にんじんしりしりさんの映画レビュー・感想・評価

にんじんしりしり

にんじんしりしり

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.8

4年くらい前からずっと観たいと思っていた映画をやっと。疲れを取りたい休日には向かない映画でした。久々にマフィア系を観たのでハラハラして余計疲れた。
面白かったけど、周りの評判が良すぎて期待しすぎてた!
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.1

みんなの心をまあるくするミー坊。
夢中になれるものがあるっていいよなあ。なんか羨ましくて、眩しくて、泣きそうになる。

のんの目が好きです。いつも瞳の中に明るい星がある。強い生命力と生きる喜びを感じさ
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

ライトブルーグリーンの壁
カチューシャ
チェックのワンピース

テレーズのファッションもヘアスタイルもお顔もぜーんぶ可愛いね。目指したい、まずは小顔になるところから。

よくある展開で、感情移入とかは
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

3.2

全部ナレーションで説明しなくてもわかるよ、映像を信じてないな。

設定には無理があるんだけど、絵的に高良健吾じゃなきゃ見てられない。高良健吾で正解!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.5

率直にいうと、好みではない。残念。
今までのジブリ映画に登場する動物は愛着が湧くキャラクターが多かったのに、今回は全部の鳥に嫌悪感…。そして、ワラワラのデザインがジブリっぽくなくてチープ。
不思議の国
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

吹き替えだけどまあまあ。
ラピュタのムスカっぽいのが出て来て、話はカリオストロの城とバック・トゥ・ザ・フューチャーを混ぜ合わせたみたいだった。あと、最初の若い頃のシーンは鬼滅の刃の無限列車を想起させる
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国産洋画劇場「船と氷山」(2018年製作の映画)

3.2

洋画を国産にするっていう発想がすごい。
ギャグに走ったタイタニックかと思っていたが意外に再現度が高く、半笑いしながらも結構真剣に観れた。突っ込みどころは多い。
低予算でそれっぽく見えるように工夫されて
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ほしのこえ(2002年製作の映画)

5.0

現在の商業的な作風とは打って変わって素朴で純真。新海監督の作品で1番好きだった。
最初の「私、寂しいんだよ」の「よ」の響きが悲しくて悲しくて泣きそうになったよ。
忘れないで、届いて、ここに居て。
想い
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(2020年製作の映画)

2.5

どこかで見たことがあるようなシーンばかりで予定調和。中島みゆきの楽曲が物語の中心なのはわかるが、多用しすぎて曲も映像もチープな印象。もったいない。

菅田将暉と小松菜奈のおでこコツンがあります。お楽し
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健太郎さん(2019年製作の映画)

2.8

健太郎さんのご飯に毒が盛られてないかヒヤヒヤした。この家族ならやりかねない気がするんだけど。
健太郎さん優しすぎない?だから刑務所入るより何倍もマシ?
あらすじの書き方がうますぎてめっちゃ期待してた。
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ロボコン(2003年製作の映画)

4.8

派手さはないけど激アツ!ベタな青春ラブコメに頼らない、ひたむきなロボコンスポ根に集中できる。素晴らしい。
既存の知識ばかりを追わず、目の前の現状を見て考えるのだ。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.4

高2のときに原作既読。面白いのは原作、泣けるのは映画だった。
これまた小松菜奈目当てで観たんだけど、やっぱり美しい。こんなに明るいホワイトカラーが似合う人いるんだ、、。
遠距離恋愛したことあったり、恋
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弘高青春物語(1992年製作の映画)

-

鈴木監督が出身校である弘高の同窓会向けに撮った映画。弘高生は勇敢で心優しいんだねという感想。レアな映画らしいが、撮り方や役作りは雑なところがある。内容はよくわからなかった。
「にんにく」「たくあん」「
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

かまいたち山内さんがYouTubeチャンネルで大絶賛していた映画!
歴史的知識なしで観たので最初は何が起こっているのかわかりにくかったが楽しめた。山内さん、社会科の教員免許を持っているからさらに面白か
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.0

タイトルがいいよなぁ。鋭利だけどまだ未熟さがあって激動の日々に溺れてしまう若者たち。終始、このタイトルが内容に合致している。

漫画は未読。映画のストーリーはともかく、輝かしい小松菜奈と菅田将暉を見ら
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映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

-

すみっコぐらし好きな妹と鑑賞。
やさしいとかわいいの集合体。
たまにこういうの見るとホッとするね。
丁寧なお辞儀に和の心を感じました。

すみっこのこ(年製作の映画)

-

関西弁がいい味出してる。
学校って意外と悪くないやんって思ってくれたらええなぁ。

忘れじの面影(1948年製作の映画)

3.6

最初から最後まですべて予想通りなのに飽きない。ふしぎ。

「僕の前から消えないでくれ」
「君のような女が存在する。それが謎だ」
いや、あんたが勝手に消えとんやがな。
こんな甘い言葉を当たり前のようにサ
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あのこと(2021年製作の映画)

3.8

恐ろしい。映画館で観るには強すぎた。でもこれが過去の現実か…。
中絶が認められている現代を生きていても、望まない妊娠をしてしまうと絶望を感じるのに、適切な法とSNSがないこの時代では余計に心身の負担が
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

音楽なし、説明的なセリフなし、ナレーションなしで、これほど良質でわかりやすい映画が出来上がるとは…!無駄なシーンが一切ない。ただ電車が通り過ぎてゆくカットひとつとっても美しい。疑問点もない。うまいなぁ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「愛媛だ!東京だ!大学生だ!教採だ!わー!!」と、身近なものがたくさん出てきてテンションが上がった。

ダイジンは善なの悪なの?あのちゃんみたいな喋り方でかわいいけどゾッとさせられる感じ。腹が立つけど
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愛してる!(2022年製作の映画)

3.8

どうしても映画館に行きたいけど観たい映画がなかったので、友人とロマンポルノを。
レイトショーで周りは年配の男性ばかり。
地下ライブの臨場感とSMの迫力を味わえたので、映画館で見れたのは吉。
ドキュメン
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王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

-

シロツグの話し方が心地良い。
『トップガン』と『2001年宇宙の旅』を感じた。


「一般的な中流家庭に生まれたから貧困層の気持ちも富裕層の気持ちもわからない。」という最初のナレーション。
不思議な存
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

観ている私も俊夫と同じように最後の最後まで振り回された。漫画を通して話が進んでいくのが新しい。
何の負い目も感じず、楽天的で良い人そうに振る舞っている千佳がすんごく怖かった。俊夫みたいに動揺してる方が
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.3

ポルノみたいだけど薄っぺらくない。
ドロドロな映画かと思っていたけど、2人の話し方や食卓が温かくて嫌な気持ちにはならなかった。夫婦みたい。何十年後もずっと2人で仲良くそうしてるのが正解だと思う。
ただ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

難しい言い回しと専門用語が多いから、雰囲気とあらすじだけなんとなく察知するだけであとは聞き流す時間が長かったように思う。

パーフェクトブルーとか東京ゴッドファーザーズとかもそうだけど、観た数日後には
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

幽霊系ホラーよりも、やっぱりヒューマンホラーが好き!と再確認できた作品。
地下室の黒カビはもっとショッキングなものを期待していたけど、全体的に人間の思考が恐ろしくて面白かった。伏線が凄い。
宅飲みでわ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.6

余命宣告、手紙、大げさな音楽…。
こちらを泣かせよう、感動させようという制作陣の考えが見え見えだった。
よくある展開だから先が読めてしまう。
それがわかっていても、うるっときてしまったのが悔しい。

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

中盤まで面白かったが、父と母とシュンの秘密にインパクトがなく尻すぼみな感じ。現実離れしてない出来事だからリアリティはあるのか。キャストと演技が良かった。
私も家族の葬式では生前に作ってくれた料理を再現
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

のんさまの可愛さは折り紙付き。
私も人付き合いが苦手でお一人様が大好きだけどこれは普通のことで、誰しも人と関わるために努力してるってこと!

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.3

後半の途中まで葉山先生のこと、思わせぶりでずるいダメ男だと思ってた。たかが風邪で家に上がりこんでお粥食べさせるなと思ったし、卒業式のあとに泉にしたことも正直むかついた。でも、最後の交わりが村上春樹の小>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.1

目隠しかくれんぼ、ああいうことが起きそうだから絶対やりたくない。海外ではあれがノーマルかくれんぼなの?当分の間、クローゼットも開けられない。

映画中盤くらいで急に左肩だけがずっしり重くなって、痛くて
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

物心つく頃から自分の子どもが欲しいと漠然と思い続けていて、子どもを幸せにできるし自分も幸せになれると信じて疑わず、不安も感じていなかった私。どちらかというと中絶反対派だった私。
考え方、見方が変わった
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.1

ストーリーの構成上、石神に同情するし嫌いになれないし、格好良いとさえ思ってしまう。これが究極の愛なのかもと思ったが、やっぱり大きく歪んでいて正常ではないし、おせっかいと自己満足でしかないよね。
石神は
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