おざわさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

スランバーランド(2022年製作の映画)

3.9

あのジェイソン・モモアがコメディタッチなファンタジーに出てるなんて!と思って見たら、笑いあり涙ありのとっても良いストーリー。
主演のマーロウ・バークリーは長編映画は初めてみたいだけど、少女が大人への一
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.3

この苦しさはいったい何だろう?
自分が社会に出たばかりだった20歳そこそこの頃に、まだこんなデタラメな司法がまかり通っていたなんて!

事実に基づくストーリーと言っても、映画である以上は何かの恣意があ
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Togo/トーゴー(2022年製作の映画)

3.3

ウルグアイ映画は初めてかな?

通り沿いの無料駐車場の出入りを見守って、そのチップだけで公園を根城に生活するTOGO(トーゴ)。
無口で無愛想だけど、決して間違った事はせず優しいところから、地域の人々
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

庵野監督風味に味付けられたウルトラマンは、背中のジッパーはもちろんカラータイマーも無かった!

思えばカラータイマー付けるならLEDか?
何ならマツダ車風に電球的な明滅にする?なんて悩むくらいなら、こ
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.1

前作から数年、不治の病に倒れたティチャラ(=ブラックパンサー)を救おうと、ウンジャダカに焼かれたハート型ハーブをDNAから再生しようとする妹シャリ。

その想い届かずブラックパンサーが亡き者となると、
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.8

誘拐犯にさらわれた2人の女の子の行方を探る、2時間半に迷わされるクライムサスペンス。

終わってみると「そういうことね!」と納得なんだけど、途中容疑者を拷問するヒュー・ジャックマンが怖過ぎて「もういい
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テイクオーバー(2022年製作の映画)

3.3

企業のITを見張る仕事をしながら、不正を働く企業を懲らしめてきた天才ハッカーのメル。
仕事の中で見つけた情報漏洩跡にマルウェアを仕込んだことから、ただのデート相手なトーマスまで巻き込まれて、謎の男たち
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ギャングスターズ 明日へのタッチダウン(2006年製作の映画)

4.0

今見るとめっちゃ若いドウェイン・ジョンソンにビビる笑

でもほぼ実話に近い物語に出てくる若者たちの事情や、エンディングに流れる実際のその後のストーリーにはもっとビビる!

銃社会なアメリカって問題はそ
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サウスポー(2015年製作の映画)

4.0

この前に見た2007年の『shooter』のフークワ監督の来歴から知って、ジェイク・ギレンホールのボクサー姿を見たくてこの作品を視聴。

孤児院育ちだったビリーがボクシングで無敗の王者として君臨し、そ
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ザ・シューター/極大射程(2007年製作の映画)

3.8

闘う男を描き出す二人、マークウォルバーグとフークワ監督による推理小説の映画化作品

CIAの仕事で狙撃手として行った、アフリカの作戦で負った影を抱えて一人生きるボブ・リー・スワガー
再び彼を利用しよう
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.8

ソレから27年後、1人だけ町に残っていたマイクから「戻ってきたぞ。集まれ、」とルーザーズのメンバー達に連絡が入って始まる物語。

前回子供たちだった彼らもすっかりオッサンやオバチャンになり、27年前の
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

普段ほとんどホラー映画は観ないんだけど、ホラー好きの友人が「これはホラーじゃない」というようなことを言ってたし、ワンパターンにならない様に視聴。

確かに実際の殺人鬼をモデルにしたというピエロが出てく
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

これはただのドラマであり、漫画原作な物語の中のシナリオとは思いながらも、数式で真理を解き明かして国を救おうとする櫂と、大和建造への並々ならぬ思いをぶつける平山造船中将とのやり取りが肝になるこのストーリ>>続きを読む

ガール/その女(2020年製作の映画)

3.8

最後まで見てもどこにミッキー・ロークが出ていたのか分からず笑
特殊メイクすげーなあ、と思ったらまさかの整形してたの!?って、もっとびっくりするわ!

途中までの不穏な空気感が最後にスッキリするスリラー
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WALK WITH ME マインドフルネスの教え(2017年製作の映画)

4.0

過去は過ぎ去り、未来はまだ来ていない。

マインドフルネスって流行りの言葉のようだけど、その根源にあるのはお釈迦さまの開かれた悟りの教えで、お釈迦さまも仏教教団の中心ではあってもトップではなかった。
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.8

B級サスペンス映画くらいしか扱わないようなシナリオで第一次大戦後、実際に国家転覆計画が実行されてたなんてビックリ!

そんな物語をまたまた痩せまくった(笑)クリスチャン・ベールと美しきマーゴット・ロビ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.6

岡田准一による土方歳三の、新撰組中心とした幕末ストーリー

司馬遼太郎による原作は読んでいませんが、よくある新撰組vs尊皇攘夷派ではなく、ミカドと幕府の間に挟まれた志士たちがどんな最後を迎えるのかを描
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新宿タイガー(2019年製作の映画)

3.9

新宿の街を50年にも渡って見つめ続けてきた新聞配達員のタイガーさん。

その姿は周りの目を惹き、東京を観光に訪れた客にも大人気。
その派手な風貌と優しい笑顔が、変わる事のない新宿のシンボル?であって欲
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アウトサイダー(2018年製作の映画)

3.6

最近ではバンパイヤを演じた「モービウス」が印象的なジャレッド・レトが、バリバリ関西のヤクザになっていくストーリー。

一体どこで撮影しているんだろうと感じてしまう街並みの映像で、高度成長期を迎えていく
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ジャズマンズ・ブルース(2022年製作の映画)

3.9

「グリーンブック」「マッドバウンド」など、有色人種に対する差別が厳しかった頃のアメリカ南部が描かれる作品は多々あります

そういう意味では「エルヴィス」もそうですが、その立場を受け止めざるを得なかった
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ハリガン氏の電話(2022年製作の映画)

3.7

さすがはスティーブン・キング原作ですが、あの世とこの世の境にiPhoneを置いてしまったあたりはイマドキ。

「ナイブズアウト」「目指せメタルロード」のジェイデン・マーテルが線が細いのにヤケに芯の強い
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LOU ルー(2022年製作の映画)

3.6

口うるさい老婆が大家な家に住む母と娘。
ある時遠ざけていた父親に娘がさらわれ、突然大家がスーパーお婆ちゃんになってしまうというストーリー。

母は強し。
されど義母はハンパなく強かった。

マリー・ミー(2022年製作の映画)

4.0

きっと裏切られるだろうと思って今まで見ずにきた当作
どの作品観てもハズレ無しな印象だった、オーウェン・ウィルソンが出てるからって観たらヤバい!

ジェニファー・ロペスの歌声は勿論のコト、娘役のクロエ・
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト(2022年製作の映画)

3.6

Netflixのオススメとホラー映画大好きな友だちの紹介で鑑賞
でも確かにDisney +なんだけど、まさかマーベルだとは思わず…

なんだかノスタルジーを感じさせる作風で、モノクロ時代の映画「ドラキ
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.8

たぶん中学生の頃以来なククルスドアン

何となく戦争の中に埋もれたもう一面の真実を教えられたような気がしたような気がしてたけど、今作ではそれ以上にWBの寄せ集めメンバーが一体となっていく、そんなサイド
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ジョー・ベル ~心の旅~(2020年製作の映画)

4.3

【目の前の誰かを孤独にしてはいけない。そして何より自分を誤魔化して生きてはいけない.


いつものマーク・ウォルバーグ風味かと思って何気に見てみたら、めっちゃ深い内容をスピリチュアルに描いてる

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あの頃輝いていたけれど(2022年製作の映画)

4.1

なんかそれほど評価高く無いけど、めっちゃ深いストーリーで良かった!


若気の至りなままでトップアーティストになったけれど、それからの失敗もあってウン十年ですっかり落ちぶれたヴィニーD
どうしようもな
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.0

同じく韓国出身のアメリカ移民を描いた『ミナリ』を観てからの当作。
同じ国の出身ではありながら、そもそもの身の上からしてまったく違う立場だということは、日本国内に生まれ育つボクらには理解しづらい話。
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あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.9

15歳にしてローリングストーンズ誌の記者になったキャメロン・クロウの自伝的なストーリー。

地元紙に書いた記事を認められ、デヴィッド・ボウイ、ジョニ・ミッチェルなども取材していたキャメロン・クロウ。
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

ここまでニュートが可愛い魔法生物たちと活躍してきたファンタビシリーズ。
今回はまた新しく登場の可愛い「麒麟」が物語のキーとなるストーリー。
そしてダンブルドアの抱えた幾つもの秘密が、この後のハリー・ポ
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顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

3.9

ドイツは第一次大戦の借金を長年掛かって返したとか、第二次大戦後の反省に則って国造りされていると聞いていたけど、初めからそうでは無かったという事がよく分かるストーリーは、事実を元にされています。


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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.7

ヒトラーの秘書として過ごしたトラウデルの視点から見た、最後の12日間を描いた作品。

冷徹で配下の意見さえまともに受け取らないほど独善的な総統と、普段の穏やかで優しいヒトラーのギャップには困惑しつつも
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我が闘争 若き日のアドルフ・ヒトラー(2009年製作の映画)

3.4

オーストリアに生まれたヒトラーが、芸術家としての才能を生かすためにウィーンの芸術大学を目指すも試験通過ならず。
その数年で政治家を目指すようになり、ドイツへと進出するまでのストーリー。

戯曲が元とい
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ピノキオ(2022年製作の映画)

3.6

これまでどれだけ映画化されたか分からないくらいなピノキオですが、この作品はグリム童話ではなくイタリアの作家のカルロ・コッローディの「ピノキオの冒険」が元。

そして監督のロバート・ゼメキスによってセリ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.7

ホラー好きな友だちとりちゃんと、TikTokのしんのすけさんが大絶賛なので見ちゃいました。

きっと何かあるんだろうな?というドキドキ感と、それ以上にグロな表現が昔読んで怖かった楳図かずおの世界的。
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カーター(2022年製作の映画)

3.3

スピードとテネットを掛け合わせて、バイオハザードで割ったような感じ。
2時間以上ずっと誰が敵で誰が味方なのかよく分からず、ただ殺しまくりのノンストップアクションを見てるだけなのはちょっと辛いなー。
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