tabiさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

まさか映画館で観ることになるとは思わなかった。
万能感に退屈してる彼らからすると、動物で遊んでいる感覚なのか、ひたすらに理不尽な展開が続く。
登場人物の受動性にも苛々させられるし、やれる事を全てやれば
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エクソシスト(1973年製作の映画)

3.5

冒頭の中東のシーンからカットが綺麗だった。
超自然的な表現は抑えられていて、悪魔つきとはと言うところから考えさせられる。

階段をブリッジで降りてくるシーンはオリジナルではカットされてたのが驚き。

ナンシー(2018年製作の映画)

3.5

ジャンルはミステリーだし、ポスターの雰囲気もあって、スリラーっぽい認識でいたけれど、人間模様だった。
気に入られたいと言う気持ちや不安感、申し訳なさや淡い期待なんかが入り混じる感覚。
周りの反応をみて
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

推理小説を読んでるような映画。
観てるこちらも、断片的な情報から予測をし続けてしまうし、上映時間自体もコンパクトだから、あっという間に終わる。
思ったより話はシンプルなので、もう少し二転三転してくれて
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.0

面白くなくはないんだが、ありきたりと言うか、何となくストレンジャーシングスを思い出してしまう。
モールでのラストはあっちの方が良かったな、映像的にも。
海外のホラーは即物的というか、実体があり過ぎて、
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.0

やってることは前作とあんまり変わらんし、背景がわかってるだけに消化試合感ある。
3部作じゃなくて8話くらいのドラマで良いのでは…

フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.2

割とよくあるホラー映画な印象。
細かい演出もツッコミどころが多いし、Netflixが3連作としている割にはチープ。
とりあえず、3作観てみる。

キャリー(2013年製作の映画)

3.3

産まれた時から人生詰んでて救いがない。
後半のシーンは演出過多でギャグにも見えた。

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.1

精神疾患設定あるあるな感じで、途中から読めてきたのが残念。
半地下の家。

ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.2

軽く見れる良い映画。
映画の世界に入るってよく聞く設定だと思ったけど、パッと浮かぶのラストアクションヒーローくらい。

セブン(1995年製作の映画)

5.0

何回みたか分からんけど、最高。
いちいち映像が決まってる。

CURE キュア(1997年製作の映画)

2.7

雰囲気は良かったけれど、何のこっちゃって感じだった。
色々とあり得ない演出が多すぎて、のめり込めなかった。

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.8

ポスターからして奇妙だったから前情報を入れないようにしていたけれど、比較的シンプルなストーリーに大量のノイズが散りばめられているから、どこに向かうのか収まりの悪い浮遊感が漂っていて気持ち良かった。
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

2.8

海外のNetflixで公開された頃から気になってたから、期待が高まり過ぎたかな。
ちょっと意味不明だったし、自己満足になり過ぎてる印象。
不条理なシチュエーションスリラーは好きなんだけど、大体、風呂敷
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.7

数十人が押し込められた官房で、周りが何を言っているのかもわからない。夜には隣で新入りがレイプされる、人が殺される、いつ何が起きるか分からない。
セリフは翻訳されないし、不安定でアップのカメラが臨場感に
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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.7

子どもの頃に何度か観た覚えがあって、懐かしさが前に出てくる。
今だとシンプルにゾンビって呼称されるんだろうけど、この頃ってちょっと下火だったのか、ゾンビ映画って認識は持ってなかったな。
理性があるから
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

3週間前に初めて観て、今回は二回目。
初回は他ごとをしながら観たから、気もそぞろだったけれど、改めて良い映画。
人種や性的指向の面で正しくマイノリティとして、世間に馴染めていないと感じながらも自身の所
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マザー!(2017年製作の映画)

5.0

2年前に一度観て、改めての鑑賞。
映像もストーリーも空気感も全てが好みだし、改めて壮大なスケールの話だと思い知らされた。
一人一人の他愛もない理不尽さが積み重なっていく様や全てを赦すことの歪みを見せつ
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

2.3

三谷幸喜の映画監督としての出世作?と聞いたので期待に胸を膨らませていたけれど、なかなかに精神衛生に悪かった。
前半は登場人物のわがままにイライラさせられ、途中からは作家が不憫に思うと同時に自分の普段の
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グリース(1978年製作の映画)

3.6

いなたい。
話は単純。小難しいことはいらない映画。
全員、高校生に見えないし、退職金積立に教師がパイ投げの的になるとかおおらか過ぎる。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

しんどい。
これが実話だとは思いたくないくらい、淡々と人が死んでいく。
近代以前の世の中では、人がまとまるために宗教が必要だったのだろうけど、今の時代、過度な信仰心は癌でしかないなと思わせられる。

グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

2.7

チグハグな印象。
百戦錬磨の詐欺師かと思いきや、リスク取る割に小額だし、デート詐欺の小慣れ感もあまり伝わってこなかった。
暴力の世界に生きてるのかどうかもはっきりしないし、マンションのシーンは寂しい老
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

2.6

三谷幸喜作品が観たくなって、どうせなら未視聴作品をと思ったけど、あんまり好みではなかった。
着想は跳んでるものの、話の展開は割とベタというか、古臭い印象。
欠けたピースがはまっていくカタルシスがあんま
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狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

音も映像も素敵だけど、台詞が全くないので、途中で意識散漫になってしまった。
暗黒舞踏みたいなもんなのか。
原作を読んでみようかと思ったけど、川端康成が原作を出しているわけではなさそう。残念。

グレート・ハック SNS史上最悪のスキャンダル(2019年製作の映画)

1.0

視点が一方的だし、非常にプロパガンダ的で気持ち悪かった。
世間で見かけるコメントには少し賛同できず、オールドメディアによるSNSへの攻撃と言った印象。
冒頭から、企業は個人の資産を悪用している。心理分
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.3

輸送チーム、全然護衛できてないとか、話の流れに突っ込みたくなるところが多い。
ザック・スナイダー監督と言うと、エンジェル・ウォーズしかパッと浮かばなかったけれど、ゲームの様な演出、撮り方は相変わらずで
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.5

一度観たはずなのに、話を全く覚えていなかった。
ケレン味のある演出で、ポップなミュージカルが展開するけれど、話は悲惨でどんどん坂を転がっていく。
不器用なところもあるけれど、それ以上に不器用な周囲に振
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(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.3

近づくと何故か分からんけど、問答無用で生き物が死ぬ。前半は設定が面白かったけど、ちょっと後半は失速気味。最後はオチが読めるけど、落とし所としてはそんなもんかなとも思う。
90分でまとまってて気楽に観れ
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トレジャーハンター・クミコ(2014年製作の映画)

3.1

都市伝説をベースにした話の様。モチーフになった事件も鑑みると、ラストシーンは物悲しい。
ファーゴに惹かれる過程とか、諸々、話が飛んでる印象は受けるけれど、時々挟まれるミネソタの景色はキレイで、そんなに
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ヒトラーを殺し、その後ビッグフットを殺した男(2018年製作の映画)

3.1

作品の中心にある違和感がどうにも拭い去れない。
大真面目なのか、ふざけてるのか、なにかのメタファーを読み取れてないだけなのか、全く消化しきれなかった。

映像とか話はキレイだし、嫌いじゃないのだけど困
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リビング・デッド サバイバー(2018年製作の映画)

3.0

ゾンビ禍でステイホームしている様子は、少し現実のコロナ禍を写している様だった。

冒頭、ヨーロッパ映画っぽい色調もあって、28日後みたいな話かなと思いきや、ゾンビに襲われるシーンはあまり描かれず、取り
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

2.5

短い中によくまとまってるとは思うけど、最後は強引過ぎる気がする。それがアメリカの現状なんだと言いたいんだろうけど。
人種差別を描く作品は昔からあるけれど、最近の作品はどれも相互理解を促すのではなくて、
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.2

ストーリーに捻りはないし、話は若干雑に感じるけど、ジェイソン・ステイサムを堪能するには十分。
海中研究所の劇伴とか何となくジュラシックパークっぽさがあるけど、古代生物と戦って倒せるところが流石、ジェイ
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ファンタズム(1979年製作の映画)

3.0

オカルトだと思って観てたらSFだった。そんな掛け違いがあったからか、ずっとしっくり来ない感じで話だけが進む。
考えてみると、ホラー映画はプロットも整理されてるし、幽霊、怪物なのかで雰囲気の作り方も切り
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.2

死霊館シリーズからジェームズ・ワン繋がり。
こちらの方がオカルトホラー感が強いけど、どっちにしても自己主張強い系のクリーチャーであんまり怖くはない。
アクション成分が盛り沢山な分、死霊館の方が見応えあ
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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金(2013年製作の映画)

3.2

どこまで実話で、どこから脚色されてるのか分からないけれど、荒唐無稽で実話とは思えない展開が続く。
マーク・ウォールバーグのムキムキ具合が良い感じにバカっぽいし、事あるごとに筋トレして落ち着かせてるのが
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