zzzさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.3

大人達がみんな無責任で辛いんだけど、自分がもしこのような子供達と遭遇したらどう接したらいいのか、救うにはどうしたらいいのかを考えさせられる。とても深刻な状況だけど音楽や映像がほのぼのしている。頼ること>>続きを読む

第9地区(2009年製作の映画)

4.1

ドキュメンタリー調で始まり、人間の身勝手さなど所々胸糞だが、映像や戦闘シーンがリアルで見入ってしまった、おもしろかった!

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

胸糞展開から始まり、真実との反転の描き方が興味深い。怒涛のラストは圧巻。
差別への憎しみを感じる恐ろしい作品でした。
映像と画角が素晴らしかった。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.9

ノスタルジックで陽だまりの映像が心地よくて、ラストは清々しくも一気に切なくなった

キャビン(2011年製作の映画)

3.8

ホラーコメディ?いろんなモンスターが観れて後半テンション上がる!

神のゆらぎ(2014年製作の映画)

4.3

複数の人々の物語が過去と現在を行き来し運命を迎える。散りばめられたパーツが収束されていく様がお見事でした…
どっしりくる余韻と音楽の透明感が相まってとても味わい深い。重たいけどなんだか良い、とても好き

幻滅(2021年製作の映画)

4.1

小説調で語られる人間の喜劇。文学を愛する純朴な青年が欲と快楽にまみれ堕ちていく。
美術や衣装が完璧に19世紀のフランスだった。社会に関しては今も昔も変わってないな。視覚的にも精神的にも満腹になった。
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.3

全てに疑いをかけて観ていたけど何度も騙された!前作と同様に親子間の確執と愛情の再認識にもほろり…。二転三転する展開と、画面の切り替えや効果音に脳みそがバキバキになった。今度はPCで観たい。

オーディション(2000年製作の映画)

4.1

おもしろかった!悪夢のような回想シーンやカメラワークがかっこいい。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

好きな人の前では乙女な顔になるエスター良かった。サイコ対サイコ最高だった。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

4.2

楽しみにしていたシャマラン新作。好きでした。
どこまでが偶然か偽りか。観ているこちら側にあなたは何を信じるか?と問いかけられ、登場人物と共に疑心暗鬼になる映画だった。山小屋のみで繰り広げられるストーリ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

これはなんとも私的鬱映画。双方の気持ちは分かるが極端だな。ロケーションが最高。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.9

家族であっても、愛し方受け取り方はそれぞれ違う。家族でありながらも他人である。家庭内での個々に抱える息苦しさがヒリヒリと伝わってくるのだけど、束の間に見える光の開放感に一瞬救われる。

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.1

子供の頃だいすきで漫画もよく読んでいました。大人になって今また見返してみたけど音楽とアニメーションがサイケデリックで楽しいし、「めんこい仔馬」と、まるちゃんとお姉さんとの関係がリンクしていてうるっとく>>続きを読む

アルマゲドン(1998年製作の映画)

4.0

子供の頃の私に隕石めちゃ怖いと植え付けたアルマゲドンを再見。

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.2

頑固爺さんが寂しいよ、と奥さんのお墓の前で呟く場面が切ないしとても純愛。ご近所さんや周りの人のおかげで頑固爺さんを好きになり、笑顔が見られると嬉しい。人の裏側にはいろいろな事情がある。
良い映画だった
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

4.0

とにかく映像に圧倒された!
魔術とタイムループの掛け合わせは好きに決まってる。
カンバーバッチって変人な天才似合うな。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.3

ドランの事が一番多く投影されているような気がする。母との確執、LGBT、子役からのキャリア…レオ様にファンレターを書いたエピソードも。
ジョンの孤独がスタイリッシュ、エモーショナルに描かれている。俳優
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

そういう形で怪奇現象が起きるのか。子供が頑張る脱出劇は全力で応援する。
イーサンホークはほぼ顔見えませんがやっぱりイケてます。主役の男の子も、予知夢を見る妹もかわいい。
暗い雰囲気だけどお洒落で、ハラ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

世界を救ったのに本人は報われないのがとても悔しくて悲しい。。
でも観て良かった。
こういう実話を描いた映画をもっと観たい。

オマージュ(2021年製作の映画)

4.2

次回作を撮る目処が立たず行き詰まる女性監督が、60年代映画の修復作業を行う中で失われたフィルムを探すため、関わった人物を辿る。
今よりも女性が活躍する事が難しかった時代に触れながら、自分自身の道も回復
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

映画館は暗闇の中で現実を忘れる避難場所。人生の幻影だ。
心の病気や人種差別など、それぞれ抱えるものがある。光があれば影があり、影があれば光がある。二つは同時に存在し、どちらかが欠けると成り立たない。行
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.2

お互いが何よりも大切で、親友であり戦友でもあるソウルメイトの二人。詩的で映像も美しく、一筋縄ではいかない脚本に脱帽。人間の愛憎は、相手に憧れる部分があり愛が大きすぎるゆえなのだろう。思いやり、譲りなが>>続きを読む

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

5.0

映画館で観る体験ができてありがたい。幸せだ。
この映画を愛している。みんなの心にずっと残るよ。
3Dメガネも懐かしく、久々に装着したが没入観あったな。もはやホラー味あった。
セリーヌディオンも最高に沁
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イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

4.1

父を亡くした18歳の少女の家に、行方が分からなくなっていた叔父が突如現れる。それから彼と共に過ごすことになるが、不可解な出来事が頻発する。
冒頭から惹きつけられる映像とカメラワークが美しくて上品。少女
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

4.0

とても楽しみにしていた作品。
ルカグァダニーノ監督ありがとう。
ロマンスとカニバリズムホラーのバランスが絶妙でした。
制御できない感情とどう向き合うか。
血まみれの美男美女、刺さる…
転々と旅をする風
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