モモイさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

サッド ヴァケイション(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2020.

“北九州サーガ”第3作目だというのは、見てから知った。
黒沢清のアカルイミライを彷彿とさせる
ロケーションや演出。(役者も浅野忠信×オダギリジョー)
浅野オダギリコンビの山でのシーンがお
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耳をすませば(1995年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2020.

「人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。何が起きても、誰のせいにもできないからね」
でも結局、普通に生きようとしても、
みんながみんな同じ形で生きていけるわけないし、どう生きたってそれ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2020

役者を完全に信じ切っているのが
伝わってくる。

とにかくロケーションが素敵。そして、映画の中でいくつかの場所が繰り返しでてくるが、もう二度とない2人の時間はここにあったんだよという事を、
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くちづけ(1957年製作の映画)

4.5

2020

愛ひとつで行動して、他は全部破壊する――この言葉に尽きる。
大胆だけど、むちゃくちゃなわけじゃない。

ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2020

あたまっからなんとなく漂う、
ぬるっとした、陽とも陰とも言いがたい気だるい空気に違和感を感じた。
演奏シーンについても、ぬるっとはじまる。演奏中は多少高揚感があっても、終わればまたぬるっと
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適切な距離(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

全く会話のない親子が、嘘の日記を書き、お互いに盗み見ることで不思議な交流が生まれていくというストーリーが単純に面白い。

さよなら、人類(2014年製作の映画)

4.0

2020
地球人そっくりの生物が人間の真似事をしているように見えるし、人の匂いがしない。人の動きはあるが、風景や物と同じ温度なのが面白い。

バグダッドの盗賊(1924年製作の映画)

4.0

2020

魔法のじゅうたんや作り込まれた美術セットの数々、、一体どうやってるのか。
この時代にこんな長編作品。すべて人の手で作られてると思うと、技術が神がかってる、、。当時制作していた人たちに一つ一
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ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

5.0

2020

映像を記録するというのは、どこか死後に結びついているように思えてならない。
この作品を見て、これまでになくその感覚を強く感じた。
一瞬たりとも目が離せなかった。

タンポポ(1985年製作の映画)

2.0

2020

観客を意識した目線や演出、
すべてがわざとらしくて
気持ち悪かった

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.8

2020
物事は成り行きだから、、
ほんとうにそう。
人生最後まで何が起こるかわかんないね。

面白くてあっという間だった。

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

4.5

2020

まだ白黒映画に慣れてない時に観て、
これほど緊張感、臨場感みなぎる
(白黒)作品は初めてだと思った記憶がある。なぜこんなに面白いのか。