ドラえもんは猫型ロボットさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ドラえもんは猫型ロボット

ドラえもんは猫型ロボット

アウェイク(2007年製作の映画)

3.8

「毎年麻酔外科手術を受ける2100万のうち、3万人は“術中覚醒”と言われる状態になる。肉体は完全に麻痺して叫ぶこともできないが彼らは目覚めているのだ」

このオープニング文は怖いだろ💦

〈あらすじ〉
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ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

2.7

「復讐と美味い料理は後を引く」

料理が美味しくても、こんなレストランは行きたくない……。

〈あらすじ〉
ニューヨークの人気イタリアレストランを舞台に巻き起こる、ある一夜の人間ドラマを描いたお話。
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

「無実の依頼人は恐ろしい」

面白い。
マシュー・マコノヒーの主演作は良作が多い。

〈あらすじ〉
高級車リンカーンの後部座席で仕事をこなす、立ち回りの上手さで金を稼ぐやり手弁護士の主人公。ある日、簡
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

4.7

「家がやった」

ベネズエラ映画をはじめて観た。
というか終盤面白すぎませんか?
油断してました。
やってることが、完全にオリオル・パウロ。

〈あらすじ〉
夫と息子を殺した罪で終身刑を宣告された主人
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複製された男(2013年製作の映画)

3.0

「カオスとは未解読の秩序である」

もうちょい、わかりやすく作ってくれるとありがたい……。

〈あらすじ〉
大学教授の主人公は、同僚から薦められた映画に自分そっくりの俳優が出演してるのを見て、彼に会お
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アポカリプト(2006年製作の映画)

5.0

「新しい時代の生贄となれ!」

【過去鑑賞】
記憶を消してもう一度観たい映画。

〈あらすじ〉
マヤ文明後期の時代。森の部族の一員である主人公は、帝国の襲撃を受けて捕虜となり生贄にされそうになるが、な
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マーシュランド(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マーシュランドとは「湿地帯」のことらしい。

ラストまでは、なんでこれがスペイン🇪🇸映画賞🏆で10冠とった作品かがわからなかった。

〈あらすじ〉
独裁政権が終わった後の1980年スペインの田舎を舞台
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.5

「人間が脳の持つ能力の半分も使わないのは自己防衛のためよ」

空回り気味の元気いっぱいの友達がかわいい。

〈あらすじ〉
幼い頃にある施設を抜け出し、平凡な生活を送っていた主人公。とある事情からテレビ
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今日もまたクリスマス・イヴ(2020年製作の映画)

1.5

「クリスマスを嫌う理由は単純だ。俺の誕生日だからだ」

そうか!
ブラジルが舞台だから、クリスマスが夏なのか。

〈あらすじ〉
クリスマスの日に事故にあった主人公が気がつくと、次の年のクリスマスだった
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レイディオ(2020年製作の映画)

4.0

「ラジオネームは“袋小路包囲線”」

やりたいこと、たくさんあるよ。
この言葉が響くなぁ。

〈あらすじ〉
ラジオを聴くことが趣味の男の子が、同じゼミで同じくラジオを聴くことが趣味の女の子に惹かれてい
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必ず捕まえる(2017年製作の映画)

4.1

「自分の家で死ね。これじゃ地価が下がるじゃないか」
「あんたに良心はないのか!」

『ザ・トリップ』観たら、Netflixのオススメに出てきたので視聴。
面白かった!

〈あらすじ〉
自分の所有するア
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

4.5

「お前たちは戦争を経験すべきなんだ」

ノコギリ、ハンマー、ガムテープ、猟銃、ナイフ、拾った大きな石。
スタンバイ、ok!

〈あらすじ〉
売れない監督と女優の夫婦。夫婦仲は冷めきっていて、借金まみれ
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.5

「映画ってさ、好きっていわずに好きなことを伝えるのが重要じゃん」

背景でネタに使われてるキラキラ恋愛映画『大好きしかいえねぇーじゃん』も普通に観たいと思ったのは内緒🤭
主演の伊藤万理華さんのコロコロ
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檻の中(2022年製作の映画)

5.0

「路上の女児の保護者現れず」

すごく怖い😰
ジャンルは完全にホラー映画。

〈あらすじ〉
不妊に悩む一組の夫婦が、夜路上を歩いている一人の女の子を保護する。彼女はなぜか、チョークで囲った枠の中でしか
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スイング・ステート(2020年製作の映画)

3.5

「選挙は道徳的な恐怖であり、流血なき戦争だ」

おいおいおい。なんだ、こりゃ。
のどかな田舎町を舞台にしたコメディ映画なのに、ひっくり返し方がえげつない。
すべてをなかったことにするラスト20分の衝撃
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恐怖(1961年製作の映画)

4.0

「原因は私の頭の中にあるというの?」

こういった、
「主人公がおかしいのかい? それとも現実がおかしいのかい? どっちなんだい!」なお話を、【ノイローゼ的な】という意味でニューロティックホラーという
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情婦(1957年製作の映画)

4.5

「溺れる者はカミソリの刃をも掴む」

エンドロールの注意書き
「この映画をご覧になっていない方のためにも、結末はお話にならないように」

〈あらすじ〉
心臓病を患って退院した弁護士のもとに、資産家の未
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目撃者(2017年製作の映画)

3.2

「下手に首をつっこんだら損するだけだ」

途中まで、面白かったのだが……、あの終盤は何?

〈あらすじ〉
新居のマンションに越したばかりの主人公は、ある夜マンションの敷地内で起きた殺人事件を目撃してし
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スパロークリーク 野良犬たちの長い夜(2018年製作の映画)

2.0

「よければ力になるぞ」

道中が雑すぎるだろ……。

〈あらすじ〉
警官を襲った銃乱射事件が発生し、犯人は逃走中。民兵組織に所属する主人公たちは拠点に集まるが、事件に使われたと思わしき銃が拠点から消え
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The Soul: 繋がれる魂(2021年製作の映画)

5.0

「魂だけでも残ってほしいの。どんな姿であっても」

この主人公の奥さんのセリフと、終盤のとある人物が語る事件の動機が重なる作りはよかった。

すごく面白かった!

〈あらすじ〉
癌により余命僅かな検察
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

3.9

「ねえ、西片」

しょっぱなからやたらと(物理的な)距離の近い高木さんに困惑したが、三年生になってるんだね。そりゃ、ふたりの距離も変わってるわな。

〈あらすじ〉
いつも隣の席の女の子にからかわれてい
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

いつでもそばに。

〈あらすじ〉
施設で育ち孤児の主人公は、人生に喜びを見いだせずに自殺を図る。一命を取りとめた彼だったが、4人の幽霊が見えるようになってしまう。主人公はまとわりつく幽霊たちに振り回さ
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アンディ・ガルシア 沈黙の行方(2001年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

「秘密は墓場まで持っていく」

〈あらすじ〉
息子を失ったショックから立ち直れない心理学者の主人公が、施設から退所間近の少年のカウセリングを依頼される。彼は父親が母親を殺したショックで精神を病んでいた
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.1

「いつ、わたしを喜ばせてくれるの」

ただ、一言。
泣けた。

〈あらすじ〉
子供の頃から何するにしてもどんくさい主人公は、母親の困った顔しかみていない。なんとか演劇学校に進学して、母親を喜ばせようと
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

5.0

「事故か自殺かは知らないが、本に殺されたんだよ」

映画素人の自分は、こんな作品があるの知らなかった!
いや、面白すぎるでしょ😳

〈あらすじ〉
元英国首相の自伝を担当していた補佐官が死亡したため、代
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テイク・ミー(2017年製作の映画)

3.0

「ビジネスの基本てなんだと思う?人助けだよ」

面白かった!
コメディと思わせる不自然な行動が結末で納得できる。

〈あらすじ〉
依存症を治療するための誘拐ビジネスを生業にする主人公のもとに、「週末誘
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P2(2007年製作の映画)

3.1

「アンジェラー!!」

〈あらすじ〉
クリスマスに残業で遅くなった主人公。勤めているビルから出ようとするが車が故障。さて、どうしようかと思っていたら、頭のおかしい警備員に監禁されるお話。

クリスマス
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.8

「お前の漫画はキャラが弱い」

後回しにしてたけど、すごい面白かった。

〈あらすじ〉
絵は抜群に上手いが、キャラが弱くて燻っていた漫画アシスタントが、たまたま一家殺害事件の犯人に遭遇し、彼をモチーフ
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クーデター(2015年製作の映画)

4.0

「常に敵の10歩先を行くんだ」

危機とみるや、ビルからビルへの大ジャンプを敢行。常に敵の裏をかきながら行動し、CIAの諜報員を見破る。
このパパさんは、本当にただの技師なんだろうか?
トム・クルーズ
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ウィークエンド・アウェイ(2022年製作の映画)

3.3

「なにか失くした?」
「友達よ」

『ガール・オン・ザ・トレイン』見たら、お酒繋がりで出てきたので、鑑賞。

〈あらすじ〉
離婚した友達に会いにクロアチアにやってきた主人公。慣れないお酒を飲んで街に繰
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.8

「返さなくていい。食べたら塩味も美味しかった」

この作品のタイトルを『ポテチ』とつける伊坂幸太郎のセンスがスゴイ。

〈あらすじ〉
空き巣を生業とする気の良い主人公は、同じ町出身で、同じ年である尾崎
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ガール・オン・ザ・トレイン(2016年製作の映画)

3.3

「夫に想像力が過剰といわれたものだ。でも抑えきれない」

観てるこちら側がかなり翻弄させられる主人公だったな。
アルコールって怖い😰

〈あらすじ〉
離婚して酒びたりの主人公は、毎日電車の窓から、仲睦
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.0

「お前は自分のために生きるべきだ。国じゃねぇ」

その辺の、主人公が置かれた状況の描き方も弱かったかな。
あいも変わらず、いっちゃってるジェイク・ギレンホールを堪能する映画でしょう。
最後の瞬きのシー
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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

5.0

「差別は聖書に書いてある」

【再視聴】

自分を映画好きにしてくれた作品の一つであり、映画の可能性を教えてくれた社会派サスペンスの名作。
『隔てる世界の二人』が面白かったので、同題材の本作品を再視聴
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

4.3

「キャスターに復帰するんだろっ!寝言をいうんじゃないっ!?」

評判は聞いてたが、こりゃ面白い!

〈あらすじ〉
ある理由によりラジオ番組に左遷された元人気テレビキャスターの番組に、ひとりの男から電話
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

4.5

「彼女は愚直な人間や経験不足の精神科医を簡単に惑わせます」

『消された女』に続いて、どんでん返し精神病院ものをハシゴ。
オリオル・パウロ監督の作品では一番好きかな。
閉鎖空間での殺人事件って、やっぱ
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