怒って、、傍から見てると心底くだらないと思うけど目が離せない。
私はパッカーンな夏の眩しさが苦手だけど、しつこくない映像でよかった。4人>>続きを読む
1回目は妙な映画を見たなあぐらいだったが、2回目3回目と、目にする異様な光景にぞくぞく震えた。あちらの世界にに支配されてしまったかのように何度も何度も見てしまう、、そうするうちに自分があちら側の世界に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ニューアトラクション!
あっという間でぽつんと立ち尽くしてしまった、、
どこをとってもキメキメ。雨が降り出してからは特に、、(砂時計みたいな仕組みの)液体がぽたぽた落ちるヤツをむやみやたらにひっくり返>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
せわしなく掛け合うセリフも鬱陶しいほどかかる「エリーゼのために」など、、心地悪い、、呼吸しづらい。(正直苦手だ)途中何度か止めながらの鑑賞になってしまった。
おぼえているのは、ぎゅうっと凝縮された1つ>>続きを読む
個々のキャラクターが強くて、序盤から構えてしまった。元の「ロリータ」を知らないので何ともいえないけれど、なんとなくなぞりましたよ~という感じがする、、
果てには何が・・・・?
中盤もっと情報をくれ状態で、メタファー的な隠された意図が分かりそうで分からないなを繰り返し続けた末、長風呂から上がったようなのぼせた体で映画館をでた。
ふらっと立ち寄った程度に見てたけど
手に汗握る熱さで、こんなに自分が盛り上がるとは(スポーツ観戦ってこんな感じ?)
取り憑かれたようにドラムを叩く姿、
魔力だ。。
ずっと魔力を欲してる、あこがれ。
ホラー映画を観て感動したのは初めて。
最後、レザーフェイスがチェンソーを振り回す姿に、『エレファントマン』を観た時のような"祈り"に近い感情が湧き上がってきてびっくりした。
このレビューはネタバレを含みます
監督の講演会付きだったので、とても勉強になった。
もしかしたら映画の中の世界とこっちの世界の間は薄皮一枚の境界で、手を伸ばしたらむこうの世界と繋がれてしまう?と感じる不思議な作品。
・「独立した複数の>>続きを読む
授業中に観せられるくらいだから正統派作品だろうと思っていたが、わりと変な映画だった。
まずこの頃の坂本龍一の顔が面白すぎる。
コントに見えてくる。
このレビューはネタバレを含みます
私は女1男2の三角関係が描かれた作品が好きだけど、これは格別で、ずっと求めていた作品だった。
冒険的で、どこかおとぎ話みたいな3人の物語。
見終わった後、お腹いっぱい〜!!って大声で叫びたくなったし、>>続きを読む