ピートロさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ピートロ

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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

金のかかったB級映画。
しょっぱなから笑った(詳細は割愛)。
くだらないギャグや下ネタやゴア表現が盛りだくさん。
不謹慎さってすごいストレス解消になるしスッキリするから不思議だ。
無印では冗長だったキ
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.4

アニメが好きだったので鑑賞。
橋本環奈は文句なくかわいいけれど、声質がお嬢様には合ってなかった。
脇役のキャスティングも悪くなかった。
原作のフォーマット自体が頑強で、本作でも面白さの大部分をそのフォ
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幽霊ゾンビ(2007年製作の映画)

1.0

面白くないのはいいとしても、「白石監督らしさ」を微塵も感じられなかったのが残念。
どんな事情があったらこうなってしまうのか、そればかり気になってしまった。
民俗学者の平野(柳ユーレイ)が「妖怪ハンター
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救命艇(1944年製作の映画)

3.8

ずっと観たかったけど見逃していた本作、たまたまアマプラで觀られることに気づき驚いた。いったいいつから!?
ワンシチュエーションものが好きなのだが、パズラーでありがちな実は誰と誰が関係者で…みたいなもの
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悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)

3.9

冒頭からすぐに「なんか見覚えある光景だなあ」と思ったのでググってみたら、やっぱりぼくのふるさとの山梨(昇仙峡)だった。
ミステリの映像化はどうしても說明が多くなるので動きがなく単調になりがちだが、カッ
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不能犯(2018年製作の映画)

3.0

会話や空気感がなぜか「仮面ライダー」っぽく感じたのはぼくだけだろうか?
沢尻エリカの演技の記憶は『パッチギ!』で止まっていたので、こんなに棒演技になっているとは知らなかった。
彼女だけではなく他にもそ
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

ネット荒らしが罰として両掌に拳銃をボルトで固定され無理矢理デスゲームにエントリーさせられたからさァ大変…というおバカ設定に惹かれた。
当然、細部は「ざる」なので、鳴りっぱなしのノリのいい音楽とともに、
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

12歳の少女のふりをした女優が「(この企画中)たまにマトモな人と(チャットで)会うと感動する」と言って泣いていた。
その男は若くてイケメンだしテロップで「その後の調査でも彼に性行為の目的がないことが確
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貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.2

映画ってある程度のまとまった時間が必要になるから、なるべくはずしたくないという貧乏根性で、ついつい世間のレビューや採点を気にして選んでしまいがちだが、本作を観てそんな今までの自分の姿勢を猛省した。世間>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.3

filmarksのオンライン試写にて鑑賞。
これは大当たり!夏の青春邦画は数あれど最近観た作品のなかでは間違いなくベスト。
前作『おらおらでひとりいぐも』から天馬空を行く自由闊達さだったけど、本作もそ
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.6

ジェームズ・ガン版公開前に鑑賞。
あまりにも悪評を聞き過ぎてハードルが下がりきった状態で観たせいか、それなりに楽しめた。
とはいえやはりどうしても気になる点はあって、それは「キャラのパワーバランス調整
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ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

3.7

マッチョな漢どもがエロス全開のラテン女の尻を叩き、改造車で違法行為を繰り返すことへの憧憬は微塵もないが、あまりにも自分の価値観と異なる世界を提示されると、脳がぶっ壊れてなぜかわくわくしてくる。
車に疎
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.9

コップに注がれ続けた水がたまたまジヨンの代で溢れてこぼれただけであり、その「見えにくい敵」を浮かび上がらせることが本作の肝だと感じたので、通院以降の部分は蛇足に感じてしまった。
ジヨンの周囲には基本的
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.4

雪山の廃墟でLSD入りのサングリアを飲んだダンサーたちがトチ狂うだけの話。
冒頭のダンスの長回しシーンは面白かったが、それ以降は退屈。
なんとなく過激な作品だという先入観があったため、エログロのないソ
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

3.8

いわゆる「ナーメテーター」もの。
反社に誘拐された妻を拳ひとつで奪還する魚屋ドンソク兄貴の超暴力は爽快。
頼りになるのかならないのかわからないユーモラスな2人の仲間もいい味出してた。
ドンソク兄貴は元
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.7

冒頭からジャケ写タイトルアバンまでの流れは最高なのに中身が残念。
「十徳ナイフ的死体」というアイデアがすばらしく突拍子もないから、そのほかは丁寧に固めたほうがよかったと思う。
でたらめな設定の上にさら
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大菩薩峠(1966年製作の映画)

4.1

妖剣「音無しの構え」でいたずらに屍の山を築くダークヒーロー・机竜之助という主人公像が面白い。
まったくまばたきをしない仲代達矢の演技がサイコパス感を出していてよい。
原作の長編小説が未完なので、本作も
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

右肩下がりで面白くなくなっていた細田作品だけど、前ニ作よりは上向いた印象。
ただ「検索ヒット数を上げるためのSEOばかりに気を取られたウェブサイト」のような「悪い意味でのてんこ盛り感」がすごい。
「今
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

3.8

作風と演出が中島哲也的すぎて、いろいろ損してる気がする(既視感)。
崩壊のテンポが早すぎて不自然。
キャスティングもストーリーも悪くなかっただけにもったいない。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

題材はカンヌ的ではあるが、意外とホラー的手法もあり、構成や展開もカチッとしててとても見やすい。
絵画のような映像の美しさはもちろんだが、音楽の使い方もうまい(祭りのシーンとラスト)。
ここ数年で観たL
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.9

まもなくエガース監督の新作が公開されるということで、見逃していた本作を鑑賞。
主演は今では『クイーンズ・ギャンビット』の大ヒットですっかりお馴染みとなったアニャ・テイラー=ジョイ。とてもかわいい。
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.3

特殊設定ものはそのルールが緻密であるほど面白いが、残念ながら本作ではそれが甘かった。
どうなるとアウトなのかがよくわからない。
脅かしの仕掛けも雑でひどい。
同じ「音を立てたらオシマイ」だったら『ドン
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.1

シリーズ4作目(最終章)である本作のイップマンのお相手はシリーズ史上最大の強敵「米国における人種差別」。
躊躇なくカットされた余韻、テンポよい展開、わかりやすいキャラクターと対立構造など、シリーズ未見
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おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

4.1

伴侶に先立たれ子供らとは疎遠になった独居老人のにぎやかな孤独。
グサグサと刺さる細かいエピソードも面白いが、キャラが濃い妄想3人組、居間と地続きの異空間、CGやアニメを使った奇抜な演出もすばらしい。
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.1

面白かったけどレビューサイトなどでこれほど高得点なのが意外だった。
セリフも演出も劇伴も悪い意味でテレビ的で、変なたとえだけど「コンビニ弁当」を連想した。
保存・着色料たっぷりで味付けも濃くって、決し
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

劇場に行けなかったので、1100円だったがアマプラで先行レンタルしてくれたのはありがたい。
貧富の差を描いた作品は枚挙にいとまがないが、本作のような「日常生活において見過ごしがちだけど歴然と存在する格
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人魚伝説(1984年製作の映画)

3.8

夫殺しの濡れ衣を着せられた海女 a.k.a 血塗れ女ランボーの復讐劇。
突き上げがすごい濡れ場と、部屋中が赤一色に染まるほどの流血シーンがあるので苦手な方はご注意を。
あの時代の邦画特有の熱気・反骨精
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.8

キャストもテーマも好きだし、全体的にそつがないんだけど、なぜかハマりきれず…。
たぶん似たような作品がありすぎて、本作独自の視点が感じられなかったからかもしれない。
期待通りの展開が続くのも諸刃の剣だ
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青春デンデケデケデケ(1992年製作の映画)

3.9

ストーリーがシンプルで大林風味も比較的薄味のためとても見やすい。
高校生男子がわちゃわちゃするのは一歩間違うと嫌悪感をおぼえてしまうけど、いいヤツばかりだし瀬戸の自然美と方言が醸し出す素朴な雰囲気につ
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股旅(1973年製作の映画)

3.9

躍動感あふれる太鼓のリズムでテンションが上がる。
渡世人の仁義や作法が単純に面白い。
セリフは聞き取りにくいが、用語説明のナレーションがあるのは親切でよい。
雄大な自然のなかで繰り広げられる無様な殺陣
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.6

悪くはないんだけど、特段良いところもあまり感じずパッとしなかった。
テーマである東洋・西洋文化の差異に実体験として触れる機会がなく、そのあたりの機微に疎いというだけなのかもしれない。

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

コンプラ棒で叩かれたマッチョコップの暴走。
小気味よいテンポ作品が好き・慣れた人には鈍重に感じると思うが、このローテンションな空気感には妙な中毒性があった。
薄暗い部屋でソファに深く埋まりながら、たま
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ボギー!俺も男だ(1972年製作の映画)

3.8

バカっぽく勢いのある邦題がよい(原題は『Play It Again,Sam』)。
徹頭徹尾、『カサブランカ』のオマージュなので、『カサブランカ』を観ているとより楽しめる…といってもだいぶ『カサブランカ
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.1

こどもの日だったので本作を観た。
寄宿舎で大人たちの目を盗み、わちゃわちゃする子供らの雰囲気がいい。
説明やセリフよりも表情で語りかけてくる。

閉店時間(1962年製作の映画)

3.7

デパートを舞台とした3組の男女の恋愛コメディ。
スケジュールが合わなかったのかといぶかしむほどに川口浩の出番が少ないので、あややとの急接近がなんとも説明不十分で不自然。
あややはあいかわらず可愛いのに
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はちどり(2018年製作の映画)

4.1

思春期の煩悶と家族の不協和音と90年代の韓国が抱える社会問題がシンクロし多面的な表情を持った作品。
理不尽な圧力に屈しない心へのエール。
かっこわるさを臆面もなくさらけだす韓国映画のかっこよさ。