さかなさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

-

秦基博の「朝が来る前に」という楽曲と題名がたまたま一致し、コラボMVが出たことで知った映画。

交通事故で脳死になった少年の心臓がある女性に移植されるまでを、人々の動きを中心に誠実に描写していた。
>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

-

この生活のルールはたったの3つ。 
・持ち物を全て倉庫に
・1日1個ずつ倉庫から持ってこれる
・1年間続ける
「自分ならまず初めに何を持って来るだろう?」と観ていて想像しちゃう...

生活自体はノン
>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

-

日本のこのポスターからは想像もできない中身だった。思っているほど明るくない。

ヘイリーや子どもたちの暴言や感情の発散が多かったから、感情移入してしまう私は観ていてすごく疲れた...
疲れたのは普段触
>>続きを読む

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

-

「ベンジャミン・バトン」を思わせるような、ある男の一生が語られる形式の映画。
父の語る空想と息子が見る現実、それぞれが明確に分かれて描かれていた。
黄色いお花畑のシーンが良いと友人に薦められていたけど
>>続きを読む

ターミネーター4(2009年製作の映画)

-

3を観てからだいぶ経ってやっと4が観られた。これまでの作品とはガラッと違ってこれはこれで楽しめたなぁ

機械VS抵抗軍の対立、機械と人間の違いをかなり強調していたイメージ。
その中間に立つ存在として現
>>続きを読む

エレファント(2003年製作の映画)

-

事実とは異なる描写もあったけど、コロンバイン高校で実際に起きた銃乱射事件がモチーフらしい。
おそらくこの映画を観るアメリカ人はみな、事件を知っている上で鑑賞することになるんじゃないかな。
だからこそ、
>>続きを読む

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

-

復讐はよく描かれるテーマだと思う。『LEON』『ミスミソウ』『告白』『SEVEN』など挙げればキリがない
これはその中でも特に、復讐の連鎖性や暗鬱さが印象的な映画だった。

1度目の復讐はあまりにあっ
>>続きを読む

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

-

友人がパンデミック対策を楽しく学べる映画だとか言っていたので鑑賞

印象的だったのは両親の判断力。
決して賭けには出ず、家族のために合理的な選択肢を取る。
パニックホラーでよくある、情の正義を盾に突き
>>続きを読む

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

-

生産者、消費者、販売者と、それぞれの映像を交互に見せながらフェアトレード問題を提示する映画。
多角的な視点ではないけれど、問題の一端を知るには十分な内容だった。

「この問題はコーヒーだけに限らない」
>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

-

母の日あたりにこれを追加するAmazonプライム最高。100分足らずとは思えない濃さ。

タリーと主人公の掛け合いは、見返すとさらにグッとくる。
「一日が短い惑星に住んでるからよ」
「単調な毎日が子供
>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

-

主人公の語りによって進む構成が「フォレスト・ガンプ」に似てた!
物語が進むにつれて若いブラピへと変貌していくのが美しい

多くの人の死に触れるのが印象的な映画だった。
「夫婦で添い遂げる」なんてよく言
>>続きを読む

かもめ食堂(2005年製作の映画)

-

もう〜ほんとたまらん。
隅まで手入れが行き届いてる台所が好きだし、この監督の描く人物も料理も好き。

人生は日常の繰り返しで、これが永遠に続くようにも思えてしまうけど、それが有り得ないことを主人公はち
>>続きを読む

ステイ(2005年製作の映画)

-

トランジション(画面の切り替え)が独特で、まるで誰かの夢を見ているかのようだな...と思っていたら本当にそんな感じだった。
一回観ただけじゃ、何が現実なのか分からない。確かなのは、ヘンリーとサムが現実
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

-

こんなに休憩しながら観たホラーは初めて。音を立ててしまいそうな展開が、予想できてしまうからこそ怖くて仕方がない。

2人が出産をしたのは、この孤立が何十年も続くことを見据えての判断だったんだろうな..
>>続きを読む

ザ・ギフト(2015年製作の映画)

-

終盤、かなり胸糞悪かった〜泣

サイコスリラー要素を持ちながらも、内容の本質はヒューマンドラマ的というか...
人ってこんなに嘘がつけるのかって、冷たく悲しくなった。とにかく妻役が正直で美しく、感情移
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

-

サスペンスとしてかなり名作!
パソコンで見て正解だったね〜
伏線とどんでん返しの連続で、後から見返して「あー」ってなるシーンがめっちゃあった。2度美味しい。

冒頭のシーンで主人公が妻と娘との動画や写
>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

-

美しい色彩、逆光構図、正方形の画面。
映画のどこをとっても綺麗だった
ロングボードに乗るシーン、ダンスシーンは自然と涙が出たなぁ
撮影監督は『胸騒ぎの恋人』と同じステファニー・アン・ウェバー・バイロン
>>続きを読む

トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

-

60歳の主人公が置かれる状況がハードすぎて!あードキドキした。
電車の中で繰り広げられるアクション、サスペンス。冒頭から音楽と演出で一気に引き込まれた
日本だとこんなふうに通勤電車で会話できないよね。
>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

-

なんでこんなに観てる人少ないの!怖いし面白いから!観て!ってなる作品

呪いのビデオの映像がまず怖い。
支離滅裂に思える内容なのに、主人公たちによってちゃんと紐解かれていくのが気持ちいい。最後に「リン
>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

-

全編ワンシーン撮影(に見せている)作品として有名だから観たんだけど、単純に話が面白かったな。これ実際に起きた事件なんだね。
あとこの映画はヒッチコック初のカラー映画(2色)らしい。

撮影の緊張感凄か
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

-

ゴーストバスターズ!初めて観た!
幽霊のロゴがめっちゃお気に入り

ルイージマンションってやっぱりこの映画モチーフなんかなってぐらい似てた。機械背負って幽霊にビーム当てるとことかソックリ

音楽とSE
>>続きを読む

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

-

一人暮らしの人が深夜に一人で観るのがオススメ(私)。
レビュー見て油断してたらちゃんと怖かった...

サスペンスの要素も含んでる映画だった
だんだんと真相に辿り着いていくにつれて恐怖もジワジワと迫っ
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

-

「母を殺した」という起点が凄い。本当に殺すわけではなくて、その表現が確執の深さを伝えてるようだ
愛さざるを得ず、憎まざるを得ない。
母親への思いをこれまで濃く描いてる作品は初めてだった
「母を愛せない
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

-

Amazonプライムにずっとあるけど観られてなかった映画!

初めは怖...グロ...と思ってたら、ルーシーが最強になってからは爽快感たっぷりのサクサク展開

この映画の核は「人間の脳が100パーセン
>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

-

グザヴィエ・ドランの作品を観るのは3作品目。
自分を”特別”だと思わないと生きづらい。愛だけでも味方だったら良かったのにな

正方形の比率で描く映画を初めて見た!
同監督作品「Mommy」でもそうらし
>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

-

グザヴィエ・ドラン作品の鑑賞2つ目。

農家というのは隣家まで十数キロほど遠いのが当たり前らしいし、車が無いことでまるで『シャイニング』の雪山のような閉鎖環境を演出してた。上質なサイコスリラー。

>>続きを読む

胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

-

Amazonプライムに追加されたのをキッカケにグザヴィエ・ドランを鑑賞。

恋愛の欲望的な部分を描く。だけど普遍的でみんなに当てはまるから共感する。客観的に見たら自分の恋愛もこんなもんなんかもなと思っ
>>続きを読む

インフェルノ(2016年製作の映画)

-

相変わらずのスピード感とスリル。
3作目にして慣れたのか観ていて楽しくなってくる

謎解きや逃亡劇の過程で主人公は縦横無尽にヨーロッパを駆け巡る。
これでもかと登場する有名な建造物や美術品がこの映画の
>>続きを読む

天使と悪魔(2009年製作の映画)

-

今ならAmazonプライムでシリーズ3作全て観られる!!!!

科学と宗教の対立。次の教皇を選ぶコンクラーベ。前作より分かり易いテーマで入り込めた。

20時,21時,22時,23時...そして0時が
>>続きを読む

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

-

こういう展開が目まぐるしい映画では1番信用できる人や物を疑わないとって思った。最後まで安心できないから疲れた...

これだけのシーン数を2時間半に納めてるのがすごい

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

-

エニグマを解読した彼の偉業とともに、同性愛者であったという事実もテーマとなっていた。

「時として誰も想像しないような人物が想像できない偉業を成し遂げる」
彼が愛した2人が話すこの言葉が印象的。
ここ
>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

-

サークルメンバーでオンライン鑑賞。

主演2人が名優でそれだけでも観てられる
旅のシーンではCGだなってわかる場面があるのが少し気になったけど、
大事なのはそこじゃないから充分満足してる。観るのは2回
>>続きを読む

50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

-

一方的に支える人間関係なんてあり得ない。
どんな関係にも努力が必要で、その点はガンであってもなくても同じことだと思った。

シリアスなシチュエーションなのにカイルとの会話が楽しく悲観的すぎない。辛いシ
>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

-

それぞれが何かと闘っていて必死だった。
施設での日常の中で、少しずつ変わろうとしていく。

主人公と恋人との会話は聞いていて特に心がかき乱された。話して貰えないもどかしさと、伝えられない辛さ。

マー
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

-

コーヒー、タバコ、チェス盤模様の机。
白黒映画と完全にマッチしてた

タバコは吸えないからせめて呑みながらのんびりと観ればよかったな。
英語が聞き取れればダラダラ観られて更にイイのに。
「Cheers
>>続きを読む

ヴィヴィアン・マイヤーを探して(2013年製作の映画)

-

身分の低い乳母が全く人に写真を見せずあれ程の量を撮影したという衝撃と、
その価値が偶然にも発見されたという驚き。

とにかく写真が良かった。
どんな人が撮ったのか、気になるのは当然だと思った。
しかし
>>続きを読む