まるさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

まる

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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

1.7

人は死んでも動物はダメな方には勧めません。
設定は面白くて、エピローグのドキドキ感がよかった。この設定がどう活かされるんだろう、とワクワクした。
回想シーンの挟み方も独特で全てを一気に見せない演出は楽
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アス(2019年製作の映画)

2.7

「私たち」がおてて繋いで並んだシーンが怖すぎる。

銃とか遠距離チート武器を使わないあたりにこだわりを感じました。アメリカなのに。
教養と知識がなさすぎて挟み込まれているらしい小ネタにほとんど気づけず
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.9

超有名なのに見ていなかった。
音楽がめちゃくちゃに良いです。美しい。荘厳だけどどこか脆くて悲しい、ラストエンペラーの人生を音楽だけでも表現できているような感じでした。

小さな頃から将来が決まり、制限
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

家族とは何か問いかける作品は多々あるが、こんな多角的に問いかける作品はそんなにないだろうと思う。
血のつながりがあっても家族と呼べない家族もある。崩壊していても、それでも家族だと呼びたい人もいる。血縁
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

カメラワークが独特で良かった。
普通のホラーならドン!!と見せるものをあえて見せない、それを見ている人物の表情を映す。
それが映画の中の不可解さ、何が起こっているのか誰にもわからない、という感じをよく
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蟹工船(2009年製作の映画)

2.5

原作はかの有名な小林多喜二。
でもこれはあくまで題材が同じ、位の認識でいいと思います。
原作より綺麗なイメージです。

画面が暗く、BGMも少なかったり、少し単調に思えることもある。キャストは豪華。も
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.4

画面の至る所に青が印象的に使われていて美しい。原題はアデルの人生、というとこなんだろうか、邦題のセンスが大好きです。

どこを切り取ってもほんとに画が綺麗。
自分はレズだと堂々と表現するエマ、レズと認
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

2.5

インド映画はきっとうまくいくしか見たことがなかったのだ2度目でした。

途中まで亡国の自分の出自を知らぬ王子が、祖国と母を救うための冒険譚かと思ってた。
気づいたら過去?の戦争が始まってた。
長編二部
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エレファント(2003年製作の映画)

3.7

何が起こるのか分かった上で見ているからこその不安と緊迫感。
ただの日常の平和な高校生活。来るか、来るか、とこの高校の未来を知る観客だけが緊張する。

カメラの撮り方がとても秀逸で、ただ静かに彼らを見守
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.7

大どんでん返し、大きな起承転結ではない。
徐々に徐々に、着実に軌道がそれ、計画が崩れ、全てが破滅に向かう。
淡々と進むが、計画がゆっくりと崩れる様は見ていて飽きない。

真っ白な雪原に転がる遺体と血の
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

2.4

青春系ホラー、サスペンスとでも言えばいいのだろうか。レビューを見ないで鑑賞し てほしい。

オカルトオタクの男の子が連続殺人犯だと隣人を疑い、悪友たちと真実を突き詰めるために独自に動く。
スタンドバイ
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ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

1.8

前作に続きテンポのよいコメディアクションって感じです。
話しも展開も人間関係もわかりやすいし、グロくもないし、虫は出るけど「面白いよ〜」って人に勧めやすい。

楽しかったです。お約束展開にちょっと笑っ
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ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

2.6

インディアが可愛すぎる〜!
一枚のエコー写真と鏡の中の自分に気づいたことからはじまるもう一人の自分との交流。

内気で嘲笑われていた少女に代わったもう一人の自分は意志が強く、自分の欲に忠実。
でもお父
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墓地裏の家(1981年製作の映画)

1.6

オススメに出てきたので。自殺した博士の研究を引き継いだ教授一家が怪しい家に引っ越してくる。

初っ端からゴア描写がだいぶあるが、古い映画のためリアルさがなくて見やすいです。
アリアスター作品やファウン
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

4.0

殺人犯の父親から虐待を受けていた家族が、新天地で生まれ変わり、リスタートしようとするところから始まる。

仲が良く、美しい兄弟に見えるが、彼らが父親から負わされたトラウマの重さが随所に現れひどく痛々し
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ウィッチ(2015年製作の映画)

2.2

音楽もセリフもないシーンの緊迫感と怖さがすごい。不気味。静かに怖い。
徐々におかしくなる両親は怖くてよかったが、主題のはずの誰が悪魔、魔女なのか、罪がなんなのかわからなかった…。
そのため、歴史上で魔
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クリムゾン・ピーク(2015年製作の映画)

2.5

虫嫌いな人にはお勧めしません。
パンズラビリンスの芸術さん?と同じらしく、確かに似ているなと思いました。クリーチャーと虫はリアルに出ます。

でもゴシックホラーな感じの可愛らしさもあり、ドロドロ気持ち
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コレクター(2012年製作の映画)

2.2

予想するのは難しい。サスペンスとして展開が読めず、ハラハラさせられるので面白かった。

ただ、犯人の根本的な動機がたぶんこうなんだろうな〜レベルの明かされ方なので、自分のあまり賢くない頭ではスッキリ!
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

2.4

エンタメちょいホラー、虫も出てくるアクション映画って感じでした。
ディズニーランドのアトラクションに乗ってる気分になります。

虫も出るしミイラもいるけど、めちゃくちゃコメディ要素があるし笑えるし、楽
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.6

アンジェリーナジョリーの作品は他にも見たことがあったし、当然すごい女優と知っていたが、このアンジーは鳥肌が立つほどの演技だった。

特に後半の詰問シーン。最高でした。
なかなか展開を読ませてくれないの
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

結構、リアルな戦争だった。
びっくり。音楽にエヴァ味を感じた。

特撮というジャンルに興味のなかった人の入り口となったのは大きな影響じゃなかろうか。

圧倒的なパワーに立ち向かう人々はかっこいいが人間
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃに好きです。いわゆるエモい映画。

青春の1ページと一言で表すことができるけど、それだけで収めるのは難しい。
とにかく映像美、音楽美、そして登場人物の容姿の美しさと教養の美しさが素晴らしい
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

ゴリゴリの香港マフィア激アツ男の友情と兄弟愛!!!!って感じでした。

ドンパチも暴力も盛り沢山。お色気はないけど、男の誇りと友情、決意をドッカンと感じられる。
裏社会に生きる兄を恨む刑事の弟、それで
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追憶(2017年製作の映画)

1.4

面白かったよ。でも邦画のありがち展開を詰め込んだ感じだなぁと思ってしまった。

家族がテーマなんだろうか。血のつながりがあっても家族じゃなかったり、血のつながりがなくても家族だったり。

最後が希望の
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モンスター(2003年製作の映画)

2.6

苦しくなる。愛されたかったけど愛されなかった一人の女性がレズビアンの女の子に出会い、彼女への愛に応えんがために人を殺し続けていく。

アイリーンの激情、葛藤、苦しみ、憎しみとやりきれなさで見ているこち
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

3.0

恥ずかしながら日本人なのにこの頃の歴史や文化をあまり知らないのでどこまでリアルかはわからないけど、見ていて違和感を感じる場面は少なかったです。
でも忍者ではなくニンジャが出ます。そこだけは明らかにニン
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ライトハウス(2019年製作の映画)

2.5

モノクロの狭い画面と、なにより音楽の演出が凄まじかった。

効果音の重々しさ、不協和音で現場の空気が語られる感じがしてとてもよかった。
俳優の声もハッキリしっかり、というかはボソボソした感じなので、俳
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ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-(2020年製作の映画)

1.8

北川景子が美しかった。だいすき。

内容的にはエンタメ色の強いサスペンスとおう印象でした。
面白くないわけではないけど話がわかりやすいと言うか読めてしまうというか。

犯人の動機をもっと掘り下げて欲し
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

2.3

リアルで怖い。麻薬も怖いしすぐに銃撃戦になるのも怖い。

銃のない平和な日本でのほほんと生きていきたい。
緊迫感は前作同様。目的のためなら手段を厭わぬ冷徹さも変わらず。

ずっとハラハラするというか見
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

2.4

怖かった。ホラーとか、グロいとかではなく、本当に怖い国があるんだなぁという。

麻薬犯罪の多さ、そして残虐さはニュースで目にしたことはあるが、いくら作り物の映像でも怖い。
銃撃戦や爆発、死体の晒し者が
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

2.6

戦争という状況下での人間の狂気。
一見みんな普通の人間で、理性的にすら見えるのに話が進んでいくにつれてその異常性が見えてくる。

どちらかもいうと淡々とした展開だが、飽きないし目が離せない。
人が死ん
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

2.6

楽しいホラーではない。でも構成はうまくて面白い。
まだ若い女性への残虐な行為が痛ましく、そういう意味では辛い。彼女たちは何も悪いことをしていないので。

どこまでが本当なのか、空想なのかわからないのが
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

2.2

何が本当なのか最初わからなくて混乱した。
組織と個人の二つの悪意によって追い詰められる女性。

前半は内容の把握てわりといっぱいいっぱいだったけど後半はスリリングで面白かった。
ソーヤの強かさがかっこ
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デンデラ(2011年製作の映画)

3.1

口減らしに山に捨てられた女の復讐劇というキャッチコピーで見始めたが、ちょっと違うかなと言う印象。でも面白かった。

姥捨山に触れられた老婆たちが山の奥で集落を作り生きており、捨てた男たちに復讐を誓う設
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エビデンス-全滅-(2013年製作の映画)

2.3

面白いんだけど見てて疲れる。
火災現場から焼け残ったビデオカメラで被害者たちが今際に撮影していた殺人の証拠映像を刑事たちが検証する、という話なので、映像がブレるし荒れる。

でも臨場感がすごいので飽き
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ビー・デビル(2010年製作の映画)

2.7

壮大で壮絶な百合です。
以上です。

って感じでした。
閉鎖的な島で育った二人の少女は、一人はソウルに行き、一人は島に残った。
ソウルでの職場トラブルで久しぶりに島に帰って再開した二人の少女。

島に
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