ある家族とその周辺の人物達に焦点を当てた、ものすごく狭い世界のサバイバルストーリー。まるで『ポセイドン・アドベンチャー』を観ているような気分になった。
脚本が薄っぺらい。どうせなら『忍者と極道』みたいな話にすりゃよかったのに。
ワイティティ作品の常で、嫉妬するストームブレイカー、小籠包の神など各所にコメディ要素が盛り込まれている。なお、個人的なツボはヤギ。予想外の活躍を見せてくれます。ただ前作ほど笑いは起きなかった。ゴア役が>>続きを読む
1979年が舞台。前半はダラダラ感はあるものの不気味な雰囲気は強く感じる。殺人鬼が80代と思われる老夫婦であるため、殺人シーンがスローかつ静かであることがユニーク。気味の悪さはこれまで観てきたホラー映>>続きを読む
地雷を仕掛けられた車から如何にして脱出するかという一点に絞ったシチュエーション物。最初はタイマーの解除、次に重量の増減感知装置のクリアと2つの関門にハラハラしたよ。
決して長尺ではない121分という長さの中にスパイダーマンの誕生とグリーン・ゴブリンのエピソードが盛り込まれた脚本に拍手。
映像と音の勝利。ゆえに絶対に大画面、大音量で没入して楽しむべき映画。ストーリーがベタだとかミッションが無理ゲーとかそういうことはどうでもいいのだ。スケジュールの都合で吹替版で観たが、字幕版も観たい。
今になってみると、沢尻エリカが骨の髄までシャブ漬けの女を演じるという、とんでもないキャスティングだなあ。
車を改造して宇宙船にするとかの荒唐無稽さは全然気にならないが、終盤に予算を突っ込みすぎたのか地味地味な前半はいささか退屈。ヤング・ドムが若い頃のベニチオ・デル・トロに似てるなあ。
ウルトラQ的オープニングタイトルから静止画とテロップによる禍特対設立までの歴史を超高速で説明し、そこから初代マンに登場した怪獣(禍威獣)二連発までは満点の出来。外星人エピソードも悪くはないけど、子供の>>続きを読む
1作目から10年も後に、ここまでスケールダウンした続編を製作する意味があったのだろうか。
劇場公開時にはメカ仕掛けのコングが登場すると大々的に宣伝してたけど、実際に観たらほとんどのシーンは着ぐるみでガッカリしたことだった。今見直してみると、ニューヨークでコングが暴れるシーンは悪くないね。
スパイダーマンNWHに続いてのマルチバーステーマ。他の世界にジャンプできる能力を持つがコントロールはできない少女を守るというLOGAN的な物語で新鮮味には欠けるが、設定と映像のそこかしこにライミ色が見>>続きを読む
WOWOWで録画鑑賞。けっこう画質は良いので、4Kリマスター版か。着ぐるみという制限はあるが、コングに知性が感じられないデザインだなあ。
粗暴で自己中心的な被害者の父親(古田新太)、やるべき事をしただけなのにその結果死人が出て罪悪感に苛まれるスーパーの店長(松坂桃李)、お節介が過ぎてただただ迷惑なスーパー店員(寺島しのぶ)と憑かれたよう>>続きを読む