あゆみちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

あゆみちん

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.9

仕立て屋の神経質な主人公と、彼のモデルとしてアトリエに入った女性の行く末。

綺麗なドレスがたくさん出てきて煌びやかな世界と思いきや、かなり歪んだ人間関係。
どこかで大崩れしちゃうんじゃないかと常にハ
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カット/オフ(2018年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ精密なスリラー!
観終わるまで頭使いっぱなしだったけど、色々繋がった時の達成感。

検視官の主人公が、解剖中に遺体の中から紙を発見する。
その紙には娘の名前と電話番号が書かれていて、誘拐さ
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ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.9

昼と夜で違う人格を持つジョナサン。
ある日、もう1人の人格の秘密を知ってしまう。

血なまぐさいスリラーと思ってたら、
もっと単純な(?)人間らしさに焦点が当たったヒューマンドラマだった。

当たり前
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

4.3

任務で命を落としたはずの主人公。
気がつくと任務前の時間に戻っていて、再度同じ任務が開始する。

トム・クルーズが最初全然強くない。
情けない姿がなんとも新鮮。

アーマー装備とか銃撃戦とか、
ドンパ
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.8

「世界を変えるには?」
という社会科教師の問いにトレバー少年が出した案とは。

ケヴィン・スペイシーが珍しく(?)ハートフルな役柄。

"Pay It Forward"
は自分の子供にも教えたい。
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

1930年の禁酒法時代、裏社会を牛耳るアル・カポネと彼を追う男達

とにかく俳優陣が豪華!
ロバート・デ・ニーロの少し臭いギャングの演技もまた素敵。

音楽と演出で魅せる銃撃戦は、
狭い駅のシチュエー
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ドント・リサーチ 恐るべき素顔(2017年製作の映画)

3.6

同棲相手の男の浮気を疑って尾行したら恐ろしい素顔が。
秘密の部分は割とあっさり出てくるから、そこからどうなるのかの方が見物。

なかなかの鬱展開。
短い時間ながら後味の悪さはかなりの物。

最後の最後
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.0

「彼女を愛でぶっ飛ばしてやる」
なんて、なんて格好いい表現なんだ

どこにでも愛は存在するよねって話。
家族愛、純愛、秘密の愛などなど
ほんとに様々な愛が目まぐるしく登場。

ついでにミスター・ビーン
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運び屋(2018年製作の映画)

4.1

事業に失敗し、家族とも疎遠な90歳の老人が麻薬組織の運び屋に。
人生での「選択」が凝縮された作品。

絵に書いたような一時の成功のシーンに、転落を想像してひたすらハラハラ。
そして迎えるクライマックス
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ドッグマン(2018年製作の映画)

3.8

とにかく情けない主人公にイライラしたい人におすすめ!

犬と別居中の娘が生きがいの主人公。
街の鼻つまみものの男に良いように利用されてるのに、何もやり返さない。

小さい身体と卑屈な笑顔が印象的。
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名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

3.8

父親を失った少年が、記憶喪失のピカチュウと共に真相を探っていく。

懐かしい〜って50回くらい言ったと思う。

新旧のポケモンが存在する世界
再現度が高くてとにかくワクワクした!

地上波の吹き替え版
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メイド・イン・アメリカ(1993年製作の映画)

3.8

母親と2人で暮らす女の子が、ある日自分の血液型が亡くなった父親と合致しないと気づいて、母を問い詰める。

あらすじとか予備知識無しで観た方が、色々とビックリできて面白いかも?

登場人物のキャラが素敵
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キャビン(2011年製作の映画)

2.8

新感覚B級ホラーなのかな?
チャラい大学生vsクリーチャー(with謎の組織)

てっきりCUBE的な話かと勘違いしてた。
どちらかと言うと宗教的な話

前半と後半がまるで別物の映画

ストーリーは荒
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.9

タランティーノ監督ならではの、
三つ巴ないし四つ巴の思惑が絡むサスペンス

登場人物全員に対して「なんでそんなことするの?!」ってツッコミたくなるくらい、皆が自分中心に行動していく。

まともなのは警
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.3

恋愛映画はちょっと…という人にも
是非おすすめしたい作品

男女のイチャイチャなんてほとんど無い。精神病から復活しようとする人間を描いているし、2人の演技が怖いくらいリアル。

ロバードデニーロ扮する
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フォー・ルームス(1995年製作の映画)

4.0

タランティーノ×ティム・ロス劇場炸裂!

ティム・ロス扮するホテルのベルボーイが、とある4部屋で騒動に巻き込まれる。

とにかくティム・ロスが最高。
彼のキャラもイカれてるけど、それ以上に周囲がイカれ
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リアル恋人体験(2015年製作の映画)

3.8

すごい、裏切られた!

恋人にフラれた男が申し込んだ一晩200ドルのリアル恋人体験。
想像以上のリアルな体験にノックアウト!

エンドロールまで目が離せない

O嬢の物語(1975年製作の映画)

2.8

エマニエル夫人のSM版。
監督が同じなだけあって雰囲気とかストーリー展開は似た感じ

おっぱいが常に出てるタイプの衣装にちょっと笑ってしまった

WOWOWで流し見だったけど、U-NEXTで観れること
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間一髪(2018年製作の映画)

4.3

精肉店を営む親子の何気ない?日常

エステティシャンの試験を目前に控え、勉強とモデル探しに忙しい娘。
妻を亡くした失意を隠し、娘を正しく育てたいと厳しくあたる父親。

試験の当日に事件が起こる

不器
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

3.8

不眠症に悩む主人公が、絶大な支持を得ているホテルを予約。
果たして眠れるようになるのか

暗い主人公とのコントラストかのように周囲の色使いがとても鮮やか
特に赤と白と青が際立つのがフランス感

ラスト
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美味しい美女/グルメな歯医者(2017年製作の映画)

3.6

人肉食の男がヴィーガンの女性に恋をする。
なんとか一緒に食事を摂りたいけど、野菜は嫌いだし彼女自身が美味しそう。

なかなかシュールな世界観

15分なのでお手軽に

あの頃ペニー・レインと 特別編集版(2000年製作の映画)

4.5

とにかくペニー・レインに釘付け!

本筋は15歳のウィリアム少年がロックバンドのツアーに同行して、悪戦苦闘しながら記事を書くまでの青春偶像劇

ウィリアムの成長過程もさることながら、ペニー・レインの一
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オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

3.5

とにかくおバカなスパイコメディ
色んなことに突っ込んだら負け!
主役も悪役も真面目なんだか何なんだか

「手下の家族でいるのは辛いものなのよ」
のセリフで1番笑った

好みは分かれるかもしれないけど、
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.8

4年間失踪していた兄が見つかる。
しかし家に連れて帰ろうとする弟に対しても心を開かず、隙あらば逃げようとする。

兄トラヴィスは何を失い、何を求めているのか?

トラヴィスの心情に焦点が当てられ、
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.3

電磁パルスを発生させる怪獣が出現。
人間たちはゴジラと戦わせようと奮闘する

ゴジラがでかく太く迫力満点
渡辺謙さんも良い味出してる

もうちょっと明るいところでのバトルシーンが欲しかったな。

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

黒人ピアニストと、彼が運転手として雇ったイタリア系白人とのロードムービー。
60年代の黒人差別が色濃く描かれる。

"グリーンブック"ってそういう意味なのね。
黒人差別を扱う映画はいくつか観てたけど初
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チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

3.5

"チャーリー"に洗脳された女性たちが、殺人を犯すまでに至る経緯とその後の様子が描かれる。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドを観た後だったのでより興味深く観れました。
(むしろセットで観た
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

1969年のハリウッドでヒッピーが起こした殺人事件が題材のサスペンス
事件だけでなく、当時のハリウッドスターの衰勢も描かれた作品

レザボアのような痛々しい暴力描写も無く、アレルギーがある人も観られる
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嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

3.0

リチャード・ギア扮する主人公が、嘘を重ねて人脈を頼りに儲けようとする話
その人脈自体も嘘だったりで事態は混乱していく。

バタフライ・エフェクト的に1つの嘘が色んな波紋を呼んでいく
会話だけでほとんど
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

シエラレオネでの内戦、血のダイヤを巡る争い
とにかく血みどろの2時間半

反政府軍RUFの捕虜への扱いや、少年兵への暴力の強要・ドラッグでの精神破壊など、目を覆いたくなるシーンも多数

映画として観る
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フロム・ダスク・ティル・ドーン3(2000年製作の映画)

2.9

1よりかなり昔のお話。
吸血鬼とのドンパチその3

最初の西部劇はもはや別の映画
銃撃戦は見応えあって、1や2に比べて訳ありそうな登場人物が多くて展開は気になった

だがしかしやはり1や2との繋がりは
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フロム・ダスク・ティル・ドーン2(1999年製作の映画)

2.5

吸血鬼とのドンパチその2
ツッコミどころが増し増し

そもそも続編にはなってないような気が…
ジョージ・クルーニーかもしくは別れた女の子が出てくるのかとちょっと期待して観てしまった

懐かしのT-10
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.3

真実に基づいた物語ではなく、
真実の物語だったとは!

大学生4人組が「人生の転換」を求め、図書館強盗の計画を立てる。
その成り行きと当時の心境が、本人や家族のインタビューも挟んで語られる。
最後には
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

2014年のGODZILLAの続編
ゴジラ以外の怪獣が次々に発見される。

映画館で観なかったことを後悔!

怪獣同士のバトルが迫力満点で、ゴジラの鳴き声とか懐かしくもあって心が踊った

怪獣好きには
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

日本にゴジラが現れたらどうするのか?

ある官僚の"対応するのに必要な人員も、物資も、法律もない状況"
というセリフが1番刺さった。

モンスターパニック映画ではなく、
緊急対応時の日本という国の脆弱
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おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

4.5

ブルゴーニュのワイン醸造家の父が亡くなり、ぶどう畑と生家が遺産となる。
しかし莫大な相続税がかかり、売却するかワイン醸造を続けるどうかで3兄弟が衝突する。

兄 ・姉・弟 三者三様に問題を抱えていて、
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