ぴよさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(IMAXレーザーGT)
ブルーカラーのイタリア系アメリカ人が異世界で無双する話。かと思ったら無双してたのはピーチ姫だった。

ピーチ姫の声が低いのが良かった。アニャの芝居が活きてた。

冒頭、ノコノ
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ドクター・ブル(1933年製作の映画)

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面白かった。

ジョン・フォードは演説に説得力を持たせるのが上手い。

ファザー、サン(2003年製作の映画)

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(35mm)
『マザー、サン』のように観念的になるかと思ったら具体的で逆に話を追いにくかった。

路面電車のシーンが印象に残る。

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

5.0

(35mm)
演出のギミックのせいで、エキストラの扮する貴族たちが本物に見えてくる。

出資にNHK。

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

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一番近い作品は水島精二監督『鋼の錬金術師』(2003-2004)。

リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

5.0

光と影の使い方がカッコよすぎる。
順当な手続きを踏んだ政治的主張。

河上の別荘(1930年製作の映画)

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終盤の大事な会話が欠落してる気がする。

刑務所内にシマウマがいた。

最後の一人(1930年製作の映画)

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「ジョン・ウェインを探せ」のコーナー。
見つからなかった。

静かなる一頁(1993年製作の映画)

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(35mm)
どんな作品でも事務手続きに対する嫌悪感が描かれてる。

タルコフスキーにせよ、「意図が不明瞭な長回し」が眠くなるのだと思う。時間が飛ぶ。

ロケ地が気になる。

日陽はしづかに発酵し…(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(35mm)
後半に出てくる男の子が良い。
突出してないが満足感は高い。

ベネデッタ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポルノとしては上品だが映画としては下品。

図らずも現代日本への皮肉として成立してしまっている。

CGはもう少しどうにかならなかったのか。

セカンド・サークル(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

(35mm)
死と弔いを巡る観念的な話かと思ったら、葬儀の要らないオプションを削っていく即物的な話になり、最後は棺桶を運び出すのが大変だという物理的な話になった。

ほとんど話が進んでないのに時間が経
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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

5.0

(35mm)
フィルムのアクション仮面カッコよすぎる。
作画も演出も見所しかない。凄い。
その上で抜かりのないキャスト陣。
脱帽。

ロシアン・エレジー(1993年製作の映画)

5.0

(35mm)
記録のコラージュによる記憶。
驚きすらある。

フィルムの劣化が不可分な映画。

原題は「…dreams for sleep.」と続く。

ミス・ヨーロッパ(1930年製作の映画)

5.0

「ルッキズム(=容姿の社会的価値)」を巡る映画として原点であり最高峰。

パンドラの箱(1929年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラスト20分が別の映画になるけど凄い。

書かれた顔 4Kレストア版(1995年製作の映画)

5.0

今年公開の映画でダントツに観るべき一本。
4Kか、せめてDolby Cinemaで観直したい。

ドキュメンタリーは真実か虚構かなどという蒙昧な議論はまったく視野に入れず彼方へと誘われる。

淪落の女の日記(1929年製作の映画)

5.0

(デジタル)
たぶん二度目でうっすら記憶があるが、ルイズ・ブルックスの存在感を忘れるだろうか。

強制院の様子がナチスの台頭を予見してる。

ゆえに力強いラスト。変えられなかった歴史。

再会のシーン
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牝犬(1931年製作の映画)

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(デジタル)
冒頭の人形劇を観るために鑑賞。

撮影が不味く、編集も良くなかった。
(階段とベッドのFIXは良かった。)

エピローグだけ急に面白い。

ミシェル・シモンがかなり伊藤雄之助。

港々に女あり(1928年製作の映画)

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(デジタル)
ルイズ・ブルックスが蠱惑的すぎて目が覚めた。

肉屋の女(2017年製作の映画)

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映像作品ではなくインスタレーションとして扱うべきもの。

悪魔の往く町(1947年製作の映画)

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(デジタル)
デル・トロの『ナイトメア・アリー』がより整理されつつ補強もされているので、有意義なリメイクであったことが判る。

百貨店(1926年製作の映画)

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(デジタル)
話はとりとめもないのでよくわからないが、ゆえにルイズ・ブルックスが存在感で圧倒している。

MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ストーリー以外は全部面白い稀有な映画。

ミソジニーとミサンドリーのハイブリッド。

A24は何らかの思想を流布してる傾向があるので警戒したほうがよい。

最近のパルム・ドールと同じ匂いもする。

ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~(2023年製作の映画)

1.0

映画としては何も面白くないが、事実が圧倒的に面白いので成立してしまっている。ディレクターがクリエイティビティを発揮してるパートが絶望的につまらない。

国会図書館に通って片っ端から報道を読み漁ったビー
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EMMA エマ(2020年製作の映画)

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ファーストカットが完璧。カット割もスクリーン映えするように設計されているので映画館でも観てみたかった。

人の多面性を丁寧に描いている。

アニャはコメディもできるという発見。

ディア・ハンター(1978年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(4Kリマスター)
イデオロギー抜きで撮られた戦争映画の力強さ。

おそらく2回目だが、鹿狩りと溝鼠をうっすら覚えてるくらいで確証を持てない。

ジョン・カザールの遺作。

時代の変化を鑑みるに、二度
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ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

屁の匂いで母親を感知するのが良かった。

元祖大四畳半大物語(1980年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

(BD)
「絵に描いた昭和」の実写化という味わい。

乱闘や爆発の無秩序さえ美しい。

勢いで撮ってるようなのに、全てのカットが確信的に並んでいて脱帽する。

最後にインタータイトルだけで終わるのがカ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

三角関係自体はありふれた恋愛小説。

二番目の男が絶対信用できない喋り方なのが良い。

ラストが狡い。

プロローグに間に合わず観られなかったのは怪我の功名かもしれない。