にんじんしりしりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

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シロツグの話し方が心地良い。
『トップガン』と『2001年宇宙の旅』を感じた。


「一般的な中流家庭に生まれたから貧困層の気持ちも富裕層の気持ちもわからない。」という最初のナレーション。
不思議な存
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.0

観ている私も俊夫と同じように最後の最後まで振り回された。漫画を通して話が進んでいくのが新しい。
何の負い目も感じず、楽天的で良い人そうに振る舞っている千佳がすんごく怖かった。俊夫みたいに動揺してる方が
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.3

ポルノみたいだけど薄っぺらくない。
ドロドロな映画かと思っていたけど、2人の話し方や食卓が温かくて嫌な気持ちにはならなかった。夫婦みたい。何十年後もずっと2人で仲良くそうしてるのが正解だと思う。
ただ
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

難しい言い回しと専門用語が多いから、雰囲気とあらすじだけなんとなく察知するだけであとは聞き流す時間が長かったように思う。

パーフェクトブルーとか東京ゴッドファーザーズとかもそうだけど、観た数日後には
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

幽霊系ホラーよりも、やっぱりヒューマンホラーが好き!と再確認できた作品。
地下室の黒カビはもっとショッキングなものを期待していたけど、全体的に人間の思考が恐ろしくて面白かった。伏線が凄い。
宅飲みでわ
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.6

余命宣告、手紙、大げさな音楽…。
こちらを泣かせよう、感動させようという制作陣の考えが見え見えだった。
よくある展開だから先が読めてしまう。
それがわかっていても、うるっときてしまったのが悔しい。

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.5

中盤まで面白かったが、父と母とシュンの秘密にインパクトがなく尻すぼみな感じ。現実離れしてない出来事だからリアリティはあるのか。キャストと演技が良かった。
私も家族の葬式では生前に作ってくれた料理を再現
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.7

のんさまの可愛さは折り紙付き。
私も人付き合いが苦手でお一人様が大好きだけどこれは普通のことで、誰しも人と関わるために努力してるってこと!

ナラタージュ(2017年製作の映画)

3.3

後半の途中まで葉山先生のこと、思わせぶりでずるいダメ男だと思ってた。たかが風邪で家に上がりこんでお粥食べさせるなと思ったし、卒業式のあとに泉にしたことも正直むかついた。でも、最後の交わりが村上春樹の小>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.1

目隠しかくれんぼ、ああいうことが起きそうだから絶対やりたくない。海外ではあれがノーマルかくれんぼなの?当分の間、クローゼットも開けられない。

映画中盤くらいで急に左肩だけがずっしり重くなって、痛くて
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セイント・フランシス(2019年製作の映画)

3.9

物心つく頃から自分の子どもが欲しいと漠然と思い続けていて、子どもを幸せにできるし自分も幸せになれると信じて疑わず、不安も感じていなかった私。どちらかというと中絶反対派だった私。
考え方、見方が変わった
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.1

ストーリーの構成上、石神に同情するし嫌いになれないし、格好良いとさえ思ってしまう。これが究極の愛なのかもと思ったが、やっぱり大きく歪んでいて正常ではないし、おせっかいと自己満足でしかないよね。
石神は
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(1974年製作の映画)

2.9

私には良さがわからず。
登場人物のキャラクターが深堀されないまま人がぽんぽん出てきて、誰にも感情移入できないし誰も好きになれなかった。

二郎は鮨の夢を見る(2011年製作の映画)

2.8

「好きにならなきゃだめです。自分の仕事に惚れなきゃだめなんですよ。」
真面目さと向上心がシンプルな鮨を極める。

音楽を使いすぎている。もっと現場の音に耳を澄ませていたかった。話の内容も聞き取りにくい
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バトル・ロワイアル 特別篇(2001年製作の映画)

3.0

疑心暗鬼になってめちゃくちゃになってしまう女子グループの戦いが悲しくてリアルで心がズキッとなる。
深そうな言葉がいくつか出てくるんだけど、なんかボーッと観てしまった。

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.4

未熟で乙女でキャピってる満島ひかりがずっと忘れられないくらい可愛い。クールなのかと思いきや、好きな人の前では忠実で人懐こい犬みたいになるところが愛しい。通話終わりに毎回ケータイにキスするなんて反則…!>>続きを読む

百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

4.0

素敵〜!と思うようなシーンの合間にちょくちょく不穏なシーンを挟んでくるから安心できず最後まで構えて観ていた。
人生いろいろ。先のことまで考えすぎずに楽に生きてもいいかもしれないと思える。
歳の離れた姉
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呪怨(1999年製作の映画)

2.0

呪怨ってどれを最初に観れば良いのかわからないからとりあえずこれにしたけど、、?
喉から出るような音は気持ち悪くてよかった。
俊雄くんは最早かわいらしい。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

ホラー版スタンド・バイ・ミーみたいな映画。怖さよりも少年少女の団結力や絆がメインだと思う。
7人全員のキャラが立っているから青春に全振りしたストーリーを観てみたい。学校では目立たない男子6人の中に、大
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恐怖分子(1986年製作の映画)

3.7

初エドワード・ヤン。美しい。
虚構と現実。知らない者同士の時間が無意識に交わる。
カメラの男の人お気に入り。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

2.0

まったく好きじゃない話!本当に気分が悪かった。フランスとの価値観の違いを感じた。
ジムもジュールもカトリーヌも本当に愚かだなと思って、苛立ちばかりでカメラワークと編集を楽しむ余裕がなかった。体感180
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

すべてが伏線になっていて、一瞬たりとも目が離せない。ラストの踊りが物悲しくて最高。
ポン・ジュノワールド炸裂で、生気を吸い取られた。とても面白いんだけど、強烈すぎて好みとは言えないなぁ。

「あなた、
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就職戦線異状なし(1991年製作の映画)

4.1

父に勧められて。就活中だから響いた。

この期に及んで決められないことに焦る。
やりたかった仕事が決まりそうなのに、深く考えれば考えるほど、そこで働く自分を想像すれば想像するほど、本当に務まるのか向い
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ママ友(2013年製作の映画)

4.3

じんわりと広がっていく怖さがやみつきになって8回くらい観た。
子供部屋の影もヘリコプターもアップルパイもなんだか不気味で、いろんなことを想像してしまう。こういうシリーズもっと観たい!

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

4.0

2ちゃんねるのひろゆきが割と面白かったと言っていたので鑑賞。
スリリング!刺激がほしい方は是非。
テンポが良いし話の流れもわかりやすくて痛快だった。新幹線が頭の中の老廃物をかき集めて通過したようなスッ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

一言で言うなら、“おごれる人も久しからず、唯夏の夜の夢のごとし”という感じ。

このポスターはミスマッチな気がする。
夕立と車を叩きつける雨の音。
ドライブインシアターに行ってみたい。

スウィングガールズ(2004年製作の映画)

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定期演奏会でシングシングシングをやると決めてすぐ吹部みんなで観た映画。もう9年も前のこと。今思い出した。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.3

フィリップとアンが踊るところ、雰囲気も歌も照明も好み。
成功が喜べるのも円満な家庭があってこそだよね。

DEATH DAYS(2021年製作の映画)

4.0

2回目。長編映画化されたらすぐ観に行きたい!生きてるって素晴らしい、そんな当たり前のことを思い出させてくれる。
バンド名はThe HOGUSHIMIZUに一票。
永久歯とかごまちゃんとか、粋な例えをた
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

2.5

自然さを追求しているようで、言うこと一つ一つがわざとらしい。どこかで聞いたようなセリフばかり。雰囲気は「南極料理人」に似ている。
キノコや猫のくだりはちょっと意味がわからなかった。

食堂の内装が好み
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誰も知らない(2004年製作の映画)

3.7

自分の幸せばっかり考えて色恋に溺れる母親。父親は他人事のように逃げている。小中学校のときに母親がこんなだったクラスメートがいたことを思い出した。身近にいるんだから世の中にはもっとたくさんたくさん精一杯>>続きを読む