にんじんしりしりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.0

かわいいは心を満たす。自己肯定感。
無理してでもかわいいを作る。
強がりだけど弱くて純粋で努力家でかわいい女の子のお話。
ショートヘアすっごくかわいい!

彼女持ちなのに他の子が弱っているときに優しく
>>続きを読む

夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.6

探し続けて思い続けてやっと見つけた息子。
近づきたい気持ちと、息子の今の環境を壊したくない気持ちがぶつかる。葛藤がよく伝わってきた。
自転車の二人乗りのシーンに親子の温かさが表れていて綺麗だった。

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.0

とてつもなく暗い話なのに、松子の心の中をミュージカル的に描いているためポップで前向きな話かと錯覚しそうになる。
キラキラした楽しい妄想をしないと生きられないくらい辛かったんだねと同情してしまいそうにな
>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.5

変わってるねと言われたいけど基本的なところは普通で生きていきたい。普通って何だろう。
大野さん食材まったく知らないんだ。

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.9

大学の授業から。
線路の場面で隔絶された世界の向こう側を見ている。
天使的な少女と悪魔的な少女の対比。
ステンドグラス。蜜蜂の巣に例えられた家族。少女のささやき。
最後に初めて自己主張し成長したアナは
>>続きを読む

南極料理人(2009年製作の映画)

1.2

自然さと笑いを狙いすぎていて違和感。
テンポが遅く何か大きなことが起こるわけでもなく退屈。
妻と娘の態度が見ていて辛い。電話したところでお父さんの大切さに気づいたかと思っていたが、なんのことはない。
>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

3.1

甘利田先生は数学の先生だった。(数学のテストの採点をしていた。)
数学の授業シーン見たかった。

今回のミルメークはシェイクしないの!?二番煎じだから?

コンテイジョン(2011年製作の映画)

3.7

ラスト、こんな偶然が全てを引き起こす始まりだったんだとわかってゾッとした。
フィクション映画の世界だけだと思っていたものが、突然現実世界に現れると混乱してしまう。

SEX配達人 おんな届けます/宙ぶらりん/弁当屋の人妻(2003年製作の映画)

5.0

良い話だった。名作。
カット割りが素晴らしく、ストーリー性も高い。タイトルで遠ざけずに多くの人に観てほしい。
ナレーションもないし説明的なセリフもないから日常の一部を切り取っているように自然。それでい
>>続きを読む

星になった少年 Shining Boy & Little Randy(2005年製作の映画)

-

むかし観たけど結構おぼえている。
今考えるとタイトルでネタバレしてる。

蒸気船ウィリー(1928年製作の映画)

-

子ども心とブラックジョークの融合。
ミッキーの破天荒っぷりが癖になる。

こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

4.5

すごい。ハイレベルなNコンの作品みたい。
放送室の独特な匂いに包まれて、10分間だけ放送部に戻れた。
ロマンと懐かしさがジーンと来る。
放送部時代にこんなムービー作りたかった。

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

-

スウェーデンの白夜の気候を活かした映画。
服装がふたりの距離感を表す。
実験的な映像も意味がないように見えて意味があるのが面白い。

1回観ただけでは点数つけれんなあ。

トラベラー(1974年製作の映画)

4.5

バスに乗っているとき、チケットの列に並んでいるとき、少年の待ち遠しさと興奮がひしひしと伝わってくる。
大人の冷たさ、貧困、勉強面の動機づけの低さ、罪悪感、将来への不安。
今回の失敗はかなりの痛手だけど
>>続きを読む

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.0

カメラワークはドリーが多い。
鳥の求愛、自転車の二人乗り、ふわふわ舞う羽。キラリと光るシーンが多々。蒼井優もキラリキラリ。
見下した目つきってすぐわかるよね。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.4

丁寧さ。誠実さ。三島の影響力。
忘れ去られた大切なことを呼び起こしてくれた。
完全に理解したわけではないですが、良い時間でした。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

広島が映画の中で活きている。
俳優をリスペクトし、作品の中で活かしきるという姿勢が作品に出ているなぁ。
濱口監督のオンライントークショーも聴けて良かった。早く原作読まなきゃ!

おくりびと(2008年製作の映画)

2.3

展開があっさりしていて面食らった。音楽で泣かせようとしている。長セリフが響かなかった。
納棺師への偏見に違和感。現代でも死に関わる職業は差別の対象なの…?
チキンを食べるシーンが「こおろぎ」のオマージ
>>続きを読む

こおろぎ(2006年製作の映画)

3.9

何者かわからないおじいさんに、自分自身もいつの間にか魅了されていた。内容はよくわからないのに最後までまったく飽きない。そんなパワーがある不思議な映画だった。
人間の恐ろしさが垣間見えた。

東京公園(2011年製作の映画)

2.0

誰にも感情移入できなかった。
いろんな要素を詰め込みすぎて一人ひとりの人物を深堀りしてないのかな。
宇宙人と公園の話。マスターの語り。富永の不可解な言動。ゾンビ映画。んんん??

ピンポン(2002年製作の映画)

4.5

卓球ってこんなに熱いんだ!中高生のときにこの映画観てたら卓球部に入ってたかも。スポーツの良さが詰まっている。
最後のふたりの試合もっと観たかった。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.4

偏見や差別に取り憑かれ、問題の本質を見ないことの深刻さ。