にんじんしりしりさんの映画レビュー・感想・評価

にんじんしりしり

にんじんしりしり

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

ヴィーガンの肉がうまいなら、肉食の人間はもっとうまいんじゃないか…。奥さんがちょっと嫌な女だったけど、最後までこの夫婦を応援してしまっていた。カニバリズム系、怖いけど見ちゃう。これは軽い気持ちで楽しめ>>続きを読む

ジェレミー(1973年製作の映画)

3.9

初々しいジェレミー。薔薇のような日々は長くは続かない。諸行無常。
ジェレミーが有頂天のときの、見たことのない階段の下り方が頭から離れません。

ポネット(1996年製作の映画)

4.3

「わたし、座薬だいすき!」
(笑)子どもたちかわいい。
大事なバッドマンをあげようとするマチアス。
「5分経った!すごいね」とお姉さんらしく気を利かせるデルフィーヌ。
独自のテストを信じて主導権を握る
>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.0

うる星やつら、初鑑賞。だからなのか、キャラに愛着が湧かずそこまで楽しめなかった。
夢を作る、現実に戻る。なんだか内容がマイメロディのアニメと似ているなぁ。うーーん。

ランチメイト症候群(2018年製作の映画)

3.0

Nコンのテレビドラマ部門でありそうな映像。脚本もテーマも高校生らしいけど既視感満載。オリジナリティがほしい。が、カメラワークは◎そして主人公の女の子がめちゃかわいい。

M(1931年製作の映画)

5.0

フリッツ・ラング。洒落たお菓子の名前みたいで何度も名前を呼びたくなる。サイレント映画とトーキー映画の時代を生きた監督。流石の腕前と工夫に唸る。
子どもたちの痛ましい姿をそのまま映像にしなくとも、悲しく
>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.8

戦争は人を変える。翻弄させる。
見事な作戦に衝撃を受けるが、何か物足りなかった。優作が側にいない聡子は、生きる意義を見いだせない。聡子の心のように空っぽで虚しい気持ちになった。なんだかどんより体が沈む
>>続きを読む

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.6

学生時代の授かり婚とか子育てとか、その辺の苦労はあまり描かず楽観的。主人公と幼馴染に都合の良い展開だけど、そういう映画だからこそ気楽に呑気に楽しめた。

汚れた血(1986年製作の映画)

4.0

彼女がいても、一目惚れした彼氏持ちの年上女性に愛を囁やけるアレックス。怖いもの知らずで貪欲で、強気で清々しい。モダン・ラブで走り出すアレックスから若くて熱いパワーが溢れている。同じ高校にレオス・カラッ>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

3.6

引っ越しを手伝おうとするところがうざかったけど、わかりやすい映画で良し。

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

4年くらい前からずっと観たいと思っていた映画をやっと。疲れを取りたい休日には向かない映画でした。久々にマフィア系を観たのでハラハラして余計疲れた。
面白かったけど、周りの評判が良すぎて期待しすぎてた!
>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

みんなの心をまあるくするミー坊。
夢中になれるものがあるっていいよなあ。なんか羨ましくて、眩しくて、泣きそうになる。

のんの目が好きです。いつも瞳の中に明るい星がある。強い生命力と生きる喜びを感じさ
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.6

ライトブルーグリーンの壁
カチューシャ
チェックのワンピース

テレーズのファッションもヘアスタイルもお顔もぜーんぶ可愛いね。目指したい、まずは小顔になるところから。

よくある展開で、感情移入とかは
>>続きを読む

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.2

全部ナレーションで説明しなくてもわかるよ、映像を信じてないな。

設定には無理があるんだけど、絵的に高良健吾じゃなきゃ見てられない。高良健吾で正解!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

率直にいうと、好みではない。残念。
今までのジブリ映画に登場する動物は愛着が湧くキャラクターが多かったのに、今回は全部の鳥に嫌悪感…。そして、ワラワラのデザインがジブリっぽくなくてチープ。
不思議の国
>>続きを読む

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

吹き替えだけどまあまあ。
ラピュタのムスカっぽいのが出て来て、話はカリオストロの城とバック・トゥ・ザ・フューチャーを混ぜ合わせたみたいだった。あと、最初の若い頃のシーンは鬼滅の刃の無限列車を想起させる
>>続きを読む

国産洋画劇場「船と氷山」(2018年製作の映画)

3.2

洋画を国産にするっていう発想がすごい。
ギャグに走ったタイタニックかと思っていたが意外に再現度が高く、半笑いしながらも結構真剣に観れた。突っ込みどころは多い。
低予算でそれっぽく見えるように工夫されて
>>続きを読む

ほしのこえ(2002年製作の映画)

5.0

現在の商業的な作風とは打って変わって素朴で純真。新海監督の作品で1番好きだった。
最初の「私、寂しいんだよ」の「よ」の響きが悲しくて悲しくて泣きそうになったよ。
忘れないで、届いて、ここに居て。
想い
>>続きを読む

(2020年製作の映画)

2.5

どこかで見たことがあるようなシーンばかりで予定調和。中島みゆきの楽曲が物語の中心なのはわかるが、多用しすぎて曲も映像もチープな印象。もったいない。

菅田将暉と小松菜奈のおでこコツンがあります。お楽し
>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

2.8

健太郎さんのご飯に毒が盛られてないかヒヤヒヤした。この家族ならやりかねない気がするんだけど。
健太郎さん優しすぎない?だから刑務所入るより何倍もマシ?
あらすじの書き方がうますぎてめっちゃ期待してた。
>>続きを読む

ロボコン(2003年製作の映画)

4.8

派手さはないけど激アツ!ベタな青春ラブコメに頼らない、ひたむきなロボコンスポ根に集中できる。素晴らしい。
既存の知識ばかりを追わず、目の前の現状を見て考えるのだ。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.4

高2のときに原作既読。面白いのは原作、泣けるのは映画だった。
これまた小松菜奈目当てで観たんだけど、やっぱり美しい。こんなに明るいホワイトカラーが似合う人いるんだ、、。
遠距離恋愛したことあったり、恋
>>続きを読む

弘高青春物語(1992年製作の映画)

-

鈴木監督が出身校である弘高の同窓会向けに撮った映画。弘高生は勇敢で心優しいんだねという感想。レアな映画らしいが、撮り方や役作りは雑なところがある。内容はよくわからなかった。
「にんにく」「たくあん」「
>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

かまいたち山内さんがYouTubeチャンネルで大絶賛していた映画!
歴史的知識なしで観たので最初は何が起こっているのかわかりにくかったが楽しめた。山内さん、社会科の教員免許を持っているからさらに面白か
>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

タイトルがいいよなぁ。鋭利だけどまだ未熟さがあって激動の日々に溺れてしまう若者たち。終始、このタイトルが内容に合致している。

漫画は未読。映画のストーリーはともかく、輝かしい小松菜奈と菅田将暉を見ら
>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

-

すみっコぐらし好きな妹と鑑賞。
やさしいとかわいいの集合体。
たまにこういうの見るとホッとするね。
丁寧なお辞儀に和の心を感じました。

すみっこのこ(年製作の映画)

-

関西弁がいい味出してる。
学校って意外と悪くないやんって思ってくれたらええなぁ。

忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.6

最初から最後まですべて予想通りなのに飽きない。ふしぎ。

「僕の前から消えないでくれ」
「君のような女が存在する。それが謎だ」
いや、あんたが勝手に消えとんやがな。
こんな甘い言葉を当たり前のようにサ
>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

3.8

恐ろしい。映画館で観るには強すぎた。でもこれが過去の現実か…。
中絶が認められている現代を生きていても、望まない妊娠をしてしまうと絶望を感じるのに、適切な法とSNSがないこの時代では余計に心身の負担が
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

音楽なし、説明的なセリフなし、ナレーションなしで、これほど良質でわかりやすい映画が出来上がるとは…!無駄なシーンが一切ない。ただ電車が通り過ぎてゆくカットひとつとっても美しい。疑問点もない。うまいなぁ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「愛媛だ!東京だ!大学生だ!教採だ!わー!!」と、身近なものがたくさん出てきてテンションが上がった。

ダイジンは善なの悪なの?あのちゃんみたいな喋り方でかわいいけどゾッとさせられる感じ。腹が立つけど
>>続きを読む

愛してる!(2022年製作の映画)

3.8

どうしても映画館に行きたいけど観たい映画がなかったので、友人とロマンポルノを。
レイトショーで周りは年配の男性ばかり。
地下ライブの臨場感とSMの迫力を味わえたので、映画館で見れたのは吉。
ドキュメン
>>続きを読む

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

-

シロツグの話し方が心地良い。
『トップガン』と『2001年宇宙の旅』を感じた。


「一般的な中流家庭に生まれたから貧困層の気持ちも富裕層の気持ちもわからない。」という最初のナレーション。
不思議な存
>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

観ている私も俊夫と同じように最後の最後まで振り回された。漫画を通して話が進んでいくのが新しい。
何の負い目も感じず、楽天的で良い人そうに振る舞っている千佳がすんごく怖かった。俊夫みたいに動揺してる方が
>>続きを読む

>|