福井康之さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

福井康之

福井康之

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ステイ(2005年製作の映画)

3.8

最近ライアン・ゴズリングをよく見るので久しぶりに観たくなり2回目。

難解なストーリーやけど、映像や音楽が好み。

Massive Attackやっぱりいいね。久しぶりに聴きたくなったのと、snatc
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スプリット(2017年製作の映画)

4.2

クレアの誕生日パーティーの帰り道、クレアとマルシアとケイシーは、見知らぬ男に拉致されてしまう。
目覚めると地下室らしき部屋にいた。ケイシーたちは男が部屋から立ち去った後、脱出する方法を必死に考える。
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.8

「列車が脱線したんです、何らかの原因で…生存者は2名だけです。」

フィラデルフィア近郊で悲惨な列車事故が起きた。その中で、デヴィッドはかすり傷1つ負わずに唯一生き残る。

「すぐケガするから学校で"
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葛城事件(2016年製作の映画)

4.0

もう2度と観ることはないな。

そう思うほど、気分悪くなる映画だ。

ということはハマってもーてたってこと?

獄中結婚した人がよくわかんない。

団地(2015年製作の映画)

3.8

「ごぶがりです。」

シュールな真城さんに始まり、山下夫妻に、行徳夫妻に、東さん、西さん、南さん、北さん団地の住人。

「効果棊子麺です。」
「覿面です。」

カメラワークといい、団地の独特の雰囲気や
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.6

「"大丈夫"になることが少し怖かった…かな。」
「分かんないけど、ナポリタンでいいかい?」

長澤まさみさんと波瑠さんが高校で同級生とかヤバい…ウリャっとか可愛すぎるんですけど。
あとマヤのその後が気
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.2

やはり香川照之さんと小泉今日子さんが凄い。

劇中に流れる曲の使い方が凄い。

最後のピアノの曲と、それを聴きながら涙目になる両親…そして曲のないエンドロール…おみごとです。

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

3.6

「どうしよう…頭の中が大騒ぎだ。」
いちこさんの脳内会議おもしろいね。

「では…多数決をとろう。」
議長を務める吉田は多数派に従いがちな風見鶏。

「産まれてこなきゃよかった!」
あらゆる行動に否定
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.4

「立ち上がって思い出すんや…かるたが一番楽しかったときのことを。」

上の句に続きめちゃくちゃよかった。

「その顔でダディベア好きやったらドン引くわ。」

"人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.2

「"せをはやみ"だね。」

「あたしの手元に最後まで残ってた札…"たれをかも"の札だった。昔の友達はもういないって意味なんだって。」

"ちはやぶる 神代も聞かず竜田川 唐紅に水くくるとは"

「"せ
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GO(2001年製作の映画)

4.3

僕は日本で産まれた、いわゆるコリアンジャパニーズ…でも奴等はこう呼ぶ…
「在日!」

キレた。

「親のスネかじってる間はね、韓国も朝鮮も日本もないの。ガキなんだよ!ガキ!」

「テメェは日本学校に行
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.8

関東梅雨入り。

「鳴る神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ。」

雨の新宿御苑。

「でも本当は…梅雨が…。」

"鳴る神の 少し響みて 降らずとも…"

やはり、映像がとても綺麗。
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.7

むかし むかし
円が世界で一番強かった頃
その街は移民たちであふれ
まるでいつかの
ゴールドラッシュのようだった
円を目当てに 円を掘りに来る街
そんなこの街を移民たちはこう呼んだ
"円都"(イェンタ
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探検隊の栄光(2015年製作の映画)

3.4

驚愕!
三つ首の巨獣ヤーガはベラン共和国秘境洞穴に実在した!

「杉崎さん、もうちょっとテンション上げていきましょうか?いつもの感じで。」
「いつもの?」

「ドーンてなんだよ?」

「ナイス!ナイス
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.2

最初に観た三谷作品であり、何度観てもいい映画。

「ドラマスペシャル、運命の女。」

以前観たときはそんなに思わなかったんですが、ハインリヒのアドリブがいちいちおもろいのは僕がオッサンになったからだろ
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蛍火の杜へ(2011年製作の映画)

3.8

すすめられて観ました。
44分という短い話ですが、とてもよかった。

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

4.8

天保十二年(1841年)
質素倹約令が発令された江戸時代後期。末端の庶民の暮らしがますます苦しくなっていったころ、せめてもの娯楽に、曲亭馬琴の『八犬伝』完結を楽しみにしていた頃の話。
この時代、結婚の
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.8

篠田良多は島尾敏雄文学賞を受賞した経歴を持っていたが、その後15年は鳴かず飛ばず。

「そんなに簡単になりたい大人になれると思ったら大間違いだぞ。」

小説のリサーチと称して興信所に勤めているが、稼ぎ
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空中庭園(2005年製作の映画)

3.5

「何事も包み隠さず、タブーをつくらず、できるだけ全てのことを分かち合う…それが、私たち家族の決まり。」

振り子のように揺れ動くカメラワークは、地に足のついてない浮ついた家族を象徴しているのかな?隠し
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陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.6

「我が家のThe Beach Boys。」
「淡水魚だよ。」
「20世紀最高のポピュラー音楽で、ブライアンは20世紀最大の天才。」

Oh, wouldn't it be nice.

素敵な映画でし
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偶然にも最悪な少年(2003年製作の映画)

4.0

在日韓国人の男子高校生カネシロヒデノリは、ある日突然自殺した姉ナナコの死体を韓国まで運ぼうと、エキセントリック女子高生の佐々木由美と渋谷でチーマーなタローさんの運転する車で東京から博多へ向かう。

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植物図鑑 運命の恋、ひろいました(2016年製作の映画)

3.6

とても純粋でいいお話でした。

高畑充希さんが可愛い。

「"雑草"という草は無い。草には全て名前があります。」

猫と電車(2012年製作の映画)

2.3

さぬき映画祭の作品とかで、香川県民として観ましたが…ビミョーでした。

Laundry ランドリー(2001年製作の映画)

4.3

祖母の経営するコインランドリーで、洗濯物が盗まれないようにいつも監視していたテルは、ある日乾燥機の中にワンピースを置き忘れたまま田舎に帰ってしまった女性を追いかけていく。

「ガスタンクは毎日少しずつ
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ボクは坊さん。(2015年製作の映画)

3.6

四国八十八ヶ所霊場の第五十七番札所
"栄福寺"

「なぁ、おじいちゃん…人間って死んだらなぁ〜んもなくなっちゃうん?」
「ほぅかぁ…進はそぅいうことが
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.3

とある大学のSF研究会の部員達に起こるドタバタコメディ。

「ハリキリスタジアム。」
「言いたいだけだろ。」

2009年8月20日…悪ふざけが過ぎてクーラーのリモコンが壊れてしまい猛暑の中ぐったりし
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今度は愛妻家(2009年製作の映画)

4.0

「最初に言っておくけど、今回の旅行はケンカなしだよ。」

夫である北見俊介の世話を焼き、明朗に振舞っていた妻のさくら。夫から酷い言葉を投げつけられ、愛想を尽かし一人で旅立ってしまった。

「長生きなん
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くちづけ(2013年製作の映画)

4.6

かつて「長万部くん」というヒット作を生み出した漫画家の"愛情いっぽん"は、娘のマコを出産してすぐに亡くなった妻に代わり、男手ひとつで育てるために漫画家を休業して、かれこれ30年……。

「頭に毛が一本
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幸福な食卓(2006年製作の映画)

4.0

「今日で父さんを辞めようと思う。」

佐和子の父はある朝の父を辞めた。母は家を出て、天才と呼ばれた兄は大学に行かず、突然農業を始めた。

「べったり近くにいすぎると、気がつかないんだろうね。」

戸惑
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

小学生のトモは、母ヒロミと二人暮らし。
ある日、ヒロミが男を追って家を出る。

「えっと…切り干し大根とか、シジミの醤油漬けとか。」
「しっぶーい、おっさんみたいだね。」

トモの叔父であるマキオの家
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.7

失ってみて初めて気づく…そういう類の物語とかよくあるけど、この映画は…なんというかとても良かった。

なんか言葉にできないけど、最初から最後まで引き込まれっぱなしでした。

「いいからうちの嫁さん返し
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.6

自動車会社ミレのオ会長は大統領選挙を控えるチャン・ピル議員に裏金を流し、政界を牛耳ろうとしていた。
新聞社祖国日報の主幹であるイ・ガンヒの元で悪事を代行するチンピラのアン・サングは裏金の証拠となるファ
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バースデーカード(2016年製作の映画)

4.0

とても素敵な家族の話。

鈴木紀子はママが大好きで引っ込み思案な女の子。
ある日、学校のクイズ大会で代表者に選ばれるけど、同級生からの嫌がらせで1問も答えずに負けてしまう。

「ママはどうなの?希望通
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ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.6

「やぁ、カミカゼ。」

出だしはよかったんですが…。

「多元宇宙の無限性の中に10人の"別の自分"がいる。」
「全部で11人?」

天文学者エドと教え子のエイミーは秘密の恋を謳歌してたんですが、正直
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

前作のブレードランナー2019から30年後の世界は更に人間の住み難い世界になってた。今度はより人間に忠実な新型レプリカントがブレードランナーとして旧型レプリカントを抹殺するという、なんとも人間がやりそ>>続きを読む