ピートロさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ピートロ

ピートロ

映画(848)
ドラマ(3)

冬の光(1962年製作の映画)

3.5

妻に先立たれ、信仰心を喪失した牧師と、彼を愛する女教師。
今年初映画だったが、正月の倦怠感と朝イチの上映回だったことなどの事情が相まって、半分くらいウトウトしてしまったのが悔やまれる。

サタンタンゴ(1994年製作の映画)

4.0

インターミッションが2回あるものの、7時間18分もの作品の鑑賞は初体験。
雨でぬかるむ大地、牛の群れ、肥満先生の飲酒(これが特に長い!)、狂乱のダンス、猫の虐待などなど、途中、「俺はいったい何を見せ続
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あみこ(2017年製作の映画)

3.8

社会に唾吐き他者を見下し自己を特別視している青春こじらせJKの日常と暴走。
笑いのポイントも多く劇場でも何度か笑い声が起こっていた(「あ、(レディヘの)ロータスフラワー聴いてんだ」など)。
監督が19
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.8

本作は「誰かに最初に薦めたいハートリー作品」アンケートでダブルスコアをつけぶっちぎりのナンバー1だと聞いていたが、たしかに話の筋はしっかりしてるし、笑いもあるし、ちゃんとハートリーらしさもあったのでな>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.2

宅配ドライバーの父と介護福祉士の母、反抗期の息子と不眠症の娘による、ワーキングプア家族の艱難辛苦。
貧困は当事者の努力不足だ、自己責任だという方は本作を観てもまだそんなこと言えるの?と思う。
尺も温度
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監督・出演陣が語るアイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

監督・出演陣によるトークショー。
若者役の時は特殊メイクではなくCGとのこと。
それにしてもスコセッシ監督よくしゃべるなあ。

FLIRT/フラート(1995年製作の映画)

3.7

ニューヨーク、ベルリン、東京と酷似した台詞とシチュエーションの恋愛劇(痴情のもつれによる刃傷沙汰)を3回繰り返す実験作。
ベルリン篇の労働者3人の会話で、本作の狙いや意図を説明させるメタ的演出があった
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羅小黒戦記(2019年製作の映画)

3.8

黒猫の妖精ロシャオヘイが、妖精と人間の戦いに巻き込まれていく異能力バトルアクション。
なんといってもその異能力を駆使した戦闘シーンの迫力とテンポのよさがすばらしい。ぐりぐりびゅんびゅんしまくり。
絵が
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

良くも悪くもそつなく無難にまとめあげられていて満足感はある。
ただ前作のような印象的なシーンは少なかった気がする(あ、でも荒波の決闘はインパクトがあった)。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』同様、長く
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前田建設ファンタジー営業部(2020年製作の映画)

3.3

フィルマークスの試写会で鑑賞。
上映後、脚本の上田誠さんと出演の本多力さんのトークショーあり。
おふたりが所属している「ヨーロッパ企画」のファンだし、2013年に上演された同名の芝居も鑑賞していたので
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街の上で(2019年製作の映画)

4.3

下北沢映画祭でプレミア上映された、下北沢を舞台にしたオフビートな恋愛群像劇。
ここ最近の今泉力哉監督は『愛がなんだ』『アイネクライネナハトムジーク』、来年にはすぐ『mellow』『his』が公開を控え
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枝葉のこと(2017年製作の映画)

3.8

本作は監督の友人の母にまつわる実体験がベースになっているらしいが、主人公のキャラはコミュ症で不気味、所作は唐突でせかせかしていて、なんとも怖くて気持ち悪い。
全編が不穏で重苦しくピリピリと空気がはりつ
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グリーンフィッシュ(1997年製作の映画)

3.7

兵役明けの気が強い主人公が、ひょんなことからヤクザの親分の情婦に気に入られ…と、他の純文学的イ・チャンドン作品と異なり、通俗ハードボイルド小説のようなテイスト。
でもこれはこれで懐かしくムーディーで味
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お嬢ちゃん(2018年製作の映画)

4.2

みのりという強烈なビジュアルとキャラクターの魅力でぐいぐい引き込まれる。
無劇伴や1シーン1カットの効果もあいまって、ものすごい緊張感。
みのりと直接関係のない人たち(いずれも3人組)のコント風やりと
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音楽(2019年製作の映画)

4.0

先行上映&トークイベント(監督・岩井澤健治、原作・大橋裕之、太田役・前野朋哉、朝倉役・芹澤興人)。
7年超もの時間を費やした手描きアニメという事実に惹かれて観てみたが、手描きならではの不規則性やゆらぎ
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サバイビング・デザイアー(1991年製作の映画)

3.8

なんといってもヒロイン役のメアリー・ウォードの魅力がすごい。表情や顔のつくりがどことなく広瀬すずっぽいなと感じたのはぼくだけだろうか?
そんなかわいいショートヘアの小悪魔にゾッコンな大学教師ビンビン物
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オペラNo.1(1994年製作の映画)

3.7

ローラーブレードを履いた天使役の2人と、人間のヒロインの女の子、みんな美人さんばかりで眼福。

アンビション(1991年製作の映画)

3.6

筒井康隆チックなシュールと勢いがあった。繰り返されたつまずき転げ回るスローモーションシーンは笑った。

セオリー・オブ・アチーヴメント(1991年製作の映画)

3.8

青臭い主張、閉塞・停滞感、微妙に噛み合わない詩的な台詞、歌と踊り(とドタバタ)など、ハートリー初心者のぼくは、こういうのがハートリーらしさなのかなと勝手に思った。

地図職人の恋人(1987年製作の映画)

-

アップリンクにて「プログラムB:デビュー前夜のハートリー 80年代の16mm作品(上映時間:58分)」で鑑賞…なんだけど、夕食後で暖かかったからか、ほとんど寝ちゃったのでスコアなしで…。残念すぎて泣け>>続きを読む

キッド(1984年製作の映画)

3.3

アップリンクにて「プログラムB:デビュー前夜のハートリー 80年代の16mm作品(上映時間:58分)」で鑑賞。
大学の卒業制作であり真の処女作ということらしいが、本人は上映をずっとしぶっていたとのこと
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.9

巨大労働組合のリーダーと裏社会の顔役にかわいがられ、両者の板挟みになる元トラック運転手ヒットマンの苦悩。
3時間29分という長さを感じさせないテンポと展開はさすが。
熱すぎず冷えすぎずの絶妙な温度感。
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.9

今週の金曜日(12/6)からネトフリで配信されるのだが、うっかり劇場のチケットを予約してしまった。うっかりというのもあれだけど、ぼくは劇場での鑑賞に全然こだわらないタイプなので…。
『アイリッシュマン
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.8

キューブリック版『シャイニング』好きの人はがっかりしそう。
後半はこれでもかとばかりに懐かしの名シーンが登場するが、その扱い方がだいぶ雑な印象。
レベッカ・ファーガソンはやっぱり美人。
超能力者同士の
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妖獣都市(1987年製作の映画)

3.8

人間界と魔界の均衡を取り持つ闇ガードの滝蓮三郎と麻紀絵が、両界の平和条約調印式に出席する要人・マイヤートを警護する。
時代特有の空気感、ノスタルジアがたまらない。
滝の強さがいまいちわかりにくいのと、
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.2

『ドクター・スリープ』に備えて再鑑賞。
やっぱりジャック・ニコルソンの顔芸が最高。
ダニーのシャイニング(超能力)がまったく発揮されない(正確に言えば助けを呼んだのだけれども)のが、少しものたりなくも
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

前作が『◯は◯◯ャ◯』なら本作は『◯ッ◯・◯ゥ・◯・◯ュー◯ャー』とかもう悪ノリが最高。
ホラー要素が完全に消失し、SFコメディになっちゃうその無邪気な自由さも大変よい。
1の設定が2ありきだったこと
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続・終物語(2018年製作の映画)

3.7

いわゆるふつうのTVアニメのように6話に分割して日をまたいで観てきたからいいのだが、それを一気見した劇場版はつらそうだなと思った。
ラストはそれなりにアガるのだが、かなりスロースターターだし、作中人物
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.9

U-NEXTのあらすじ「ビッチなティーンが誕生日に殺され続けるタイムループ・ホラー」がシンプルにすべてをあらわしている(とはいえホラー要素はほぼ皆無)。
ビッチかわいい主演のジェシカ・ロースは『ラ・ラ
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ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow(2019年製作の映画)

3.7

3年生3人の卒業を前向きに受け入れるまでの下級生組の苦悩と成長。
なんとなく善子の出番が多かった気がする。
あいかわらずの卒業生答辞のような台詞まわしには正直疲れたが、かわいい女の子らがなめらかにきれ
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

緊急通報指令室の固定劇。
電話越しの「音」だけで物語が展開していく着想は面白い。
事件と主人公の過去が徐々に明らかになっていく構成はベタでよいが、贅沢をいえばあともう「ひと乗せ」なにかが欲しかった。
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ファミリー☆ウォーズ(2018年製作の映画)

3.3

祖父の認知症発症をきっかけに歯車が狂い始め殺し合う家族。
えげつなく、不謹慎で、馬鹿馬鹿しく、不潔で、そして嫌悪感がすごい。
ただ、これらの悪感情を誘発させようとしている狡猾な意図を感じるので低点数を
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サッドティー(2013年製作の映画)

4.1

片思いばかりが連鎖する恋愛群像劇。
登場人物たちがバトンを渡すような展開、シーンのつながりがきもちいい。
思わずクスリとくるような笑いの要素が多かったのも個人的には好み(文字通りフェードアウトしていく
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うなぎ(1997年製作の映画)

3.9

冒頭のバイオレンスシーンからのタイトルバックが小気味よい。
シリアスとコミカルと人情とエロスとバイオレンスとシュールが入り交じったなんとも不思議な味わい。
終盤、河の近くで酒盛りをしている絵がまるでク
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世界でいちばん悲しいオーディション(2018年製作の映画)

3.5

芸能事務所「WACK」が九州の壱岐島で行ったアイドルオーディション合宿のドキュメンタリー。
BiSHのモモコグミカンパニーが「誰も受かってほしくない。犠牲者が増えるだけだから」という発言に、アイドル活
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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

3.7

あらすじを見てビビッときたので鑑賞。
最凶ヤンキー影山兄弟VS. 最狂サイコパス大学生柴田という、この対戦カードだけでわくわくがとまらない。
こういう作品は勢いが大事なのでアラについてはどうでもいいの
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